ONE PIECE エピソード・オブ・スターライト 星の国と風の少女   作:ハマT

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かなり久しぶりになりました、最新話になりました。

お詫びに後書きにとある秘密を載せておきます。

キャラ募集中です。

https://syosetu.org/?mode=kappo_view&kid=224866&uid=58942



あ、後次回で多分第1幕が終わります。


第7話来訪者

新世界何処かの海

 

当たりに一切島も船も見当たらない。その場所にその男はいた。何処かさすらいを思わせる服を身にまとい自転車にまたがったその男は永久羅針盤を確認するとその方角へと自転車をこぎだした。

 

スターライト島近海

 

スターライト王国へ数隻の海賊船が向かっていた。その1隻に黒い布で口を隠した一人の男がいた。ただスターライト王国のある方向だけを険しい顔で見つめる男。一緒に乗る船員達もその迫力に何も言えないまま進む船。

 

─同じタイミングでスターライト王国に近づく自転車と海賊船。この時、彼らがこの先波乱を起こすことをまだ誰も、知るよしがなかった。

 

「エアリー!!」

ルフィが叫び腕を伸ばす。爆風の中、必死にエアリーを手探りで探し……何かを掴む。すぐに腕を戻すも掴んでいたのは双子の片割れ、エアリーではない。すぐに気づいて手を放すも何かを感じ振り向く。後ろにはもう一人の双子。挟まれたていた。笑いながら攻撃してくる二人。素早く、息のあった連携。その動きに少しづつ圧倒されていくルフィ。相手の実力もさることながら早くしなければエアリーが危ない。そう考え構えるルフィ。

 

「ギア4!!」

 

ルフィの体が黒く変色していく。己の持つ覇気を体に纏う事で戦闘力を上げるルフィ。その迫力に双子も飲まれ始める。

 

「ゴムゴムの……」

 

攻撃の為構えたその瞬間、突然ルフィの体に物凄い圧力が襲いかかる。あまりの強さに膝を付く。だがそれでも必死に抗おうとするも、どんどんその力は強くなり遂には完全に地面に押し付けられる。

 

「あれ?どうしたの?」

 

突然の事態に驚く双子。罠の可能性を感じているのか距離をとり、ルフィを観察する。やがて動かないルフィを見て二人とも警戒を解いたのか徐々に距離を詰めていく。

 

「目的達成、そこまでだ」

 

「あ、カルセールおじさん」

 

「もう終わったの?」

 

「ああ、ドルペル。任務完了だ」

 

ルフィ達にゆっくりと近づいてくる、カルセールと呼ばれた男。その肩にはボロボロのエアリーが担がれている。

 

「コイツどうするの?」

 

「十五億の首だよ?」

 

「陛下の命令はエアリーの生け捕り。それにここでコイツを殺ればコイツの仲間が黙っていない」

 

ーそれに面倒くさいのがいるしな

そう告げるとドルペルや他の部下と共に去っていく。ギア4も解けてもなお地面に押し付けられるルフィ。どれだけ力を込めようと動けないルフィ。その圧力から解放されたのは、カルセール達の姿が完全に消えた後だった。

 

 

ミーティア城

城の中にある応接室。そこにある長い机の上にはいくつもの豪華な料理が並んでおり、そこでオービアスと一人の男が向かい合っていた。赤い髪をした目に傷のある男ーシャンクスだ。

 

「久しぶりだね、いつ以来かな?」

 

「船長の処刑の日以来だな。それにしてもこの生活同じ船に乗っていたとは思えんな」

 

そう言って近くにあるワインを口にするシャンクス。一口飲んだ後真剣な表情で改めてオービアスに問いかける。

 

「黒い歴史の本文(エンド・ポーネグリフ)を知らないか?」

 

シャンクスの問いかけに一瞬手を止めるオービアス。だがすぐに食事を再開する。

 

「何で君はそんなものを探すんだい?四皇となった今一体何を望むんだい?」

 

「あそこに書かれているのは、ある予言だ。俺が知りたいのはそれがいつなのかだ」

 

そう答えステーキを口にするシャンクス。普段の生活では味わえない旨味につい声を漏らしかけるがすぐに真剣な目になり食事を再開する。

 

「……聞いているのかい?」

 

「?!すまない。食事に夢中になっていた。でなんだ?」

 

「君の言うものの場所については、分からないよ」

 

「そうか……邪魔をしたな」

 

そう言って席をたった瞬間、シャンクスをとてつもないプレッシャーが襲う。

―覇王色の覇気だ。誰が……いや、この場にいるのはオービアスただ一人。つまりこの男が……。

理由を考えるよりも早くシャンクスの体が動く。一瞬で距離を詰めオービアスを切り捨てる。海賊としての本能ゆえの行動。

 

「ごめんねシャンクス。少しからかっただけだよ」

 

そう言って立ち上がりシャンクスに向き合うオービアス。その姿を見て驚愕の表情を浮かべるシャンクス。確かに手応えがあった、にも関わらず体は愚か服にさえ一切の傷が無かった。それによくよく考えて見ればこの男、最後にあった時から一切姿が変わっていない。

 

「ああ、これかい?これは僕の忌み嫌う能力だよ。あの日死ぬはずだった僕は、この能力のお陰で今まで生きているからね。感謝しているよ」

 

「す、すまない邪魔をした…‥」

 

船での行動を含めてよくよく考えて見ればシャンクスはオービアスを知らなさすぎる。シャンクスが船に乗ってからの付き合いだというのに……。どういうわけか、この場にいたくない。そう考えたシャンクスは足早にその部屋を後にした。

 

サウザンド・サニー号

その甲板の上でルフィは、一人何かを考えるように遠くを見つめていた。少し前、たった一人で反乱軍のアジトに帰ってきたルフィ。アネッサに一言、「エアリーが連れて行かれた」と告げた後一人でこの船に戻って来ていた。いや、正確には、アネッサとサンジが近くにいる。最初は、アネッサもルフィを責めようとしたがルフィの様子に何も言い出せず、またサンジの「ああ、見えてルフィは、色々考えてる」という言葉を聞いて同行していた。どれだけの時間がたっただろうか、既に日も沈み空にいくつもの星が輝き始めた頃、船に一人の男が近づいてくる。その姿を見た瞬間、ルフィは不敵に笑う。

 

「来たな」

 

「どうしたルフィ?誰がき……た……」

 

サンジの言葉が詰まる。それもそうだろう。普通の海賊ならばその人物にあっただけで絶望し逃げ惑う。

 

「少し遅くなりやした」

 

―海軍大将藤虎

まさかの来客にサンジは、ただ驚く事しかできなかった。





オービアスは、元ロジャー海賊団の船員。ラフテルにも同行してます。なのに懸賞金は0。果たしてこの意味は……
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