神さえも予測できなかった運命を辿る少女の物語   作:~時雨~

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18.登校の時間

今は、カルマと一緒にアジトに居る。今日もみんなで楽しく話していた。カノさんがテレビをつけるまでは。

 

【えー、これはある特殊危険生物を閉じ込めるためのものです。この、一年前に月を破壊した怪物はあろうことかこの国の中学生を人質にとり、教師になりすましていたのです!】

「ちょ、カノンちゃん、カルマくん、これってあの超生物の先生のことなんじゃ…?」

「『え?』」

 

人質…? 私達は人質なんかじゃない!殺せんせーはちゃんとした先生なのに!……殺せんせー、捕まっちゃったの?

 

『カルマ、どうしよう!?』

「取り敢えず学校に行って、烏間先生に訳を聞きに行こう!たぶん、これを見たみんなも向かってると思う。」

『そうだね…。キドさん、こういうことなので、出かけてきます!』

「分かった。気をつけるんだぞ。」

『はい!』

 

 

●○●^・ω・^●○●^・ω・^●○●

 

 

「カルマ! 花音!」

 

渚とカエデちゃんが走ってくる。

 

「これって、一体どういうことなの!?」

 

みんながだんだん集まってきている。そして…記者の人たちも。

 

「ご覧下さい! こちらが人質にされていた生徒達でしょうか!?」

『私達は人質じゃない!殺せんせーは怪物なんかじゃないです!危険じゃないです!ちゃんといい先生なんです!』

「………危険じゃないってテレビで流して…!」

「おい、この子達にカメラ回せ!」

 

その時、カルマが肩に手を置いてきた。

 

「花音、一回落ち着いて。確かにこいつらは違うことを報道してる。でもこいつらは話を聞かないから、何を言っても無駄だよ。」

『うん…。』

 

すると、烏間先生が助けに来てくれて、記者の人達を追い払ってくれた。

 

「一度話そう。付いてくるんだ。」

 

そして、私達は仮説のテントのような場所の中に連れてこられた。外には、他の警備の人もいるので、今すぐ飛び出すことは無理そうだ。

 

「烏間先生、殺せんせーに何があったんですか…。」

「タイムリミットだ。政府が最終暗殺を開始した。もう君達が付け入る隙はない。諦めるんだ。」

 

政府の、最終暗殺プロジェクト……。せっかく、殺せんせーが助かる方法がわかったのに。せっかく、今日まで楽しく過ごしてきたのに。せっかく………

 

『もともとはあなた達が私たt 「嫌です! 行かせてください! お願いです! 僕たちに…」

 

私が言おうとする前に、渚が叫ぶ。しかし、烏間先生は渚に技をかけて黙らせ、こう言って去った。

 

「いいか渚くん、俺を困らせるな。」

 

そして、烏間先生は出ていってしまった。沈黙が流れたあと、カルマが口を開く。

 

「………結局、烏間先生も社会人なんだよ。いざとなったらああするしかない。」

 

カルマ…。

しかし、渚は覚悟を決めたように言う。

 

「みんな。今、烏間先生は俺を困らせるなってはっきり言った。前に行ってた通り、僕たちは信頼し、任されたんだと思う。」

 

“もしも俺が困れば、迷わず君らを信頼し、任せるだろうな。”

 

「だから、一度みんなで整理しよう。僕らがどうしたいのか。何が出来るのか。殺せんせーはどうして欲しいのか。」

 

そして、みんなにはすぐ護衛の兵がついた。

私は、アジトがバレるわけにいかないので、キドさんに事情を話し、アジトに住む前の……本来の私の家へ帰った。

まくことも出来たけど、怪しまれちゃうからね…。

 

 

●○●^・ω・^●○●^・ω・^●○●

 

 

【3-E TARK!】

 

磯貝君

>「みんなの気持ちは?」

 

希子ちゃん

>「会いたい…」

 

>『兎に角、このまま殺せんせーを殺されたら嫌だし、学校に行く方法を考えないと!』

 

愛美ちゃん

>「侵入経路も!」

 

 

 

 

三村くん

>「じゃあ男子は山側の偵察をしよう。」

 

原さん

>「街中は女子に任せて!」

 

 

 

 

>「情報分析完了しました。最適な侵入ルートの算出をしました。添付ファイルをご覧ください。」

 

>『ありがとう!』

 

岡島

>「サンキュー!」

 

 

 

こうやって計画を綿密に立てた。

フリーランニングを使って、屋根の上を通ってみんなで集合。そしてみんなで学校へ行く。精鋭部隊の人達がいるみたいだから、作戦も立てた。

殺せんせーに………絶対会いに行く!!

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