〜プロジェクト東京ドールズ〜『化け物とドールの絆』 作:やさぐれショウ
どっちでもいいわ!w
さて、おふざけまここまでにして……
ドールハウスの関係者たちは、ゆっくり羽を伸ばそうと、あの有名な巨大プール施設に向かう。プールで夏らしい青春を味わい、幸せ………と、思っていたら……
水着回です。
では、本編へどうぞ
1週間後……ついに、出掛ける時がやって来た。
まず、電車で東京駅に向かい、バス停に移動した。
翔「…?」
翔(ハワイアンズエクスプレス…?…どういうことだ?)
少し困惑する翔に、愛が話しかける。
愛「1日だけいるっていうのも、つまんないかなって思って、2泊3日程泊まることにしたんだ。」
翔「おいおい、宿はどうすんだよ?」汗
愛「ふふん、心配ご無用♪これ見て。」
愛はスパリゾートハワイアンズのパンフレットを翔に渡した。
翔「…何?こんなところに、ホテルがあんのか…?」
愛「そう!今日からここのハワイアンズホテルに泊まることになってるんだ♪」
翔「…片山さん、何か嬉しそうだな。」
愛「そりゃそうだよ~♪あたし、ここ1度も行ったこと無いんだ…だから、すっごく楽しみ♪」
翔「…そうか。」
今日、誰よりも…この日を楽しみにしていたのは……
N「あぁ、遂に…青春を味わえるのね♪」
Nだった。
翔「N、お前もプールや海に行ったことねぇのか?」
翔はNに尋ねる。
N「海やプールには、何回か行ったことはあるけど……ハワイアンズには、行ったこと無いの。あぁ、こんなにワクワクする気分……嫌いじゃないわぁ!!」
Nは嬉しそうな顔をしていた。Dollsもルリも元ストライカー達も嬉しそうな顔をしているが……
翔「……。」
翔だけは、浮かない顔をしていた。
N「翔君?」
翔「…?」
そんな彼に、Nは話しかける。
N「翔君は、この日は楽しみじゃなかったの?」
翔「……。」
翔は少し黙り……
翔「俺さ……今まで海やプールに行ったことねぇんだ。だから、楽しみなのか不安なのか、分からねぇんだ。」
N「1度も無いの?」
翔「…あぁ。」
翔は、Nに話した。彼は今まで、海やプールにすら、行ったこと無かったのだ。
翔「…だからさ、プールに行った時、どんな顔をすりゃ良いのか、教えてくれるか?」
N「あ、アタシで良ければ。」
翔「お前からも教えてもらうつもりだが、他の奴らにも教えてもらう。」
やがて、バス停に無料送迎バスが到着し、一同はそのバスに乗り込んだ。そして、バスはスパリゾートハワイアンズに向けて、発車した。
依咲里「二穂様、先ほど発車した送迎バスに、隊長様が乗りました。」
二穂『あぁ、そのバスの特徴は?』
依咲里「はい、ハワイアンズエクスプレス……スパリゾートハワイアンズに向かうバスです。」
二穂『よし、あたし達もスパリゾートハワイアンズに向かうぞ。』
楓『ルートは、既に調べてあるわ。』
依咲里「畏まりました。華賀利、行きますわよ。」
華賀利「はぁい♪」
裏切り者たちは駅中で合流し、電車でJMR湯本駅を目指した。
その頃……
翔「…っ!? 」ゾクッ
翔は、一瞬背中に寒気を感じた。
N「どうしたの?」
隣に座っているNが、翔に声をかけた。
翔「あ、いや……何でもない。」
翔は誤魔化した。
翔(……何だ、今の気配……アイツらか…?…いや、まさかな……)
