〜プロジェクト東京ドールズ〜『化け物とドールの絆』   作:やさぐれショウ

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やさぐれショウです。え?やさぐれ・真じゃないのかって?…いや、その……


















































どっちでもいいわ!w

さて、おふざけまここまでにして……

ドールハウスの関係者たちは、ゆっくり羽を伸ばそうと、あの有名な巨大プール施設に向かう。プールで夏らしい青春を味わい、幸せ………と、思っていたら……

水着回です。

では、本編へどうぞ


第八十三話 楽園から地獄へ…

1週間後……ついに、出掛ける時がやって来た。

 

まず、電車で東京駅に向かい、バス停に移動した。

翔「…?」

翔(ハワイアンズエクスプレス…?…どういうことだ?)

少し困惑する翔に、愛が話しかける。

愛「1日だけいるっていうのも、つまんないかなって思って、2泊3日程泊まることにしたんだ。」

翔「おいおい、宿はどうすんだよ?」汗

愛「ふふん、心配ご無用♪これ見て。」

愛はスパリゾートハワイアンズのパンフレットを翔に渡した。

翔「…何?こんなところに、ホテルがあんのか…?」

愛「そう!今日からここのハワイアンズホテルに泊まることになってるんだ♪」

翔「…片山さん、何か嬉しそうだな。」

愛「そりゃそうだよ~♪あたし、ここ1度も行ったこと無いんだ…だから、すっごく楽しみ♪」

翔「…そうか。」

今日、誰よりも…この日を楽しみにしていたのは……

N「あぁ、遂に…青春を味わえるのね♪」

Nだった。

翔「N、お前もプールや海に行ったことねぇのか?」

翔はNに尋ねる。

N「海やプールには、何回か行ったことはあるけど……ハワイアンズには、行ったこと無いの。あぁ、こんなにワクワクする気分……嫌いじゃないわぁ!!」

Nは嬉しそうな顔をしていた。Dollsもルリも元ストライカー達も嬉しそうな顔をしているが……

翔「……。」

翔だけは、浮かない顔をしていた。

N「翔君?」

翔「…?」

そんな彼に、Nは話しかける。

N「翔君は、この日は楽しみじゃなかったの?」

翔「……。」

翔は少し黙り……

翔「俺さ……今まで海やプールに行ったことねぇんだ。だから、楽しみなのか不安なのか、分からねぇんだ。」

N「1度も無いの?」

翔「…あぁ。」

翔は、Nに話した。彼は今まで、海やプールにすら、行ったこと無かったのだ。

翔「…だからさ、プールに行った時、どんな顔をすりゃ良いのか、教えてくれるか?」

N「あ、アタシで良ければ。」

翔「お前からも教えてもらうつもりだが、他の奴らにも教えてもらう。」

やがて、バス停に無料送迎バスが到着し、一同はそのバスに乗り込んだ。そして、バスはスパリゾートハワイアンズに向けて、発車した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

依咲里「二穂様、先ほど発車した送迎バスに、隊長様が乗りました。」

二穂『あぁ、そのバスの特徴は?』

依咲里「はい、ハワイアンズエクスプレス……スパリゾートハワイアンズに向かうバスです。」

二穂『よし、あたし達もスパリゾートハワイアンズに向かうぞ。』

楓『ルートは、既に調べてあるわ。』

依咲里「畏まりました。華賀利、行きますわよ。」

華賀利「はぁい♪」

裏切り者たちは駅中で合流し、電車でJMR湯本駅を目指した。

 

 

 

その頃……

翔「…っ!? 」ゾクッ

翔は、一瞬背中に寒気を感じた。

N「どうしたの?」

隣に座っているNが、翔に声をかけた。

翔「あ、いや……何でもない。」

翔は誤魔化した。

翔(……何だ、今の気配……アイツらか…?…いや、まさかな……)

翔は無理矢理自分に言い聞かせた。数時間後、スパリゾートハワイアンズに到着した。

スタッフ「「「スパリゾートハワイアンズにようこそ~♪」」」

玄関には、大勢のスタッフが訪れた人たちを迎えた。

翔「……。」アセアセ

スタッフに迎えられ、戸惑う翔。幸い、Nが近くにいたため、すぐに落ち着きを取り戻した。一同はチェックインを済ませ、フロントに荷物を預け、貴重品を持って更衣室へと移動した。

