〜プロジェクト東京ドールズ〜『化け物とドールの絆』   作:やさぐれショウ

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やさぐれショウです。

前回の続き……と、行く前に、セリフ多めで短めのストーリーを書きました。

では、本編へどうぞ

『オマケストーリー』、あります。


第七十八話 ×××のキオク 2

目を開くと、青い空に白い雲が浮かんでいた。

???「ねえ----

 

ねえ----聞いて。」

 

彼女は話しかける。

 

???「私の--“再生”の権能。それは壊れたものをもとに戻す力なの。

 

 

壊れたものをもとに戻す力。それは『なかったことにする力』よ。変化を禁じる、停滞の権能と言えるかな。」

 

彼女は、自分がもち『再生』の力を、『なかったことにする力』と解釈する。

 

???「この権能を持つ、私だからこそ--

本当に愛おしいものを見つけたの…」

 

彼女が言う愛おしいものとは…………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

???「誰かを想うこと、誰かに想われること。

誰かを傷つけること、誰かに傷つけられること。」

 

これらのことが、彼女にとって愛おしいそうだ。しかし……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

???「その感情と記憶は決して『再生』しない。」

 

それらのことは、再生することはない……と、彼女は言う。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

???「だって--感情は決して元に戻らないから。

 

--なかったことにはならないから。

 

----停滞することを許さないから。」

 

元に戻らない、なかったことにはならない、停滞することは許さない……それが、感情である……彼女は解釈する。

 

???「だからこそ、見つけたの。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

もっとも、そこに遠い人が…誰よりも早く、そこに辿りつくことができる。」

 

彼女はそう言うと……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

???「フフフ…」

 

静かに笑った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

???「…世界って、よくできてる。

 

私、見つけたの。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ねえ。

 

聞いて?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ねえ………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

彼女は一体、何を伝えようとしたのだろうか……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【オマケストーリー】

 

R「フッ、良いセリフだ、感動的だな。だが無意味d」

N「言わせないわよ!!」

Rが台詞を言おうとするのを、Nは無理矢理阻止した。

O「R兄ぃ、今の話に感動的な要素あったか?オレにはさっぱりわかんねぇよ……」

P「うーん、難しく考えちゃうわね……」

OとPは口々に言う。

R「O、P…考えるな、感じろ!」(^U^)

Rは張り付いた笑顔で、OとPに言う。

P「感じるって、何を……?」

PがRに問うと…

R「…………。」f(^U^;)

