神さえも予測できなかった運命を辿る少女の物語   作:~時雨~

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最後投げやりになってしまってすみません……。そして……りんねちゃんが空気(((


21.ひびきさんに誘われて

朝と昼の間くらいの時間。3人で夏休みの宿題をやっていると(りんねちゃん曰く、「かなめはこのくらい早くから始めないと終わらない」らしい。)、ペペさんが部屋にやって来た。

 

「ひびき様がいらっしゃっています。ご案内してよろしいですか?」

『あ、はい。大丈夫です』

 

そう言うとすぐに、ひびきさんと、その後ろに着くロンチーノさんがやって来た。インカムでも付けているのだろうか。

 

「やあ」

『こんにちは。……あ、ここを用意して下さってありがとうございました』

「「ありがとうございました!」」

 

夏休みにパラ宿に行くことになったけど、泊まる所がないから協力してくれ、なんて突然のお願いだったのに、こんなに良い所を用意してくれて、本当に感謝しかない。

 

『それで……何か用事ですか?』

「あぁ。これに誘おうと思ってね」

 

そういって、ひびきさんはロンチーノさんから細長い紙を受け取って見せてきた。どうやら、バレエの公演のチケットらしい。

 

「バレエ……?」

『えっとね、ひびきさんが言うには、芸術に触れてインスピレーションを得るのがいいんだって。クラシックとか映画とか』

「なるほどー」

「今日なんだけど、どうかな?」

『えっと、特に予定もないので、大丈夫です!』

 

ということで、いつも通りの高級そうな車に乗り、バレエを見に行くことになったのだった。……いや、今日の車はいつもよりも豪華で、中はぐるっとソファになっていて、グラスが並んでいた。お金持ちって凄いなぁ。

 

 

●○●^・ω・^●○●^・ω・^●○●

 

 

バレエ公演を見終わり、そのまま昼食をとることになった。ここは、ひびきさんがよく行くお店らしい。

料理を待っていると、ひびきさんにバレエの感想を聞かれ、かなめちゃんが少し緊張した様子で答える。

 

「えっと……バレエを直接見たのは初めてだったんですけど、良い経験になりました!ありがとうございます!」

 

しかし、隣に座っていたりんねちゃんと私は知っている。見ている時、何度も眠そうにしていたことを……。そうなるんじゃないかなーとは思ってたけどね。そして、ひびきさんも何となくそれを感じ取っていそうだった。私は前に吹奏楽やってたし、元々そういうの見るのも好きだったけど、苦手な人もやっぱりいる。

 

「そうだ、花音。この間の、姫石藍寧との対決、プリパラTVで見ていたよ」

『え、見てくれたんですか!? ……ひびきさん、改めて、ゴールドエアリーとか教えてくれてありがとうございました』

「そうだ! この間のあれ凄かったよね! あれってひびきさんに教えてもらったんだ~」

 

出来るかどうか、ライブ直前まで本当に不安だったけどね……。

という、ひびきさんとの1日だった。

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