翔は無理矢理自分に言い聞かせた。数時間後、スパリゾートハワイアンズに到着した。
スタッフ「「「スパリゾートハワイアンズにようこそ~♪」」」
玄関には、大勢のスタッフが訪れた人たちを迎えた。
翔「……。」アセアセ
スタッフに迎えられ、戸惑う翔。幸い、Nが近くにいたため、すぐに落ち着きを取り戻した。一同はチェックインを済ませ、フロントに荷物を預け、貴重品を持って更衣室へと移動した。
翔「って、お前もう着替えたのか。」
N「えぇ、下に水着着て来たから♪」
Nはヤシの木のシルエットが描かれたカーキのサーフパンツを身に付けていた。翔も着替えるのだが……
N「っ!?」
Nは翔の上半身を見て、驚いたが……
翔「N。」
翔に目を向けられ、言葉を飲んだ。彼の上半身には、幾つもの傷痕があるのだ。翔は左側に仮面ライダークウガのロゴが描かれた白いサーフパンツに、パーカーを羽織った。
翔「さて、行くか。」
N「え、えぇ。」
翔とNは集合場所の更衣室前に向かった。
N「…。」
翔「さっきの傷痕は、昔…ストライカー達につけられた。」
翔は周りに聞こえない程の小さな声で、Nに言った。
そして、更衣室前でドールハウスの関係者と元ストライカー達を待っていた。
愛「お待たせ~♪」
そして、更衣室からドールハウスの関係者と元ストライカー達が出て来た。
※…【Dollsと元ストライカー達の水着は『水着 2020』です。】
サクラ「翔さん…ど、どうですか?///」
翔「…?」
レイナ「私たちの水着、似合ってる?」
翔「あぁ、似合ってる。」
アヤ「良かったわ♪」
翔に似合ってると言われ、嬉しそうな顔を見せるDolls。だが、ヤマダだけは……
ヤマダ「あ、翔さん、無理しなくて結構っすよ……?」
何だか複雑な顔をしていた。
翔「や、ヤマダ……それ…み、水着…なのか?」汗
ヤマダ「まぁ、一応水着っす……ファクトリーがこんなの用意してたんで…」汗
翔「…。」
翔(ファクトリーの連中……1発ぶん殴っておくか……)
翔は拳を作りながらそう思った。
ほたる「隊長サン!あたし達はどうですか!?」
翔「似合ってるよ。」
マリ「あんたらしい答えだね。」
雪枝「よ、良かったぁ~…」
モニカ「隊長さん、目をそらさないでちゃんと見てよ~♪」
幸子「うぅ、やっぱり…恥ずかしいですけど……似合ってるなら、良かったです…」
あから「隊長殿も似合ってるじゃないか♪」
元ストライカー達も、翔に似合ってると言われて嬉しそうな顔を見せる。
愛「ねぇねぇ翔君♪どう、あたし達の水着!」
翔「…?」
愛が着ている水着は、白い生地に空色のゼブラ柄のような模様のトップスに、黒色のビキニであった(SSSS.GRIDMANの『宝多 六花』の水着そのものです)。斑目は黒のビキニに、薄紫のパレオ、カナは青色に黒い縦シマのビキニ、ルリはピンクのワンピースの水着だ。
翔「似合ってる。」
愛「やった!」
斑目「青空に直接言われると……恥ずかしいな……///」
カナ「斑目さん、らしくないですよ?でも、お気持ちは分かります……///」
愛は喜び、斑目とカナは少し頬を赤く染めた。
翔「ルリちゃんは、その水着…自分で選んだのか?」
ルリ「うん!愛先生とカナおばさ」
翔(やべっ!)
