〜プロジェクト東京ドールズ〜『化け物とドールの絆』   作:やさぐれショウ

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やさぐれショウです。

久しぶりの投稿だぁ~!!

いよいよ、浄化ライブ当日がやって来た。Dollsは準備万端であり、今か今かとライブの時を待つ。しかし、どこからともなく響く声が響いたその時、次々と悲劇が起こる。

では、本編へどうぞ


第五十五話 悪魔の囁き

浄化ライブ当日、ドールハウスにて……

 

斑目「ーー全員、揃ったな。」

翔「あぁ、全員いる。」

翔の言葉を聞いた斑目は頷き、説明を開始する。

斑目「本日一三◯◯。渋谷の浄化ライブを開始する。」

カナ「いよいよですね…!」

斑目「渋谷の浄化は我々の悲願の1つ。万に一つの失敗も許されない。全員、準備はいいか?」

斑目はDollsに問う。

サクラ「は、はい!準備はバッチリです!」

ミサキ「万事、とどこおりなく。あとは命令を待つのみです。」

シオリ「あれだけ練習したんだもの。きっと大丈夫ですよ。」

チームAは大丈夫そうだ。

レイナ「チームBのBはBESTのB!最高のパフォーマンスを保証するわ。」

ヒヨ「ヒヨも、せーしんせーい頑張るよ!翔さんも観ててね!」

ナナミ「緊張感のない人たちですね…はぁ……胃がキリキリする……」

レイナとヒヨは大丈夫そうだが、ナナミは嫌々ながら言う。

翔「おいナナミ、大丈夫か?」

翔はナナミに声をかけた。

ナナミ「はい!大丈夫ですよ♪」

ナナミはご機嫌そうに言った。急に態度が変わったナナミを見て、翔は思わず首を掻いた。

アヤ「ま、やることはやったんだからあとはドンと構えてればいいのよ!」

ユキ「…ドンと構えて、がんばります。」

ヤマダ「…さっさと終わらせてスパルタレッスンに終止符を……!」

アヤ「ヤマダが、かつてないやる気を見せているわね…主にマイナスな方向で。」汗

チームCはこんな様子だが、これがいつも通りなのだ(笑)。

斑目「相変わらずだな、お前たちは。」

斑目はヤレヤレとした顔をする。

斑目「……では、青空、頼んだぞ。」

翔「俺は俺のやれることをやるまでだ。」

斑目「…良い返事だな。」

斑目は翔に微笑んだ。

 

 

 

会場には、沢山の客でいっぱいだ。

サクラ「…すごい!これだけの人が……!」

サクラはステージ裏からそれを目の当たりにし、驚いていた。

レイナ「カナから連絡があったわ。会場のキャバ100%。満員御礼ね。」

会場は満員であった。

アヤ「あったりまえでしょ!あたしたち、ずっと頑張ってきたんだもの!」

アヤは誇らしげに言う。

翔「よし、そろそろスタンバイだ。いくぞ、お前r」

その時……

翔「……?」

翔は何かを感じとる。次の瞬間……

『遊ぼうよ。』

どこからともなく、声が響く。そして…

サクラ「あ、頭が…痛い……!」

レイナ「なに…一体、なにが……!」

アヤ「なに…この声……震えが…止まらない……!」

サクラ、レイナ、アヤは頭痛や震えを訴える。

『遊ぼうよ。遊ぼうよ、EsG。』

どこからともなく響く声は、鳴り止まない。

『キミのチカラも、キミのオモイも、キミのネガイも、キミのユライも、一切合切、かなぐり捨てて……ボクと一緒に遊ぼう。それが、ひどく出来の悪い、ニンギョウ遊びだったとしても……喜劇くらいには、なるだろ?』

