〜プロジェクト東京ドールズ〜『化け物とドールの絆』   作:やさぐれショウ

107 / 551
やさぐれショウです。

そう言えば、裏切り者のストライカー達を率いる『白河 昇』の出番も無かったな。てか、全然登場させてなかったw
そんなわけで、今回は裏切り者のストライカー達と白河 昇を登場させました。

白河 昇も仮面ライダーに変身できるのだが、その戦闘力は……

では、本編へどうぞ


第六十話 白河 昇とストライカー達の戦い

その頃、白河 昇とストライカー達は……

 

 

 

街に現れた妖魔達と戦っていたのだが……

ドカッ!

あおい「ぐあっ!」

ドカッ!

栞「っ!?」

日頃から戦闘訓練を怠っているため、上手く連携が取れず、やられてばかりいた。

昇「何をしている!?声をかけあうとか、もっと工夫して戦うんだ!!」

昇はストライカー達に指示を出すも……ストライカー達は焦っており、相変わらずと言わんばかりな戦いだ。

昇「くっ…こうなったら…!」

昇はネオアマゾンズドライバーを取り出し、アマゾンズインジェクターをハンドルに挿し、ハンドルを起こす。

昇「アマゾン!」

そして、インジェクターを押し込み、

《NEO》

仮面ライダーアマゾンネオに変身した。その直後、もう一度インジェクターを押す。

《BLADE・LOADING》

ベルトから音声が響き、右手首辺りの装甲から赤い刀身が伸びてきた。アマゾンネオの専用武器『アマゾンネオブレード』だ。

アマゾンネオ「うぉぉおおおおおおお!!」

アマゾンネオは妖魔目掛けて走り出し、アマゾンネオブレードを振り下ろした。

ザシュッ!ブシャァァアアアアアアッ!!

その妖魔は真っ二つに叩き斬られ、勢い良く血を吹き出して消滅した。

あおい「おい、白河隊長!何故もっと早く変身しなかったんだ!?」

栞「貴方がもっと早く変身していれば、妖魔を楽に倒せたのに。」

あおいと栞はアマゾンネオに変身した昇に文句を言う。

アマゾンネオ「言っておくが、僕だけで戦ってるんじゃない…みんなで戦ってるんだ。文句があるなら、少しは自分たちの実力で戦ったらどうだ?」

アマゾンネオはあおいと栞に言う。

チカ「そんな、チカ達は青空隊長が居たときからずっと、自分たちの実力で戦って来たんだよ!」

チカがそう言うと、

アマゾンネオ「嘘をつくな!!」

アマゾンネオは怒鳴り立てた。

アマゾンネオ「僕が知らないとでも思ったのか?……青空隊長の味方の元ストライカー達から聞いたぞ?お前達は青空隊長や元ストライカー達に妖魔達と戦わせ、弱った妖魔だけを倒して自分たちの手柄にしていたことを……更に、青空隊長が妖魔にトドメを刺すのを妨害していたことも……全て知っているぞ?」

アマゾンネオが冷たい声でそう言うと、ストライカー達の表情がみるみる青ざめていった。

アマゾンネオ「今まで青空隊長や元ストライカー達を利用して、手柄を横取りしていたことも、全て知っているんだ!!僕も多少は戦うが、倒すべき敵を退治することは自分たちで何とかしろ!!甘えたことを言うな!!」

アマゾンネオはストライカー達に怒鳴り立てる。アマゾンネオに怒鳴られ、ストライカー達は暗い顔をしていた。

アマゾンネオ(ストライカー達は全く更生していない……こんな時、青空隊長だったらどうするのだろうか……)

アマゾンネオは思った。その時、

「グォォオオオオオオオ!!」

咆哮が辺りに響き渡った。その直後、

ズダァンッ!

新侵略型妖魔のメガイラが、姿を現した。

アマゾンネオ「な、何だ!?あの妖魔は…!?」

夕依「あれは……メガイラ!!」

あおい「くっ!!こんな時に、上級妖魔…!」

チカ「ど、どうしよう…!」

栞「ねぇ、白河隊長!どうするの!?」

ストライカー達はアマゾンネオ(昇)に頼りきりだった。

アマゾンネオ(自分で考えろって言いたい所だが、今はそんな事言ってられない…ならば……!)

アマゾンネオ「僕とあおいと夕依は近接戦で戦う!栞とチカは後方から援護しろ!」

アマゾンネオは指示を出し、アマゾンネオブレードを構える。そして、

アマゾンネオ「ぉぉおおお!!」

あおい「はっ!!」

夕依「やぁっ!!」

アマゾンネオとあおいはメガイラ目掛けて走り出し、夕依はシキガミを召喚して、メガイラに向かわせる。

アマゾンネオ「僕が囮になるから、あおいと夕依は挟み撃ちを仕掛けろ!」

アマゾンネオは合図を出す。アマゾンネオはメガイラに正面攻撃を仕掛けた。あおいは右方向からメガイラに攻撃を、夕依のシキガミは左方向からメガイラに攻撃を仕掛ける。だが……

栞「やっ!!」ピュッ!

チカ「それー!!」ドォオンッ!

タイミング悪く、栞とチカが攻撃を仕掛けてしまい……

ドスッ!

あおい「がっ!?」

栞の矢があおいの脇腹に命中し、

ドパァアンッ!ドパァアンッ!

