〜プロジェクト東京ドールズ〜『化け物とドールの絆』 作:やさぐれショウ
ひっさしぶりの『番・外・編』だぁーーーー!!
えっとですね…アプリ【プロジェクト東京ドールズ】にて、新URが当たったので、その記念的な感じで書きました。プロジェクト東京ドールズをプレイしてるマスターの皆さんは、もう…お分かりかと……
では、どーぞどーぞ
この物語は、翔がDollsに心を開いた後の物語……
ある日の朝、ドールハウスにて……
翔は自室で、届いた荷物を開封していた。
翔(漸く届いたか……俺も『ロストドライバー』を、手にしちまったよ♪)
翔に届いたのは、『仮面ライダーW』に登場した変身ベルトの1つ『ロストドライバー』であった。更に、
翔(『エターナルメモリー』、全てのガイアメモリーを支配するメモリー。これも忘れちゃいけねぇな。)
『エターナルメモリー』も付属していた。翔は早速、ロストドライバーを弄ろうとしたが……
翔「……?」
ふと、何か違和感を感じ、窓の方を見る。
翔「……えっ?」
何故か、空は真っ暗な夜になっていた。時計を見ると、A.M.6:30である。
翔「…また異変か……」
翔はロストドライバーとエターナルメモリーを持ち、ドールハウス内を歩き回る。
翔「おい!誰かいねぇか!?」
翔は大声を上げる。すると、
ルリ「あ、お兄ちゃん!!」
ルリが走ってきた。
翔「ルリちゃん!」
ルリ「お外が急に真っ暗になっちゃった…ふぇぇええええん!怖いよーー!」
ルリは翔に泣き付いた。
翔「大丈夫だ、俺がついてる。」
翔はルリを抱きしめ、頭を優しく撫でた。
数分後、ルリは泣き止んだ。
翔「落ち着いたか?」
ルリ「うん。」
翔(こんなところでじっとしてても、どうにもならん……)
翔は少し考えると、
翔「ルリちゃん…俺と一緒に、サクラお姉ちゃん達を探しに行こう。」
メンバー達を探しに行くことを提案した。
ルリ「…え?」
翔「いや、……ここに残ることもありだと思うが、食べ物とかもいずれは無くなっちまう……そう考えると、じっとしているのはちょっとな……って思ったんだ。ルリちゃんはどう思う?」
ルリ「うん、ルリもそう思う。それに、お姉ちゃん達…いつ帰ってくるか分かんないし……」
翔「…そうだな。よし、探しに行くか。」
ルリ「うん、分かった!」
翔「もしかすると、ルリちゃんにも協力してもらう場面が来るかもしれない。それでも良いか?」
ルリ「良いよ♪お兄ちゃんがいるから、ルリは平気!」
翔「OK、但し…怖いと思ったら、すぐに俺のとこに戻ること、良い?」
ルリ「分かった!」
こうして、翔はルリと共に、姿を消したメンバー達を探しに行くことにした。
ルリは翔の手を握り、離れないようにしていた。
翔(にしても……こんなに小さな子供を放置して居なくなるとは…何事だ?)
翔は疑問を抱いていた。
翔(きっと、何か異変に違いない……前にも似たようなことがあったからな…)
ルリ「…お兄ちゃん?」
翔「…?どうした?」
翔はルリの方に顔を向ける。
ルリ「何だか、全然人が居ないね…」
翔「…本当だ。人は居ないし……そもそも、気配すら感じない。」
街には、歩く人の姿が無く……どこの建物も灯りが消えており、人の気配が無い。翔はルリの不安を少しでも和らげようと、ルリに話しかける。
翔「ルリちゃん、疲れてないか?」
ルリ「大丈夫!」
翔「お腹空いてないか?喉はかわいてないか?」
ルリ「平気!」
ルリはまだまだ元気である。
翔(…参ったな……人の気配が無いから、手がかりが掴めん……)
翔は少し焦っていた。その時……
コツッ……
翔「…?」
翔は背後から何かの気配を感じ、足を止めた。
ルリ「お兄ちゃん?」
翔「ルリちゃん、ちょっとごめんよ。」
翔はルリを抱き抱えると、走り出した。
ルリ「どうしたの、お兄ちゃん?」
翔「誰かが後を着けて来てるんだ。とりあえず、逃げる。」
ルリ「え、そうなの!?」
翔「あぁ、こんな時は…『逃げるが勝ち』だからな。」
翔はルリに微笑むと、スピードを上げた。
翔(一体誰だ…後を着けて来てるのは?)
