〜プロジェクト東京ドールズ〜『化け物とドールの絆』 作:やさぐれショウ
前回、セリフ多めの短い回になりましたが、今回からはちゃんとした(?)ストーリーを書きました。
パンドラは守りたいものを守ろうとするがあまり、暴走していた。彼女の弱点が心臓であることを知った翔達は、そこを中心に攻撃を仕掛けていく。
では、本編へどうぞ
パンドラは傷付いた身体を瞬時に再生し、その鋭い爪を振り回しながら、
パンドラ「ヴ、ガァッ……イ、ア”ア”ア”ア”ア”ア”----ッ!!」
凄まじい咆哮を上げた。翔たちは彼女の心臓を中心に攻撃し、心臓は着々と弱っていっている。
ミサキ「心臓の活動が弱まってる!このまま、たたみかけるわよ!」
ミサキはメンバー達に言う。
サクラ「なんて叫び声なの……!私たち、正しいことを…してるんですよね!?」
サクラがそう言うと、
ミサキ「正しいか、正しくないかじゃない…!敵が死ぬか、自分たちが死ぬか…それがドールの生き方でしょう!」
ミサキはサクラに怒鳴った。
翔「戦わなければ、自分が殺られるだけだ!それが戦場なんだよ!!」
N「サクラちゃん!彼女には、安らかな眠りを与えてあげましょう!こんなに醜い姿になったとしても、魂は報われる……迷っちゃダメよ!!」
翔とNもサクラに言う。
ユキ「この子は…もう止まれない。止めてあげなきゃ……ダメ。」
ユキは武器を握りしめ、
ユキ「つらいの……くるしいの……全部、とってあげるから----」
戦闘体制に入った。
サクラ「わ、わかりました…翔さん、指示をください!」
翔「…。」
翔はパンドラの方に向きを変えると、
翔「ここで、パンドラをぶっ潰す!奴の注意をそらしつつ、心臓を集中的に攻撃し続けろ!」
メンバー達に指示を出した。そして、パンドラに攻撃を仕掛けていった。
デウス「……。」
彼らが戦う様子を、デウスは見ていた。
デウス「パンドラ--あの人形たちを見てごらん。」
そして、何かを呟き始める。
デウス「借り物の心臓で生きる、醜悪の極み。…今のキミより、よっぽど醜い。だけど、決めたんだ。キミを救うためなら、まがい物の人形たちの力でも利用する。」
デウスはうっすらと微笑みを見せると、
デウス「だから、パンドラ。キミの生涯を閉じよう--
安寧と救済----
ボクがキミに捧げる、最後で最高の贈り物だ。」
と、切なそうに言った。
パンドラ「イ、ア”ア”ア”ア”ア”ア”ア”ア”----!!」
パンドラは叫び声を上げながら、鋭い爪を振り下ろした。
ガキィンッ!
翔「てめぇの攻撃は、もう把握した。」
翔はそう言うと、
翔「ムンッ!」ズパァッ!
アマゾンブレードでパンドラの腕を切った。
パンドラ「ア”ア”ア”ア”ア”ア”ア”!!」
パンドラは切られた腕を再生し、再び腕を振り上げるが、
ヒュンッ、パシィッ!
N「そうは行かないわよ!」
Nの鞭に捕らえられた。Nは後方にある程度下がると、、ジャンプし、
N「あ~~~~ああ~~~~~~~~!!」
ターザンキックをパンドラに放った。蹴られたパンドラは体勢を立て直す。そこに、一瞬の隙を見抜いたDollsが、心臓目掛けて攻撃を仕掛けた。
翔「コイツ、中々しぶてぇな……」
N「心臓の活動が弱まってるとはいえ、恐ろしい程の再生力だわ…」
翔「N、まだいけるか?」
N「もちろんよ。レディーの体力、なめないでよね!」
翔「はいはい、レディーレディー。」
翔とNは互いに声を掛け合い、体勢を立て直す。その時、
PPP--
カナ『EsGの演算完了!パンドラ、活動限界まであと僅かです。』
カナから連絡が入った。パンドラの活動時間は、残り少ない。しかし、
ナナミ「っていうか、こっちも限界です!なんで、こんなにしつこいんですか……!」
Dollsの一部メンバーにも、限界が近づいていた。
ヒヨ「この声、もう聞きたくない…!早く、止めなきゃ…!」
シオリ「パンドラは止まりません。私たちが……ここで止めるんです!」
メンバー達は、武器を構える。
翔「これで--終わりだ!」
N「安らかにお眠り……パンドラちゃん。」
翔とNも、パンドラにトドメを刺そうとする。
デウス「…パンドラ。……嗚呼、パンドラ。…長き悪夢からの、目覚めのときだ。」
デウスは身体をくねらせながら言う。
その頃、アタラクシアの前では……
R「成る程、ここに……お前たちを傷付けた張本人がいるんだね?」
O「あぁ、ここで間違いねぇ。」
P「ってか、ここ…あんまり長くいたくないわ。」
Rを始めとする、ジャドウたちが来ていた。
R「さぁ、行こうか。」
O「おう!燃えてきたぜ!」
P「ま、アイツにはちょっと痛い目にあってもらわないとね。」
三人のジャドウは、ベルトを片手に……アタラクシアへと入って行った。
いかがでしたか?今回はここまでです。
この物語を書いてる時……1度消えてしまったんですよね(苦笑)。まぁ、何とか書けましたので、結果オーライですけど(笑)。
パンドラが弱っていく中、アタラクシアには三人のジャドウが来ていた。彼らは敵なのか……いや、敵ですけど?
次回も、お楽しみに。
では、またね。
(^U^)