あべこべシンフォギア   作:高性能脂肪

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 エタっていましたすみません。いやぁあれからどうしようかと悩んでたら、どんどん気持ちが何処かに飛んでいってしまっている間に残念女幹部ブラックジェネラルさんというマンガにハマったり、クリスタルクロニクルリマスターが発売されると聞いてウホッたりしている間に更新を望んでおられる方からの感想があったのでこれはいけないと思い頑張って書きました!


 が何分久しぶりに書いたので少しどころじゃないくらいあれな感じになったと思いますがご了承ください


あべこべシンフォギアG その1

 男女比が3:7とおかしい事になっているこの世界、こんな世界で大変だったのは歴史の授業。なんせ聞いたことのない人物や事件の名前が出てきたり、かと思ったら知っている人物や事件の名前が出てくるから覚えるのが大変だった。

 

 知ってるのと知らない歴史がグッチャグチャだからもうね…最初は目が点になった。知ってる歴史でもそうなった理由が違ったりしたから覚えなおさないといけなかったし……

 

 

 でも歴史上で起こった事件は学校を卒業したら話す機会なんてないけど、歴史上の人物はたまに、ごく稀に話す機会がある。それは人が普通の生活を過ごす上で必要な物……紙幣。千円札、五千円札、一万円札に描かれている人物はそれぞれ違い何十年に一度デザインが変わるから、次はあの人だって〜えぇ誰それ? みたいな会話をする人がいる。因みにこの世界で一万円札に描かれている人物は福沢諭吉と変わりない。

 

 

 

 とまぁ……何でこんな事を考えているのかというと

 

 

「調、この自販機にお金が入らないデスよ!」

 

「切ちゃん、ここは日本だからドルじゃ無理だよ」

 

 

 

 目の前で女の子二人が自販機を前に困っているから。

 

 

 ここに至るまでの話をしておくと…最近アメリカで人気上昇中の歌姫、マリア・カデンツァヴナ・イヴさんと翼ちゃんが一緒にQUEENS of MUSICっていうライブをすることになった事をニュースで知って、あれ奏さんは出ないの? と思いながらのんびり過ごしていたら翼ちゃんから電話がかかってきた。なにかなと思いながら電話にでて話を聞いてみるとライブの事だったから、まさかライブまでついてきて掃除とかを頼むつもりかとちょっと身構えた……違った。

 

 どうやらマリアさんが知り合いを楽屋に連れてくるらしいから、じゃあ私も連れてこようと考えた結果……僕しか思いつかなかったから一緒に来ないかとの事だった。ちなみに翼ちゃんには友達がいないんだとは少ししか思っていない事は口には出さなかった。

 

 そして当日緒川さんが運転する車に乗せてもらい、翼ちゃんの楽屋に案内してもらった後……ジュースが飲みたくなったから自販機で買おうと思って歩いたら二人がいた。あっ勿論楽屋にも飲み物はあったけどそれは翼ちゃん用にスタッフの人が用意したものだから飲むのは止めた。

 

 

 とまぁそんなこんなで今の現状になっていますが…

 

 

「気合でどうにかなるってマリアが言ってたデス! だからもう一回入れれば何とかなるデスよ」

 

「これは気合でどうにかなるものじゃないよ切ちゃん。一旦私のお金取りにマリアの楽屋に戻ろう?」

 

「駄目デス! そうしてる間にこのご飯にザバーってかけるヤツサイダーが無くなっちゃうデスよ」

 

「多分それマリア喜ばないからやめ、あっ…すみません」

 

 

 女の子二人がこっちに気付いたけど今それどころじゃない……ご飯にザバーってかけるヤツサイダーって何も味? ご飯にザバーってかけるヤツで思い付くのはとろろなんだけど違うよね、だってとろろはサイダーにならない……けど牛タンとかずんだ餅とかあったから無いこともないのかな? でもそれならご飯にザバーってかけるヤツじゃなくてとろろって書くはず、つまりご飯にザバーってかけるヤツはとろろではなく別の何かであるということだからつまりそのえっとあの……もう考えても答えが出なさそうだし諦めよう