翔「あ、そうだ!」
ルリ「…?」
翔「えっと、ルリちゃんはここに来たのは初めてか?」
ルリ「うん!初めて!」
翔「そ、そうか。なら、楽しまなきゃだな!」
ルリ「うん!ルリ、いっぱい楽しむ!」
翔「……。」チラッ
翔はカナをチラ見する。
カナ「…?」
カナは不思議そうに首をかしげた。
翔(あぶねぇあぶねぇ……南田さんに、『おばさん』って呼ぶのは厳禁だからな……あの人、まだお姉さんだろうに……)汗
翔はルリの爆弾発言を誤魔化すため、わざと話をそらしたのだ。幸い、カナには気付かれなかったようだ。
アヤ「よーし、スパリゾートハワイアンズに来たからには、思いっきり楽しむわよ~!」
ヒヨ&ほたる&モニカ「「「おー!!」」」
ナナミ「全く、元気ですね…」
シオリ「ふふっ、青春ですね♪」
こうして、一同はスパリゾートハワイアンズで、夏らしい青春を楽しむことにした。
N「……。」
N(所長さんもカナさんも愛さんも…元ストライカーの娘達も……みんな良い身体してるわね……でも、アタシのほうが、おっぱいおっきいわ……)
Nは、心の中で謎の対抗心(?)を燃やしていた。
翔はミサキ、ナナミ、シオリ、愛、カナ、斑目、Nと共にある場所に向かう。
愛「ねぇ翔君♪ここに行ってみない?」
翔「…ドクターフィッシュ?…何だそれ?」
愛「それはね、あたし達人間が水中に手足を入れると、その表面の古い角質を食べてくれるんだよ♪それが、美容や健康に良いって話題なんだ♪」
翔「…へぇ、変わった魚だな。」
N「レディは美容にも健康にも気を使うのよ♪あぁ、楽しみだわぁ!」
Nは楽しんでいる様子。
ナナミ「あ、そうです。」
ここで、何かを思い付いたナナミ。
ナナミ「一番最初に笑った人は、ここにいるメンバーに何か飲み物を奢るのはどうですか?」
愛「おぉ、青春らしいねぇナナミちゃん♪」
ミサキ「勝負なら、挑むのみよ。」
シオリ「私も、参加します♪」
翔「言い出しっぺは、ちゃんと責任取れよ?」
N「面白そうじゃない、レディの力、見せてあげるわ!」
斑目「私も乗っておくか。」
カナ「この流れ、断れませんね…」汗
待っている間に、ナナミの罰ゲーム付き我慢大会に参加することにしたメンバー達。そして、スタッフからの説明の後、ドクターフィッシュによる治療を体験した。
ミサキ「わっ!?」
ナナミ「うっ、これが…ガラ・ルファによる治療ですか…!」
シオリ「ちょっと、くすぐったいですね…」
愛「ひゃあっ!?」
斑目「おぉ、これは効くな。」
カナ「そ、そうですね…っ!?」
斑目だけは、平気な顔をしていた。他のメンバー達はくすぐったさに耐えていた。
翔「っ!?」
翔はビックリする。
翔(結構くすぐってぇな、これ……けど、笑うわけにはいかねぇな……)
翔は真顔で治療を堪える。
N「~!!…。~!!…。」
Nはよほどくすぐったいのか、表情を変えながら必死に堪えている。
ナナミ(ここで、Nさんのオカマキャラを見せられたら、終わりますね……)
ナナミはそう思った。しかし…
翔「おい、N。」
N「ひっ、な、何かしら…?」
翔「お前、オカマの力、見せてくれるんだろ?だったら見せてくれよ。」
翔がNに、そう声をかけた。
N「そうだわ、オカマパワーを……オカマ!?言ったわね、翔君!?レディに対して最大の侮辱を……ムッキィィイイイイイイイイイイイ!!」
案の定、Nはお決まりのリアクションをする。
N「あぁっ、くすぐったい!!言ったわねぇぇえええええええええ!!!!??」
ナナミ&カナ「「っ!?」」
そして……
ナナミ「プッ…クククク……w」
カナ「ブフッ!……あははははははは!w」
ナナミとカナが、同時に笑った。この時点で、ナナミとカナは罰ゲーム確定である。数分後、ドクターフィッシュによる治療は終了し、罰ゲームはナナミとカナに決まった。ナナミはミサキ、シオリ、翔に…カナは斑目、愛、Nに飲み物を奢った。
ナナミ「翔さん、これどうぞ。」
翔「悪いな、奢ってもらって。」
ナナミ「いえ、私が言い出しっぺなので。」
ナナミはそう言って、苦笑いした。
ナナミ「仮面サイダーがなかったので、ピーチスカッシュにしました。」
翔「そうか。まぁ、仮面サイダーじゃなくても構わん。」
翔は苦笑いし、ピーチスカッシュを一口飲む。
愛「そういえば、そろそろお昼だね。」
斑目「なら、近くのカフェで済ませるか?」
カナ「そうですね。今、他のメンバー達も呼びますね。」
カナはスマホを取り出し、メンバー達にLINEを送った。翔達は一足先に、カフェへと向かった。
二穂「翔め……情けない顔をしおって!」
華賀利「383日もの間……華賀利の前から姿を消して……」
依咲里「二穂様が悲しんでおられる時に……隊長様は……!」
楓「隊長さんには、少しオシオキが必要みたいね……」
数分後、他のメンバー達もカフェに到着した。メンバー達は注文を済ませ、待っていた。
愛「翔君、N君、青春してる?」
愛は二人に尋ねる。
N「もちろんです!愛さん、アタシ……本っ当に幸せ!こんなに楽しい青春を味わえて……嬉しすぎるわ!」
愛「良かった♪翔君はどう?」
翔「そうだな……こうして違う形で、大勢で楽しむのも、悪くねぇな。」
愛「楽しめてるみたいだね♪」
翔「あぁ。」
愛「良かったよ♪」
愛も嬉しそうな顔をしていた。
翔「……?」
ふと、翔はプールの方に目を向ける。
翔(何だか騒がしいな……)
翔は訪れている人たちを見て、何やら怪しく思っていた。人々は、何かに怯えているように見える。しかし、それは……
華賀利「ウッフフ♪み~つけたぁ!」
本当のことだった。何と、ここにいるはずの無いストライカーチーム【ビスケット・シリウス】の4人が来ていたのだ。しかも、変身のコスに身を包んでおり、背中には翼がある。
華賀利「アハハ!」ドカッ!
