しかもオリジナル技とかの説明がが盛られているため、余り進展はしていないかもしれません。
近衛連隊隊長さん、いかさまさん、manaitaさん
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夢を見た後、夢見心地が悪かったと思いながら、装備と何時もの黒い服装に整えてイワン達を起こす。
朝食は直ぐに作り、途中でやって来たファンタズムーンにも餌をやった。
「ファンタズムーン以外遊んでていいから、お留守番だ」
「え?私は?」
「お前には仕事がある」
「えええええ!!ぶーぶー!」
「働かざる者食うべからず、だがお前はさ気に食べた。
これは強制的に働かねばな」
じたばたするファンタズムーンの首もとを掴み、引き摺りながら外へと出る。
仕事とは、文に関してだ。
文を率いれた訳だが、天狗から引き抜いた訳ではない。
だから許可を取りに行くのだ、その護衛兼壁役としてファンタズムーンに仕事としてやってもらう。
「お前の仕事は護衛だ」
「あのねえ、マスターは強すぎるし、令呪が沢山あるのよ?護衛なんか要らないでしょ。
さ、私は戻るわよー」
「待て」
「フギッ?!」
戻ろうとしたファンタズムーンの襟を引く。
目がばってんになっているが気にしてはならない、仕事から逃げているのだから。
お前はサーヴァントだ、卑怯とは言うまいな。
嵌めたのは私だが引っ掛かったのはこいつなので、私は悪くない、悪いけど悪くない。
「私の言葉を思い出せ、さもなくば閉め出されたいか?
それとも灰になるか、首を置いていくか?」
「あ、いえ。
やらせていただきます」
「よろしい」
殺気をちらつかせながらお話ししたら納得してくれたようだ。
先ず、私はファンタズムーンに護衛役として霊体化して着いてくるように言い聞かせる。
「いいか、霊体化して着いてくるんだ」
「はぁ、やるしかないのよねー」
最初に行うのは天狗に見つかること。
騒ぎを起こせば一発なのだが、そんなことをすれば即牢獄送りだろう。
だが、案内役を連れてれば、少しは捕縛の可能性が低くなる。
更に、案内役が目上だったら?
私は早速、守矢神社へと歩き出す。
あの三人で特に面白そうだと言ってきて着いてきそうな奴、古風谷 早苗と守矢 諏訪子のどちらかを連れてくつもりだ。
しかし、ここで問題が発生する。
混沌の端末である諏訪子はてをかさない、彼奴は蚊帳の外で糸を引くタイプ。
一方、古風谷 早苗にはサーヴァントが居るために、戦闘になりかねない。
性格はまだ解ってはいないが、面倒なのは嫌でも解る。
彼女はどこか常識を欠損しているのが見受けられた。
普通ならそんなことは思わない、思ってしまったのはつまり、そう言うことだ。
「ご苦労様だ、ウェスカー。
ここまでの階段と隠密行動は辛かっただろう」
階段を上がり終わり、一息つくとサーヴァントが箒を片手に話しかけてくる。
掃除をしている最中だったようで、掃ききれていない落ち葉が風に押され、転がっていく。
「そうだな。
用事があって来た、外套。
古風谷 早苗はどこだ?」
「隠すならば努力をしろ」
「……ほう?」
「お前のそばにいる護衛はなんだ、私の知る限り、それは貴様が持ってはならない物。
参加するとなれば、先に正攻法で殺す」
親の仇だとでも言うように、睨み付けられる。
その顔は、覚悟を決めた顔だった。
そのような顔をされる覚えなんぞない。
八つ当たりにしか見えん、面倒だ。
「私は親の仇ではないぞ?」
「言うなれば、死した生ける者達への花手向け、ここで脱落しろ。
お前を何故、抑止力が放るのかは知らないが、偽りの正義で貴様を葬ろう……投影、開始っ!」
2つの剣を青い光と共に呼び出された、あの魔力とできかたからして投影魔術か?