翔「誰だ!?姿を現せ!!」

翔は声を荒げるが、

『遊ぼうよ。遊ぼうよ、EsG。』

声の主は、翔の言葉に答えなかった。

翔「声が、止んだ……何だったんだ、今のは……?」

謎の声が止んだ頃、翔は冷や汗をかいていた。すると、

PPP--

カナ『き、緊急事態発生!』

カナから連絡が来た。

カナ『膨大な感情エネルギーが会場付近に発生ーーって、あれ…?』

翔「どうした!?」

カナ『感情エネルギー消失!違う……そもそも…そんなものなかった…?』

翔「何…?…どういうことだ!?はっきりしろ!!」

しかし、会場付近から音が響いた。

レイナ「今度は何事なの!?」

カナ『と、突然、会場の周囲にモノリス反応が多数、出現しました!』

何と、会場付近に複数のモノリス反応が現れたのだ。

翔「何!?」

レイナ「なんですって…!?」

しかも…

カナ『複数のモノリスがまるで会場を囲むかのように展開しています!』

会場を囲むように現れたのだ。

翔「何だと!?…マズイな……」

斑目『青空!チームCとともにモノリスの破壊へと向かってくれ!』

翔「分かった!」

サクラ「で、でも…観客達は…!?」

翔「モノリスに囲まれてる状況で避難させるのは、むしろ逆効果だ!」

翔はサクラに言う。

斑目『青空の言うとおりだ!チームCは青空と共にモノリスの破壊を!他のメンバーは会場に残り、観客たちを守れ!』

斑目は指示を出した。

翔「よし!いくぞ、アヤ、ユキ、ヤマダ!」

アヤ「ええ、わかったわ!」

ユキ「はい。」

ヤマダ「っしゃあ!」

翔はチームCのメンバー達と共に、会場を囲むモノリスの破壊に向かった。

 

 

 

アヤ「キリがないわね…!」

モノリスは破壊出来ても、中々終わりが見えてこない。

ユキ「わかりません…どうして、これだけのモノリスが…」

ヤマダ「…ふひひ!不可解で、意味不明で、燃えるっすなァ!」

アヤ「さっきの声……アレが原因ってことよね。」

アヤは先ほどの謎の声が原因であると考える。

翔「もし、そうだとしたなら……モノリスを…化け物を…操ったとでも、言うのか…!」

翔は歯を噛み締める。

PPP--

カナ『モノリス反応、未だ顕在!漏らさず、全て撃破してください!』

翔「分かってる!」

アヤ「これからライブだってのに難しい注文つけてくれるじゃない!!」

ユキ「ーー了解です。殲滅、開始します。」

ヤマダ「ひっさびさのピンチっす。たーんと楽しませてもらいますか!」

チームCはそれぞれの武器を構え、翔はアマゾンウィップを構えた。チームCがピグマリオンを消し去る中、

翔「ぅぉぉおおおおおおお!!」

翔はアマゾンウィップを振り回し、モノリスを切り裂いていく。

翔「ヴアアアアアァァァァ!!」

翔は発狂しながらアマゾンウィップを振り回し、モノリスを捕らえては、別のモノリスとぶつけて、モノリスを壊していく。ピグマリオンが襲って来ようものなら、引っ掻き攻撃で切り裂いていく。ピグマリオンが減ってきた頃、チームCもモノリスに攻撃を開始して、次々と壊していった。

数十分後…

アヤ「…カナさん、どう?」

アヤはカナに訊ねる。

カナ『モノリスの全滅を確認しました。…お疲れ様です。』

会場周囲のモノリスは全滅した。

アヤ「…なんとかなったわね。ったく!なんなのよ、この展開!」

アヤはそう言うと、テアトルを閉じた。

ヤマダ「ふぃ~……こんだけ動いた後にライブとか…無理、絶対無理、完全無理っすわ…」

ヤマダはダルそうに言う。

翔「マジか…あ~あ、残念だな……俺、ヤマダのパフォーマンス見たかったのに…」

しかし、翔がそう言うと…

ヤマダ「って言うのはジョーダンっす!!いやぁ、やる気満々っすよぉー!!」

ヤマダは元気を見せた。

アヤ「全く……あ、翔…疲れてない?」

アヤは翔を心配する。

翔「大丈夫だ。」

翔がそう言うと、アヤは「よかった。」と、ホッとする。

ユキ「本当に…これでおわり…?」

ユキはボソッと呟く。

アヤ「ちょっと、ユキ、やめてよ。アンタのそういうの当たるんだから。」

アヤはユキに言う。

翔「とりあえず、1度戻r」

その時…

カナ『うそでしょ…!?』

カナが言葉を失う。

翔「今度は何だよ!?」

その理由は……

カナ『巨大なモノリス反応!これは…アタラクシアの時の…!』

アタラクシアに行った時のモノリス反応が現れたからだ。

翔「何!?…場所はどこだ!?」

カナ『場所はーーライブ会場です!』

何と、そのモノリスはライブ会場に現れたのだ。

翔「何だと…!?」

翔は驚きのあまり、言葉を失った。そして、チームCと共に、急いでライブ会場に戻って行った。




いかがでしたか?今回はここまでです。

久しぶりの投稿で、何だか内容がうすくなってる気がするかと思いますが、お許しください。

会場周囲のモノリスは全滅したものの、次のモノリスは、ライブ会場に現れた。果たして、ライブはどうなることやら。

次回も、お楽しみに。

では、またね
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