翔「どわっ!?」
華賀利は空中から翔に体当たりし、吹っ飛ばした。
ドガシャァッ!
人々「「きゃぁぁあああ!」」
翔はカフェにあるいくつものテーブルや椅子にぶつかった。
斑目「青空!!」
翔「…っ!!」
翔(何でだよ……何でこんなところに、ストライカー達がいるんだよ…!?)
翔は混乱しながらも、立ち上がった。
依咲里「はっ!」ドカッ!
楓「それ!」ドカッ!
翔「ぐっ!?があっ!!」
更に、翔は依咲里と楓からも体当たりをされる。再び床を転がる翔に、
二穂「やぁぁあああああああ!!」
二穂が剣で攻撃してくる。翔は地面を転がりながら、攻撃を回避する。そんなストライカー達を見た人々は、逃げ惑う。
愛「翔君!!」
Dolls「「「翔さん(翔君)(翔)!!」」」
ルリ「お兄ちゃん!」
翔「っ!!」
翔はとうとう、壁に追い詰められてしまった。
二穂「翔!!貴様、こんなところで何をしている!?」
翔「黙れ!!」
翔は二穂の腕を捕らえ、
翔「俺はもう、お前らの隊長じゃねぇんだよ!!お前らには関係ねぇだろ!?」
彼女に反論した。
カナ「翔君を助けないと…!」
カナはイクサベルトを取り出そうとするが、
カナ「っ!!」
カナ(しまった!フロントに…!!)
ベルトが入ったバッグは、フロントに預けてしまっていた。
翔「おい!人々をすぐ避難させろ!!」
翔はドールハウスの関係者と元ストライカー達に指示を出した。すぐに人々を避難させるメンバー達。その後、翔は二穂を目を真っ直ぐとらえる。
翔「…お前ら、こんなことして、タダで済むと思うなよ!!」
二穂「タダで済むと思うなだと?…それはあたし達の台詞だ!」
二穂は翔に腕を捕まれたまま、空中に上がっていく。
翔「っ!?」
翔が腕から手を離すと、
華賀利「痛いぞぉ!?」ドカァッ!
華賀利が翔を蹴ったのだ。
翔「がああああぁぁぁぁ!」ザッパーン!
蹴られた翔は、波のプールに落ちてしまった。
愛「っ!!…翔くーーん!!」
N「翔君!!…ストライカー達、もう許さないわよ!!」
Nは構えを取る。
愛「カナちゃん、すぐに警察を呼んで!」
愛はそう言うと、ボクシングのような構えを取った。
依咲里「ウフフフ、貴女達に何が出来ますの?」
N「お黙り!沢山の人たちの青春を台無しにして、アタシはあんた達を許さないわ!!」
愛「N君の言う通り!あんた達、いい加減にしてよ!!」
Nと愛はストライカー達に怒鳴る。
楓「それより、良いんですか?隊長さんを助けなくて。」
楓の言葉に、迷いが生まれたNと愛。だが、
監視員「私たちが助けます!」「そちらはお願いします!」
監視員達が、翔を助けに向かったため、迷いは晴れた。
翔「……。」
翔(くそ…何てことだ……俺がここに来たから、沢山の人たちの青春を台無しに…!)
