良心的な逸般人ウェスカーの幻想入り   作:カンダム

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天枷 鎖月さん、お気に入り登録ありがとうございます。そしてまた見えない一人の方も、ありがとうございます。
早くこのバグ治らないかな(*´・ω・)

あと、SCPを投下したとたん見る人が増えて驚きました。SCPはやっぱり人気、自分も好き。
闇鍋に投下したい作品があればコメントしてくださっても構いません、ストーリーに合えば出します。

コメントは正直、批判でもいいです。コメント事態励ましだと感じるので。気軽に何なりと( ´・∀・`)


diary9 鴉再来 同時刻、彼等も再来

 爬虫類としか見えないトカゲ。彼が言うには、財団なる団体に管理され、不死身の爬虫類(SCP-682)と呼ばれていたらしい。

 T-002αと不死身の爬虫類(SCP-682)が出会ったのは、たまたまだったらしい。T-002αが私を探すために歩き回っていたとき、鴉天狗が集団で現れ、殺戮していた途中で出会った。

 運命とでも言うかのような。そんな出会いは何かが引き寄せたように奇妙と言える。

 

 あの端末がやりそうな事だな。

 

「そんで、襲ってくる奴ら片っ端にしばいていたらこっち側から声が聞こえたから来たって所だ。

 暇だし、なついてやってもいいぜ?ただし、腹へったから何か食べさせろ」

 

 食べ物か。すぐに用意できるのは……私の手しかない、これで満足してくれるのだろうか。

 手袋を両手から外し、左手を右手で引き抜き、差し出す。その光景に驚いたのか、後退る。

 

 怖いのか?

 

「えぇ……お前さんあの博士より狂ってるな。人間ではないと感じたのはこのためか。こんなにあっさりともぎ取るお前は、俺と同じように不死身なのか?」 

 

「頭以外は何回も無くすのでね、頭部から下は全て複製と言っても過言ではない。殺されかける毎日を送っていたから、何回も再生に近い複製を行っている。

 毒物を飲まされたり、心臓に槍が刺さったり、ゴリラのタックルくらって全間接が外れたり。

 まあ、色々だ」

 

「………良く原型が残ってる。俺だったら耐えられないぞ、そんな職場」

 

「(^o^;)」

 

「心配するな、私は脳が無事な限り死なない」

 

 昔からの縁のお陰で現在に至る。死なない程度=頭以外を吹き飛ばすとか言う暴挙を何回もされている、手を千切るぐらい造作もない。

 そうして私の右手をトカゲは丸のみにする。少し青ざめていること以外は気にする事がない様子。

 

「旨いな……、よし決めた。旦那に着いてくぜ、さっきの右手は旨いし、力がついたと錯覚するほどの栄養素入り。それが毎日食えるんだから、逃すわけがないぜ」

 

「これで成立した、これから宜しく頼むぞ」

 

「(*´ω`*)」

 

 使ったRPGをしまって、あの五人に報告するため、またあの神社に向かおうとした。

 

 

 

「待ちなさい!」

 

 

 

 が、上空からの突風で足止めされる。

 木葉が飛び、砂ぼこりが膝まで巻き上がり、風の音が耳を打ち付けた。

 次第に弱まっていき、下駄の音を鳴らしながら、見覚えのある鴉天狗が片手に団扇を持ち、口を隠しながら立ちはだかった。

 

「やはり繋がっていましたね、しかも仲間が二体……二匹?いえ、それは関係ありませんでした。

 人間、我等が領域を踏みにじったこと、懺悔をしながら悔やむがいい!」

 

「何言ってんだ、あの鴉は。懺悔も何も仕掛けたのはそっちだぜ。

 あー、食い殺してえ」

 

 その言葉に、鴉天狗は無視するかの如く戦闘体制に入る。この天狗、まさか言葉を理解していない?

