こはやさん誤字報告、ありがとうございます
ラッキースケベというものがある。ありえない状況で女性の胸を揉んでしまったり、着替え途中の姿を見てしまったりという事で、少年マンガでそこそこある状況の一つだ。
だけどこの世界は貞操観念が逆転した世界、ラッキースケベの対象も変わってる。女性が男性の着替え途中の姿を見たり、股間を触ってしまったりする事になってる……まぁ触手プレイは男性が襲われるようなプレイの事を言うような世界だからそれくらいは普通だと思えるけど。
そもそもラッキースケベの事を何で考えてるかと言うと……そんな状況になってるから。
「わ、悪い!! アタシはそんな事をするつもりじゃ無かったんだ」
「分かってるから手をのけてくれないかなクリスちゃん」
今地面に倒れてる僕の股間を女の子に触られてる。その女の子の名前は雪音クリスちゃん、銀髪でロリ巨乳なハーフの女の子で父さんの知り合いの娘さん。元々バルベルデ共和国という戦争が絶えなかった国で、歌で世界を平和にしようとしたクリスちゃんと両親と写真家の父さんが出会ったらしい。
その後、世界のセックスシンボルと呼ばれた父さんによって戦争が集結……どうやら日本のエロ本を見せたり、ちょっとエロい写真を取らせてあげたりしたら戦争が終わったらしい。この事で父さんはエロで戦争を終わらせた男とか言われた…泣きたくなった。そして戦争が終わったから父さんがクリスちゃんの家族と日本に帰国、そしてたまに家族ぐるみで遊ぶ仲になった。
「それにしてもクリスちゃんは漫画みたいにラッキースケベするね」
「あ、アタシだってやろうとしてやってる訳じゃねぇ……何でか兄さんだけやってしまうんだよ」
「他の人にやったら下手したら警察沙汰だからね……僕は慣れてるから良いけど」
ウソです、全然慣れません。だってクリスちゃん可愛いし、巨乳だし、そんなクリスちゃんから兄さんって呼ばれてるから顔が赤くならないようにするので精一杯です。あと何でクリスちゃんが僕の事を兄さんと呼ぶのかと言うと…昔父さんが親戚みたいだなって言って、クリスちゃんの両親もそれに乗っかった事からクリスちゃんが僕の事を兄さんと呼ぶようになった。
「食べ方は綺麗になったんだけど、ラッキースケベだけ治らないね」
「アタシだってそうならないようにしてる……けど体が勝手に」
「う〜ん、まぁ大人になる前に治れば良いからね。ゆっくり頑張っていこう」
「あったりまえだ!」
クリスちゃん止めて。自信満々な顔で腰に手を当てて胸を張らないで……目のやり場に困る、本当に目のやり場に困る。響ちゃんも似たようなポーズとるけど、あの子は何だろう…普段がアレだから特に何も思わないし、翼ちゃんは……ね…………あれだし………………ほらね。
それにクリスちゃんって僕の周りにいる異性の中で一番女の子っぽいからそういうのは気にするだろうし、兄みたいな僕にそういう顔されるのは流石に嫌だと思うからね……そういうのは好きな相手だったら嬉しいと思えるんだろうけど。
この後はまぁ特に何もなく、いつものようにクリスちゃんは家に帰った……いつかクリスちゃんも彼氏が出来て、家に来なくなるんだと思うと嬉しいような悲しいような。
「あぁー!! アタシってば何であんな事しちまうんだ。兄さんがアタシの事好きか分かんねぇのに、あんな事をやったら嫌われるに決まってるだろ!」
「ん〜〜何だか渡さんに何かあったような?」
「あぁ!? 私とした事が天羽々斬にジュースをかけてしまった……何か嫌な事が起こる前触れ?」
「何だ? オレの完璧な作戦に間違いが起こったような……いやオレの作戦に付け入るスキなどない!」
「………もう渡さんったら、そう簡単に女の子入れたら駄目じゃない。隠しカメラと盗聴器を付けてなかったら気付かないし…明日響と一緒に行かないと。渡さんと響は私がいないと全く駄目なんだから♡」