飼っていた芋虫がモスラとして異世界召喚された話 作:GT(EW版)
──びっくりして身体がでっかくなっちゃった。
唐突に、ベラは歌った。
インファントの言語なのであろう。どんな歌詞なのかはわからないが、彼女の歌唱力が並外れたものであることは吾輩にも理解できた。
透き通った歌声は聴いていて大変心地が良いものだったし、モラもまた突然の奇行に驚いてはいたものの聞き入った様子だった。
──しかし、異変は突如として起こった。
彼女の歌を聞き届けたその時、吾輩の身体が不意に熱くなったのだ。
それは、気温の高さによって体温が上昇したわけではない。もっと根源的なもので、身体の奥から不可思議なエネルギーが湧き上がってきたような感覚を催したのである。
なんなのだ、これは……彼女の歌には何か、得体の知れない力があるのか?
吾輩が困惑している間、この身体は勝手に動き出すようにずるずると皮を剥いていった。
「うそ……!?」
脱皮である。それも、異常な速度だ。
カイコは通常、繭を作るまでの間に四回の脱皮を行う。
吾輩はこれまでに三度の脱皮を行っており、残る脱皮回数は一回の筈だった。
一回の脱皮に掛ける時間は約一日であり、そして四回目となる最後の脱皮には二日ほど長い時間が掛かると言われている。
にも拘らず吾輩は、彼女の歌を聴いた瞬間、ものの一分の間に脱皮を完了したのである。
しかも、さらに連続で三回もの脱皮を行ってみせた。
これによって吾輩の脱皮回数は、合計で七回となり──本来のカイコの上限を遥かに上回ることとなった。
「や、やめて! もういいから!」
一体何が起こっているというのだ……あっという間に成長し、巨大化した吾輩の身体はモラの手をはみ出し、彼女は震える両手で吾輩を抱え直した。
「レオちゃんに何をしたの!?」
ベラが歌い終わった後、脱ぎ捨てられた吾輩の殻を落としながら、モラが語気を荒げて彼女に詰め寄った。
厳しい眼差しでベラを睨む姿は、吾輩が初めて見た彼女の怒り顔だった。
突然大きくなった吾輩の姿を見て気味悪がるのではなく、ベラが吾輩に何か良からぬことをしたのではないかと疑う様子はいかに吾輩が愛されているのか窺えるものだ。
だがそんな彼女の心配がどこか的外れなものと感じるほどに……吾輩の体調は至って問題無く、寧ろ今までより明らかに調子が良くなっていた。……うむ、今ならばきっと、過去最高にキレのある踊りを披露できる気がする。
『マハラモスラ……守護神モスラに捧ぐエリアスの聖歌です』
「エリアスの聖歌……?」
『ええ、これが私の、モスラの巫女エリアスとして与えられた能力です』
今の歌……「マハラモスラ」というどこかモラのフルネームを連想させるその歌には、特別な力が込められているのだとベラが語り、それを踏まえた上で補足した。
『モスラは巫女が歌う聖歌を聴くことで、体内のエネルギーを増幅させることができるのです。そしてこの歌は、モスラ以外の生物には一切影響がありません。もちろん、ただの昆虫を成長させるような力も』
今しがた吾輩が見せた生物の常識を超越した急成長は、歌を聴いた吾輩がモスラだからこそ成し得たものなのだと彼女が語る。
どういう理屈なのかはわからない。未だ受け入れがたいが……こうも非現実的な実演をされては、さしもの吾輩も揺るがざるを得なかった。
──吾輩は……ただのカイコではなかったのか?
人間の意識を持っている時点で、己が特殊な存在だというのはわかっていた。
だが、その上まだ吾輩には……吾輩の身体には、自分でも理解できていない秘密があるのではないかと疑った。疑ってしまったのだ。
馬鹿な、それでは一体……
『この歌に反応したこと……それ自体が、その方がモスラであるという証なのです』
──吾輩は……何者なのだ? モスラとは、何なのだ?
