〜プロジェクト東京ドールズ〜『化け物とドールの絆』 作:やさぐれショウ
メインストーリー、とうとう七十話に突入しました!
前回、ジャドウの一人『転生者 N』が、Dolls達の仲間に加わった。これには、神様も驚いていた。
今回、魔都・新宿『アタラクシア』に、再び向かうことになったDollsと翔、もちろんNもいる。
では、本編へどうぞ
新宿に着くと……相変わらず、青白い蝶の群れが飛び交っていた。
サクラ「…到着しました。」
魔都と呼ばれることに相応しく、新宿は不気味な雰囲気である。
ナナミ「ここは…相変わらずですね。はー…今すぐにでも帰りたい……」
ナナミは不満をもらしていた。
サクラ「でも、仕方ないですよ。翔さん、先へ進みましょう。」
翔「あぁ。」
メンバー達は先へ進む。
N「ストライカー達もここに来てるわ。でも、ここからずいぶん離れた場所だけど。」
翔「何?」
N「これが証拠よ。」
Nはスマホを翔に見せる。Nのスマホには映像が映されており、そこには……新宿を徘徊するストライカー達が映っている。しかも、その映像が撮影されている場所は、GPSで示されているため、こちらにははっきりと分かる。
翔「N、これ…どうやって撮影してるんだ?」
翔はNに尋ねる。
N「アタシには、秘密兵器があるの。」
翔「秘密兵器?」
N「そう。小型のドローンなんだけど、『クリアメモリー』を挿し込んで、透明化してるの。だから、ストライカー達に気付かれにくいわ。」
翔「…成る程、けど……」
N「けど?」
翔「音でバレるだろ?」
N「大丈夫、遠く離れた場所から撮影してるから。」
翔「あぁ、成る程な。」
翔とNの会話に、アヤが水を差す。
アヤ「ちょっとあんた……ずいぶんと翔に馴れ馴れしいじゃない?」
N「良いじゃない、アタシだって翔君と会話を挟みたいもの。」
互いにジト目を向け合うアヤとN。
N「ていうかあんた……」
アヤ「…?」
N「…良い身体してるじゃない……」
アヤ「…は?」汗
Nの発言に、困惑するアヤ。
N「…でも、アタシのほうが…おっぱいおっきいわ……」
アヤ「…え?…は?」汗
N「アタシのほうが、おっぱいおっきいわぁ!!」
アヤ「ちょっ、あんた何言ってんの!?」汗
Nとアヤが、軽くコントを繰り広げる中……
ブーッ!ブーッ!
通信機が鳴り、
カナ『みなさん!』
カナから連絡が入る。
ミサキ「報告は不要です。」
アヤ「ま、こんな場所だからね。みなまで言うなって感じ?」
ミサキとアヤはこう言うが…
カナ『もう……!ちゃんと仕事をさせてください!』アセアセ
カナは仕事をさせてくれと訴えた。
翔「んで、出たんだろ?」
カナ『はい。前方にピグマリオン反応多数です!もうすぐ目視可能範囲に入ります。』
カナの言葉に、
翔「やっぱりなぁ……」
と、翔はダルそうに言う。
カナ『翔君まで……』汗
翔「こんな禍々しい空間なんだ、逆に出ねぇほうがおかしいだろ?」
翔は警戒心を強める。
シオリ「丁寧にお出迎えいただいたので、きちんとお応えしなければいけませんね♪」
シオリは笑顔を見せるが…
アヤ「その笑顔、怖いって!」
アヤは怖がっていた。
ミサキ「では、翔さん。いつも通りに行きましょう。」
翔「当たり前だ、行くぞ。N、お前も戦えるか?」
N「もちろんよ!レディの底力、見せてあげるわ!!」
翔「あぁ、頼んだぞ、オカマ野郎。」
N「任せてちょうだ…お、お、オカマァ!?言ったわね!レディに対して最大の侮辱を!!ムッキィィイイイイイイイイ!!」
Nは鞭を取り出し、地面に打ち付けた。
シオリ「あ、Nさんに一つ…忠告させていただきます。」
N「何…よ………っ!!」
Nはシオリを見て、凍り付いた。
シオリ「翔君を鞭で打つような真似をしたら、どうなるか……分かっていますよね?」ニコッ
シオリは低い声でNに言う。顔は笑っているが、目が笑っていない。
N「…お、お姉様ぁ……」ガタガタガタガタ
シオリ「……分かって、いますよね?」ニコニコ
N「…は、はぃぃいいいいいい!!」ガタガタガタガタ
Nはシオリの闇深い笑顔に、恐怖していた。
翔「シオリ、その辺にしておけ。」
翔はシオリに言う。
シオリ「だって私…翔君が心配で……」
翔「心配してくれるのはありがたいが…あんまりコイツ(N)を威圧するな。コイツのオカマパワーが最大限に発揮できなくなる。」
アヤ「翔、Nを庇ってるのかディスってるのか分かんないんだけど…」汗
アヤは軽く翔にツッコミを入れる。
翔「両方だが?」
N「ええぇぇっ!?翔君、アタシを庇ってくれてるんじゃないのぉぉおおお!?」
翔「だから両方だっての。」
N「ディスってるの!?んぬぅぅうううううううう!!」
Nは顔を真っ赤にし、怒りを露にした。
N「行くわよ!!レディを侮辱した罪、ピグマリオン(?)にぶつけてやるわ!!」
そのうち、前方からピグマリオンの群れが現れた。
翔「さて、行くか。お前達、テアトルを展開しろ。」
翔の言葉に、Dollsの一人がテアトルを展開し、Dolls達はそれぞれの武器を構える。そして、戦闘が始まった。Dollsはいつも通り、上手く連携してピグマリオンの群れを次々と蹴散らしていく。翔は肉弾戦でピグマリオンと戦い、更には引っ掻く、噛み付く等々、何でもありの戦法でピグマリオンの群れを圧倒した。
N「行くわよぉ、あんっ!」ビシッ!
Nは鞭を振るって、ピグマリオンをひっぱたく。
N「えいっ!せいっ!めんっ!」ドカッ!ドゴッ!バキッ!
更に、肉弾戦でピグマリオンたちを次々と薙ぎ倒していく。
N「あんっ!あんっ!今日のっアタシ、絶好--調っ!!」バキッ!ガッ!ドスッ!……ボコォッ!
翔「ムンッ!……N、中々やるな。」
N「ホント!?やったぁ!!翔君に褒められちゃったわぁぁぁあああああああ!!」
翔に褒められ、はしゃぐN。
翔「調子の良い奴だ…」
翔はそんなNを見て、苦笑いを浮かべた。その頃、現れたピグマリオンたちを殲滅し、戦闘はひとまず終了した。
いかがでしたか?少し中途半端ですが、今回はここまでにしておきたいと思います。
NがDollsのメンバーをどのように呼ぼうかと、検討しながら書きました(笑)。シオリのことは「お姉様」と呼ばせることにしました。
ちなみにNは、鞭を使って戦いますが、肉弾戦も得意です。
それと、Nの中の人は『須藤 元気』さんです(設定)。
次回も、お楽しみに。
では、またまたまたねー!