神さえも予測できなかった運命を辿る少女の物語   作:~時雨~

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13.久しぶりのデート

寮に帰ってからはなんとなくやることを終わらせ、部屋でゆっくりしたていた。ベッドに寝転がりながら、今日手に入れたプリチケを見て、うれしい気持ちになりながらも反省点を探す。そうやって過ごしていると、突然ケータイが鳴った。プリパスではなく、普通のスマホの方だ。見ると、カルマからのEMOLだった。

 

カルマ

>「ねえ、これってもしかして……?」

 

その下には、今日のプリパラでの、ミステリーパラダイスプライズについての記事のリンクが張られている。もしかして、これが私だと気づいたのだろうか。

 

>「あ、うん。それ私だよ。」

 

カルマ

>「やっぱり」

 

>「姿変わってるのに、よく気が付いたね。」

 

カルマ

>「わかるよ。それにしても、プリパラに行ってるんだ。」

 

>「うん。楽しいよ。」

 

カルマ

>「明日、会わない?その話も聞きたいし。」

 

そうだ。忘れてたけど、今日は土曜日だったんだ。ちょっと疲れてるけど、カルマには会いたいし、OKしようかな。

 

>「いいよ! 楽しみ。」

 

そうして、待ち合わせ場所などを決めたりしていると少し遅くなってしまったが、眠りについた。

 

 

●○●^・ω・^●○●^・ω・^●○●

 

 

翌日、早めに起きて、今は電車に乗っている。今日はカルマが長めに移動してきてくれることになっているので、何駅か乗るだけで待ち合わせ場所に着く。疲れているのと、寝るのが遅くなったので、たまに寝そうになりながらも、何とか待ち合わせの駅に着いた。

あまり使わない駅で、看板を探してきょろきょろしながら階段を下りていくと、映える赤色の髪を見つけた。

 

『カルマ!』

「花音。久しぶり」

 

久しぶり、といってもそこまで長い間会ってなかったわけじゃないのに、なんだかすごく背が伸びているように感じる。もうすでに背が高いのに、これ以上高くなったら私の首疲れちゃいそうだな……。一応、私も身長伸びてはいると思うけど。

そうして、ゆっくり話すためにカフェに向かうことにした。歩いていると、カルマが私の顔を覗いて言った。

 

「……ちょっと疲れてるみたいだけど、大丈夫?」

『えっ、疲れてるの分かる?』

「うん」

 

プリパラの姿の私も分かっちゃうし、カルマすごいな……。

目的のカフェは駅からは近かったのですぐについたのだが、日曜日だからかこんな時間から満員だった。仕方がないので、そこから近いファミレスに入り、そこで話をすることになった。この時間だからかまだ空いていて、4人席に案内されたため、カルマは私の前ではなく隣に居る。

久しぶりのカルマの隣……。なんか、ドキドキするな。……と、何か話を振らなきゃ。

 

『最近学校どう? 椚ヶ丘も最近、中間だったでしょ?』

「あー、中間ね。今回は、浅野クンと同率1位だったんだよね」

『なるほど、同率か……。そういうパターンもあるんだね。……えっと、私は、数学で学年トップとったよ。まぁ、自分にあったところ選んだから、椚ヶ丘で頑張ってるカルマの前で言うのもなんだけど……』

 

前にカルマが言ってた通り、やっぱりカルマと浅野君でバチバチしてるんだ……。

 

「それで、昨日送ったリンクのこれ、プリパラの(主人公)なんだ?」

『うん。ちょっと背が高くなって、髪が伸びて……って感じ』

「花音がプリパラ行くとは思ってなかったから、これ見てびっくりしたよ。最初、俺がゲーセンに連れて行った時も、実は小さい頃以来全然行ったことないって言ってたくらいなのに」

『まぁ、いろんな事やってみたかったんだー』

 

確かに、昔の私が知ったら絶対信じないだろうな……(笑)。

そうして話が弾み、結局今日は話しっぱなしになった。

 

 

●○●^・ω・^●○●^・ω・^●○●

 

 

『じゃあ、またね』

 

と言って別れ、カルマと反対方向の階段に向かう。同じ電車に乗って、移動する時間とかも好きなんだけど、反対方向だから仕方がない。

久しぶりにカルマとたくさん喋って、楽しかったな……。

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