……吾輩は一体、何をすればいいのだ?
それはそれとして青葉うめえ。
夕暮れ時となり、吾輩たちは長であるベラ主導の下、屋外で開催された宴に主賓として参加していた。いわゆるところの「ようこそモスラ様歓迎会」である。
島には怪獣がいる為にあまり大々的に騒ぐことはできないが、宴を開くだけ村の人々は吾輩たちの来訪を歓迎しているということであろう。吾輩とモラに対して矢継ぎ早に食料を捧げてくる村人たちの目には、やはり吾輩たちに対して何かを期待する色が見受けられた。
尤もこちらとしては未だこの状況に困惑しているところであるが……この身を蝕む食欲には勝てず、今は彼らの好意に甘えることになった。
うむ。カイコは本来偏食なのだが、こうして桑の葉以外の味を食べ比べるのもまた乙なものだ。
イレギュラーにも身体が大きくなったことで一層食欲が増した吾輩は、甲斐甲斐しく村人たちから捧げられる各種の青葉をむしゃむしゃと齧っていた。
そんな吾輩の身体はと言うと、現在椅子に腰掛けたモラの膝上に乗せられている。特等席で呑気にも青葉を貪り続けている吾輩は、この頭を子猫よろしく飼い主様に撫でられていた。
「おいしい?」
おいしいぞよ。君も今のうちに腹ごしらえはしておいた方がいい。何かが起こった時慌てて逃げようにも、空腹で力が出ませんとなっては話にならないからな。
彼女は自身に出された料理をほどほどに摘まみながら、吾輩の食事風景ばかり見守っては微笑んでいる。
吾輩が何より感心したのはその母親みもそうだが、飼っていたカイコが怪獣だと言われ、ベラの歌によって異常成長を遂げた光景を目の当たりにしてもなお、彼女が吾輩に向ける態度が以前までと何ら変わっていないことだ。
いや、寧ろこの身体が子猫並の大きさになったことで、以前にも増してスキンシップが多くなったようにさえ思える。
客観的に考えればこのサイズのイモムシなど中々に気持ち悪そうなものだが、彼女はそんな吾輩のことを拒絶したりしない。それだけ昆虫のことが、ひいてはカイコのことが好きなのである。
そんな少女に飼われて、つくづく幸せ者だと思った。
「レオちゃんにはベラさんが言ってたこと、わかるんだよね? 私の言葉も、わかってるみたいだし……」
……ああ、吾輩は人間の言葉を理解している。
流石に吾輩が人の意識を持っていることまでは見抜いていないようだが、彼女も目の前のイモムシが人間との意思疎通ができることには気づいたようだ。
それもまあ、これまでの吾輩の行動を思えば自然な推測であろう。吾輩にもよくよく考えてみれば思い当たる節はあった。アレとかアレとか。
「私、どうしたらいいかわからないよ……貴方がモスラっていう怪獣……ううん、神様だってこと、レオちゃん知ってた?」
知らん。と言うか、今でも吾輩は否認している。
この身体が明らかにカイコの枠をはみ出ていることも……そもそも人の意識を持っている時点で普通ではないことはわかっていたが、それはそれ、これはこれである。
特別だからと言って自分が神だなどと考えたことはないし、この身体の異常成長に関しても吾輩ではなく、ベラの歌にこそ秘密があるのではないかという疑念が拭えていない。彼女が嘘を吐いているように見えなかったこともまた事実であるが……それでも吾輩の正体が彼女の言う通り、守護神モスラであると認める気にはなれなかった。
……そうだ。どこまで言っても、吾輩は──
「でも……私にとってはやっぱり、レオちゃんはレオちゃんだよ。普通のカイコじゃなくても、神様でも関係ないって……そう思っててもいいかな?」
ああ、その通りだ。吾輩もそう思っているよ、飼い主様。吾輩は君の飼いイモムシであり、それ以上でも以下でもない。
だから、そんな曇った顔をしないでくれ。元気づける意図を込めて、吾輩は一番手前の足を上げてポンと彼女のスカートを叩く。
たとえこの身が何者であろうと、吾輩は決して君を裏切ることはしない。この先、何があろうとも。
「……ありがと」
さて、未だ納得はしていないが、今のうちに状況を整理しておこう。