Rは何も言えず、頭を掻いた。

O「いや、わからんのかい!」

Oは思わずツッコミを入れた。

翔「何やってんだ、アイツら…?」

翔はジャドウ3人とNのやり取りを不思議そうに見ていた。

デウス「ずいぶん楽しそうだね?」

翔「デウスおまっ…いつからいたんだよ?」

いつの間にか、デウスが翔の右隣にいた。

デウス「何やら楽しそうな声がするから、少しだけ顔を出しに来ただけさ。」

翔「あっそ。」

アヤ「ちょっと…」

デウス「…?」

そこに、Dollsがやって来る。

レイナ「貴女、翔君に近づき過ぎよ?」

どうやら、デウスが翔の隣にいることが気にくわないようだ。デウスはフッと笑うと、

デウス「別に良いじゃないか。」

翔に腕を絡ませようとした。が……

翔「…触んじゃねぇよ。」

翔に拒まれてしまった。

アヤ「ほら、翔が嫌がってるじゃない?」

アヤがそう言うと、Dollsは全員……デウスにジト目を向けた。

デウス「翔、ボクが隣にいるのは、嫌かい?」

デウスは翔に聞く。

翔「あぁ、すっげぇ嫌だ。」

きっぱりと答える翔。

デウス「え……っ?」汗

デウスは困惑し、

デウス「そ、そんなに嫌なのかい?」

改めて翔に聞く。

翔「だって俺、お前を信用してねぇし。」

翔はデウスにジト目を向けながら言う。

デウス「そ、そうかい……」汗

デウスは残念そうに、翔から離れた。

翔「ちょっと残念そうな顔すんなよ。」汗

翔はデウスに言う。

デウス「そんな事言われても、残念なものは残念なんだよ……ボクだって、翔と話をしたいんだからさ。」

翔「そんな事言っといて……顔はニヤけてんじゃねぇか。」汗

デウス「翔と会話ができたことが、嬉しいからね。」

デウスは微笑みながら翔に言う。

N「あ”っ!?デウスあんた…翔君に馴れ馴れしく近付いたわね!?」

そこに、Nがズカズカとやって来た。

デウス「君は確か……」

N「お黙り!あんたなんかに、翔君の気持ちが分かるはずがないわ!!」

Nは首を左右にヌルヌルと動かしながらデウスに言う。

デウス「そう簡単に人の気持ちは分からないものだと思うよ、オカマ君。」

N「何よ、よく分かっ……オカマァ!?言ったわね!また言ったわね!?あんたレディに対して最大の侮辱をまた……ムッキィィイイイイイイイイイイ!!」

Nに対して『オカマ』と言うのは、禁句である……そのため、彼は顔を真っ赤にして怒る。

N「デウス!!あんたまた言ったわねぇぇえええええええええええ!!!!??」

デウス「……。」汗

Nとデウスのやり取りを、翔はヤレヤレとした顔で見守る。

シオリ「翔君。」

翔「…?」

そんな翔に、シオリが優しく話しかける。

シオリ「有名スイーツ店のバウムクーヘンがあるんです♪少し、休憩でもしませんか?」

翔「あぁ、そうする。」

シオリ「では、こちらへ♪」

シオリは翔を案内する。案内された場所には、

サクラ「あ、翔さん♪」

レイナ「翔君、来てくれてありがとう♪」

ヤマダ「おぉ、翔さん!待ってたっすよ♪」

Dollsが座って待っていた。

アヤ「翔、あたしの隣、空いてるわよ♪」トントンッ

アヤは空いてる椅子を叩きながら言う。

ヒヨ「アヤちゃーん、ずるいよぉ。ヒヨも翔さんの隣がいいー。」

ミサキ「通りでアヤがその席を譲らないと思ったら……そう言うことだったのね。」汗

シオリ「ヒヨちゃん?私の場所とヒヨちゃんの場所、交換しましょう。そうすれば、ヒヨちゃんも翔君の隣に座れますよ?」

ヒヨ「ホントー!?わーい!シオリちゃん、ありがとー!!」

シオリがヒヨと場所を交換したことで、ヒヨも翔の隣に座ることができた。右隣にはアヤ、左隣にはヒヨがいる形で、翔は席に座り、メンバー達とちょっとしたお茶会を楽しんだ。

ナナミ「ちなみに、翔さんはバウムクーヘンを食べたことは……?」

翔「ねぇけど?」

今まで食事を取ることすらも許されなかった翔にとって、バウムクーヘンは未知の味であった。

翔「…なぁ?」

ナナミ「はい、どうしました?」

翔「これ、美味いのか?」

翔はバウムクーヘンを指差しながら、ナナミに尋ねる。

ナナミ「はい!美味しいですよ♪」

ナナミはそう言うと、バウムクーヘンを一切れ食べて見せる。それを見た翔も、バウムクーヘンを一切れ、口に運んだ。

翔「……。」

アヤ「翔…どう?」

翔「…おぉ、美味い。」

彼の言葉を聞いたDollsは、笑顔を見せた。

レイナ「翔君、抹茶味とイチゴ味もあるわよ♪」

翔「おぉ、少し頂く。」

初めて食べるバウムクーヘンに、翔は舌を巻いたのであった。

 

 

 

O「なんか羨ましいぜ……」

Oは翔とDollsのお茶会を、羨ましそうに見ていた。

R「なら、私たちもここでお茶会をしようじゃないか。」(^U^)

P「そうね。なんか私、喉乾いちゃったわ…」

O「おっしゃぁ!んじゃ、準備すっか!」

Oは機嫌を直し、RとPと三人でお茶会を楽しんだ。




いかがでしたか?今回はここまでです。

何か、オマケストーリーが長くなった気がする(汗)。

ま、いっか。



※ちなみに……オマケストーリーは、メインストーリーと直接関係はありません。あくまでも、『オマケストーリー』なので。



次回は、前回のストーリーの続きを書きます。

お楽しみに~。
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