〜プロジェクト東京ドールズ〜『化け物とドールの絆』   作:やさぐれショウ

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やさぐれ・真です。やさぐれショウでもあります(笑)。

途中、ハプニングが起きたものの、ハワイアンズで夏を満喫した翔達。プールで遊んだ後は、ホテルでゆっくりすることになった。バイキングの後、それぞれの時間を過ごすことになるが、ホテルには様々な娯楽施設がある。

では、本編に行きましょう。どうぞ


第八十五話 ホテルでの一時

プールで遊んだ一同は、着替えを済ませて、ホテルハワイアンズへと移動した。フロントで荷物を取りに行き、それぞれ泊まる部屋に向かった。

 

部屋割りはこんな感じ。

和洋室(ウィズバス)……『ドールハウス3巨頭』

 

和室1(ウィズバス)……『マリ、あから、ミサキ、ヒヨ、ユキ、N』

 

和室2(ウィズバス)……『雪枝、ほたる、シオリ、ナナミ、アヤ、翔』

 

和室3(ウィズバス)……『モニカ、幸子、サクラ、レイナ、ヤマダ、ルリ』

 

 

 

和室3では……

 

初めて宿泊するホテルに、ルリは目を輝かせていた。

ルリ「とっても広いね!」

サクラ「本当だね♪」

レイナ「部屋も勿論だけれど、畳の香りも良いわね♪」

幸子「そうですね、何だか…落ち着きます♪」

ヤマダ「ヤマダはちょっくら、ゲーセンにでも行ってくるっす~。」

モニカ「イイね!アタシも行きたい!」

夕食までの間、ヤマダとモニカはゲームセンターに行き、後のメンバーは部屋で談笑を楽しんだ。

 

 

 

和室1では……

 

N「解放感溢れる部屋ね♪この感じ、嫌いじゃないわぁ!」

広い和室に、Nは満足していた。

マリ「確かに、広いね。」

あから「こんなに広い部屋とは無縁だと思っていたけど……まさか、本当に泊まれるとは、ビックリだよ。」

マリもあからも、広い部屋に関心を示す。

ヒヨ「畳だぁー!」

ヒヨは畳に転がる。

ミサキ「ヒヨ、はしゃぐのは良いけど、ケガには気を付けるのよ?」

ヒヨ「はーい!」

ユキ「お休みなさい……」スヤァッ……

 

 

 

和室2では……

 

雪枝「こんなに広い部屋で、皆と一緒に過ごせるなんて……修学旅行みたい…♪」

ほたる「そうだね♪」

シオリ「修学旅行気分、良いですね♪」

アヤ「よーし!今夜は皆で語り合うわよ♪」

ナナミ「夜はぐっすり寝たいんですが……」汗

広い部屋に入り、修学旅行気分を味わうメンバー達。

翔「……。」

翔は部屋を見渡している。12.5畳の和室に、障子は勿論、薄型テレビ等もある。

翔(こんな豪華な和室……デンライナー以来だな…)

翔は移動し、窓から外を見る。

翔(列車ではなく、こうした宿も悪くねぇな……)

広い和室に、彼は満足している様子。

ほたる「それに、今回は隊長サンも一緒ですし……キャー///」

ほたるは頬を少し赤く染め、両手を当てた。

翔「何故顔を赤くする?」

翔がほたるに質問を投げると、

ほたる「ひゃわっ!?あ、いえ…何でも無いです…!えへへ///」

ほたるは慌てて誤魔化した。

翔「…そうか。」

そんなほたるを見た翔は、何事もなかったかのように、畳に座ってくつろぎ始めた。

雪枝「夕食まで、まだ時間がありますね。どうしますか?」

翔「俺はここにいる。中々居心地が良いもんでな。」

ナナミ「私も翔さんに賛成して、ここにいます。」

アヤ「なら、あたしもそうしようかしら。」

シオリ「では、皆ここにいることにしましょうか?」

ほたる「はい、そうしましょう!」

翔たちは夕食まで、ここで待機することにした。主に、談笑やトランプ等のカードゲームを楽しんだ。

 

 

 

丁度トランプで遊び終えた時、

ピコンッ♪

スマホが鳴り、

愛『夕食の時間になったから、グランダイニング『ザ・パシフィック』に来てね♪』

と、愛からのLINEが来ていた。メンバー達は、グランダイニング『ザ・パシフィック』へと向かう。

 

 

 

