〜プロジェクト東京ドールズ〜『化け物とドールの絆』   作:やさぐれショウ

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やさぐれ・真こと、やさぐれショウです。



最近、stranded deepというゲームを購入して、キレイなグラフィックに感動しています(笑)。



まぁ、それは置いといて……

前回、元時空管理官のティエラが、翔を…ハワイアンズを襲ったが、仮面ライダーアマゾンデルタに変身した翔によって、撃破された。
悪が去ったことで、ハワイアンズにも平和が戻る。そのハワイアンズで、翔たちは再び青春を堪能する。

では、本編に行きましょ?どうぞ


第八十六話 災難去って、楽園へ

次の日……

 

翔「……。」パチッ…

翔は早く起きて、外を確認する。

翔(良い天気だな。)

外は雲一つ無い、快晴であった。翔は部屋を出て、ロビーへと向かって行った。

 

 

 

ロビーには、人は数人程度しかおらず、物静かな雰囲気を漂わせていた。この雰囲気は、翔を落ち着かせるのには充分だった。そこに、

小春「おはようございます。」

従業員の小春が翔に挨拶する。

翔「…お、おぉ。」

突然の挨拶に、翔は戸惑った。

小春「今日は良いお天気ですね。」

翔「そうだな。」

小春「お一人で来られたのですか?」

翔「いや、友達と来た。」

翔は小春に背を向けているが、彼女の声に反応を示していた。そして、彼女の方に振り向く。

翔「お、お前、昨日のカフェにいたな。」

小春「はい。泊まり込みで、ここでアルバイトをしているんです。」

翔「そうか、大変なんだな。」

小春「ご親切にありがとうございます。ですが、今日は私、お休みをいただいてるんですよ。折角のお休みなので、私もハワイアンズを満喫しようと思います♪」

翔「そうか。」

小春と会話をしている内に、朝食の時間になろうとしていた。翔はソファーから立ち上がり、

翔「楽しむ時は、思い切り楽しめよ。」

と、小春に言い残し、その場から去って行った。

小春「あ、ありがとうございます。」

小春は去っていく翔に、お辞儀をした。

小春(…やっぱりあの人……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ミネルヴァ様が言ってた、“青空 翔”隊長さんなのかなぁ…?)

小春は少し考え事をしたが、従業員控え室へと戻って行った。

 

 

 

翔はレストランの前で、メンバー達を待っていた。

N「あら、おはよう翔君♪」

翔「おう。」

まずやって来たのは、Nだった。

N「今日もまた、青春を謳歌できるのね。」

翔「そうだな。」

翔とNは、会話を挟みながらメンバー達を待った。数分後、メンバー達が集合し、レストランで朝食を済ませた。朝食を済ませた後は、プールに向かい、更衣室で水着に着替えた。

翔「……。」

翔(しかしまぁ、本当に広大なプールだな……)

翔は更衣室の前で、プール(ウォーターパーク)内を見渡した。

O「お、お前は。」

翔「っ!!」

聞き覚えのある声が聞こえ、翔は振り向く。そこには、カーキのサーフパンツを身に付けたOがいた。

O「お前もここに来てたのか。」

翔「貴様、何故ここにいる…?」

翔はOに敵意を向け、警戒する。

O「ちょっ待て待て待て!今のオレは、お前と戦う意志はねぇって!な?だから落ち着け、な?」

Oは慌てて翔を宥める。

翔「……。」

翔(コイツ、本当なのか…?)

まだ疑っている翔は、Oに問い詰める。

翔「妙な真似はぜってぇすんな、約束できるか?」

O「分かった、約束する約束する!」

翔「……。」

O「…約束するから、な?な?」

翔「…良いだろう。1度言ったことには、責任を持てよ?」

O「…お、おぉ。」

P「何やってんの、ってアンタ!?」

R「おや、これはこれは。」

そこに、PとRも来た。Pは白い生地にエメラルド色のヤシの葉がプリントされたビキニに、ショートパンツを身に付け、Rは紺色の生地に白いヤシの木のシルエットが描かれたサーフパンツを身に付けていた。

翔「……。」

翔は3人を警戒する。

R「今の私たちには、貴方たちと戦う意志はありません。一時休戦としましょう。」

Rは張り付いた笑顔を向ける。

翔「…分かったから、その張り付いた笑顔やめろ。」

R「この笑顔は、私の個性ですから。」(^U^)

翔「そうかよ。」

R「では、私たちはこれにて失礼致します。O、P、行こうか。」

Rは、OとPと共に外のプールへと向かって行った。

翔(…信用して良いのか、アイツら…)

翔は未だに、3人のジャドウたちへの警戒心が晴れずにいた。

神様(今の奴らに、戦う意志が無いのは本当だ。)

そんな翔に、神様が話しかけてきた。

翔(神様か、その根拠は何だ?)