 

 

 

翔「って、お前もう着替えたのか。」

N「えぇ、下に水着着て来たから♪」

Nはヤシの木のシルエットが描かれたカーキのサーフパンツを身に付けていた。翔も着替えるのだが……

N「っ!?」

Nは翔の上半身を見て、驚いたが……

翔「N。」

翔に目を向けられ、言葉を飲んだ。彼の上半身には、幾つもの傷痕があるのだ。翔は左側に仮面ライダークウガのロゴが描かれた白いサーフパンツに、パーカーを羽織った。

翔「さて、行くか。」

N「え、えぇ。」

翔とNは集合場所の更衣室前に向かった。

N「…。」

翔「さっきの傷痕は、昔…ストライカー達につけられた。」

翔は周りに聞こえない程の小さな声で、Nに言った。

そして、更衣室前でドールハウスの関係者と元ストライカー達を待っていた。

愛「お待たせ~♪」

そして、更衣室からドールハウスの関係者と元ストライカー達が出て来た。

 

※…【Dollsと元ストライカー達の水着は『水着 2020』です。】

 

サクラ「翔さん…ど、どうですか?///」

翔「…?」

レイナ「私たちの水着、似合ってる?」

翔「あぁ、似合ってる。」

アヤ「良かったわ♪」

翔に似合ってると言われ、嬉しそうな顔を見せるDolls。だが、ヤマダだけは……

ヤマダ「あ、翔さん、無理しなくて結構っすよ……?」

何だか複雑な顔をしていた。

翔「や、ヤマダ……それ…み、水着…なのか?」汗

ヤマダ「まぁ、一応水着っす……ファクトリーがこんなの用意してたんで…」汗

翔「…。」

翔(ファクトリーの連中……1発ぶん殴っておくか……)

翔は拳を作りながらそう思った。

ほたる「隊長サン!あたし達はどうですか!?」

翔「似合ってるよ。」

マリ「あんたらしい答えだね。」

雪枝「よ、良かったぁ~…」

モニカ「隊長さん、目をそらさないでちゃんと見てよ~♪」

幸子「うぅ、やっぱり…恥ずかしいですけど……似合ってるなら、良かったです…」

あから「隊長殿も似合ってるじゃないか♪」

元ストライカー達も、翔に似合ってると言われて嬉しそうな顔を見せる。

愛「ねぇねぇ翔君♪どう、あたし達の水着!」

翔「…?」

愛が着ている水着は、白い生地に空色のゼブラ柄のような模様のトップスに、黒色のビキニであった(SSSS.GRIDMANの『宝多 六花』の水着そのものです)。斑目は黒のビキニに、薄紫のパレオ、カナは青色に黒い縦シマのビキニ、ルリはピンクのワンピースの水着だ。

翔「似合ってる。」

愛「やった!」

斑目「青空に直接言われると……恥ずかしいな……///」

カナ「斑目さん、らしくないですよ?でも、お気持ちは分かります……///」

愛は喜び、斑目とカナは少し頬を赤く染めた。

翔「ルリちゃんは、その水着…自分で選んだのか?」

ルリ「うん!愛先生とカナおばさ」

翔(やべっ!)

翔「あ、そうだ!」

ルリ「…?」

翔「えっと、ルリちゃんはここに来たのは初めてか?」

ルリ「うん!初めて!」

翔「そ、そうか。なら、楽しまなきゃだな!」

ルリ「うん!ルリ、いっぱい楽しむ!」

翔「……。」チラッ

翔はカナをチラ見する。

カナ「…?」

カナは不思議そうに首をかしげた。

翔(あぶねぇあぶねぇ……南田さんに、『おばさん』って呼ぶのは厳禁だからな……あの人、まだお姉さんだろうに……)汗

翔はルリの爆弾発言を誤魔化すため、わざと話をそらしたのだ。幸い、カナには気付かれなかったようだ。

アヤ「よーし、スパリゾートハワイアンズに来たからには、思いっきり楽しむわよ~!」

ヒヨ&ほたる&モニカ「「「おー!!」」」

ナナミ「全く、元気ですね…」

シオリ「ふふっ、青春ですね♪」

こうして、一同はスパリゾートハワイアンズで、夏らしい青春を楽しむことにした。

N「……。」

N(所長さんもカナさんも愛さんも…元ストライカーの娘達も……みんな良い身体してるわね……でも、アタシのほうが、おっぱいおっきいわ……)

