クレイジーダイヤモンド使いはあべこべ世界で貞操を守り抜けるか 作:無個性のソーイお茶書き
今回は2話と1話の間の話。
「はぁっ…はあっ…クッソ速い!」
ここは幻想郷。
忘れ去られた者達の楽園…の、美醜(女性のみ)と貞操概念が逆転した世界線。
博麗の巫女が住まう神社に三日後から来た
『時の王者』が居候していたり、『梨の妖精』が氷の妖精達と戯れていたり、吸血鬼の少女が治める館に黄金のボディを持つ『蕎麦』の化身が従業員として働いているようなこの世界で、長髪の浴衣を着たやんごとなき身分の女性が走っていた。
お忍びで歩き回った際にとあるお店で購入したダースベイダーのマスクを被りながら。
「もうっ…!なんで逃げるの…!?ちょっと性的な目で見ただけじゃない!」
「ワフゥーン!?」
俗欲にまみれていると言うか最早特殊性癖でしかない発言が飛び出したが、これはこの幻想郷ではありふれた物なのである。
実際この世界では、男と出来ない自分を動物に慰めてもらうという女性は多く存在する。
もちろんそれは犬に限らず、牛や豚、食われる覚悟があるなら狼や熊にも挑戦する猛者もいるのだ。
「ああっもう!浴衣だと走りにくいし枝が引っかかっる!てかなんでポチはこんな逃げるのに慣れてるのよ!」
だが、ポチは人間ではなく純粋に同種と交わりたいと考えているため、ここで輝夜に捕まるわけにはいかない。
しかし、そもそもの話だが、ポチは八意永琳に林の中を走り回る訓練を受けていた為、ニート生活をしているだけの輝夜では技術的に追いつけないのだ!
「ワフーン!!」
「待ちなさぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあい!」
しかし輝夜も体力的には人外もいいとこなので、ゴリ押しで森を進んでいる。
技術と力。
無課金勢と課金勢。
勝つのはどっちだ。
☆☆☆☆
【side ポチ】
走る 走る 走る。
森の中を駆け回る。
基本竹しかないけれど、普通の木や茂み、動物が掘った穴は普通にある。
そう言う自然のものを利用しなければ体格や体力で劣る相手には勝てない。
俺は大型犬だがら小さい穴には入れねぇが、使い用はあるんだぜ。
ご主人と俺の直線上に穴を挟み、あえて立ち止まる事で、俺が疲れたと勘違いしたご主人はこれを好機と捉え、走る速度を加速させる。
「あっ!チャーンス!」
で、俺しか見てねぇご主人は足元の注意を怠って盛大に穴に引っかかり腹から転ぶ。
「ぼぇぇぇぇぇえ!?」
「ワフッ!」
それを軽く嘲笑いながら俺は全力で逃げる!
「ゆ、浴衣がっ!?ちょ、どうしてくれんのぉぉ!?永琳にどやされるゥ!!」
チラッとご主人の方を見てみると、ユカタとやらがボロボロに擦り切れ土まみれになっているのが伺えた。……ヘッ。師匠は怒ると怖ぇからな。
あんまし使っちゃあいけねぇ言葉だが、ご愁傷様ってやつだぜ!
「………ワフッ」
「ひ、人の不幸がそんなに面白いって言うのかしらァッ!?」
すまん。
笑いが堪えられんかった。
だが俺も捕まって師匠に修行の量を増やされたくないんでな、こっちも必死なんだ。
「わん!(許してくれよ!)」
「あっ、待てぇぇぇぇぇ!!」
やっべ復活した。
鬼ごっこの再開だっ!
時系列は
2→3→1
どれみたい?
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ヒャッハー!な幼女ハーレム
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ビッチな時の王
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オカンな光るそば