神様(奴らは変身ベルトを持ってきていない。それに、目の下にうっすらとクマが見える。多分、疲れを少しでも癒したいのだろう。)

翔(…成る程、確かに…アイツら、目にクマができていたな。)

神様(あぁ、それに…今の君は、良い顔をしているじゃないか。そんな君と今戦っても、絶対に勝てない…奴らはそう感じたのだろう。)

翔(…そうか。)

神様(そういうことだ。では、翔よ…夏ならではの青春を、思いっきり楽しむんだぞ。)

神様はそう言うと、テレパシーを切った。丁度、神様と会話を終えた所に、

レイナ「お待たせ、翔君♪」

レイナを初め、水着に着替え終えたメンバー達がやって来た。

翔「…別に、待ってねぇよ。」

翔はメンバー達に言う。

愛「気遣い上手だね、翔君は♪」

翔「事実を言っただけだ。」

愛「そっか。」

愛は翔に微笑む。

N「さぁ、今日も夏を…青春を、満喫するわよぉ!おー!!」

Nはご機嫌である。

N「あら…?」

翔「どうした?」

N「ちょっとちょっと!何でノッてくれないのぉ!?あ、アタシ浮いてる?物理的には浮いてないけど、キャラ的には浮いてるんデース!!」

自身の「おー!!」という掛け声にノッてもらえなかったNは、オネェキャラを爆発させる。

カナ「ブフッ……フフフフ…w」プルプル…

そんなNを見たカナは、必死で笑いを堪える。

ルリ「ふふっ、Nお兄ちゃんって面白いね。」

ルリはNのキャラを気に入った様子。

翔「Nの言う通り、夏を…青春を楽しもうじゃねぇか?」

ヒヨ「うん!今日も楽しもー!」

サクラ「はい!思いっきり楽しんじゃいましょう♪」

アヤ「そうと決まれば、いざ…プールへ♪」

こうして、メンバー達はプールへと向かった。

 

 

 

翔は部屋のメンバー達と『フィッシュゴーランド』に来ていた。

翔「何だここは…?」

ナナミ「ここは、日本初の流れるアクアリウムプール『フィッシュゴーランド』です。このプールには水槽があって、そこには南国の魚達が泳いでいるんですよ。」

翔「へぇ、面白そうじゃねぇか。」

ほたる「プールに水槽…どんな魚がいるんでしょうか。」

雪枝「あぁ、楽しみだなぁ~♪」

アヤ「よーし、このプールで青春を語り合うわよ♪」

翔「青春を語り合う…?」汗

シオリ「難しく考えなくても大丈夫ですよ、翔君。」

翔「そ、そうか。まぁとにかく、行くか?」

アヤ「そうね♪じゃあ、突撃ぃー!」

メンバー達は、フィッシュゴーランドに入った。入ってすぐ、入り口である『レインボーの滝』にさしかかる。頭上からは水が流れてくる。

アヤ「きゃっ、冷たっ♪」

ナナミ「いや、水なので冷たくて当然だと思いますが…」汗

翔「今入ってる水より、冷てぇってことだろ?」

ナナミのツッコミに、翔がツッコミを入れると、

アヤ「さっすが翔、よく分かってるじゃない♪」

と、アヤは言う。入り口に入ると、そこは青い洞窟であった。少し進んで上を見ると、『アクアリウムシーケーブ』という頭上の水槽が見える。

雪枝「うわぁ、すごい!」

シオリ「魚たちが優雅に泳いでいますね♪」

ほたる「わぁ、気分はまさに海中散歩です♪」

メンバー達は海中散歩気分を堪能する。

翔「…。」

翔(本当に、海の中にいるみてぇだ……)

内心、翔は驚いていた。アクアリウムシーケーブの次に、水槽群が見えてくる。水槽の中には、色鮮やかな熱帯魚や、サメ等が泳いでいた。

翔「シュールだなぁ。」

ナナミ「そうですね。何せ、サメがいるわけですし。」

ナナミは翔に共感する。

翔「だが、色とりどりの熱帯魚達のお陰なのか、そこまで怖かねぇな。」

水槽で泳ぐ熱帯魚達は、訪れた人達を、まるで歓迎しているかのようだ。

アヤ「これぞ、海の芸術ってね♪」

アヤはあたかも知っているかのように、ドヤ顔をした。

シオリ「何だか、人魚にでもなったみたいに感じますね。」

雪枝「はい♪魚達と一緒に泳いでいるみたいです♪」

ほたる「アヤさんとナナミちゃんとシオリさんが人魚……何だか、想像が止まらなくなって来ました。」

熱帯魚やサメに歓迎され、気分はすっかり夏模様のメンバー達。しばらく進むと、またもや洞窟に近づいていった。だが、入り口の青い洞窟とは異なり、中には赤い光が見える。洞窟に入って右を見ると、まるで火山のような雰囲気が立ち込めていた。ここは、海底火山をイメージした『ボルケーノケーブ』である。

