頑張れ!!上杉先生!!   作:紳爾零士

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ほのぼのしてたら良いです…。


ロケットとリスト

『俺の名前は上杉風太郎。

特技は料理のごく普通の保育士である。』

 

祐輔「…はぁ…。前田先生。また、日課のランニングですか。」

 

前田「ゼェ…ゼェ…。やっぱ、子供達と遊ぶには…体力が必要なんで…。」

 

コイツは前田先生。

見た目は不良だが、体力自慢なので子供たちには結構人気である。

 

前田「…自慢っすか?上杉先生。」

 

…なにが?

 

前田「アンタ、確か、ケーキ屋でバイトしてたから作れるんすよね?ホールぐらいなら。」

 

風太郎「…お前と話しているのもここまでのようだ。前田先生。」

 

前田「はぁ!?何言って…。」

 

武田「3、2、1……0。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

三玖・四葉「フータロー!!(うーえーすーぎーさーんー!!)」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前田「上杉先生ェェェッ!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

武田「可笑しい人を亡くした。」

 

風太郎「まだ死んでねぇよ。」

 

いやぁ…しかし、危なかった。三玖は兎も角、四葉ロケットの方は死ぬかと思った…。おい、武田先生、さりげなく舌打ちするんじゃねー。

 

?「すみません…。上杉先生の姿が見えた途端、飛びついちゃって…。」

 

風太郎「良いんですよ。零奈さん。」

 

この家族は本当に似てるな。

待て待て、三玖よ。さりげなく匂いを嗅ぐな。

 

三玖「だって。フータローのにおいがいいから。」

 

四葉「そうそう。おとーさんはとってもくさいです!!」

 

風太郎「…それ、お父さんには言うなよ。俺の命が危ないから。」

 

四葉「二乃はすでにいっちゃってます。」

 

…なにやっちゃってんの?

 

零奈「では、今日もよろしくお願いします。」ペコリ

 

風太郎「お任せください。残り3人は教室ですね。」

 

零奈「はい。では、失礼します。」

 

…何故、このお淑やかな女性からこんな騒がしい五つ子が生まれたのか…。中野さんを見つめていると腹部に痛みが走る。

 

風太郎「いてっ!!」

 

…俺は腹部にしがみつく可愛い犯人を見る。

 

三玖「…フータロー。おかーさん、みてた。」プク-

 

風太郎「そりゃあ、見るだろ。」

 

三玖「なんで?フータローはおかーさんみたいなひとがいいの?わたしじゃだめなの?」

 

三玖さん?その年で目のハイライトさんがお仕事放棄してるとお兄さん、あなたの将来と自分の身が心配だよ?

 

風太郎「はぁ…。そうじゃねえよ。てか、俺はやめとけよ?お前らが誰かが好きって言うようになったら俺なんておっさんなんだぜ?」

 

三玖「…じゃあ、いま、けっこんしよ?」

 

風太郎「うん、意味が違うからな?」

 

三玖「だいじょうぶ。おとーさんとおかーさんにはせつめいするから。」

 

風太郎「うん。そういう問題じゃないからね?」

 

祐輔「上杉先生。時間です。」

 

風太郎「そっか。行くぞ、三玖、四葉。」

 

四葉「みゅ〜♪」

 

あら、満足そうね。

そんなに二十代の男の匂いがいいのかね…。

 

四葉「うえすぎさんだからです!!」

 

風太郎「ナチュラルに心を読むな。」

 

いつものように教室に入る。

 

二乃「ひとりじめはだめだっていったでしょー!!」

 

三玖「ひとりじめじゃない。きょうは四葉もいる。」

 

四葉「うえすぎさんのおてて、おっきくてあったかいです♪」

 

二乃「わたしにもさわらせなさいよ!!」

 

三玖「二乃のフータローじゃない。わたしたちのフータローなの。」

 

…誰のでもないんだが…。

そして、痛い。取り合いはやめなさい。そして、武田先生は蹴っていいよね。

 

祐輔「ダメです♪」ニッコリ

 

ナチュラルに心を読むな。

 

風太郎「そろそろ、席につけ。」

 

四葉「はーい!!」

 

二乃「はぁい…。」ムス-

 

三玖「うん。」

 

…あれ?珍しいな。

一花じゃなくて、五月が寝てるなんて…。

 

一花「あっ。フータロー君。おこしちゃダメ。」

 

五月を起こそうとすると、一花が俺を制止する。

 

風太郎「…何故だ?」

 

一花「これ、見て。」

 

…んーと?なになに?『うえすぎせんせいとしたいこと』?

 

一花「きのうね?いつつごかいぎをして、それを五月ちゃんがまとめてたら、よるになっちゃってたんだ。わたしたちはちゃんとねたけど、五月ちゃんはちゃんとねれてなかったみたい。それにこのきょうしつ、ポカポカしててきもちいいしね。」

 

風太郎「…ふむ。」

 

『①うえすぎせんせいにいっしょにおたんじょうびをいわってほしい。』

『②うえすぎせんせいといっしょにおまつりにいきたい。』

『③うえすぎせんせいといっしょにプールにいきたい。』

『④うえすぎせんせいといっしょにキャンプがしたい』

『⑤うえすぎせんせいといっしょにおでかけしたい』

など、計30項目以上、書かれていた。頑張って書いたのか、下手くそな字だが、紙はくしゃくしゃになっていた。

 

風太郎「…今日は、5月1日か。」

 

祐輔「…後、4日後、ですか。可愛いものじゃありませんか。余程、みんな、上杉先生が好きなんですね。」

 

五月「…すぅ…すぅ…うえしゅぎ…しぇんしぇ〜…。」

 

あー…。もう、涎を垂らして…。

…満足そうに寝ている五月を見て、俺は決意した。ここに書いてあることを全て実現させると…。




長らく空けてすみませんでした。
結構、長考してまして…。
1話、2話と書いてますが、ストーリーではなく、俺が書きやすくしてるだけなので気にしない、気にしない♪
あと、五つ子の容姿についてはちっちゃくなった感じかなぁと。
では、次回。
ではでは〜。

幼稚園編、見たいのは?

  • 誕生日
  • お祭り
  • 旅行
  • プール
  • 風太郎のお泊り編、又は、五つ子のお泊り編
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