翔は街灯を頼りに、後ろを時より振り返りながら走る。街灯の灯りに照らされ、翔とルリを追って来ている者の正体が明らかになる。青い体色にバイキング帽子のような2本角を持ち、水色の目を輝かせた化け物だった。
翔(あれは、妖魔…なのか?)
翔は左に曲がり、近くの建物に隠れた。
翔「ルリちゃん、大丈夫か?」
ルリ「うん、大丈夫。」
翔「何か、変な奴が追っかけて来ていたんだ。」
ルリ「えっ!?」
翔「安心しな、俺がやっつけてくるから…ルリちゃん、俺が良いよって言うまでここで隠れててくれるか?」
ルリ「…うん。」
ルリは不安そうな顔を見せるが、翔の頼みを承諾した。翔は「行ってくる。」と言うと、外に出た。
翔は曲がった場所を戻り、大きな道に出た。やがて、闇の中からあの化け物がやって来た。
翔「…何者だ、お前。」
翔は化け物に話しかける。
???「……。」
翔「…おい、答えろ!」
メイ「……ワガナハ『メイ・アルカリア』。キラルヲノットルタメニヤッテキタ。」
この化け物の名前は『メイ・アルカリア』である。メイ・アルカリアはテレパシーで翔に語りかける。
メイ「マズハ、アオゾラショウ……オマエヲタオス。」
翔「お前も俺を狙う輩か…なら話は早い。返り討ちにしてやるよ。」
翔はそう言うと、エターナルメモリーを取り出した。
神様「」コクンッ…パチンッ
メイ「ナンダソレハ?」
翔「驚くのはまだ早ぇぞ?」
翔はロストドライバーを装着し、エターナルメモリーを起動させる。
《エターナル》
そして、ロストドライバーにエターナルメモリーを挿し込み、
翔「変身!」
ドライバーを倒した。
《エターナル》
瞬間、翔は破片のような物に包まれ……純白のボディに青い炎のようなグラデーションがあり、『∞』をイメージしたような黄色い瞳を輝かせた仮面ライダーへと姿を変えた。『仮面ライダーエターナル BF(ブルーフレア)』である。
メイ「ナ、ナンダソノスガタハ!?」
エターナル「仮面ライダー、エターナル……さあ、地獄を楽しみな。」
エターナルに変身した翔は、メイ・アルカリアにサムズダウンすると、コンバットナイフのような武器『エターナルエッジ』を構える。
メイ「っ!!」
メイ・アルカリアはエターナルに襲いかかった。
エターナル「せやっ!はっ!ムンッ!」
エターナルはエターナルエッジを振るい、メイ・アルカリアをズタズタに切り裂く。
メイ「っ!?」
エターナル「その程度か…はぁっ!!」ドゴォッ!
エターナルはメイ・アルカリアにハイキックを繰り出し、後方に吹っ飛ばした。
メイ「サスガハ…メイタイチョウトヨバレルホドノジツリョクシャ…!」
エターナル「俺はもう、隊長ではない…っ!!」
エターナルはメイ・アルカリア目掛けて走り出し、エターナルエッジで切り裂き、更には肉弾戦でボコボコにした。そして、メイ・アルカリアと距離を取ると、ロストドライバーからエターナルメモリーを抜き取り、エターナルエッジのマキシマムスロットに挿し込み、ボタンを押した。
《エターナル・マキシマムドライブ》
音声が響いた次の瞬間……
メイ「グッ!?ウアアアァァァァァ!!」バチバチッ!