メガイラ「っ!!?」

シキガミ『っ!?』

夕依「っ!?」

アマゾンネオ「ぐわぁぁあああああ!?」

チカが放った花火玉はメガイラに命中したが、夕依のシキガミとアマゾンネオも巻き込んだ。あおいは戦闘不能になり、夕依も体力が尽きてあっさりと戦闘不能になった。

栞「っ!?…そ、そんな……!」

チカ「あ…ああぁぁ……!」

アマゾンネオ「何をしている!?タイミングを伺え!!」

メガイラ「っ!!!!」

メガイラはアマゾンネオに爪を振り下ろしてきた。

ガキィンッ!!

アマゾンネオ「ぐっ!!」

アマゾンネオはアマゾンネオブレードで、何とか攻撃を受け止める。そして、

アマゾンネオ「栞、チカ、今だ!!」

栞とチカに声をかける。しかし、栞とチカはただその場で立ち尽くし、震えているだけだった。

アマゾンネオ「あぁくそっ!!」

アマゾンネオはメガイラを蹴って、体勢を立て直した。そして、ネオアマゾンズドライバーのハンドルを倒して、すぐに起こした。

《アマゾンブレイク》

ベルトから音声が響いた直後、アマゾンネオはメガイラ目掛けて助走を付け、アマゾンネオブレードを大きく振りかぶった。しかし、

メガイラ「グゴォォオオオオオ!!」ザシュッ!

アマゾンネオ「ぐぁぁああああああああ!!」

攻撃が大振りのため、隙が多く……メガイラの爪で攻撃され、返り討ちにあった。アマゾンネオは昇の姿に戻り、戦闘不能になった。

昇「がっ……く、くそぉ……!」

そこに、

???「おやおや、無様な戦い方ですね。」

エメラルドグリーンの長い髪が特徴の小柄な少女が姿を現した。彼女は空中に浮かんでいる。

昇「き、君は…!!」

あおい「そ、それより……私達を、助けろ…!…あの妖魔を、倒せ…!!」

???「それが、誰かに物事を頼む態度なのですか?」

その少女は、あおいに言う。

あおい「いいから、倒せ…!!」

???「…全く、呆れたものですね……まぁいいでしょう…今ここで、貴女達に死なれては困りますからね…」

少女はそう言うと、手をピストルのような形にして、光線を放った。光線はメガイラに命中し、消滅した。

あおい「おい、何故もっと早く…救援に来なかったんだ…!?…こっちは、奴に……倒されかけたんだぞ…!!」

助けられたにも関わらず……あおいは少女に文句を言い、ありがたみすら感じていなかった。

???「相変わらず自分たちのことしか考えてないんですね、貴女達は…」

少女は呆れながらあおいに言う。

???「ですから、隊長さんは貴女達を拒むんですよ?まだ分からないんですか?」

昇「そ、それでも……彼女達には、青空隊長に…謝罪をさせるつもりだ…!!」

昇は少女に反論する。

???「隊長さんに謝って、その後はどうするんですか?」

昇「青空隊長に…また、隊長として……戻って貰うんだ……!」

昇がそう言うと、

???「白河 昇、いい加減にしなさい!」

少女は昇に怒った。

???「貴方は隊長さんを裏切ったストライカー達を更生させるのでは無いんですか?なのに、目的とやっていることが全く違うじゃないですか…ストライカー達と一緒になって隊長さんを追い詰めて……今の貴方からは、彼女達を更生させようとする意志が全く感じられませんよ?」

少女はゴミを見るような目で、昇とストライカー達を見下ろす。そして、

???「はっ!!」バチバチッ!

右手を突き出し、電流を放った。

昇「っ!?」

ストライカー達「「「「!!!!????」」」」

電流は、彼らに当たる寸前の場所に落ちた。

???「貴方達も分かっているでしょう?隊長さんは貴方達の元に戻ることは、絶対に無いと……それでも、隊長さんの思いを無視して、隊長さんを連れ戻そうとするなら……」

昇「……。」

ストライカー達「「「「……。」」」」

???「私は、全力で貴方達を妨害します。こんな私でも温かく受け入れ、居場所までも提供してくれた命の恩人を潰した貴方達を、私は決して許しません。」

少女は今までに無い程の冷たい声で、昇とストライカー達に言う。

昇「そ、そう言えば……青空隊長が、ぜんぜん見つからない……まさか…君が!!」

???「えぇ、そうです。空間を少し歪ませて、隊長さんの姿を発見できないようにしています。貴方達が何も罪の無い隊長さんを容赦なく苦しめているように、私も容赦無く、貴方達を妨害します。では。」

少女はそう言うと、姿を消した。

 

 

 

姿を消した少女は、ビルの屋上に姿を見せた。

???(彼女達……本当に醜い姿になってしまいましたね……隊長さんが彼女達を拒む理由がよく分かります。謝罪をしたいと言っておきながら、結局は自分達の犯した過ちを水に流そうとしている……彼女達には呆れるばかりです。)

少女はそう思い、ため息をつく。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

???「青空隊長さん……何も手助けできず、申し訳ありません……虫の良い話ですが、私が貴方の元に来た時、貴方はもう一度……私を受け入れてくれますか……?」




いかがでしたか?今回はここまでです。

戦闘経験が浅い白河 昇は、偵察型妖魔や旧式妖魔といった、下級の妖魔なら、まぁ倒せるが……アグローナやメガイラ等の上級妖魔には、敵わないのだ。

この回の終わり辺りで現れた、謎の少女の正体は……


そして、星9以上の評価をくださった『極み無限』さん、ありがとうございます!


次回も、お楽しみに。

では、またね
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。