〜プロジェクト東京ドールズ〜『化け物とドールの絆』   作:やさぐれショウ

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やさぐれショウです。

皆さん、新型コロナウイルスには、くれぐれもお気をつけください。

ライブ会場にアタラクシアの時のモノリス反応が現れ、翔とチームCは急ぎ会場に戻る。そこに現れたのはモノリスだけではなく……

では、本編へどうぞ


第五十六話 再来する絶望

会場では、チームAとチームBがいた。

PPP--

カナ『巨大なモノリス反応!これは…アタラクシアの時の…!』

彼女達にも、カナのこの言葉が伝わっていた。

ナナミ「またですか…今度はどこにーー」

カナ『場所はーーライブ会場です!』

ナナミ「……はっ?」

カナの言葉に、驚きと困惑を見せるナナミ。

ヒヨ「な、ナナミン!あ、あれってーー」

ヒヨが指差した方を見ると……

 

ライブステージに怪しい光が現れ、そこから巨大なモノリスが姿を現した。

レイナ「なんてこと…!」

ナナミ「よりにもよって…こんな場所に…!」

ヒヨ「どどどど、どーしよー!?」

観客「おい、何だよアレ…?」「演出にしては、ちょっとやり過ぎなんじゃないか?」

観客達もモノリスを見てザワザワと騒ぎ出す。更に、蝶たちも姿を現し、観客達から少しずつ記憶を奪っていく。

カナ『巨大なモノリスから大量のピグマリオン反応を検出!会場にピグマリオンが現界します!』

ミサキ「テアトル展開!」

ミサキはテアトルを展開した。

観客「あれ?」「おい、鍵穴みたいなのが消えたぞ!?」「何だったんだ、一体…?」

突然、モノリスが消えたため、観客達は困惑していた。

 

 

 

テアトル内では、Dollsがモノリスとピグマリオンと対峙していた。

ミサキ「意識を切り替えて!戦闘態勢に移行するわよ!」

ミサキが指示を出す。

シオリ「ここで倒さないと観客に被害が出てしまいます!」

サクラ「なんとしても…観客の人たちを守らないとーー!」

カナ『モノリス、更に展開!ピグマリオン反応、多数出現!』

モノリスは容赦なく、次々とピグマリオンを召喚する。

ミサキ「一匹残らず…しとめる!」

Dollsは現れたピグマリオン達と戦う。しかし、倒しても倒しても、一向に減ることは無い。

サクラ「はぁ…はぁ…はぁ……!」

サクラに疲れが見える。

ミサキ「次から次へと…キリがないわね、まったく!」

レイナ「でも、モノリスは1つよ。これさえ、壊すことができればーー!」

その時……

カナ『モノリスから高出力反応!こ、この反応はーーーー』

モノリスが怪しい光を放つ。

斑目『まずい!全員、距離をとれ!』

その光の中から……

ズズゥンッ!…ジャキンッ!

何かが降り立ち、引っ掻き攻撃を繰り出した。

ヒヨ「ひゃあっ!?」

幸い、距離をとっていたため、攻撃はDollsに命中することは無かった。

ナナミ「な、何かがでてきましたよ!」

シオリ「なんてこと……よりにもよって、こんな時に…!」

次第に土埃が晴れてきて、そこにいたのは……

リーパー「キシャァァアアアアア!!」

あの時のリーパーだった。

サクラ「リーパー……!」

ミサキ「…考え得る最悪のタイミングで…考えうる最悪の敵が現れたわね…!」

Dollsは警戒心を一層強める。

リーパー「キシャシャシャシャーー!」

リーパーはそんな彼女達を嘲笑うかのように、奇妙な声をあげる。そして、爪を構える。

レイナ「……来るわよ!」

Dollsはそれぞれの武器を構え、リーパーを迎え撃つ。

ジャキジャキンッ!

リーパー「キシャシャシャシャァァアアアアア!!」

リーパーは爪を振り回す。

ガキンッ!ガキンッ!

ナナミ「何なんですか、この強さ…めちゃくちゃです!」

レイナ「手負いの獣ほど厄介とはよくいったものね……」

ヒヨ「はぁ……はぁ……はぁ……ビクともしないよ……」

Dolls達はリーパーの強烈な猛攻を受け止めることで精一杯だった。

斑目『こうも畳み掛けるか…!』

カナ『…EsGが撤退を推奨しています。しかしーー』

愛『それじゃあ観客が襲われちゃうよ!』

ここで撤退すれば、リーパーは観客を襲う。カナと斑目と愛はそれを確信していた。それは、

サクラ「今、テアトルを閉じたらリーパー達は観客を襲いますよ!?」

Dollsも確信していた。

斑目『だとしても…ここまで成長したDollsをここで犬死させるわけにはいかない。』

レイナ「ダメよ。所長…!それだけは美しくない。許可できないわ。」

斑目『勘違いするな。決めるのはお前達ではない。私だ。』

斑目は撤退する方針を固めつつある。

斑目『決めたことの責任をとるのも、私だ。この決定に心痛を感じることは一切認めない。』

そして、

斑目『シオリ、テアトルを閉じろ。』

シオリにテアトルを閉じるよう、命令する。

シオリ「で、ですがーー」

シオリは躊躇う。

サクラ「斑目さん!ダメです、そんなの絶対!」

サクラも斑目に抗議するが、

斑目『シオリ。そのためのお前だろう。』

斑目は聞く耳を持たない。

シオリ「……! て、テアトルを閉じーーーー」

その時……

「やめろ、シオリ。」

Dolls達にとって、聞き覚えのある声が響いた。

シオリ「し、翔君……!」

そこには、チームCと戻った来た青空 翔の姿があった。

サクラ「翔さん!」

サクラは安心した表情を見せる。

アヤ「ギリギリセーフってところかしら。」

ユキ「…なんとか間に合いました。」

アヤとユキは言う。

斑目『3人増えたとしても、現状の戦力では、あのリーパーには勝てない。』

斑目は重い口を開く。

翔「このまま戦ったら、そうだろうな。」

翔は斑目に言う。

斑目『…青空、何か案があるのか?』

斑目は翔に問いかける。

翔「あぁ。Dollsにしかできない、たった1つの方法がなーー」

翔は真顔で言う。彼が思い付いた方法とは……

 




いかがでしたか?今回はここまでです。

アタラクシアに現れたモノリスが、また現れて……更に、リーパーまで現れたのだ。猛攻してくる中、斑目は撤退するように言うが、そこに翔がチームCと共に戻って来た。

次回も、お楽しみに。

では、またね
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