吾輩たちをこの世界に呼び出したベラの言葉を信用するならば、吾輩はカイコではなくモスラであり、その力でモラを巻き込んで転移してしまったという話だ。
ここで最も重要なのは、元の世界への帰還方法である。
ああ、彼女の話を聞いて、この世界がとてつもなく重く混沌とした世界であることはわかった。故にモスラであるという吾輩に今後求められるのはおそらくこの世界か、もしくはこのインファント島の守護と言ったところであろう。
仮に吾輩が本当にこの島の守護神モスラだったと言うのであれば……ベラの頼みを受けて、島を守るのもやぶさかではない。昆虫である吾輩の命など元々安いものである。大それたことができる自信は全くないが、その件についてはモラを無事帰還させた後で追々考えておこう。
最優先するのはあくまでも飼い主様だ。そこは吾輩が何者であろうと譲れない一線である。
そう、これらの件にモラは関係ない。
彼女はただ吾輩の召喚に巻き込まれただけであり、と言うかベラの話が事実ならばモスラである吾輩こそが転移の元凶である。
というわけで、責任を取って彼女だけは即刻元の世界に帰さなければならない。親御さんも心配しているだろうし。
どうやって帰すか? そこはやはり、吾輩がなんとかするしかないのであろう。
先ほどモラがベラに訊ねていたが、彼女を帰還させる手立てはベラにはないとのことだ。彼女をこの世界へ転移させたのはモスラ──吾輩であり、そこにベラは関与していないのだから当然である。
それが本当ならば、吾輩には元々そう言った不思議な力が備わっていることになる。ならば話は簡単だ。その力をもう一度使えばいい。
ただのイモムシにそんなことできるわけないだろ。
……と、思わずセルフツッコミしたくなるが、そこで思考停止するわけにもいくまい。
この際、吾輩の正体は隅に置くとして、吾輩には不思議な力が備わっているという眉唾な話を前提に考えていく必要がある。希望的観測になるが、既に常識が通用する状況ではない。モラの帰還が掛かっている以上、少しでも可能性があるのならばそこに賭けてみよう。
吾輩には不思議な力が備わっている。ならばその力を引き出す為に何をするべきなのか考えると……少年漫画的な発想になってしまうが、吾輩自身がもっと成長すれば良いのではないかと思い至った。
吾輩には不思議な力が備わっているが、吾輩はそれを思うようにコントロールできない。何故か? イモムシだからさ。
ならばただのイモムシでなくなればいい。ベラの歌でこのような異常成長を果たしたことで、吾輩の身体はすこぶる調子が良くなっている。未だ吾輩に備わっているという不思議な力への実感はないが、さらに大きくなり、その上成虫にでもなったらそれが実感できるのではないか?と、そう考えたのである。
世界を転移する為に守護神モスラの力が必要だと言うのならば、吾輩自身が守護神モスラみたいになれば良いという理屈だ。
……よし、ならば吾輩は、今からただのイモムシであることを捨てよう。他ならぬモラの為だ。彼女が転移した原因が吾輩にあるのだとすれば、彼女の帰還は吾輩の全てを捨ててでもなさねばならぬ贖罪だった。
「レオちゃん?」
飼い主様、今ここに宣誓しよう。
吾輩、レオちゃんは、モスラとなって君を元の世界へ帰すことを。
今は子猫サイズのイモムシに過ぎないが、近いうちに必ず力を手に入れて再び転移させてみせる。
その為ならばもはや、なりふり構ってはいられない。
自分のことを守護神と思い込んでいる精神異常者にだってなろうではないか。
むくりと頭を上げ、モラの目を見つめて頷く。
昆虫である吾輩に表情は無いが、何かを決心した様子が伝わってくれたら嬉しい。
「……貴方はきっと、大切な使命を持って生まれてきたんだね……」
さてな……だが今の吾輩における最大の使命とは君を無事に元の世界へ帰すこと一択だ。それと比べれば、吾輩の正体やこの世界のことなど二の次に過ぎない。
さあ頑張るぞ。一刻も早く力を付け、不思議な力を手に入れねば……その為にはもっと食事を、桑の葉っぽい青葉を所望する!