Nは、心の中で謎の対抗心(?)を燃やしていた。

 

 

 

翔はミサキ、ナナミ、シオリ、愛、カナ、斑目、Nと共にある場所に向かう。

愛「ねぇ翔君♪ここに行ってみない?」

翔「…ドクターフィッシュ?…何だそれ?」

愛「それはね、あたし達人間が水中に手足を入れると、その表面の古い角質を食べてくれるんだよ♪それが、美容や健康に良いって話題なんだ♪」

翔「…へぇ、変わった魚だな。」

N「レディは美容にも健康にも気を使うのよ♪あぁ、楽しみだわぁ!」

Nは楽しんでいる様子。

ナナミ「あ、そうです。」

ここで、何かを思い付いたナナミ。

ナナミ「一番最初に笑った人は、ここにいるメンバーに何か飲み物を奢るのはどうですか?」

愛「おぉ、青春らしいねぇナナミちゃん♪」

ミサキ「勝負なら、挑むのみよ。」

シオリ「私も、参加します♪」

翔「言い出しっぺは、ちゃんと責任取れよ?」

N「面白そうじゃない、レディの力、見せてあげるわ!」

斑目「私も乗っておくか。」

カナ「この流れ、断れませんね…」汗

待っている間に、ナナミの罰ゲーム付き我慢大会に参加することにしたメンバー達。そして、スタッフからの説明の後、ドクターフィッシュによる治療を体験した。

ミサキ「わっ!?」

ナナミ「うっ、これが…ガラ・ルファによる治療ですか…!」

シオリ「ちょっと、くすぐったいですね…」

愛「ひゃあっ!?」

斑目「おぉ、これは効くな。」

カナ「そ、そうですね…っ!?」

斑目だけは、平気な顔をしていた。他のメンバー達はくすぐったさに耐えていた。

翔「っ!?」

翔はビックリする。

翔(結構くすぐってぇな、これ……けど、笑うわけにはいかねぇな……)

翔は真顔で治療を堪える。

N「~!!…。~!!…。」

Nはよほどくすぐったいのか、表情を変えながら必死に堪えている。

ナナミ(ここで、Nさんのオカマキャラを見せられたら、終わりますね……)

ナナミはそう思った。しかし…

翔「おい、N。」

N「ひっ、な、何かしら…?」

翔「お前、オカマの力、見せてくれるんだろ?だったら見せてくれよ。」

翔がNに、そう声をかけた。

N「そうだわ、オカマパワーを……オカマ!?言ったわね、翔君!?レディに対して最大の侮辱を……ムッキィィイイイイイイイイイイイ!!」

案の定、Nはお決まりのリアクションをする。

N「あぁっ、くすぐったい!!言ったわねぇぇえええええええええ!!!!??」

ナナミ&カナ「「っ!?」」

そして……

ナナミ「プッ…クククク……w」

カナ「ブフッ!……あははははははは!w」

ナナミとカナが、同時に笑った。この時点で、ナナミとカナは罰ゲーム確定である。数分後、ドクターフィッシュによる治療は終了し、罰ゲームはナナミとカナに決まった。ナナミはミサキ、シオリ、翔に…カナは斑目、愛、Nに飲み物を奢った。

ナナミ「翔さん、これどうぞ。」

翔「悪いな、奢ってもらって。」

ナナミ「いえ、私が言い出しっぺなので。」

ナナミはそう言って、苦笑いした。

ナナミ「仮面サイダーがなかったので、ピーチスカッシュにしました。」

翔「そうか。まぁ、仮面サイダーじゃなくても構わん。」

翔は苦笑いし、ピーチスカッシュを一口飲む。

愛「そういえば、そろそろお昼だね。」

斑目「なら、近くのカフェで済ませるか?」

カナ「そうですね。今、他のメンバー達も呼びますね。」

カナはスマホを取り出し、メンバー達にLINEを送った。翔達は一足先に、カフェへと向かった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

