〜プロジェクト東京ドールズ〜『化け物とドールの絆』   作:やさぐれショウ

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やさぐれショウです。

アタラクシアにて、ピグマリオンとの戦闘があり、そこにNも参加した。しかし、この戦いはまだまだ序の口に過ぎなかった。
戦闘が終わり、ホッとしたのもつかの間……その先に見えたのは……

今回、翔とNの戦闘がメインになるかと思います。

では、本編へどうぞ


第七十一話 化け物たちの宴

襲って来たピグマリオンたちを殲滅し、ひとまず戦闘を終えたメンバー達。

サクラ「何とか勝てました……!」

ミサキ「何とか……?」

ミサキは低い声で言うと、サクラを睨む。

サクラ「い、いえ……わ、割と余裕で……勝てた、ような……」汗

ミサキの様子を見たサクラは、アワアワしながら言い換える。

ミサキ「雑魚相手に苦戦しないで。あくまで本命はデウスなんだから。」

サクラ「あ…は、はい……」

翔「ミサキ、あまり熱くなりすぎるな。」

翔がミサキにそう言うと、

ミサキ「しょ、翔さん……」

ミサキは先程の威圧的な態度は消え、大人しくなった。

翔「あんまり熱くなりすぎると、すぐに疲れちまうぜ?気楽に行こうぜ、今はな?」

ミサキ「…は、はい。」

ミサキが大人しくなったところで、

ユキ「嫌な予感がします…………先へ行きましょう。」

メンバー達は更に先へと進んでいく。

翔「デウスは中で待ってるはずだ。先へ進むぞ。」

N「ねぇ、翔君。デウスって、誰なの……?」

翔「あぁ、そう言えばお前にはまだ話していなかったか……」

翔はNに今回の任務内容とデウスについて、丁寧に説明した。

N「成る程……ゴーレムって奴を生み出した張本人なのね。それで、アタラクシアと呼ばれる場所で待っている……ね。」

Nは翔の説明に納得した。その時……

ブーッ!ブーッ!

再び通信機が鳴った。

カナ『戦闘反応検出!こ、これって--』

戦闘反応が出たようだ。更に……

N「…えっ!?何これ…!?」

Nもスマホの画面を見て驚いた。

ミサキ「戦闘反応……?一体、誰が……まさか、ストライカー共……?」

翔「何だよ、誰が戦ってんだ?」

サクラ「あ、あれを見てください!」

サクラは奥の方を指差す。彼女が差した方向に目を向け、飛び込んできた光景は……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ピグマリオン「「「!!!!」」」

ゴーレム「「「「グゴォォオオオオオオ!!」」」」

ピグマリオンとゴーレムが、交戦している光景だった。更に……

天音「やぁぁああああああああ!!」ズパァッ!

真野「ふっ!」ズダァンッ!ズダァンッ!

遥「やっ!そりゃっ!」ゴスッ!ドカッ!

妖魔「「「!!」」」

裏切り者のストライカー達も、ピグマリオンやゴーレム、妖魔と戦っていた。

翔「なっ…!?」

ヒヨ「ど、どーなってるの!?」

アヤ「なんで、ゴーレムとピグマリオンが殺し合ってるワケ!?」

ナナミ「なんですか…この絵面、怪獣大戦争じゃあるまいし……」

N「それに、妖魔もストライカー達もいるわ!」

メンバー達は飛び込んできた光景に、驚いていた。

アヤ「敵同士潰しあってくれるなら、それはそれでありがたいけど……」

アヤはそう言うが……

ミサキ「戦闘を始めるわ。皆、武器をとりなさい。」

ミサキはメンバー達に告げ、武器をとった。

サクラ「で、でも……どっちに加勢すれば……」

サクラがそう言うと…

ミサキ「加勢?ふざけないで。ピグマリオンもゴーレムも破壊するわ。」

N「もちのろん…妖魔もストライカー達もね!!」

ミサキとNはサクラに言った。

翔「アタラクシアへ行くには…どっちも倒さなければならねぇ。つまり……混戦中の今が好機。……そういうことだろ、ミサキ?」

翔がそう言うと、

ミサキ「ほら。翔さんはきちんと分かっているわよ。」

ミサキはサクラに言う。

サクラ「な、なるほど……」

翔「サクラ…ストライカーや妖魔がいるなかで、さっきの発言してみろ……その時は、お前を狩るぞ?」

翔は低い声で、サクラに言う。

サクラ「す、すみません、翔さん!!で、では、戦闘を開始します。翔さん、いつも通り指示をお願いします!」

翔「Dollsは三人でペアを組んで化け物とゴーレムを、俺とNは二人でペアを組んでストライカーと妖魔をぶっ潰す。言っておくが、化け物もゴーレムもストライカーも妖魔も、全員敵だ……容赦なく叩き潰せ!」