「一段とよく食べるね……おっきくなったからかな?」
多少大きくなったところで、信じがたい自分の正体を告げられたところで、吾輩自身は結局今まで通り葉を食べ続けることしかできないのだからしょうもない。今後の方針についてこれだけ考えて、やることはこれである。
しかし、こんな吾輩が本当に偉大なる守護神だったとするならば……この子のことも、守ってあげられるのだろうか。そんな分不相応なことを考えながら、吾輩は目の前の青葉に噛り付いた。
──その時である。
大地が、揺れた。
それは、突然の地響きだった。
モラの食器がガタガタと震えていくテーブルを見て、吾輩は地震が起こったのかと錯覚したものだ。
普段から地震慣れしている生粋の日本人の意識を持つ吾輩やモラはこの時「震度3ぐらいかな?」と悠長に構えていたが、周囲の反応はそんな吾輩たちとは明らかに異なるものだった。
宴に騒いでいた村人たちの表情が一瞬にして強張り、警戒を深めている。
地面から伝わってくる震動は地震にしては不規則的なものであり、そんな彼らの反応も相まりただの地震ではないことを吾輩は悟った。
時間経過と共に揺れが小さくなると、村の若者たちが子供や女性陣を集め、何処かへの避難誘導を行う。
不思議がるモラの元には、少数の護衛を伴ったベラが緊張の面持ちで駆けつけてきた。
「ベラさん、これは……?」
『怪獣が近くに来ています』
「えっ……?」
『この揺れは、巨大怪獣の足音です』
怪獣──噂の存在が近くに現れ、その歩行音が地面を揺らしているというのか。
まるでジュラシック映画の恐竜である。一体どれほどの質量があればただ歩くだけでここまで地面が揺れるのかと戦慄する吾輩たちに向かって、ベラが直々に誘導してくれた。
しかし吾輩たちが向かう先は、他の村人たちが向かった避難場所ではない。
『モラ様とモスラはこちらへ。あなた方にはどうか、見ていただきたいものがあります』
そう言ってベラと護衛が向かったのは、見晴らしの良い丘の上だった。
海岸沿いで波を跳ね返す崖となっているその丘は、まるで灯台のように島の状況を広く見渡せる見張り場所になっている。
モラは吾輩を抱えながら神妙な顔つきで彼女の案内に従うと、その丘の上に続いて登っていった。
そして、確認する。
ここから約10数キロメートル離れた先──ジャングルと海岸の境目に当たるその場所で、この位置からでもはっきりと姿が見える巨大な影が二つ、蠢いていた。
「あれは……」
呆気に取られ、モラが呟く。
あのヤゴの化け物、メガヌロンすら足元にも及ばない巨大生物だ。そこでは高層ビルのような物体が二体で地を揺らしながら取っ組み合い、周辺の木々を薙ぎ倒しながら殴り合っていた。
ベラが彼女の呟きに応え、状況を説明する。
『怪獣同士の殺し合い……縄張り争いです。どうやら海を渡ってやってきた怪獣が、島に住み着いている怪獣──クモンガと戦っているようですが……』
一体は巨大な蜘蛛のような──と言うか巨大な蜘蛛そのままの姿をしている怪獣である。その姿には昆虫好きのモラも流石に抵抗があったようであり、彼女はひっと短く悲鳴を上げながら吾輩の身体をぬいぐるみのように抱きしめてきた。