愛「あ、来た来た。こっちだよー♪」

そこは、バイキングレストランとなっていた。玄関前には、ドールハウス3巨頭が待っていた。数分後、全員が集合し、定額料金を払い、スタッフに席へと案内された。その後、バイキングを楽しむことにした。

翔「……。」

翔は料理が並んでいるテーブルを見渡す。テーブルには、寿司や味噌汁等の和食、パスタやピザ、ステーキ肉等の洋食、更に…アイスやケーキ等のデザート等、幾つもの料理が並んでいた。

翔(結構あるな……どれも見たことねぇ料理ばっかりだし、何を食おうか……)

翔が迷っていると、

スタッフ1「お客様、どうかされましたか?」

スタッフが後ろから声をかけてきた。後ろから話しかけられ、翔はビックリしてしまう。スタッフが慌てて翔に謝罪したが、

翔「気にするな。」

翔はすぐに許した。そして、

翔「…なぁ、何かオススメの料理はあるか?」

と、翔はスタッフに問い掛ける。スタッフは丁寧に教えてくれた。翔はお礼を言い、料理を取りに向かった。料理をある程度取った翔は、席に戻っていく。

カナ「あ、翔君。お帰りなさい♪」

翔「おう。」

翔は自分の席に座る。

翔「南田さんは取りに行かないのか?」

カナ「これから行くところでした。」

翔「そうか。」

カナ「翔君は、バイキングレストランって…初めてですか?」

翔「あぁ。」

翔はバイキングレストランに行ったことが無いのだ。

カナ「ここでは、定額料金を払うことで、一定の料理や果物等を希望するだけ食べることができるんです。」

カナはバイキングについて、丁寧に翔に説明した。

翔「へぇ。」

翔は軽い反応を示した。

カナ「あ、そろそろ私も行ってきますね♪」

翔「分かった。」

カナは席を立つと、料理を取りに向かった。翔は料理を食べ始める。

翔(このステーキ肉、柔けぇ……こっちのサラダもみずみずしくて美味いな。)

レストランの料理に舌を巻くほど満足する翔。

斑目「おぉ、青空。」

そこに、斑目が料理を持って戻ってきた。

翔「おう、先に食ってる。」

斑目「あぁ。」

翔は再び、料理を口へと運んでいく。

翔「……。」モグモグ……

斑目「……。」

翔「……。」モグモグ……

斑目「……。」

翔「…?」

翔は斑目の視線に気付き、手を止める。

翔「どうかしたか?」

斑目「青空は好き嫌い無く、何でも食べて、立派だと思ってな。」

斑目はそう言って、翔に微笑んでいた。

翔「子ども扱いすんなよ。」

翔は照れたのか、少し嫌そうに言った。

斑目「あぁ、済まない。」

斑目は翔に謝罪し、料理を口に運び始めた。その後、メンバー達も一通り戻ってきて、共に食事をした。途中、

サクラ「翔さん、この握り寿司美味しいですよ♪」

シオリ「ローストビーフは、ぜったいに絶対に食べた方が良いです♪美味しいですよ?」

ヤマダ「このパスタは、ヤマダのお気に入りっす~♪」

メンバー達がオススメ料理を教えてくれた。翔は料理を食べ終えると、次の料理を取りに向かう。

翔(寿司は…あそこか。)

まず、翔は寿司を取りに行った。マグロ、サーモンを2貫ずつ取ると、

翔(ローストビーフは……むこうか。)

次にローストビーフを取りに行く。ローストビーフは3枚程度取った。次にパスタを少し取り、ピザ、プチパン、オニオンスープを取り、席へと戻った。

愛「おぉ、結構食べるね、翔君♪」

翔「ここの料理は、どれも美味いんだよ。」

愛「あはは、それ分かる。本当にどれも美味しいよね♪」

愛は翔に共感した。翔は料理を口に運んでいく。

翔(ローストビーフを食ったのは、デンライナー以来だな……やっぱり美味い。このパスタも、寿司も、パンもスープも…どれも美味い。)

すっかり、レストランの料理の虜になった翔。

翔「…ふぅ。」

愛「お、翔君。口元、パスタのソースがついてるよ?」

翔「何?」

愛「今、取ってあげるから。」

愛はナプキンで、翔の口元のソースをキレイに拭き取った。

翔「自分で取れるっての…」

愛「ごめんごめん。」

愛(本当に可愛いなぁ、翔君は…♪)