二穂「翔め……情けない顔をしおって!」

華賀利「383日もの間……華賀利の前から姿を消して……」

依咲里「二穂様が悲しんでおられる時に……隊長様は……!」

楓「隊長さんには、少しオシオキが必要みたいね……」

 

 

 

数分後、他のメンバー達もカフェに到着した。メンバー達は注文を済ませ、待っていた。

愛「翔君、N君、青春してる?」

愛は二人に尋ねる。

N「もちろんです!愛さん、アタシ……本っ当に幸せ!こんなに楽しい青春を味わえて……嬉しすぎるわ!」

愛「良かった♪翔君はどう?」

翔「そうだな……こうして違う形で、大勢で楽しむのも、悪くねぇな。」

愛「楽しめてるみたいだね♪」

翔「あぁ。」

愛「良かったよ♪」

愛も嬉しそうな顔をしていた。

翔「……?」

ふと、翔はプールの方に目を向ける。

翔(何だか騒がしいな……)

翔は訪れている人たちを見て、何やら怪しく思っていた。人々は、何かに怯えているように見える。しかし、それは……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

華賀利「ウッフフ♪み~つけたぁ!」

本当のことだった。何と、ここにいるはずの無いストライカーチーム【ビスケット・シリウス】の4人が来ていたのだ。しかも、変身のコスに身を包んでおり、背中には翼がある。

華賀利「アハハ!」ドカッ!

翔「どわっ!?」

華賀利は空中から翔に体当たりし、吹っ飛ばした。

ドガシャァッ!

人々「「きゃぁぁあああ!」」

翔はカフェにあるいくつものテーブルや椅子にぶつかった。

斑目「青空!!」

翔「…っ!!」

翔(何でだよ……何でこんなところに、ストライカー達がいるんだよ…!?)

翔は混乱しながらも、立ち上がった。

依咲里「はっ!」ドカッ!

楓「それ!」ドカッ!

翔「ぐっ!?があっ!!」

更に、翔は依咲里と楓からも体当たりをされる。再び床を転がる翔に、

二穂「やぁぁあああああああ!!」

二穂が剣で攻撃してくる。翔は地面を転がりながら、攻撃を回避する。そんなストライカー達を見た人々は、逃げ惑う。

愛「翔君!!」

Dolls「「「翔さん(翔君)(翔)!!」」」

ルリ「お兄ちゃん!」

翔「っ!!」

翔はとうとう、壁に追い詰められてしまった。

二穂「翔!!貴様、こんなところで何をしている!?」

翔「黙れ!!」

翔は二穂の腕を捕らえ、

翔「俺はもう、お前らの隊長じゃねぇんだよ!!お前らには関係ねぇだろ!?」

彼女に反論した。

カナ「翔君を助けないと…!」

カナはイクサベルトを取り出そうとするが、

カナ「っ!!」

カナ(しまった!フロントに…!!)

ベルトが入ったバッグは、フロントに預けてしまっていた。

翔「おい!人々をすぐ避難させろ!!」

翔はドールハウスの関係者と元ストライカー達に指示を出した。すぐに人々を避難させるメンバー達。その後、翔は二穂を目を真っ直ぐとらえる。

翔「…お前ら、こんなことして、タダで済むと思うなよ!!」

二穂「タダで済むと思うなだと?…それはあたし達の台詞だ!」

二穂は翔に腕を捕まれたまま、空中に上がっていく。

翔「っ!?」

翔が腕から手を離すと、

華賀利「痛いぞぉ!?」ドカァッ!

華賀利が翔を蹴ったのだ。

翔「がああああぁぁぁぁ!」ザッパーン!

蹴られた翔は、波のプールに落ちてしまった。

愛「っ!!…翔くーーん!!」

N「翔君!!…ストライカー達、もう許さないわよ!!」

Nは構えを取る。

愛「カナちゃん、すぐに警察を呼んで!」

愛はそう言うと、ボクシングのような構えを取った。

依咲里「ウフフフ、貴女達に何が出来ますの?」

N「お黙り!沢山の人たちの青春を台無しにして、アタシはあんた達を許さないわ!!」

愛「N君の言う通り!あんた達、いい加減にしてよ!!」

Nと愛はストライカー達に怒鳴る。

楓「それより、良いんですか?隊長さんを助けなくて。」

楓の言葉に、迷いが生まれたNと愛。だが、

監視員「私たちが助けます!」「そちらはお願いします!」

監視員達が、翔を助けに向かったため、迷いは晴れた。

 

 

 

翔「……。」

翔(くそ…何てことだ……俺がここに来たから、沢山の人たちの青春を台無しに…!)

