〜プロジェクト東京ドールズ〜『化け物とドールの絆』 作:やさぐれショウ
皆さん、新型コロナウイルスには、くれぐれもお気をつけください。
ライブ会場にアタラクシアの時のモノリス反応が現れ、翔とチームCは急ぎ会場に戻る。そこに現れたのはモノリスだけではなく……
では、本編へどうぞ
会場では、チームAとチームBがいた。
PPP--
カナ『巨大なモノリス反応!これは…アタラクシアの時の…!』
彼女達にも、カナのこの言葉が伝わっていた。
ナナミ「またですか…今度はどこにーー」
カナ『場所はーーライブ会場です!』
ナナミ「……はっ?」
カナの言葉に、驚きと困惑を見せるナナミ。
ヒヨ「な、ナナミン!あ、あれってーー」
ヒヨが指差した方を見ると……
ライブステージに怪しい光が現れ、そこから巨大なモノリスが姿を現した。
レイナ「なんてこと…!」
ナナミ「よりにもよって…こんな場所に…!」
ヒヨ「どどどど、どーしよー!?」
観客「おい、何だよアレ…?」「演出にしては、ちょっとやり過ぎなんじゃないか?」
観客達もモノリスを見てザワザワと騒ぎ出す。更に、蝶たちも姿を現し、観客達から少しずつ記憶を奪っていく。
カナ『巨大なモノリスから大量のピグマリオン反応を検出!会場にピグマリオンが現界します!』
ミサキ「テアトル展開!」
ミサキはテアトルを展開した。
観客「あれ?」「おい、鍵穴みたいなのが消えたぞ!?」「何だったんだ、一体…?」
突然、モノリスが消えたため、観客達は困惑していた。
テアトル内では、Dollsがモノリスとピグマリオンと対峙していた。
ミサキ「意識を切り替えて!戦闘態勢に移行するわよ!」
ミサキが指示を出す。
シオリ「ここで倒さないと観客に被害が出てしまいます!」
サクラ「なんとしても…観客の人たちを守らないとーー!」
カナ『モノリス、更に展開!ピグマリオン反応、多数出現!』
モノリスは容赦なく、次々とピグマリオンを召喚する。
ミサキ「一匹残らず…しとめる!」
Dollsは現れたピグマリオン達と戦う。しかし、倒しても倒しても、一向に減ることは無い。
サクラ「はぁ…はぁ…はぁ……!」
サクラに疲れが見える。
ミサキ「次から次へと…キリがないわね、まったく!」
レイナ「でも、モノリスは1つよ。これさえ、壊すことができればーー!」
その時……
カナ『モノリスから高出力反応!こ、この反応はーーーー』
モノリスが怪しい光を放つ。
斑目『まずい!全員、距離をとれ!』
その光の中から……
ズズゥンッ!…ジャキンッ!
何かが降り立ち、引っ掻き攻撃を繰り出した。
ヒヨ「ひゃあっ!?」
幸い、距離をとっていたため、攻撃はDollsに命中することは無かった。
ナナミ「な、何かがでてきましたよ!」
シオリ「なんてこと……よりにもよって、こんな時に…!」
次第に土埃が晴れてきて、そこにいたのは……
リーパー「キシャァァアアアアア!!」
あの時のリーパーだった。
サクラ「リーパー……!」
ミサキ「…考え得る最悪のタイミングで…考えうる最悪の敵が現れたわね…!」
Dollsは警戒心を一層強める。
リーパー「キシャシャシャシャーー!」
リーパーはそんな彼女達を嘲笑うかのように、奇妙な声をあげる。そして、爪を構える。
レイナ「……来るわよ!」
Dollsはそれぞれの武器を構え、リーパーを迎え撃つ。
ジャキジャキンッ!
リーパー「キシャシャシャシャァァアアアアア!!」
リーパーは爪を振り回す。
ガキンッ!ガキンッ!
ナナミ「何なんですか、この強さ…めちゃくちゃです!」
レイナ「手負いの獣ほど厄介とはよくいったものね……」
ヒヨ「はぁ……はぁ……はぁ……ビクともしないよ……」
Dolls達はリーパーの強烈な猛攻を受け止めることで精一杯だった。
斑目『こうも畳み掛けるか…!』
カナ『…EsGが撤退を推奨しています。しかしーー』
愛『それじゃあ観客が襲われちゃうよ!』
ここで撤退すれば、リーパーは観客を襲う。カナと斑目と愛はそれを確信していた。それは、
サクラ「今、テアトルを閉じたらリーパー達は観客を襲いますよ!?」
Dollsも確信していた。
斑目『だとしても…ここまで成長したDollsをここで犬死させるわけにはいかない。』
レイナ「ダメよ。所長…!それだけは美しくない。許可できないわ。」
斑目『勘違いするな。決めるのはお前達ではない。私だ。』
斑目は撤退する方針を固めつつある。
斑目『決めたことの責任をとるのも、私だ。この決定に心痛を感じることは一切認めない。』
そして、
斑目『シオリ、テアトルを閉じろ。』
シオリにテアトルを閉じるよう、命令する。
シオリ「で、ですがーー」
シオリは躊躇う。
サクラ「斑目さん!ダメです、そんなの絶対!」
サクラも斑目に抗議するが、
斑目『シオリ。そのためのお前だろう。』
斑目は聞く耳を持たない。
シオリ「……! て、テアトルを閉じーーーー」
その時……
「やめろ、シオリ。」
Dolls達にとって、聞き覚えのある声が響いた。
シオリ「し、翔君……!」
そこには、チームCと戻った来た青空 翔の姿があった。
サクラ「翔さん!」
サクラは安心した表情を見せる。
アヤ「ギリギリセーフってところかしら。」
ユキ「…なんとか間に合いました。」
アヤとユキは言う。
斑目『3人増えたとしても、現状の戦力では、あのリーパーには勝てない。』
斑目は重い口を開く。
翔「このまま戦ったら、そうだろうな。」
翔は斑目に言う。
斑目『…青空、何か案があるのか?』
斑目は翔に問いかける。
翔「あぁ。Dollsにしかできない、たった1つの方法がなーー」
翔は真顔で言う。彼が思い付いた方法とは……
いかがでしたか?今回はここまでです。
アタラクシアに現れたモノリスが、また現れて……更に、リーパーまで現れたのだ。猛攻してくる中、斑目は撤退するように言うが、そこに翔がチームCと共に戻って来た。
次回も、お楽しみに。
では、またね