ほたる「わぁ、迫力満点です!入ったら暑そう…」

ナナミ「あくまでもマグマをイメージしたライトなので、大丈夫だと思いますよ。」

ほたる「うーん、でも暑そうな気がするよ。」

シオリ「そろそろ、洞窟を出る頃ですね。」

もうすぐ出口である。洞窟を出ると、海亀が産卵をしているオブジェクトがあった。

アヤ「流れるプールは、ここまでみたいね。」

翔「そうだな。」

雪枝「あの、ちょっと良いですか?」

雪枝はメンバー達にある提案をする。

雪枝「向こうに、『海底写真館』があるんですけど、後で写真を撮りに行きませんか?」

アヤ「雪枝、それ良いわね!ナイスアイデアよ♪」

ナナミ「ま、折角ですし。」

シオリ「青春の1ページを、写真でおさめる…ロマンチックですね♪」

翔「そいつぁ良い案だ。」

ほたる「隊長サンと一緒に写れるなんて、最高ですね♪」

メンバー達はその後、フィッシュゴーランドで語り合い、最後には写真館で写真を撮った。

 

 

 

その後、メンバー達は休憩のため、温泉がある『スプリングパーク』にやって来た。

翔「さて、どこの温泉に入るか?」

アヤ「あたし、何だか身体が冷えてきちゃったから、この『オンドル式温浴』に入りたいわね。翔は?」

翔「俺はどこでも良い、他のメンバーはどうだ?」

ナナミ「私もどこでも良いです。」

シオリ「オンドル式温浴、昔からある蒸し風呂の一種ですね。心も身体も温まるなら、そこが良いですね。」

雪枝「昔からあるんですか、興味深いです。」

ほたる「あたしもオンドル式温浴が良いです。」

翔「決まりだな。」

メンバー達はさっそく、オンドル式温浴に向かった。中に入ると、まるで波を打ったような長い椅子が設置されていた。これが、『オンドル』である。

翔「これ、どうやって温まるんだ?」

翔は困惑する。

シオリ「これは、その長い椅子の上で横になって温まるんです。」

翔「本当に温まるのか…?」

半信半疑の翔は、オンドルの上で横になる。すると……

翔「…!」

翔(あ、温けぇ…!)

じんわりと温まって来る。翔は心地よさを感じていた。

アヤ「翔が気持ち良さそうな顔をしてるんだから、間違いないね♪」

アヤも翔を真似て、翔の隣に横になる。他のメンバー達も、オンドルの上で横になってみる。

シオリ「気持ちいいですね♪」

雪枝「はい、とっても♪」

ナナミ「温泉熱を利用しているので、床が温かくなってるんですね。」

ほたる「何だか、面白い仕組みですね!」

メンバー達は、オンドル式温浴を堪能し、身も心も温まるのを感じた。

翔「あまり長くいると、のぼせちまう。そろそろ出るか?」

シオリ「そうですね、そうしましょうか。」

メンバー達はオンドル式温浴から出た。

ほたる「気持ちよかった~♪隊長サンも満足そうな顔をしてましたね♪」

翔「まぁな。俺はこう見えて、風呂にはうるせぇから。」

アヤ「え、そうなの?」

翔「あぁ。俺が隊長時代の頃、癒しになっていたのは、風呂に入っている時だった。」

翔がストライカー達の隊長であった頃、学園の風呂には入れなかったため、近くの銭湯に足を運んでいた。そこの湯船は、日頃の辛さや疲れを一時的に忘れさせてくれたのだ。

雪枝「そうだったんですね…」

このことは、元ストライカー達も知らなかったことだ。

翔「今はもう、隊長じゃねぇから…当たり前のように風呂に入れる。だから大丈夫だ。」

ナナミ「ストライカー達、自分たちだけ良い思いして……気に食わないですね。」

翔「そうだな。だが、アイツらはここには来ねぇだろう。今朝、昨日のアイツらのことやティエラのことが、ニュースで取り上げられてたし。」

翔は言う。今朝のニュースでは、ハワイアンズでストライカー達が暴れていたこと、ティエラがホテルで暴れたことがニュースで報道されていた。これで、また1つ…ストライカー達の愚行が世間に知られることとなった。