水中で、翔は自分を責めていた。

神様(ストライカー共め、性懲りも無くまた沢山の人々に迷惑を……翔、これを使え!!)

神様は翔に右手を突き出した。すると、翔の腹部を水流が囲み、それが変身ベルトへと変わった。

翔(こ、これは……『アクアドライバー』!)

そのベルトは、『アクアドライバー』である。すると、水流が翔を包み、プールサイドへと運んだ。

 

 

 

監視員1「おい!いたか!?」

監視員2「ダメです!見当たりません!!」

監視員1「細かく捜索するんだ!!」

翔が見つからず、焦り出す監視員達。だが…

翔「おい、どうした?」

監視員「「うわっ!?」」

監視員の後ろに、翔が立っていた。

監視員2「お、お兄さん、大丈夫なんですか!?」

翔「あぁ、大丈夫だ。」

翔はピンピンしていた。そして、ストライカー達が暴れているところへと歩きだした。

 

 

 

愛「うぅっ!!」ドサッ

N「痛い!」ドサッ

愛とNはストライカー達と戦っていたが、空中を飛び回るストライカー達に苦戦を強いられていた。全く攻撃できず、むしろ一方的に攻撃されるばかりであった。

二穂「はっ!お前達、大した程でも無いな。」

二穂は空中で、Nと愛を煽る。

「おい!!」

その時、後ろから怒鳴り声が聞こえたため、ストライカー達は後ろを振り向く。そこには、

翔「今度は俺が相手だ。」

波のプールに落とされたはずの翔がいた。

依咲里「なっ!?た、隊長様…プールに落ちたはずでは?」

翔「あぁ、よくもプールに落としてくれたなぁ?」

翔の顔は、怒りに満ちている。

翔「ここを訪れた人たちの思い出も台無しにしやがって……そんなの、俺が許さん!!」

翔はそう言うと、

 

 

 

 

 

 

 

翔「変…身!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

変身ポーズをとった。すると、プールの水がアクアドライバーに入り込み、ドライバーの風車が回転する。そして…翔の身体は水に包まれ、姿を変えた。それは、水色の体が特徴で、所々に銀色のラインがあり、黄金色のタレ目を輝かせる仮面ライダーだった。

二穂「なっ、何だあれは…?」

華賀利「た、隊長様…?」

困惑するストライカー達。

ユキ「仮面、ライダー…?」

サクラ「あ、あれも仮面ライダーなんですか…?」

アヤ「あの仮面ライダーは、見たこと無いわね…」

あから「あれは、隊長殿が変身したのかい…?」

雪枝「えぇっ!?な、何が起きたの…!?」

Dollsと元ストライカー達の一部メンバーも、困惑していた。

アクア「暑き日差しに、透み渡りし水…『仮面ライダーアクア』!」

翔が変身したのは、2051年に登場する未来の仮面ライダー、『仮面ライダーアクア』である。

レイナ「仮面ライダー、アクア……水の仮面ライダーね!初代仮面ライダー、ドルフィンを彷彿とさせるその姿…この季節にピッタリの美しい姿だわ♪」

レイナは仮面ライダーアクアに関心した。

ヒヨ「もう、大丈夫だね!」

ヒヨも、仮面ライダーアクアの登場に、安心感を覚えていた。

依咲里「仮面ライダーだか何だか知りませんが…行きますわよ!」

その時、依咲里が急降下してアクアに襲いかかって来た。

アクア「っ!」

アクアは地面を蹴ってジャンプすると、

アクア「ムンッ!」ドカッ!

急降下して来た依咲里に蹴りを入れた。

依咲里「あうっ…!」

蹴られた依咲里は地面に落ちた。

華賀利「こんのぉ!」

華賀利は地面に降り、アクア目掛けて走り出す。

アクア「行くぞ!」

アクアはその場で構えを取り、華賀利を迎え撃つ。

アクア「せやっ!はっ!」ドカッ!ドカッ!

