「でも、本当に日本の技術で有人ロケットなんて飛ばせるの?」
「それだけの技術信頼度は充分あります。先生の影響で、開発を早めたのかもしれませんねぇ。」
そして、みんなで準備を始めた。こないだまでみんな悩んでいたのを考えると、こうやってひとつになって作業するのは楽しいなぁ……。
作業の後、教室では話し合いが始まった。
「計画は整った。あとはいよいよ実行だけど、ロケットに乗るのは2人だけだ。………行きたい人!!」
磯貝君がそう言うと、男子のほとんどが手を挙げる。……やっぱり、宇宙って男子のロマンなのかなぁ…。
「まだ1度も成功したことの無い試験機ですが……それでも行きたい人!!」
「「「…………。」」」
しかし、殺せんせーがそう言うと、みんな手を下げてしまう。
結局糸成君の推薦により、行くことになったのはカルマと渚。挑発、戦闘のカルマと、安心、暗殺の渚。人選としてはいいかもしれないけど、危険なことを考えるとちょっと心配だなぁ……。
●○●^・ω・^●○●^・ω・^●○●
今回の侵入は、監視カメラ等が関わってくるため、私の能力はあまり役に立たない。なので、私は仕事なし組だ。発射がよく見える丘で、ギャラリーと共に見守る。
【100、99、98、97、96、95、94…………】
「大丈夫かな……。」
『殺せんせーも点検するって言ってたし、信じるしかないかな…。』
【5、4、3、2、1】
そして、ロケットは煙と炎、爆音を上げて空へ昇って行った。
殺せんせーが戻ってくると、急いで学校に戻り、律を通して宇宙船での取引の様子をみんなで見守る。
【
わぁ……。渚もカルマも英語上手いなぁ………。私も、ビッチ先生とかのおかげで、少しは会話出来る自信はあるけど、実際話すとなると難しいんだよねぇ……。
【まずは、大胆不敵な2人の少年に、ブラボーと言わせて貰おう。】
あれ、船員のおじさんも日本語話してる……。
そして、無事要求を飲んでもらうことが出来た。良かった……。
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無事、山の水場へ降り、帰ってくることが出来たカルマと渚を迎え、早速教室でデータの確認をする。
データの内容はこうだった。
触手生物の爆発リスクはサイズと反比例することが判明。大きいと安定、小さいと高確率で爆発する。人間サイズの殺せんせーが暴走、爆発する確率は予想より遥かに低い。更に、ケイ素化合物の流動を促す薬を定期的に投与することで、リスクは下がり、爆発の確率は高くとも1%以下である。
「1%以下じゃ、爆発しないも同然!殺せなくても、地球が爆発しなくて済むぞ!!」
「あれ、じゃあ、暗殺は?今日限りで終わるのか……?」
烏間先生が言うには、どれだけ可能性が低いと言っても、危険生物であることは変わりないので、政府は暗殺計画を取り消さないらしい。
そして、私達は相談をし、決めた。
3月の期限に殺せなかったら、私達は暗殺を卒業して、ただの生徒と恩師に戻る。でも、期限までは信念を持って刃を振るう。なぜなら、暗殺は、この暗殺教室の必須科目だから!