死神と奇術師のアインクラット攻略   作:智也0424316

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遂にエマへの手がかりを見つけた積木。キリトの力も借りて奪還に向かう。


第3話 再開

~研究所~

 

「アインクラットにこんな施設があったなんて…」

 

私はその研究所の広さに呆気にとられていた。

 

キリト「茅場のことだ。こんな研究所を作ってても不思議じゃなかったさ。」

 

「…この研究所のどこかにエマちゃんが…」

 

キリト「あぁ。しらみつぶししかないけど探していこうか。」

 

「うん。」

 

 

~一方エマは~

 

 

『……』

 

やばい…遂に逃げ出せる体力じゃなくなった…残り3ミリくらいしか残ってない…自動回復もデバフがかかって使えないし…積木ちゃんが来てくれるまで待つしかない…か…

 

『…お腹…すいたなぁ…』

 

「おーい!エマちゃーん!どこー!?」

 

キリト「エマー!いるなら返事をしてくれ!」

 

『この声…積木ちゃん!それに…キリト…?』

 

私はベッドから起き上がる

 

『寝てなんていられない…いかなくちゃ…!』

 

そういって私はまた部屋を飛び出す。大切な人にあうために。

 

 

~積木サイド~

 

 

「いないのかな…」

 

キリト「そうだな…ここまで探していないってことはもう…」

 

「そんなはずない!…絶対…どこかに…」

 

『積木ちゃーん!キリトー!どこにいるのー!?』

 

「…!今の声は!?」

 

キリト「間違いない。エマだ!」

 

「行こう!」

 

キリト「あぁ!」

 

 

そして遂に…

 

 

『…はぁ…はぁ…!』

 

「エマちゃん!」

 

『…!』

 

私はその声を聞いてふりかえる。会いたかった人の声を聞いて。

 

『積木ちゃん!』

 

ずっと会いたかった人は笑顔で私の元に走ってきた。

 

「エマちゃん…!」

 

『やっと。会えたね。』

 

私の会いたかった人は震えていた。

 

キリト「エマ!…ってうわぁ!?」

 

『…キリト?どうしてここに?』

 

キリト「俺のことはいいから…服を着てくれ…」

 

『服…?』

 

私は自分の体を見る。…素っ裸だった。

 

『…その…ごめんキリト…』

 

キリト「いや…いいんだ気にしないでくれ…』

 

『研究所の中にいくらか洋服あったと思う…』

 

「任せて!とってくるね!」

 

数分後。積木が戻ってきた。

 

「とりあえず適当に拝借してきたよ。」

 

『ありがとう。』

 

積木ちゃんにお礼をいって私は着替える。

 

『とりあえずはこれでしのげるかな…装備はこの後整えよう。』

 

「そうだね。キリトもここまでついてきてくれてありがとう。」

 

キリト「お安いご用さ。」

 

『キリトはこの後どうするの?』

 

キリト「俺はとりあえずトールバーナにいこうとおもってる。」

 

「トール…?」

『バーナ?』

 

キリト「あぁ。そこで第一層攻略会議があるらしい。二人も興味があるならいってみるといいさ。」

 

「そうだね…けどもう夜遅いし宿にもどって明日行くよ。」

 

キリト「あぁわかった。俺は先にトールバーナにいっておくよ。」

 

「わかった。」

 

『キリト…ごめんね。私のせいで付き合わせちゃって。』

 

キリト「気にしないでくれ。友達が捕らわれてるなら助けるのが筋さ。」

 

『ありがとう。』

 

キリト「それじゃあな。」

 

キリトは先にトールバーナに向かった。

 

「宿に戻ろうか。エマちゃん。」

 

『うん。』

 

二人は始まりの町に戻った。

 

そしてその日の夜。

 

『…』

 

エマはベッドに寝転がっている。

 

「ねぇ。エマちゃん。」

 

『なに?積木ちゃん。』

 

一つしかベッドがないので積木ちゃんが横に入ってくる。

 

「その…相棒って…呼んでもいいかな?」

 

『…いいよ。その代わり私も呼ばせてもらうからね。』

 

「うん。いいよ。」

 

『それじゃあこれからよろしくね。相棒。』

 

そういうと相棒は優しく微笑んだ。ちょっとキュンとした。

 

「そ…それじゃあおやすみ!相棒!」

 

『うん。おやすみー。』

 

 

 

第一層攻略会議に向けて二人は眠りについた。

 

 

しかし二人はまだ知らなかった…第一層攻略会議であんなことが起きるなど…

 

 

次回第4話 ビーター

 




どうも智也です。楽しんでいただけましたかね?では次のお話で!
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