翔の指示の元、メンバー達は戦場へと乱入する。Dollsはピグマリオンとゴーレムの群れに向かい、彼らを葬っていく。

真野「ふぅ……ふぅ……ん?あ、あれは…!」

いつみ「た、隊長…!!」

紗々「来てくれたんですね~♪」

ストライカー達はDollsに目を向けず、翔の姿を見て、希望に満ちた表情を見せた。

天音「っ!!…翔、あたし達を助けなさい!」

翔「黙れ!」

翔は天音に反論し、彼女に飛び蹴りを入れた。

天音「がぁっ!?」

蹴られた天音は吹っ飛び、地面を転がった。

いつみ「お、あんた誰だ…?」

いつみはNに問い詰める。

N「アタシはNよ、翔君の手助けをしてるの。」

Nはいつみに自己紹介をした。

いつみ「あんた男だろ……いや、オネェか。」

N「そうそう、オネェ…オネェ!?言ったわね!?あんた、レディに対して最大の侮辱を!ムッキィィイイイイイイイイ!!」

いつみの言葉に、Nは怒った。

いつみ「えっ、ちょっ……」汗

N「言ったわねぇぇええ!?」

怒ったNは、鞭を打ち付け……

N「来なさぁい?」

いつみを挑発した。

いつみ「っ!!」ガシャッ!

いつみはガトリングを構えるが、

ヒュンッ、ビシィッ!

いつみ「っ!?」

Nの鞭によってはたき落とされた。

N「あんっ!あんっ!」ヒュンッ!ヒュンッ!

いつみ「うっ!ぐっ!」ビシィッ!バシィッ!

そして、丸腰になったいつみを鞭でひっぱたいた。

N「この程度、つまんないわ、ね!」ヒュンッ!

いつみ「ぎゃっ!」ダシィッ!

Nはいつみを戦闘不能まで追い詰めると、

N「次は、貴女よ?」

紗々の方に向いた。

紗々「…っ!?」ゾッ…!

背筋が凍り付くような感覚を感じた紗々は、バズーカを空に向かって撃った。そして、大量の刃の雨としてNの頭上から降ってきた。

N「危ないっ!!」

Nは素早く避け、

N「ちょっと危ないじゃないの!お肌が傷ついちゃったら、どうすんのよ!?」

紗々に文句を言った。

N「そんな悪い子ちゃんには、お仕置きが必要みたいね!!」

Nは紗々に向かって走り出す。紗々はリロードしており、Nが近づいてきていることに気付いていない。

ガッ!

紗々「えっ!?」

N「捕まえたわよ!」

Nは紗々を捕らえると、

N「フライング、ニッチョメ固め、えいっ!!アタシ、女には、厳しいの!……ムンッ!」

飛び付き腕挫を繰り出した。

紗々「ぎゃんっ!?」メキッ!

この技は、紗々にはめちゃくちゃ効いたようだ。

天音「桃川 紗々!」

天音は紗々を助けに行こうとするが、

翔「てめぇの相手は、俺だ…」ザッ…

翔に行く手を阻まれ……

翔「おらぁっ!!」ドゴォッ!

天音「がはぁっ!!」

腹部にハイキックを受けた。天音は後方に勢いよく吹っ飛び、地面を引きずって壁に激突し、戦闘不能になった。

真野「っ!!…あ、天音!!」

真野は妖魔との戦いに集中し、天音を全く見ていなかった。しかも、妖魔は数体程度しか倒せていない。

翔「相変わらず、全然ダメだな……」

翔はそう呟くと、

翔「おらっ!!」ドカッ!

真野「ぐふっ!?」

真野の顔面目掛けて飛び蹴りを繰り出し、妖魔の群れ目掛けて走っていく。

翔「ちっ、おらおらおらぁっ!」ドガガガガッ!

そして、ブレイクダンスのように回転し、妖魔の群れを蹴り倒していく。

妖魔「!!」

背後から攻撃してきた妖魔には、

翔「はぁっ!」

回し蹴りで返り討ちにした。

遥「はぁ……ふぅ……隊長さん、あたし疲れちゃったよ~…」

遥は…翔を味方だと愚かに勘違いし、妖魔との戦いをやめて休もうとする。

翔「疲れた?なら、好都合だな…」

翔は遥をターゲットにし、攻撃を開始する。

翔「はぁっ!!」ドカッ!

遥「うわっ!?」

翔の飛び蹴りは、遥の脇腹に命中した。

遥「ちょっ、ちょっとタンマ!」

翔「敵は待ってくれると思ってんのか?」ドゴッ!バキッ!

翔は容赦なく、遥を殴ったり蹴ったりする。

翔「くらえぇっ!!」ドガァッ!

最後はドロップキックで、遥にトドメを刺した。遥は壁に激突し、戦闘不能になった。

真野「栗本さん!」

真野は銃を構え、翔を狙うが…

ビシィッ!

真野「っ!?」

N「そうはさせないわよ!」

Nの鞭にはたき落とされた。

N「最後はあんたね、妖魔もまとめてかかって来なさぁい!!」

Nはそう言うと、鞭を構える。

翔「N、こっちは任せろ!そっちは任せた!」

N「アイアイサー!」

Nは妖魔と真野と戦闘を開始する。

妖魔「!!」

N「く~ね~くね~くねくね~、あんっ!」ヒュンッ!