 

 

「……何か困ってるみたいだけど大丈夫?」

 

「いや大したこ「このお金が使えなくて大変なんデス! 早く買わないとコレが売り切れてしまうデスよ」切ちゃんこれは売り切れる商品じゃないから大丈夫……だから一旦戻ろう、ね?」

 

「このジュースが欲しいの?」

 

「そうデス! そのジュースをマリアにあげたいんデス、きっとマリアも喜ぶはずデス!」

 

「……えっと気にしないで先にジュース買ってください。ね、切ちゃん一回戻ろう?」

 

 

 いやマリアって名前出してる時点で今日翼ちゃんと共演するマリアさんが連れてきている娘なんだろう。それに120円くらいだから出してあげて喜んでくれるならそれで良いし、これでマリアさんに翼ちゃんの事をよろしくお願いしてもらったらこれからの仕事も良くしてくれるかもしれない……

 

 

「僕は翼ちゃんが誘ってくれて此処に来たんだけど、もしかして君達は歌手のマリアさんと一緒に来た女の子であってるかな?」

 

「そうデス! マリアとセレナと調とシンムグ」

 

「切ちゃんそれ以上はいけない。はい私達、マリアと一緒にここに来ました」

 

「あぁやっぱり! さっきからマリアっていう名前でもしかしてと思ったけどそうなんだ……はいどうぞ」

 

 

「わぁっありがとうデ……い、いや貰えないデスよ! マリアが言ってたデス、男性に買ってもらうんじゃなく女が奢るもの。だからこれは貰えないデス!」

 

「うん切ちゃんの言うとおり……なので気持ちだけもらいます」

 

 

 ……うん、まぁ分かってたけど。この世界はそういう感じなのは分かってたけど明らかに年下の女の子にこれ言われるとなんだかなぁ。かといって大人の女性に言われ続けたらニートでヒモになりそうだから別の意味でなんだかなぁだし。でもまぁここは

 

 

「いや気にしなくて大丈夫だよ。これはマリアさんに翼ちゃんの事をよろしくお願いしますっていうのを伝えてほしいからね、だからこれはお駄賃…代わりみたいなものだから貰ってほしいんだよ。それに貰ってくれないとこのジュースどうすれば良いか悩んじゃうし」

 

「う〜んそこまで言われると……分かったデス! マリアにちゃんと伝えるデスよ」

 

「ありがとうございます。切ちゃん、忘れないように覚えてようね」

 

「大丈夫デス! マリアに親切なお兄さんにジュース貰ったって言うデスよ」

 

「全然違うよ切ちゃん。マリアに今日共演する翼の事をよろしくお願いしますって一緒に来たお兄さんが言ってたって伝えるんだよ」

 

 

 ……うん受け取ってもらえたから良いんだけど、この金髪の娘大丈夫かな? なんでか分からないけどこの後の生活が心配になるんだよねこの娘。でもツインテールの女の子が同じ学校にいる限りフォローしてくれるだろうからその間は大丈夫だろうけど心配だなぁ……心配だなぁ

 

 

「じゃあマリアさんによろしく伝えてね」

 

「優しいお兄さんありがとうデス! ちゃんとマリアに伝えるデスよ」

 

「ありがとうございます。切ちゃんが間違えてもしっかり伝えるので安心してください……行こう切ちゃん」

 

 

 駆け足でマリアさんの待つ控室に行く二人を見て思ったのは、多分マリアさんは他に連れて来れる人はいたんだろうけど妹みたいなあの子達を連れてきたくて一緒に来たんだろうなぁって言う事。それにセレナっていう人もいるみたいだし……何故翼ちゃんはそういう人がいなかったのか、何処でマリアさんと差がついたんだろう?

 

 

 

 

 

 

「う〜ん」

 

「? どうしたの切ちゃん、何かあった」

 

「いやさっきあったお兄さんなのデスが、初めてあった気がしないデス」

 

「今日何処かですれ違ったとか?」

 

「いやそうじゃなくて……何というか、知らないのに知ってるみたいな感じなのデスよ」

 

 

 

 

 

 

 

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