華賀利「くっ!うぅっ!」

華賀利は回し蹴りを繰り出したが、

アクア「よっと!」

アクアは足から水を吹き出し、その反動でバク宙回避した。

華賀利「きゃっ!?」

その水に、華賀利は吹っ飛ばされた。

アクア「へぇ、コイツは面白い。」

アクアは地面に着地し、自身の能力に関心していた。

華賀利「っ!!生意気な…!」

華賀利は立ち上がり、アクア目掛けて走り出す。

アクア「そういえば、言い忘れてたが…」

華賀利「ひゃっ!?」

すると、華賀利は滑って転んでしまった。アクアはジャンプし、足から水を吹き出し、スライディングの体勢に入り、水流に乗る。

アクア「プールで走ると、あぶねぇぞ!?」

そして、必殺技『オーシャニックブレイク』を華賀利に繰り出した。

ドゴォォオオオオッ!

華賀利「がはっ!」

華賀利は空中に吹っ飛び、再び床に落ちて戦闘不能になった。アクアはそのまま、依咲里にも必殺技を撃ち込み、戦闘不能にさせた。

二穂「依咲里!華賀利!」

アクア「さて、残るはお前ら二人か……一気に決めるぜ!」

アクアは両足から水を放出しながらジャンプした。

アクア「俺が守る今日は、皆の……青春だ!!」

そして、ライダーキック『アクアヴォルテクス』を二穂に放った。

ドッゴォォオオオオッ!

二穂「うわああああああぁぁぁぁぁ!!」

二穂は凄まじい断末魔を上げ、地面に落ちて戦闘不能に……アクアは水を放出し、もう一度空中に飛び上がる。

楓「っ!?」

アクア「うおおおおおおぉぉぉぉぉぉ!!」

そして、楓目掛けて『アクアヴォルテクス』を繰り出した。楓は水流に包まれ……その後、気絶した状態で空中から地面に落ち、そのまま戦闘不能になった。

アクア「…ふぅ。」

突如襲撃してきたストライカーを倒したアクア。その時、突然歓声が上がった

アクア「…ん?」

アクアは歓声が聞こえた方に振り向くと……プールから避難した人たちが戻って来ており、

人々「ありがとーライダー!」「ハワイアンズを守ってくれてありがとー!」「仮面ライダー、ばんざーい!!」

勝利したアクアに、お礼を言っていたのだ。

アクア「……。」

アクア(これで、ひとまず大丈夫そうだな。)

アクアは人々に頷くと、どこかへ立ち去って行った。

 

 

 

その後、警察が到着し、二穂、依咲里、華賀利、楓は威力業務妨害、傷害、器物損壊の罪で逮捕され、連行された。その後、翔が何事もなかったかのように戻って来た。

シオリ「翔君!大丈夫ですか!?」

シオリは翔に駆け寄る。

翔「平気だ。それより、Nと片山さんは大丈夫なのか?」

N「アタシは大丈夫よ!」

愛「あたしも平気だよ。心配ありがとう、翔君♪」

Nと愛はそう言うが、腕や腹部等…攻撃された所が赤くなっている。

翔「……。」

愛「でも、少し休むよ。」

N「そうね、アタシもそうするわ。」

翔の表情を見て、これ以上彼に心配させたくないと思った愛とNは、少し休憩することにした。こうして、スパリゾートハワイアンズには再び賑わいが戻った。メンバー達はカフェでランチを済ませ、少し休憩することにしたのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その頃……

二穂「何故だ何故だ!何故あたし達だけこんな目に合うんだ!?」

女性警官「大人しくしてなさい!!」

連行されている二穂は、パトカーの中で暴れていた。そして、女性警官に叱られるのであった。

そもそも、自分が何をしたのかすら分かろうともしていない(他のストライカー達も同じ)……バカにつける薬は無いとは、この事であろう。




いかがでしたか?今回はここまでです。

楽園であったスパリゾートハワイアンズは、ストライカーチーム【ビスケット・シリウス】の登場で、一瞬にして地獄にし、人々を恐怖のどん底へと陥れた。しかし、神様の悪戯の影響で、『仮面ライダーアクア』へと変身した翔によって、成敗されたのだった。

仮面ライダーアクアの名乗りをどうしようか悩んでいたら……








































日付が変わっていました……



次回も、水着回です。



お楽しみに~。

では、まったねー
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