 ふむ、これが人の話を聞かないと言う奴か。話を聞かないのなら、一度気絶させる。

 させないと死ぬ現場に居たからな、そう言うのは、手慣れているんだ。

 

「手荒な真似をしてしまうが、それは自業自得と考えたまえ。T-002α、そしてトカゲ君は手出しをすることは禁じさせてもらう。

 逸話を聞かぬ鴉よ、赤黒く染めてくれる」

 

「強気ですね……、ですが貴方は私には勝てない。勝てるはずが無い、勝てる確率が出ているならば0。

 この地に墓を作れないほど、粉微塵にさしてあげましょう。我等を見くびらないことだ」

 

 風が鴉天狗に竜巻を思わせる形で集まりだす。風は土を切り裂き、土が一つ一つの粒となって竜巻型の風に乗り出す。

 

「小耳に挟んだこと、少し試したいですね。貴方が本当に不死身なのかどうか、頭を吹き飛ばしたらどんなしに様を晒してくれるのか。

 死になさい」

 

 土は弾丸のように、斜め上から射出されるが、それだけでは私が死ぬことは、無に等しい。

 しかし、面倒に変わりはない。

 T-002αとは違う愛用の銃、サムライエッジを使い、木の枝を撃ち抜き、跳躍して左手に逆手で持つ。

 足裏で木を蹴り抜くことで、速さを増しながら飛び近付くように特攻。

 

 枝を素早く投げ入れるが、風を纏う鴉はそれを軽々と避ける。そうだ、それを待っていた。

 狙いを澄まし、着地寸前に足を撃ち抜くことに成功した。

 

「~っ!まさか着地を狙われたとは。馬鹿では無さそうですね。しかも、何か仕込んでいますね」

 

「そうだ、一般的には毒と呼ばれる。ただの副産物を、無駄使いしたくて持ち歩いているものでな。

 その足にはもう回っているだろう。

 使い物にならん足で、どう対処する」

 

「飛ぶだけですよ!」

 

 纏っている風が解け、羽を使い鴉は空を飛ぶ。黒い羽根が数枚溢れて辺りに落ちる。

 飛んで有利だと鴉は思っているのだろう、なら0だ。有利だと思い込んだか?なら、その自信、粉々に打ち砕いてやろう。

 

「観念なさい、部外者」 

 

「後方注意だ」

 

「?」

 

 軽々と私の身体能力で空を飛ぶ鴉の後ろに回り込み、羽の付け根を掴み、足を曲げ背中に向け、蹴り落とした。

 

 

──ブチャッ

 

 

 痛々しい音が鳴り、簡単に羽は、取れた。

 

「落ちろ」

 

「ッ?!ァアガ?!」

 

 赤黒く、血色がとても良い血が私に少量降りかかる。鴉は落ち、宣言通り赤黒く染めてやった。

 私の体も重力で押し戻されるが、何か起きるのでもなく普通に地上に着く。

 

「私は、ある者の記憶を読み取った。そして、貴様はその者以上の断罪が下る。

 精々、足掻いてみろ」

 

 右腕腕を変化させ、口を除かせる触手の花にする。涎が垂れたれて、今にも鴉を食い殺さんと殺気だつ。

 彼女は、言わば私の娘に近い。彼女の救済を今、しようではないか。罪有るものは、断罪されるのだ。

 

 

 

 

 まず足を食らう。

 

「ァ……ア゛」

 

 

 

 

 胴を食らう。

 

「…………た……す」

 

 

 

 全て、食らった。

 

「おい、死んだのか?」

 

「生きてはいる。食らったように見えるが、私が取り込んだにすぎん。報告が済み次第吐き出し、作り替える」

 

「正に悪魔的神の所業、俺の施設なら収容されてるぜ。旦那は、危険だ………だから気に入っちまう」

 

「恐れ入る。T-002α、今からいく場所に現存する生物は殺すな。時期が来れば………、殺すだろう。今のところは安全だ、敵対行動を多発すれば……解るな?」

 