水中で、翔は自分を責めていた。
神様(ストライカー共め、性懲りも無くまた沢山の人々に迷惑を……翔、これを使え!!)
神様は翔に右手を突き出した。すると、翔の腹部を水流が囲み、それが変身ベルトへと変わった。
翔(こ、これは……『アクアドライバー』!)
そのベルトは、『アクアドライバー』である。すると、水流が翔を包み、プールサイドへと運んだ。
監視員1「おい!いたか!?」
監視員2「ダメです!見当たりません!!」
監視員1「細かく捜索するんだ!!」
翔が見つからず、焦り出す監視員達。だが…
翔「おい、どうした?」
監視員「「うわっ!?」」
監視員の後ろに、翔が立っていた。
監視員2「お、お兄さん、大丈夫なんですか!?」
翔「あぁ、大丈夫だ。」
翔はピンピンしていた。そして、ストライカー達が暴れているところへと歩きだした。
愛「うぅっ!!」ドサッ
N「痛い!」ドサッ
愛とNはストライカー達と戦っていたが、空中を飛び回るストライカー達に苦戦を強いられていた。全く攻撃できず、むしろ一方的に攻撃されるばかりであった。
二穂「はっ!お前達、大した程でも無いな。」
二穂は空中で、Nと愛を煽る。
「おい!!」
その時、後ろから怒鳴り声が聞こえたため、ストライカー達は後ろを振り向く。そこには、
翔「今度は俺が相手だ。」
波のプールに落とされたはずの翔がいた。
依咲里「なっ!?た、隊長様…プールに落ちたはずでは?」
翔「あぁ、よくもプールに落としてくれたなぁ?」
翔の顔は、怒りに満ちている。
翔「ここを訪れた人たちの思い出も台無しにしやがって……そんなの、俺が許さん!!」
翔はそう言うと、
翔「変…身!!」
変身ポーズをとった。すると、プールの水がアクアドライバーに入り込み、ドライバーの風車が回転する。そして…翔の身体は水に包まれ、姿を変えた。それは、水色の体が特徴で、所々に銀色のラインがあり、黄金色のタレ目を輝かせる仮面ライダーだった。
二穂「なっ、何だあれは…?」
華賀利「た、隊長様…?」
困惑するストライカー達。
ユキ「仮面、ライダー…?」
サクラ「あ、あれも仮面ライダーなんですか…?」
アヤ「あの仮面ライダーは、見たこと無いわね…」
あから「あれは、隊長殿が変身したのかい…?」
雪枝「えぇっ!?な、何が起きたの…!?」
Dollsと元ストライカー達の一部メンバーも、困惑していた。
アクア「暑き日差しに、透み渡りし水…『仮面ライダーアクア』!」
翔が変身したのは、2051年に登場する未来の仮面ライダー、『仮面ライダーアクア』である。
レイナ「仮面ライダー、アクア……水の仮面ライダーね!初代仮面ライダー、ドルフィンを彷彿とさせるその姿…この季節にピッタリの美しい姿だわ♪」
レイナは仮面ライダーアクアに関心した。
ヒヨ「もう、大丈夫だね!」
ヒヨも、仮面ライダーアクアの登場に、安心感を覚えていた。
依咲里「仮面ライダーだか何だか知りませんが…行きますわよ!」
その時、依咲里が急降下してアクアに襲いかかって来た。
アクア「っ!」
アクアは地面を蹴ってジャンプすると、
アクア「ムンッ!」ドカッ!
急降下して来た依咲里に蹴りを入れた。
依咲里「あうっ…!」
蹴られた依咲里は地面に落ちた。
華賀利「こんのぉ!」
華賀利は地面に降り、アクア目掛けて走り出す。
アクア「行くぞ!」
アクアはその場で構えを取り、華賀利を迎え撃つ。
アクア「せやっ!はっ!」ドカッ!ドカッ!
