あれから私は相棒におんぶされて宿まで戻ってきた。
『…相棒のあの力…』
私は同調〈シンクロ〉に心当たりがあった。
『…多分根本は私の〈レゾナンスバースト〉と一緒…か。』
そんなこんなで考え事をしてると朝になっていた。
「おはよ!相棒!」
『おはよ。』
「どうしたの?元気ないけど…」
『…少し考え事をしてたら朝になっちゃっててさ。』
「考え事?」
『うん。でも相棒が気にすることでもないよ。』
「わかった!」
うん。やっぱり相棒には笑顔が一番だね。
『相棒。今からお昼の食材調達しにいくけど来る?』
「うん!いく!」
そんなこんなで私達は食材を取って町へ戻ってきた。
『~♪』
私が鼻歌を歌いながら料理をしていると…
「相棒!大変だよ!」
『どうしたの?とりあえず座ってて。ご飯もう少しでできるから。』
「あっうん!じゃなくて!キリトと血盟騎士団の団長がアスナをかけて勝負するって!」
『血盟騎士団…』
味見をしながら私は思考を巡らせる。
『…あー。アスナがいるところ…。の…団長?』
「そう!ヒースクリフっていうんだけどね。」
『…ヒース…クリフ…。それでその団長は?強いの?』
「うん!私達と同じユニーク持ち!そしてHPバーがイエローゾーンにはいったことがないらしいよ!」
『へー…あっ相棒ご飯出来たよ。』
「そういえば今日の昼ごはんってなんなの?相棒。」
『ハンバーグ。…気になるからあとで見に行ってみようか。相棒。』
「うん!」
『…そういえば…キリトの二刀流記事にかかれてたね。私達のはかかれてなかったぽいけど。』
「だね。まぁバレてないことに越したことはないよね。」
『…そうだね。』
こうして私達は昼食を食べてキリト達が決闘をする闘技場までやってきた。
『…すごい熱気…。』
「そりゃそうだよ。ある意味ユニーク同士の戦いなんだから。」
そしてキリトとヒースクリフが闘技場に姿を表した。
『…キリト。』
「うん。いい表情。逆境は無さそうだね。」
そして試合が始まる。
ヒースクリフはキリトの攻撃をすべて盾でいなしている。
『…あれが…ユニークスキル…〈神聖剣〉』
「キリトの攻撃を完全にいなしてる…。」
キリト「でやぁっ!」
キリトは攻め立てるがやはりヒースクリフのガードを突破できずにいた。
キリト「くそっ…!」
そしてキリトは奥の手のスターバーストストリームを発動する。
キリト「はぁっ!」
「ヒースクリフの体制を崩した!」
キリト(抜けるっ…!)
その瞬間キリトがとまった。
『…これは…相棒…っ!?』
これは…みんなの時が…止まってる…!?……いや…止まってはない…時間がゆっくりになってるんだ…!
ヒースクリフがキリトに攻撃を当てようとする。
キリト(な…にっ…!?)
『…やっと…見つけた…!茅場!』
私は時間がゆっくりになっていても動けた。そして闘技場の中に入る。
カーン!
私はヒースクリフ…茅場の剣を魔鎌で弾いた。
『…久しぶりね。茅場!』
時間が元通りになる。
キリト「…エマ!?」
『キリト。話は聞いたよ。』
ヒースクリフ「…お嬢さんは何者かな?」
『私?私は…そうね。〈死神〉かな。』
「相棒!?いつのまになかにはいったの!?」
『あーごめん!相棒!ちょっとね!』
私は相棒に謝る。
『さて。話がそれたけど二人の決闘の理由は知ってる。』
アスナをちらっとみながら私は話す。
『…キリト。ヒースクリフさん。私がこの勝負あずかるわ。』
キリト「おいエマ何言って…」
『それでいいわよね?ヒースクリフさん。』
ヒースクリフ「…あぁ。いいだろう。今の勝負の勝敗ははまたに預けよう。」
そうしてヒースクリフは戻っていった。
キリト「おいエマ!どういうことだ!?なんで勝負の邪魔にはいったんだ!」
『キリト。』
私は冷静に名前を呼びながらキリトを一発本気でぶん殴った。
キリト「ぐはっ!?」
『…キリト。今の勝負あのまま続けていればキリトが負けていたよ。』
キリト「そんなわけ…!」
『…さっきキリトも時が遅くなったのを感じたでしょ…。』
キリト「…!」
『私に考えがあるの。だから…今はおとなしくしてて…そして血盟騎士団に入るの。』
私はボソッとキリトに話す。
キリト「エマ…お前…!」
『いいから…私のいった通りにして…大丈夫。必ず次の勝負がめぐってくるから…。』
キリト「あ…あぁわかった。」
『ありがとう…そして…あとは任せて。』
キリト「あぁ。じゃあ…あとは任せるぜ…。」
『えぇ。』
そして私はやっと見つけた茅場に静かに復讐の炎を燃やした…。
次回 第9話 ラフィン・コフィン
どうも智也です!ぼちぼちSAO編が終わりへ近づいているのでALO編の構成考え中です。