「(^_^ゞ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ウェスカーが消息不明だと?」

 

「ええ、どうも日本に行ったきり戻ってこないらしいの。手懸かりは、それだけ。

 私達が集められたのはそう言うことよクリス」

 

「人員は」

 

「雇われ含めて三名」

 

 この話が舞い込んできたのは、俺達がまだ飯を食っていた頃だった。集まって話を聞いてみれば、あのウェスカーが消息不明だと言う。

 冗談かと思ったが、日本と言われ、半場納得してしまう。日本ではB.O.W.が暴れてはいなく、平和なのだが。心霊現象、神隠しが多発するようにリアルもなにも有りはしない。

 別世界とも言える日本で、消息を絶つ。日本で消息が絶たれるのは日常茶飯事の神隠しのせい、そう俺は考えたのだ。

 

 人員は俺クリス・レッドフィールドと、ジル・バレンタイン。そして、雇われを含め三名。

 

「それで、雇われ?はいったい誰だ」

 

「俺のことか?レッドフィールド」

 

「……お前は」

 

「雇われのレオン・S・ケネディ。この俺にお任せあれってね、あー。因みに雇われと言っても、個人枠で雇われてる」

 

「そうか、また宜しく頼む」

 

「おうともさ。確かジャパンだったよな?安心してくれ、日本語は完璧だ。

 ………なんでそんな目を向けるんだ?」

 

「遊びにいくつもりですか?

 我々は任務で日本に行く、だからそう言う遊ぶ感情は……」

 

「じゃあそのガイドブックは?」

 

「あ」

 

 片手で握りしめる日本観光完全ガイドブックに、レオンは指摘を入れ、ジルは言われて初めて気付いたのか後ろにてを回して隠す。俯いて、私だってといい始める。

 

「ぐ、い、いいでしょ?別に……。ウェスカーなら死なないから気楽でいいのよ……、人としてどうかと思うけど。

 とりあえず準備は済ませてあるわ、早く向かいましょう。また面倒な事にならなければいいけど」

 

「もしかすると、もう仕出かしてるかもしれない。俺も気合いをいれないとな」 

 

 俺達はその後日、日本へと出発した。危なげなく着いた日本は、ある意味魔境に近かった。

 時々すれ違う怪異。喋る猫やら鳥やらが居たり、半透明の何かが此方を凝視してきたり。

 散々だ。

 

「ここが例の神社か?」

 

「ええ、間違いないわね。それにしても、手入れがされた形跡が見当たらないわ。

 誰も居ないのかしら」

 

「あれだろ?こう言うのは隠し扉みたいな。

 開けゴマ!なんつって」

 

 その言葉に答えるように、君の悪い物が現れる。恥をリボンで結んだ入り口にも見えるそれは、先が無数の目で見えない。

 

「本当に出ちまった………」

 

「行くしかない。行くぞ」

 

「えっ?!」

 

「そうね」

 

「あっ……しょうがないな、俺も逝くか」

 

 その先で見た光景は、美しい。その一言に限られる程の良き物だった。

 花が咲き、それが一面に広がる花畑。

 

「こりゃ………とんでもないな」

 

「これだけの量、何年掛けたのか。色も明るく、尚且つ生き生きと育っている」

 

「中々お目にかからない場所よね」

 

 

 

 

 

 

「あら、お客さん?」

 

 




この三人を登場させたかった。そして出せて大満足。因みに文は死んでおりません。生きてます。
取り込まれて自我をもって、尚且つ精神崩壊まっしぐらなため戦闘不能。

嫌いなわけではないです、むしろ好きです。ですが後々のためにこうしました。
ウェスカーの踏み台になったとも言う。

今後はこんな展開は減ると思いますので(^o^;)

天神小さん 倉助さん 櫛八木 乃渡莉さん
 お気に入り登録ありがとうございます!


SCP-682 - 不死身の爬虫類 -
執筆者:Dr Gears
http://ja.scp-wiki.net/scp-682

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