〜プロジェクト東京ドールズ〜『化け物とドールの絆』 作:やさぐれショウ
そう言えば、裏切り者のストライカー達を率いる『白河 昇』の出番も無かったな。てか、全然登場させてなかったw
そんなわけで、今回は裏切り者のストライカー達と白河 昇を登場させました。
白河 昇も仮面ライダーに変身できるのだが、その戦闘力は……
では、本編へどうぞ
その頃、白河 昇とストライカー達は……
街に現れた妖魔達と戦っていたのだが……
ドカッ!
あおい「ぐあっ!」
ドカッ!
栞「っ!?」
日頃から戦闘訓練を怠っているため、上手く連携が取れず、やられてばかりいた。
昇「何をしている!?声をかけあうとか、もっと工夫して戦うんだ!!」
昇はストライカー達に指示を出すも……ストライカー達は焦っており、相変わらずと言わんばかりな戦いだ。
昇「くっ…こうなったら…!」
昇はネオアマゾンズドライバーを取り出し、アマゾンズインジェクターをハンドルに挿し、ハンドルを起こす。
昇「アマゾン!」
そして、インジェクターを押し込み、
《NEO》
仮面ライダーアマゾンネオに変身した。その直後、もう一度インジェクターを押す。
《BLADE・LOADING》
ベルトから音声が響き、右手首辺りの装甲から赤い刀身が伸びてきた。アマゾンネオの専用武器『アマゾンネオブレード』だ。
アマゾンネオ「うぉぉおおおおおおお!!」
アマゾンネオは妖魔目掛けて走り出し、アマゾンネオブレードを振り下ろした。
ザシュッ!ブシャァァアアアアアアッ!!
その妖魔は真っ二つに叩き斬られ、勢い良く血を吹き出して消滅した。
あおい「おい、白河隊長!何故もっと早く変身しなかったんだ!?」
栞「貴方がもっと早く変身していれば、妖魔を楽に倒せたのに。」
あおいと栞はアマゾンネオに変身した昇に文句を言う。
アマゾンネオ「言っておくが、僕だけで戦ってるんじゃない…みんなで戦ってるんだ。文句があるなら、少しは自分たちの実力で戦ったらどうだ?」
アマゾンネオはあおいと栞に言う。
チカ「そんな、チカ達は青空隊長が居たときからずっと、自分たちの実力で戦って来たんだよ!」
チカがそう言うと、
アマゾンネオ「嘘をつくな!!」
アマゾンネオは怒鳴り立てた。
アマゾンネオ「僕が知らないとでも思ったのか?……青空隊長の味方の元ストライカー達から聞いたぞ?お前達は青空隊長や元ストライカー達に妖魔達と戦わせ、弱った妖魔だけを倒して自分たちの手柄にしていたことを……更に、青空隊長が妖魔にトドメを刺すのを妨害していたことも……全て知っているぞ?」
アマゾンネオが冷たい声でそう言うと、ストライカー達の表情がみるみる青ざめていった。
アマゾンネオ「今まで青空隊長や元ストライカー達を利用して、手柄を横取りしていたことも、全て知っているんだ!!僕も多少は戦うが、倒すべき敵を退治することは自分たちで何とかしろ!!甘えたことを言うな!!」
アマゾンネオはストライカー達に怒鳴り立てる。アマゾンネオに怒鳴られ、ストライカー達は暗い顔をしていた。
アマゾンネオ(ストライカー達は全く更生していない……こんな時、青空隊長だったらどうするのだろうか……)
アマゾンネオは思った。その時、
「グォォオオオオオオオ!!」
咆哮が辺りに響き渡った。その直後、
ズダァンッ!
新侵略型妖魔のメガイラが、姿を現した。
アマゾンネオ「な、何だ!?あの妖魔は…!?」
夕依「あれは……メガイラ!!」
あおい「くっ!!こんな時に、上級妖魔…!」
チカ「ど、どうしよう…!」
栞「ねぇ、白河隊長!どうするの!?」
ストライカー達はアマゾンネオ(昇)に頼りきりだった。
アマゾンネオ(自分で考えろって言いたい所だが、今はそんな事言ってられない…ならば……!)
アマゾンネオ「僕とあおいと夕依は近接戦で戦う!栞とチカは後方から援護しろ!」
アマゾンネオは指示を出し、アマゾンネオブレードを構える。そして、
アマゾンネオ「ぉぉおおお!!」
あおい「はっ!!」
夕依「やぁっ!!」
アマゾンネオとあおいはメガイラ目掛けて走り出し、夕依はシキガミを召喚して、メガイラに向かわせる。
アマゾンネオ「僕が囮になるから、あおいと夕依は挟み撃ちを仕掛けろ!」
アマゾンネオは合図を出す。アマゾンネオはメガイラに正面攻撃を仕掛けた。あおいは右方向からメガイラに攻撃を、夕依のシキガミは左方向からメガイラに攻撃を仕掛ける。だが……
栞「やっ!!」ピュッ!
チカ「それー!!」ドォオンッ!
タイミング悪く、栞とチカが攻撃を仕掛けてしまい……
ドスッ!
あおい「がっ!?」
栞の矢があおいの脇腹に命中し、
ドパァアンッ!ドパァアンッ!
