死神と奇術師のアインクラット攻略   作:智也0424316

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SAOのオープンβで知り合った積木とエマ。二人はSAOをいっしょにやると約束したのだが…エマに歩み寄る怪しい影が一つ…


第1話 少女を探せ!

 

…そろそろ話してはくれないか?話してくれれば君の身の安全は保証する。

 

『…だからそれがわからないんです…。急に出てきて…』

 

…ほんとにだね?

 

『ほんとですよ。じゃなきゃ逆に私が聞きたいです。』

 

…ふむ…仕方がない。君には少し実験材料になってもらおう。

 

『…な…なんでですか!?話すことは全部話しました!』

 

君の体に聞くのが手っ取り早いと思ってね。悪く思わないでくれ。

 

『…そんな…いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!』

 

 

 

そして。悪魔の《デスゲーム》SAO〈ソードアートオンライン〉は発売された。

 

 

 

「さて!待ちに待ったSAO発売日!早く起動してエマちゃんに会わないと!」

 

 

そういって私は頭に機械を装着する。

 

 

「リンクスタート!」

 

 

その合言葉を言った瞬間意識は電子空間の中に吸い込まれた。

 

 

「…おぉ…これが…SAOの世界…えーっと…なになに?キャラの引き継ぎをしますか?はいっと!」

 

 

キャラ認証完了。

 

 

「…さて…何が待ち構えているのかな!楽しみ!」

 

そういって私はSAOの世界に意識だけ転送された。

 

 

~第一層始まりの街~

 

 

「おー!ここは見た覚えがある!さてエマちゃんはと…いないなぁ…まだ来てないのかな?じゃあ少しだけレベリングしちゃおっと!」

 

 

~第一層始まりの草原~

 

 

「…はっ!たぁ!せいや!」

 

レベルアップしました

 

「ふぅー順調順調!」

 

やぁ。君もレベリングか?

 

「…?そうですけど…あなたは?」

 

キリト「俺はキリト。んでそっちが。」

 

クライン「クラインだ!お嬢ちゃん強いな!β経験者か?」

 

「まぁそうですけど…キリト…どこかで聞いた覚えが…」

 

キリト「俺のことを知ってるのか?」

 

「…あっ!思い出した!エマちゃんが言ってたプレイヤーネームの〈kirito〉って!」

 

キリト「あぁ。俺だよ。エマとは知り合いかい?」

 

「うん!一緒にSAOを攻略するって約束したんだー!」

 

キリト「ならライバルになるってことだな。まぁどこかで縁があった時にはよろしく頼むよ。」

 

「うん!よろしく!」

 

クライン「あっ…やっべぇ…俺ピザの出前とってるんだった…悪いな…一旦落ちるわ。冷めたピザなんて粘らない納豆みてぇなもんだからな。」

 

クラインがメニューを開く

 

クライン「…あっれ…?おかしいな…」

 

キリト「どうした?クライン。」

 

クライン「どこ探してもログアウトボタンがねぇんだ。」

 

キリト「…バグか?でもそんなバグを運営が残すはずがない…」

 

その瞬間いきなり体が光だす

 

キリト「なっ…!?」

 

クライン「うおっ!?」

 

「えっ…!?」

 

 

~第一層始まりの街~

 

 

「ここは…」

 

キリト「始まりの街…」

 

クライン「おい!あれてみてみろ!」

 

三人の視線の先には赤いローブを来た男のホログラムがあった。

 

やぁ。私はこのゲームの開発者茅場晶彦だ。君達のメニューにログアウトボタンが無かったと思う。だがそれはバグでもない。仕様だ。君達のインベントリをみてくれたまえ。手鏡が入っているだろう?

 

「…ほんとだ…」

 

インベントリから手鏡をだすと手鏡が光る。

 

「うわっ!?」

 

キリト「なっ…!?」

 

 

数分後光が収まる

 

「…いったい…何が…」

 

キリト「これは…!」

 

クライン「お前…キリトか!?」

 

キリト「お前はクライン…?」

 

「…皆…現実《リアル》の姿になってる…」

 

キリト「君は…」

 

クライン「嬢ちゃんか!?でもそこまで変わってねぇな…」

 

「…私は…なんかキャラの引き継ぎがでたから…それを押したらこんな感じに…」

 

諸君のアバターは現実《リアル》と同じものになった。そしてログアウトが出来ない。その意味がわかるかね?SAOでの死は現実《リアル》での死を意味する。では頑張りたまえ。諸君。

 

「…嘘…」

 

キリト「ゲームでの死は現実での死…」

 

クライン「こりゃどうなってんだ…」

 

始まりの街は泣き叫ぶ人や発狂する人など阿鼻叫喚に包まれた。

 

「…ん?メッセージ?」

 

…助けて。私を…探して…。

 

大切な友達へ

と書かれていた

 

「これは…エマちゃんの…メッセージ?」

 

キリト「なぁ。君はこれからどうするんだ?」

 

「あっ名前教えてなかったね。私は積木。」

 

キリト「積木か。これからどうするんだ?」

 

「…このメッセージの差出人を探そうと思う。」

 

キリト「…そうか。俺はこの街を出ようと思う。クラインにもそう伝えてきた。」

 

「そうなんだ…。また会えたらいいね。」

 

キリト「あぁ。一緒にこのSAOを攻略しよう。」

 

「うん!よろしくね!キリト!」

 

キリト「あぁ。よろしく頼むよ。」

 

「じゃあ私も街からでないと…」

 

 

 

SAOの開発者茅場晶彦、そして囚われの身になった少女エマ。

そしてエマを助けるために動き出した少女積木。

 

物語の歯車はもうまわりだした。もう誰も引き返せない。

 

 

 

 

次回第2話 旅立ち

 




やっほーどうも智也です。第一話いかがでしたでしょうか?
次の2話も近いうちに出します!
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