正直言って吾輩も似たようなものだと思うのだが……巨大蜘蛛と巨大イモムシの間には何か、彼女の中には越えられない一線があるのだろう。吾輩としては役得と思うべきか。
しかし巨大蜘蛛の姿を見つめるモラは、怯えながらも決して視線を逸らしたりはしていない。彼女なりに現実を受け入れ、この世界の惨状をはっきり目に焼き付けておきたかったのであろう。強い子だ。
だがそのモラの横で状況説明をするべきベラは、巨大蜘蛛と戦っているもう一体の怪獣を見て言葉を止めた。
息を呑む音が聴こえ、青ざめた動揺がはっきりと伝わってくる横顔だった。
『っ……あれは……そんな……!?』
「ベラさん?」
『なぜ……なぜあの怪獣が……っ』と、ベラが目を見開き、愕然とする。
巨大蜘蛛に対しては冷静な反応を見せていた彼女だが、もう一方の怪獣の姿を認めた途端、狼狽え始めたのだ。
吾輩たちもまたそちらの怪獣に目を移し、その姿を観察する。
──それは、黄金だった。
東洋の龍のような顔を持ち、亀の甲羅のような分厚い表皮が見える背中には、結晶体のように鈍く輝いている鋭利な棘が無数に生えている。
巨大蜘蛛との戦いで武器として振るわれている尻尾は長く、その先端にも無数の棘がモーニングスターのようにびっしりと生えそろっていた。
目測でもゆうに50メートルを超えているとわかる巨体を支えているのは、きめ細かな鱗に覆われた四本の脚だ。四足歩行で自重を支えているその脚は攻撃時には暴力的な威力を発揮し、その爪が振るわれる度に巨大蜘蛛の脚を一本ずつ引きちぎっては投げ捨てていた。
巨大蜘蛛の悲鳴と思われる鳴き声が、島に響き渡る。
二体の怪獣の縄張り争いはあまりにも圧倒的であり、一方的な蹂躙だった。それには蜘蛛が苦手そうなモラですら途中から「逃げて……逃げて……」と呟いている凄惨さである。吾輩も目を背けたくなった。
容赦なく迫る黄金の怪獣は満身創痍の蜘蛛怪獣の喉元に噛みつき、最後はその牙で文字通りに息の根を止める。
そうして崩れ落ちていく巨大蜘蛛の身体を前足で踏みつけながら、天に向かって勝利の雄たけびを上げていた。
まるで自分の存在を、この世界に知らしめるかのように。
凄惨な光景を見せつけながらも雄々しくも美しい輝きを放つその姿はどこか神秘的に見え、中国神話に出てくる幻獣「麒麟」のようだと吾輩は感じた。
ベラがそんな大怪獣に対して、震える眼差しで見つめながら名を呼んだ。
『千年龍王……アンギラス……!』
怪獣の中でも明確に格が違いそうな二つ名を持つ、島に滅亡をもたらす存在であった。
【まさに】キングギドラだと思った? 俺だよ!【アンギラス】
というわけで本作の敵怪獣枠その一はゴジラシリーズ最初の強敵にも拘らず、もすもすやギドラと比べて妙に不遇な扱いを受けているこのお方です。怪獣ものを書くと決めた時点でクッソ強い魔改造アンギラスは絶対に書いてみたかった。
元ネタはゴジラモスラキングギドラ大怪獣総攻撃に元々登場する予定だったにも拘わらず「地味だから」というレッテルにより企画段階で没となり、幻に終わった氷結の護国聖獣アンギラスです。昭和時代の面影を残しながらも明らかな強そうな風格を持ち、スタイリッシュな造形に仕上げられた設定資料を一目見た時から絶対本編に出すべきだったと思いました。