先に私はファンタズムーンに手を出すなと念話をした上で、右足を踏み込み、迫り来る双剣を右手と左手でそれぞれ叩き割る。
これには驚くようで、一瞬の好きができた。
「『定』っっっ!!」
「っ?!」
私の魔力をのせた拳『定』は少し当たった程度で、苦虫を噛んだような顔をしながら交代され、ちゃんとは当たらなかった。
擦り傷程度の威力だったようで、見るからに冷や汗をかいているのが確認できた。
『定』は聖杯の知識から作った即席に近いの技。
あの夜で戦ったシエルの追尾してくる炎を思い出して作った技だ。
触れることで魔力が強く痕跡を残るようにし、接触を止めても糸のように魔力を伸ばし、痕跡を強く残す。
ここで炎の魔術を使えば、魔力の痕跡を上書きに近い辿りを行い、炎はそこに飛ぶ。
欠点は伸ばした痕跡こ箇所からしか飛ばない、シエルはこれとは別の、似ている魔術を使っていた。
何れはああして見たいものだ。
「ここだ、燃えろ」
「追尾かっ!」
対処の行動をとるのを確認したら、地面を風の魔術で包んだ掌を叩きつける。
するとどうだろうか、落ち葉が浮いた。
「これは、どうだ?」
その浮いた落ち葉に炎が引火する。
『定』の能力は先程の説明だけでは足りない、この技はその後が強みなのだから。
対象者からは、魔力が散布される。
それが強み。
その撒き散らされた魔力は私の指定した通りにしか働かず、応用が効く。
これにより、魔力で浮かせた葉との連鎖で、いっそうと魔力に乗った炎は広がる。
別に対象者自信の魔力が散布されるのではない、関知しにくくした私の魔力が散布されているのだ。
『定』は簡潔にすればただ相手に魔力を微量に纏わせるだけ、後は後付けに近い。
強く痕跡が残り、実際は微量で関知されにくい。
これこそ私に許された魔術、『隠蔽』。
気付いたのは主に、混沌からの贈り物のせいだった、嫌なことに。
あの混沌は聖杯戦争の知識では飽きたらずに、私の魔術回路を開き、それを当たり前だと刷り込ませていた。
実は戦うまで解らなかったのは言えない。
戦うときに開いたからな、自動らしい。
痛みは無論、微々たる物だがあった。
閑話休題。
あの混沌が呼び覚ました私の魔術師としての才。
余りにも迷惑で、ありがたい。
後で拳骨だ、与えるときは言えと何度も言っているだろうに。
「だめ押しだ、『固』っ!」
『固』はその名の通り、固めることを主とした技だが
中身は全く違う。
広がる未来を隠蔽し、収束する未来へと固め、必ずそのまだ見えぬ未来に到達せるのだ。
今回の『固』は炎に使い、その結果、炎は過程をすっ飛ばし、ひとつの槍となって襲う。
「独自の魔術か。
仕方があるまい、マスター!!」
「結界!!」
その炎が当たる直前、そこで結界が張られ、炎によって割られた。
どこから現れたのか、結界を張った張本人は古風谷 早苗、この神社の巫女でアーチャーのマスターだ。
「ふぃー、奇跡は万能ですが疲れますね!
しかも結界は一か八かだったのですが、成功してよかったです」
「待てマスター、絶対ではなかったか?!」
「言ったような言ってないような……、それはそうと今は目の前の的に専念でげそよ!
真っ黒にしたるかんね!その服みてえにな!」
奇跡は万能ではないが、二対一は分が悪い。
致し方ない、こちらもサーヴァントで対応しながら押していくとする。
「大口を叩くじゃないか、アーチャーのマスター。
出番だ、我が下僕」
「下僕言わないで」
不満を言いながらも、アルターエゴであるファンタズムーンは霊体化を解き、姿を表す。
念話を使いファンタズムーンに、「クラス名を言うと不味いから下僕にした」と、伝える。
その返答は念話で返答はされず、半目で返された。
仕方がないんだぞ、我慢しろと威圧して向き直る。
「そのサーヴァントって……、不味いですよエmアーチャーさん」
「いい間違えるな、マスター。
不味いとは?」
「あれは………、理不尽の擬人化です!」
「理不尽の擬人化ね、いいわねそれ。
マスター、理不尽に行っくわよ!!」
「奇跡は万能ではないことを思い知れ、理不尽は奇跡に勝ると知れ。
『固』!!」
体に魔力を微量に流し出し、空気中に触れさせ、触れた一部の空気を操った。
手をつきだし、古風谷とアーチャーを鋭く槍に形状が変わった空気が襲い掛かる。
それに合わせ、ファンタズムーンは100tと書かれたハンマーを取り出して、空気に乗る。
逃げようとする二人を地中から触手で捕り押さえる。
「合体技ぁぁああ!『
逆にツッコミたくなる技名だが、この速度で当たれば肉片になるのは確実。
勝ったな。
「魔力を回せ、マスター!」
「おいさー!!ユー、やっちゃいな!」
「『
その時、花弁が覆った。
盾として現れたそれは、綺麗なものだった。
そう使うには惜しいほど、桜に似ていた。
あれは美しい、無性に見入ってしまう。
いや、今は戦いだ。
「盾なんかぶっ潰したらぁあああーーー!!」
勢いよく叩きつけられたハンマーの加速は止まらず、空気の槍も止まらない。
一枚が割れ、また一枚。
あと2つになるほどの威力を見せつけるもなお、止まることを知らない。
「なっ、何て馬鹿力だっ!?