メイ・アルカリアの身体に稲妻が走った。エターナルはメイ・アルカリアに背を向け、
エターナル「終わりだ、メイ・アルカリア。」
サムズダウンした。メイ・アルカリアは断末魔を上げ、そのまま消滅した。
エターナル「…これでも変身できんのか…」
エターナルは変身を解き、翔の姿に戻ると、ルリの元に向かった。
ルリ「お兄ちゃん!!」
翔「ちゃんとやっつけたぜ。」
翔がそう言うと、ルリは安心した表情を浮かべた。
翔「さて……ん?」
ふと、翔は何か別の気配を感じ取った。
翔「ルリちゃん、一端隠れろ。」
そして、ルリに隠れるように促した。ルリは近くにあった段ボール箱に隠れた。翔は耳を澄ませる。
翔(足音?……これは、歩いている訳でもなく走っている訳でもない……恐らく、建物から建物へと飛び渡ってる……?)
翔はそう思うと……何を思ったのか、明かりをつけた。
翔(これで、相手を誘い出すか…)
翔は相手を誘い出すために、明かりをつけたのだ。ちなみに…ルリに隠れるように促した理由は、これがストライカーだったら間違いなくルリを人質に取る……そのリスクを想定したからだ。
明かりをつけてすぐ、足音がこちらに向かって来ていた。
翔(来たか…一体誰なんだ?)
翔はエターナルエッジを隠し持ち、警戒心を強めた。段々と足音が近付いて来て……数秒後、足音の人物が入って来た。
翔「動くな!!」シャキンッ
相手が入って来た瞬間、翔はエターナルエッジを取り出し、相手に突き付けた。
アヤ「ひっ!?し…翔…?」
なんと…入って来たのは、アヤだったのだ。更に…
ユキ「アヤさん…?」
ヤマダ「どーしたんすか、リーダー?」
ユキとヤマダも入って来た。
翔「お前らも動くな!」
翔はエターナルエッジを突き付け、ユキとヤマダを威嚇する。
ユキ「翔さん…!」
ヤマダ「うおっ、翔さん!?それ、エターナルエッジっすか!?」
翔「黙れ。俺が出す質問やお題に答えてもらう。それでお前らが本物かどうかを判断する。」
アヤ「分かったわ。」
ユキ「分かりました。」
ヤマダ「りょーかいっす。」
アヤ、ユキ、ヤマダは躊躇うことなく、翔の要求を受け入れた。
翔「よし、お前(アヤ)。」
アヤ「…。」ゴクッ…
アヤ(翔、どんな質問やお題を出すんだろう…)
翔「アヤは『仮面ライダーシリーズ』を見ているって聞いたんだ。どこまで見た?」
アヤ「真・仮面ライダーまで見たわ。」
翔「成る程…なら、仮面ライダー真の変身シーンをここでやれ。本物のアヤなら、完璧に再現できるはずだ。」
アヤ「仮面ライダー真の変身シーンをやればいいの?」
翔「そうだ!」
アヤ「分かったわ。」
アヤはそう言った次の瞬間、
アヤ「うっ!?……あっ……あぁっ!!」
頭を抑え、もがき苦しみだした。
翔「……。」
翔は黙ってアヤを見る。実は『仮面ライダー真』は、もがき苦しむことで変身するのだ。アヤは本気でもがき苦しんでいるのではなく、仮面ライダー真の変身シーンを再現しているのだ。
アヤ「はー……はー……」
最後にアヤは、深く呼吸をした。
翔「アヤ、ナイフを向けて悪かった。」
翔はアヤが本物であることを確信し、彼女に謝罪した。
アヤ「気にしないで、あたしは平気だから♪」
アヤは翔に笑顔を向けた。
翔「次はお前(ユキ)だ。」
ユキ「はい、翔さん。」
翔「本物のユキは、最近『仮面ライダードライブ』を見たそうだな。サブライダーの『仮面ライダーマッハ』は知ってるか?」
ユキ「はい、知ってます。」
翔「成る程……それなら、お前には『仮面ライダーマッハ』の変身ポーズをしてもらおうか。勿論、変身後の台詞もポーズも完璧にな?本物のユキなら、できるだろ?」
ユキ「分かりました。仮面ライダーマッハの変身シーン、やります。」