華賀利「くっ!うぅっ!」
華賀利は回し蹴りを繰り出したが、
アクア「よっと!」
アクアは足から水を吹き出し、その反動でバク宙回避した。
華賀利「きゃっ!?」
その水に、華賀利は吹っ飛ばされた。
アクア「へぇ、コイツは面白い。」
アクアは地面に着地し、自身の能力に関心していた。
華賀利「っ!!生意気な…!」
華賀利は立ち上がり、アクア目掛けて走り出す。
アクア「そういえば、言い忘れてたが…」
華賀利「ひゃっ!?」
すると、華賀利は滑って転んでしまった。アクアはジャンプし、足から水を吹き出し、スライディングの体勢に入り、水流に乗る。
アクア「プールで走ると、あぶねぇぞ!?」
そして、必殺技『オーシャニックブレイク』を華賀利に繰り出した。
ドゴォォオオオオッ!
華賀利「がはっ!」
華賀利は空中に吹っ飛び、再び床に落ちて戦闘不能になった。アクアはそのまま、依咲里にも必殺技を撃ち込み、戦闘不能にさせた。
二穂「依咲里!華賀利!」
アクア「さて、残るはお前ら二人か……一気に決めるぜ!」
アクアは両足から水を放出しながらジャンプした。
アクア「俺が守る今日は、皆の……青春だ!!」
そして、ライダーキック『アクアヴォルテクス』を二穂に放った。
ドッゴォォオオオオッ!
二穂「うわああああああぁぁぁぁぁ!!」
二穂は凄まじい断末魔を上げ、地面に落ちて戦闘不能に……アクアは水を放出し、もう一度空中に飛び上がる。
楓「っ!?」
アクア「うおおおおおおぉぉぉぉぉぉ!!」
そして、楓目掛けて『アクアヴォルテクス』を繰り出した。楓は水流に包まれ……その後、気絶した状態で空中から地面に落ち、そのまま戦闘不能になった。
アクア「…ふぅ。」
突如襲撃してきたストライカーを倒したアクア。その時、突然歓声が上がった
アクア「…ん?」
アクアは歓声が聞こえた方に振り向くと……プールから避難した人たちが戻って来ており、
人々「ありがとーライダー!」「ハワイアンズを守ってくれてありがとー!」「仮面ライダー、ばんざーい!!」
勝利したアクアに、お礼を言っていたのだ。
アクア「……。」
アクア(これで、ひとまず大丈夫そうだな。)
アクアは人々に頷くと、どこかへ立ち去って行った。
その後、警察が到着し、二穂、依咲里、華賀利、楓は威力業務妨害、傷害、器物損壊の罪で逮捕され、連行された。その後、翔が何事もなかったかのように戻って来た。
シオリ「翔君!大丈夫ですか!?」
シオリは翔に駆け寄る。
翔「平気だ。それより、Nと片山さんは大丈夫なのか?」
N「アタシは大丈夫よ!」
愛「あたしも平気だよ。心配ありがとう、翔君♪」
Nと愛はそう言うが、腕や腹部等…攻撃された所が赤くなっている。
翔「……。」
愛「でも、少し休むよ。」
N「そうね、アタシもそうするわ。」
翔の表情を見て、これ以上彼に心配させたくないと思った愛とNは、少し休憩することにした。こうして、スパリゾートハワイアンズには再び賑わいが戻った。メンバー達はカフェでランチを済ませ、少し休憩することにしたのだった。
その頃……
二穂「何故だ何故だ!何故あたし達だけこんな目に合うんだ!?」
女性警官「大人しくしてなさい!!」
連行されている二穂は、パトカーの中で暴れていた。そして、女性警官に叱られるのであった。
そもそも、自分が何をしたのかすら分かろうともしていない(他のストライカー達も同じ)……バカにつける薬は無いとは、この事であろう。
いかがでしたか?今回はここまでです。
楽園であったスパリゾートハワイアンズは、ストライカーチーム【ビスケット・シリウス】の登場で、一瞬にして地獄にし、人々を恐怖のどん底へと陥れた。しかし、神様の悪戯の影響で、『仮面ライダーアクア』へと変身した翔によって、成敗されたのだった。
仮面ライダーアクアの名乗りをどうしようか悩んでいたら……
日付が変わっていました……
次回も、水着回です。
お楽しみに~。
では、まったねー