クレイジーダイヤモンド使いはあべこべ世界で貞操を守り抜けるか   作:無個性のソーイお茶書き

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ヒウッ!?

気絶した女…そういえば輝夜とか名乗っていたな。

 

輝夜をCDで地面に押さえつけてつつも、何か武器を持っていないか身体検査をする。

 

…とは言っても、こいつほぼ全裸だったから、脱ぎ散らかした服の方を調べることになったが。

 

「……浴衣の中には何もなし…か。なら適当に被せておこう」

 

バッサバッサと洗濯物を干す際によくやる行為をしてから輝夜にかけた。

 

季節は夏のようだし、ある程度はだけていても問題はあるまい。

 

……服を着せている最中に起きられたら面倒極まりないしな。

 

「次はこの仮面だな」

 

先程はパッとしか見れていなかったが、今ははっきりとわかる。

 

「何故ダースベイダーの仮面なのだ…?」

 

森の中を走り回るのにこの仮面は不適切なのでは?

しかしお祭りで購入するような、顔面のみを覆うような品ではなく、頭がすっぽりはまり、呼吸口もしっかりと機能している。

 

「コー…コー…」

 

うむ、呼吸音までそっくりだ。

まぁ私はスターウォーズ見たことないがな。

 

だが、見ていない人にもここまで強烈な印象を残すあたりやはり名作なのだろうか。

 

っと、そんなことは今どうでもいい。

 

「クレイジーダイヤモンド。しっかりと押さえていてくれ」

 

『ドラァッ』

 

胴体をがっちり固定し、仮面を引っこ抜いた。

 

「っとと…勢いよく引きすぎたっ……!?」

 

体重をかけて引っこ抜いたため、バランスを崩しそうになるがなんとか踏みとどまる。

 

仮面を脇に抱え、彼女の顔を見る。

 

……思わず、息が止まった。

 

いや、息だけではない。

まるで時が止まったかのような錯覚に陥ったのだ。

 

「う、美しい……!」

 

仮面の中の彼女は、目眩がするほどの美女。

 

スヤスヤと寝息を立てて眠るその姿はまさに可憐そのもの。

 

こんなことがあっていいのか。

本当に現実にこのような子が存在しているのか。

全ては私の妄想なのではないのか。

 

そんな考えが私の中をグルグルと巡り

……事実と受け入れられるのにはしばらく時間がかかったのだった。

 

 

☆☆☆☆

 

「はっ!普段から性的に見ていたポチが急に逃げ出して追いついたと思ったらそこには男がいて襲いかかった夢を見たわッ!」

 

「ご丁寧に説明ありがとうございます」

 

そりゃ飼い主に性的に見られたら怯えるだろう。

いくら美人でも、やっていいことと悪いことがあるのだよ。

 

……だがそれは私にも言えること。

正当防衛とはいえ、思いっきり殴ってしまったから、そこはきっちりと謝罪をしなくては。

 

「……ハッ!夢じゃない!?と、いうか仮面がない!?」

 

「あっ、仮面ならこちらに…勝手にとってしまい申し訳ありません…そして、正当防衛とはいえども、殴り飛ばしてしまい申し訳ありませんでした」

 

私はぺこりと腰を90度曲げて謝罪の意を示した。

 

「ファッ!?い、いや!貴方が謝ることじゃないのよ!と、というかあなた…私の顔を見ても…平気なの…?」

 

「?…えぇ」

 

むしろ眼福だったな。

いいもの見させてもらった。

 

「えっ…と、じゃ、じゃあ、こんなことをしても?」

 

む?

 

「……えっ」

 

彼女は何を思ったのか、はだけた服で前を隠しつつ私の腕に、そのやや控えめな胸を押し付けてきた。

 

ふにっ、と私の腕で彼女の胸が潰れる。

 

『……』

 

く、クレイジーダイヤモンド。ステイだステイ。

攻撃されている訳じゃないからその輝夜に向けて振り上げた拳を下ろしてくれ。

 

…そうだ。犬を撫でてあげなさい。

見えないだろうが、少しは落ち着くかもしれない。

 

『ドラッ』

 

「わふっ!?……クゥ〜ン」

 

ふぅ…とりあえずはこれでよし、だな。

次は汗をダラダラかいている彼女の番だ。

 

「……特には嫌な感じはしないですね」

 

「ほ、ほんとにっ!?」

 

……反応がウブな少年の様だ。

 

「ならこれは!?」

 

「ちょっ」

 

輝夜は私の胸を押し付けられている方とは逆の手を取り、股へと導……。

 

「そ、それはダメだ!…です。貴方の様な目麗しい年頃の(自分で何千年とか言っちゃってるが)女性がそんなはしたない事をしてはいけませんッ!下手をしたら襲われるかもしれないのですからね!」

 

「ふぁっ、ふぁい!?」

 

顔をゆでダコのように真っ赤にし、絡めていた腕すら離し、わたしから距離をとって背を向ける輝夜…ってオイオイ!

 

「ウッカリしていたッ!服をしっかり着てくれ!」

 

素晴らしいくびれ!うなじ!太もも!おしり!

微かに見えてしまうスジ!

 

ま、まずい!このままでは私の信条(肉体関係のみNG)を私自身が破ってしまいかねない!

 

思わず敬語を殴り捨ててしまったがそれほどに緊急なのだよ!

 

早急な対処を!でなければ私の私がオーバーヒートビートシュートしてしまうッ!!

 

ただでさえ持ち物検査の時心を殺してやっていたのに胸を押し付けられて少し頭が沸騰しかけている私には影響がありすぎる!

 

「はっ、はい!」

 

私はその返事を聞届ける前に後ろを向いてワンちゃんの所へ赴いた。

 

「クゥ〜ン……ワフッ?」

 

CDに撫でられ恍惚の表情をしていたワンちゃんに癒される。

 

あぁ…心が浄化され頭が冷えていく…。

動物とはここまで良きものだったのか…。

 

()い……」

 

「ヒウッ!?」

 

…おっと聞かれてしまった。

年の割にジジくさい物言いなので抑えていたのだが…引かれていないだろうか。

どれみたい?

  • ヒャッハー!な幼女ハーレム
  • ビッチな時の王
  • オカンな光るそば
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