ユキは仮面ライダーマッハの変身ポーズを再現し始める。ユキは左手を腰辺りに添え、右腕は左肩辺りで時計の10時の方向に向ける。
ユキ「レッツ……」
そう言うと、両腕を円を描くように回転させ、両腕を右側に持ってきて、時計の2時辺りに傾けた右腕を左手に乗せ、
ユキ「…変身…!」
と、ユキなりに力強く言った。
ユキ「追跡…撲滅…いずれも、マッハー!仮面ライダー、マッハー!」
最後に、〆の台詞とポーズも完璧に再現した。
翔「ナイフを向けて悪かった、ユキ。」
ユキ「大丈夫です、翔さん。」
ユキはそう言うと、翔に寄りかかった。
翔「さて、最後はお前(ヤマダ)だな。」
ヤマダ「お題はなんすか、翔さん?」
翔「先に質問だ。ヤマダは最近、『仮面ライダージオウ』の映画を見たんだってな?クウォーツァーのリーダーが変身するライダーの名前は知ってるだろ?」
ヤマダ「仮面ライダーバールクスっすね。」
翔「そうだ。お前にはその『仮面ライダーバールクス』の変身ポーズを再現してもらう。本物のヤマダなら、できるだろ?」
ヤマダ「モチのロンっすよ!」
ヤマダはそう言うと、チョップするように左手をお腹の辺りに添えて、それと同時に右手を上に伸ばした。その後、手の平を自分の方にひっくり返し、口の辺りまでゆっくりと降ろし、
ヤマダ「変身!!」
力強く声を上げ、左手を左回り斜め下に伸ばし、右手を右側に反らし、『仮面ライダーバールクス』の変身ポーズを完璧に再現した。
翔「ヤマダ、ナイフを向けて悪かったな…」
ヤマダ「大丈夫っすよ、翔さん♪」
ヤマダはニッと笑った。
翔「お前ら全員、本物だな……ルリちゃん、出て来ても良いぞ。」
翔がそう言うと、段ボール箱からルリが出て来た。
ルリ「あ、お姉ちゃん達!」
アヤ「えっ、ルリちゃん!?ずっとそこに隠れてたの!?」
ルリの登場に、驚くアヤ。
翔「急に外が真っ暗になっちまってな……それで、ルリちゃんを1人にさせるのは危険だと判断した。だからルリちゃんも一緒だ。」
アヤ「そうだったんだ。」
翔「てか、お前ら何だよその格好は?」
翔はアヤ達の格好を見て彼女達に問い詰める。
アヤ「あ~、これね……」
ヤマダ「アサシンの格好っすよ。」
ユキ「ゲームの宣伝する仕事で、着ていました。」
アヤ「あたし達も何が何だか分からなくて…」
翔「……後で斑目さんらに文句を言いに行くか。」
アヤ「え、どうして…?」汗
翔「当たり前だろ、こんなに小さな子を1人にさせたんだから。ルリちゃん、ガチで泣いてたぜ?」
ヤマダ「マジっすか…」汗
アヤ「ごめんね、ルリちゃん。怖かったよね?」
アヤはルリに謝罪する。
ルリ「ううん、お兄ちゃんが居てくれたからへーき!」
ルリはアヤに言う。
ユキ「翔さん、ルリちゃん、とりあえず私たちのアジトに行きましょう。」
ヤマダ「そっすね。」
アヤ「他のメンバー達もいるから……勿論、斑目らも、ね?」
翔「そうか。ルリちゃん、どうする?」
翔はルリに訊ねる。
ルリ「行きたい!他のお姉ちゃん達にも会いたい!」
翔「分かった。アヤ、ユキ、ヤマダ、案内してくれ。」
こうして、翔とルリはアジトに案内してもらうことになった。ルリは疲れて眠ってしまったため、翔はルリをおぶって、アヤ達の後に着いていった。
???「転生者だな、アイツ……オレのアヤとイチャイチャしやがって、許さねぇ……ぜってぇ殺してやる……!」
いかがでしたか?今回はここまでです。
アサシン(暗殺者)要素が皆無な内容になっちまった……
次回辺りから、アサシン要素を書けたらと思ってます、ハイ……
最後に、謎の人物が出てきましたね……ソイツの正体とは……
次回も、お楽しみに~
では、まったね~