押されている……ただのハンマーに。
ぬ、よく見ればこのハンマー、宝具かっ!」
「100tハンマーの宝具とかどこの町のハンターですか、出鱈目にも程があるってんですよ。
障壁、展・開!!」
花弁の盾を支えるように星形の障壁が出現し、強度が増したように見えた。
ここは動揺を誘うとしよう。
念話をファンタズムーンに繋げ、動揺を誘うためにする事を話、それを始める。
「邪魔ならば、全てを押し通す。
月に仇なす人間よ」
「なにその詠唱、私もやろ!
すぅ……祖の名の下、地球に命ずる。
我等は問う、人間に」
「森羅に背き万象を軽視した、愚かに楯突き抗う者よ。
我は人の外に弾かれし獣」
「我は幻想に集う星」
「今こそーー」
「救いーー」
「「ーーーーなんちゃって☆」」
「「?!」」
「気が緩んだぞ!!今だ!」
「OK!マスターに乗って正解だったわ!
いっけぇぇええーーー!!!」
動揺した瞬間に、ファンタズムーンのハンマーがひびを盾に入れて障壁ごと吹き飛ばし、触手がそれと同時に千切れ飛ぶ。
これぐらいで動揺するのなら、今後も少しだけ使ってみてみるか。
「キャっ?!」
「マスター!!」
吹き飛ばされた古風谷をアーチャーは俗に言うお姫様だっこの形で抱え、勢いを殺しながら地面に踏みとどまった。
英霊はどこまでもタフらしい。
この状況、今なら用件を飲み込むだろうか。
「今なら話せるだろうか?」
「何?」
「私は
──居たぞお!!者共出あえい!出あえい!!
見つかったか」
空を見上げれば、そこには鴉のような羽をもつ男女、見るだけでも20名。
鴉天狗は鼻が良いようだ。
「不味いわね、今の騒ぎで見付かったわね。
どうするのよマスター」
「隠蔽はそこまで気が利かない、強行突破だ。
已む無しになれば宝具を使え」
「りよーかい!」
一匹の年を取った老天狗が空から落ち、境内に舞い降りた。
堀が深い顔に怒りを表にだし、殺気を纏いながら今にも襲いそうな気迫で見据えた。
「見つけたぞぉ、下等なる人間よ!
我等、愛しの文ちゃんを返せぇえ!!
そして文もみさせるため白狼天狗もだ!!」
何故だか、文が混乱せずに、直ぐ軍門に下った理由が解った気がした。
こいつら、変態だ。
筋金入りの変態だ。
「文ちゃんコール!!」
「「「「「「「「「「文ちゃーん!」」」」」」」」」」
「別部隊!せーの!!」
「「「「「「「「「「文ちゃーん!」」」」」」」」」」
なんだこいつら。
「文には優しく接するか」
「私も賛成、これはドン引きよ」
なんだか目の前の天狗が全て悪いように見えてきて、殴り飛ばしたくなる衝動を押さえる。
話ぐらいは聞く筈………だ。
「今、呼び捨てにしたかぁ!?
だから下等なのだ!
あの白狼天狗と同じようにしつやる!!」
「…………何だと?」
何と言った、この害獣は。
あの白狼天狗と同じように、だと?
あぁ、あぁ、あぁ。
椛の、血の記憶にあったなぁ、虐められていた記憶が。
こいつらならば、殺しても構わないか。
「がぁっ?」
「汚い口を閉じろ」
「あらー、スイッチ入ったわね」
手から生やした触手で五月蝿い鴉の首を切り飛ばす。
もう我慢できん、種を根絶さしてやる。
椛は、イワンは、私がいつの間にか親として愛していた存在だ。
それだけ思い入れがあるのだ。
イワンの親と言える椛を虐めたその先、どうなるか思い知るがいい。
「首を出せ、貴様等を全員。
晒し首にしてやろう」
コートと上着を脱ぎ、それをファンタズムーンに持たせる。
背中から鴉の巨大な羽を作り、体内のウィルスを活性化させ、怪物としての私になった。
体は触手で構成されることで体積が増え、肩は膨れ上がって目玉が覗き、顔を触手に包まれ、髑髏を思わせる形をとる。
胸には口のようなものが形成、長い舌がちらつく。
「死をくれてやる、だから首を出せぃ!!
これは刑罰でもなく、懲罰でもない。
死刑だ」
首を出せぃ!!は、TEPPENでの声優繋がり。
今回ってオリジナル要素のお陰で文の構成が可笑しかったり、可笑しくなかったり。
次回も不定期かもしれないし、或いは亀。
コメントほすぃ……。