照れて、少し不機嫌な翔を、愛は優しく見守っていた。

雪枝「そろそろ、お腹もいっぱいになって来ましたね。」

マリ「そうだね。」

モニカ「だったら、最後にデザートを食べようよ♪」

ほたる「デザートは別バラって、言いますしね♪」

幸子「それ、良いですね♪」

あから「なら、早速行こうか!」

元ストライカー達は、デザートを取りに行った。

翔「……。」

翔(アイツらも、よく笑顔を見せるようになったな……ドールハウスに来てから、何もかもが充実してる…そんな気がするな。)

元ストライカー達の様子を見て、翔はそう思った。

N「翔君、アタシ達もデザートを取りに行かない?」

翔「お、そうだな。んじゃ、ちょっと行ってくるわ。」

愛「うん、行ってらっしゃい♪」

翔はNと共に、デザートを取りに向かった。

N「あぁ、甘くて優しい香りが、鼻を擽る……この感じ、嫌いじゃないわぁ!」

翔「そうだな。」

デザートコーナーには、ケーキやアイス等の洋菓子の他、羊羹やあんみつ等の和菓子もあった。

ルリ「あ、お兄ちゃん達!」

そこに、アヤとサクラとデザートを取りに回っているルリがやって来た。

N「あら、ルリちゃん♪」

ルリ「Nお兄ちゃん、さっきね、むこうにチョコフォンデュ(?)を見つけたの♪」

N「ホントに!?後で行ってみるわ、教えてくれてありがとう♪」

翔「……。」

翔(Nの奴、面倒見が良いんだな。)

翔はルリとNの様子を見て、微笑ましく思っていた。

アヤ「あ、翔♪」

翔「よぉ、お前もデザートを取りに?」

アヤ「もちろんよ♪あ、そうそう。さっき面白いのを見つけたの♪」

翔「面白いもの?」

サクラ「はい、翔さんもきっとビックリすると思います♪」

ルリ「ルリが案内するね♪」

翔「おう、任せた。」

N「アタシも行くわ♪」

そして、ルリはメンバー達をとある場所に案内する。

ルリ「ここだよ♪」

ルリの案内で、メンバー達はチョコレートの噴水のような塔があるテーブルにやって来た。近くの大皿には、マシュマロやミニシュークリーム、バウムクーヘン、更に……イチゴやバナナ、キウイフルーツ、マンゴー等のフルーツがある。どれも一口サイズである。

翔「…何だこれは?」

アヤ「これは、『チョコフォンデュタワー』、こうやって使うのよ♪」

アヤはスティックにマシュマロを刺し、チョコレートをたっぷりつけて、皿に盛り付けた。

翔「…成る程な。」

翔はバウムクーヘンとミニシュークリームに、チョコをコーティングした。更に、全フルーツを2個ずつ、チョコをたっぷりつけて、皿に盛り付けた。

N「翔君、ダイナミックに盛り付けるわね。アタシもやろうかしら。」

Nはフルーツを中心に、チョコをつけて、皿に盛り付けた。ルリはマシュマロ、ミニシュークリーム、イチゴとバナナをチョコにつけ、皿に盛り付けた。そして、席に戻る。

モニカ「お~、隊長さんすごいじゃん♪」

愛「レパートリーが豊富だね♪」

翔「そうか。」

メンバー達は最後にデザートを食べ、心もお腹も満たした。そして、レストランを出た。ここからは自由時間となり、メンバー達はそれぞれの時間を過ごすことにした。

翔「……。」

翔(ここを、少し探索でもするか。)

翔はホテル内を探索することにした。

 

 

 

翔「……。」

ホテル内を歩き回ると、子ども連れの家族や恋人らしき男女が、楽しそうにしていた。ホテルには、ゲームセンターやエステ、お土産店等に様々な娯楽施設があった。

翔(色々あるんだな。)

翔は周りを見渡しながら、そう思う。

翔「……。」コツ…コツ…コツ…コツ…………

ふと、翔は何かを感じたのか、足を止めた。そして、後ろを振り向くと……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

翔「誰だ!さっきからコソコソと後をつけて来やがって……」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

少し荒めの声を上げた。どうやら、何者かが翔の後ろを着いてきているようだ。それは、ドールハウスの関係者でも、元ストライカー達でも、ルリでもNでもない。

翔「隠れたって無駄だ。早く出て来い。」

すると、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

???「…た…隊長、さん…」

トイレの看板がある曲がり角から、1人の女性が姿を現した。




いかがでしたか?今回はここまでです。

ホテルハワイアンズでの一時を書いたつもりが……バイキングの様子がメインになっちゃいましたね(汗)。
ま、いっか。


それと…
最後に現れた、謎の女性の正体は……




































次回、明らかになります。

お楽しみに。
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