メガイラ「っ!!?」
シキガミ『っ!?』
夕依「っ!?」
アマゾンネオ「ぐわぁぁあああああ!?」
チカが放った花火玉はメガイラに命中したが、夕依のシキガミとアマゾンネオも巻き込んだ。あおいは戦闘不能になり、夕依も体力が尽きてあっさりと戦闘不能になった。
栞「っ!?…そ、そんな……!」
チカ「あ…ああぁぁ……!」
アマゾンネオ「何をしている!?タイミングを伺え!!」
メガイラ「っ!!!!」
メガイラはアマゾンネオに爪を振り下ろしてきた。
ガキィンッ!!
アマゾンネオ「ぐっ!!」
アマゾンネオはアマゾンネオブレードで、何とか攻撃を受け止める。そして、
アマゾンネオ「栞、チカ、今だ!!」
栞とチカに声をかける。しかし、栞とチカはただその場で立ち尽くし、震えているだけだった。
アマゾンネオ「あぁくそっ!!」
アマゾンネオはメガイラを蹴って、体勢を立て直した。そして、ネオアマゾンズドライバーのハンドルを倒して、すぐに起こした。
《アマゾンブレイク》
ベルトから音声が響いた直後、アマゾンネオはメガイラ目掛けて助走を付け、アマゾンネオブレードを大きく振りかぶった。しかし、
メガイラ「グゴォォオオオオオ!!」ザシュッ!
アマゾンネオ「ぐぁぁああああああああ!!」
攻撃が大振りのため、隙が多く……メガイラの爪で攻撃され、返り討ちにあった。アマゾンネオは昇の姿に戻り、戦闘不能になった。
昇「がっ……く、くそぉ……!」
そこに、
???「おやおや、無様な戦い方ですね。」
エメラルドグリーンの長い髪が特徴の小柄な少女が姿を現した。彼女は空中に浮かんでいる。
昇「き、君は…!!」
あおい「そ、それより……私達を、助けろ…!…あの妖魔を、倒せ…!!」
???「それが、誰かに物事を頼む態度なのですか?」
その少女は、あおいに言う。
あおい「いいから、倒せ…!!」
???「…全く、呆れたものですね……まぁいいでしょう…今ここで、貴女達に死なれては困りますからね…」
少女はそう言うと、手をピストルのような形にして、光線を放った。光線はメガイラに命中し、消滅した。
あおい「おい、何故もっと早く…救援に来なかったんだ…!?…こっちは、奴に……倒されかけたんだぞ…!!」
助けられたにも関わらず……あおいは少女に文句を言い、ありがたみすら感じていなかった。
???「相変わらず自分たちのことしか考えてないんですね、貴女達は…」
少女は呆れながらあおいに言う。
???「ですから、隊長さんは貴女達を拒むんですよ?まだ分からないんですか?」
昇「そ、それでも……彼女達には、青空隊長に…謝罪をさせるつもりだ…!!」
昇は少女に反論する。
???「隊長さんに謝って、その後はどうするんですか?」
昇「青空隊長に…また、隊長として……戻って貰うんだ……!」
昇がそう言うと、
???「白河 昇、いい加減にしなさい!」
少女は昇に怒った。
???「貴方は隊長さんを裏切ったストライカー達を更生させるのでは無いんですか?なのに、目的とやっていることが全く違うじゃないですか…ストライカー達と一緒になって隊長さんを追い詰めて……今の貴方からは、彼女達を更生させようとする意志が全く感じられませんよ?」
少女はゴミを見るような目で、昇とストライカー達を見下ろす。そして、
???「はっ!!」バチバチッ!
右手を突き出し、電流を放った。
昇「っ!?」
ストライカー達「「「「!!!!????」」」」
電流は、彼らに当たる寸前の場所に落ちた。
???「貴方達も分かっているでしょう?隊長さんは貴方達の元に戻ることは、絶対に無いと……それでも、隊長さんの思いを無視して、隊長さんを連れ戻そうとするなら……」
昇「……。」
ストライカー達「「「「……。」」」」
???「私は、全力で貴方達を妨害します。こんな私でも温かく受け入れ、居場所までも提供してくれた命の恩人を潰した貴方達を、私は決して許しません。」
少女は今までに無い程の冷たい声で、昇とストライカー達に言う。
昇「そ、そう言えば……青空隊長が、ぜんぜん見つからない……まさか…君が!!」
???「えぇ、そうです。空間を少し歪ませて、隊長さんの姿を発見できないようにしています。貴方達が何も罪の無い隊長さんを容赦なく苦しめているように、私も容赦無く、貴方達を妨害します。では。」
少女はそう言うと、姿を消した。
姿を消した少女は、ビルの屋上に姿を見せた。
???(彼女達……本当に醜い姿になってしまいましたね……隊長さんが彼女達を拒む理由がよく分かります。謝罪をしたいと言っておきながら、結局は自分達の犯した過ちを水に流そうとしている……彼女達には呆れるばかりです。)
少女はそう思い、ため息をつく。
???「青空隊長さん……何も手助けできず、申し訳ありません……虫の良い話ですが、私が貴方の元に来た時、貴方はもう一度……私を受け入れてくれますか……?」
いかがでしたか?今回はここまでです。
戦闘経験が浅い白河 昇は、偵察型妖魔や旧式妖魔といった、下級の妖魔なら、まぁ倒せるが……アグローナやメガイラ等の上級妖魔には、敵わないのだ。
この回の終わり辺りで現れた、謎の少女の正体は……
そして、星9以上の評価をくださった『極み無限』さん、ありがとうございます!
次回も、お楽しみに。
では、またね