妖魔「っ!?」ビシィッ!

Nは独特な動きで妖魔を翻弄し、鞭を打ち付ける。

真野「っ!!」ズダァンッ!

N「ぬ~る~ぬる~ぬるぬる~、あんっ!、せいっ!」バキッ!ドカッ!

真野「ぐぅっ!ぐはっ!」

真野に対しては、独特な動きからの肉弾戦を繰り出した。

妖魔「「「!!!!」」」

襲って来た複数体の妖魔には、

N「く~る~くる~くるくる~。」クルクルクルクルーー……

まるでリボンを回すように鞭を回転させ、襲って来た妖魔たちをあっさりと葬った。

真野「くっ、コイツも強い…!」

真野はヨロリと起き上がる。

「Nが強いんじゃねぇ…」

真野「っ!?」

背後から声が聞こえたため、真野は後ろを振り向く。

翔「お前が弱いだけだ!!」

翔は真野の背後からライダーキックを仕掛けてきたのだ。真野が振り向いた時には、すでに遅く……

ドゴォォオオオオオッ!

真野「きゃああああぁぁぁぁ…!!」

真野はキックを受けてしまい、後方に吹っ飛ばされた。そして、地面を転がり、戦闘不能になった。

N「全く、手応えのない連中ね。」

翔「そうだな。さて、Dollsを助けるぞ。」

N「分かったわ!」

翔とNは、ピグマリオンとゴーレムと戦うDollsの元に向かう。

 

 

 

Dollsはそれぞれの武器を振るい、ピグマリオンとゴーレムの群れを薙ぎ倒していく。

アヤ「ちっ、これじゃあキリがないわ…!」

ミサキ「何体来ようが、倒すまでよ!」

ミサキは気合いを込めるが、

サクラ「はぁっ……はぁっ……!」

ナナミ「はぁっ…ゲホッ!ゲホッ!」

限界を迎えているメンバーもいた。

シオリ「サクラさん!」

レイナ「ナナミ、しっかりして!」

そこに……

翔「よっと!」

N「ピョーン!」

翔とNが駆け付けた。

翔「任せろ。」

N「アタシもついてるわ!」

アヤ「翔♪」

ヤマダ「っしゃあ!翔さんがいてくれりゃ、百人力っす!!」

ヒヨ「オカマのお兄さんもありがとー!」

N「お、お、オカマァ!?みんなしてレディをオカマ呼ばわりするなんて、ポォォオオオオオオオ!!もう、怒ったわよ!!」

翔「怒りは化け物とゴーレムにぶつけろ。」

N「もちのろんよ!!」

Nは鞭を構え、翔はアマゾンズドライバーからアマゾンスターを取り出す。

翔「この武器は近接だけじゃなく……」

翔はアマゾンスターを振り上げ、

翔「遠距離攻撃もできるんだよぉぉおおおお!!」

振り下ろすと同時に、アマゾンスターを伸ばした。アマゾンスターの鉄球には、鎖がついているため、伸縮可能である。鉄球は、一体のゴーレムに命中し、ピグマリオンと戦うゴーレムの元に吹っ飛ばされた。翔はアマゾンスターを振り回し、ピグマリオンとゴーレムの群れを次々と蹴散らしていく。

N「あんっ!あんっ!あぁんっ!」

Nは伸縮性抜群の鞭を振るい、ピグマリオンとゴーレムを次々と倒していく。

アヤ「す、すごい……」

ミサキ「あんなにいた敵を、ものの数分で……翔さんは勿論だけど、彼もかなりの実力を持っているのね。」

ヒヨ「二人ともカッコいいよ!!」

そして、翔とNは最後の一体のピグマリオンとゴーレムも倒した。

翔「俺たちと会ったのが、運の尽きだったようだな…?」

N「レディの逆鱗に触れた…バツよ?」

メンバー達は、第2ラウンドを勝利した。

翔「N、お前やるじゃねぇか。」

N「翔君程じゃ、ないけどね。」

翔とNは……

パァンッ!

ハイタッチを交わした。

 

 

 

女神(神様、これは一体…?)

神様(面白い展開になってきたな。)

女神(また貴方の悪戯ですか?)

神様(違う違う、翔のやり方に乗っただけだ。)

女神(へっ?翔さんが…?)

神様(あぁ、彼はNの意思に寄り添い、チャンスを与えたようだ。その結果、Nは悪さをやめ…こうして、翔とDollsの力になっているんだ。)

女神(そうなんですか!?)

神様(そうさ。ジャドウが改心したのは、Nが初めてだ。これは前代未聞だ。)

女神(…翔さん、貴方の優しさは…ジャドウも改心させる程、大きいんですね。)




いかがでしたか?今回はここまでです。

ピグマリオン、ゴーレム、妖魔、裏切り者のストライカー達が混戦している……なんともまぁ、カオスな空間だ……そこに、翔とNとDollsが乱入し、化け物たちの宴は終了した。

次回も、お楽しみに~

では、またね~
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