翔「さて、次はどこに行くか?」

ナナミ「でしたら、ジャグジーに行きませんか?」

ほたる「賛成です♪」

雪枝「わ、私も♪」

アヤ「決まりね♪」

シオリ「では、行きましょうか。」

メンバー達は、ジャグジーへと向かう。入ってみると、中央からは泡が勢いよく出ていた。更に…水槽があり、魚が泳いでいた。

雪枝「す、すごい…まるで海底神殿にいるみたいです…!」

ほたる「本当だね、水槽には魚が泳いでるし♪」

遺跡のようなこの場所は、ファンタジックな雰囲気が漂っていた。

アヤ「何か、ぬるくもなく熱いって訳でも無いのね。」

アヤがそう言うと、

翔「あんまり熱い温度に設定すると、逆に疲れやすくなっちまう。だから、敢えて生温かい温度になってるんだろうよ。」

と、翔は言う。

アヤ「そうよね。近くにプールもあるからね。」

翔の解釈に、アヤは納得する。その後、メンバー達は水槽を泳ぐ魚達に癒されながら、温泉を満喫した。温泉から出たメンバー達は、ウォーターパークにあるカフェで休憩することにした。

アヤ「ここにもタピオカが売ってるなんてね♪」

シオリ「本当ですね♪」

メニューを見ながら談笑するメンバー達。

ナナミ「タピオカ……うっ、頭が……」

雪枝「な、ナナミさん…一体何があったんでしょうか…」汗

ほたる「あ、あんまり詮索しない方が良いかも…」汗

アヤ「あ~……そう言えばナナミ、あの日以来…タピオカにトラウマを抱いちゃったのよね…」

アヤが言う“あの日”とは……ナナミとアヤが知っているその日について、誰も詮索しようとしなかった。

アヤ「とりあえず、あたしはタピオカミルクティーにしようかしら。ねぇ、翔も飲んでみる?」

アヤは翔にタピオカをすすめる。

ナナミ「んなっ!?翔さんにまでタピオカをすすめるつもりですか!?」

ナナミはアヤに言う。

アヤ「ちなみに、これなんだけど。」

アヤは翔にメニューを見せる。

翔「……これは……」

メンバー「「「「「……?」」」」」

タピオカミルクティーを見た翔は……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

翔「……ショッカーの飲み物だ。」

ライダージョークを言った。

アヤ「ショッカーの飲み物ってw」

翔のジョークに、アヤは思わず笑う。

ナナミ「そうです!これはショッカーの飲み物です!!」

ナナミは翔に便乗する。

アヤ「いやいや、ちゃんとした飲み物だから!」

アヤは、翔とナナミと口論と言う名の漫才をする。

雪枝「あ、あははは……」汗

ほたる「漫才になっちゃいましたね……」汗

その様子を見た雪枝とほたるは苦笑いする。

シオリ「でも、翔君…楽しそうな顔をしてますね♪」

シオリは微笑みながら言う。アヤとナナミとふざけ合う翔は、楽しそうな笑顔を浮かべていた。

翔「タピオカ、頼んでみるか。」

翔はタピオカを頼むことにした。

ナナミ「翔さんが頼むなら…私も頼みます。多分、全員頼むでしょうし。」

ナナミもタピオカを頼むことにした。

アヤ「シオリと雪枝とほたるは決まった?」

雪枝「はい、私はタピオカ抹茶ラテにします。」

ほたる「あたしもそれで。」

シオリ「私はこの、タピオカマンゴージュースにします。」

アヤ「了解♪翔とナナミは?」

翔「俺はタピオカココアで。」

ナナミ「私はタピオカいちごミルクにします。」

アヤ「決まりね、あたしは勿論…タピオカミルクティーよ♪」

そして、メンバー達は注文を済ませ、タピオカドリンクを味わう。

アヤ「ん~♪」

シオリ「美味しいですね♪」

雪枝「私たちも、タピオカデビューですね♪」

ほたる「みんなで一緒にタピるのは、最高です♪」

ナナミ「まぁ、こういうのも悪くはないですね。」

メンバー達はタピオカドリンクに舌を巻く。

翔「……。」

翔は黙ってタピオカココアを飲み、タピオカを吸い込む。

アヤ「翔、どう?」

翔「…やるじゃん、ショッカー。」

またもライダージョークを披露する翔だが、満足している様子。

アヤ「まだそれ言ってんの?www」

ナナミ「あ、そうでした。これはショッカードリンクでしたね。w」

アヤ「ナナミまで~!w」

メンバー「「「「「「wwwwww」」」」」」

再び…翔のライダージョークに、メンバー達は思わず笑ってしまう。通りかかる客や、店の店員はそんな彼らを微笑ましそうに見ていた。

店員(成る程…ショッカードリンクか。検討してみよっと。)

 

 

 

タピオカドリンクを堪能したメンバー達は、スプリングパークに戻り、打たせ湯に入ることにした。

アヤ「はぁ~、温か~い♪」

雪枝「癒されます~♪」

温泉に、癒されるメンバー達。

翔「…お?」

翔は細い滝のように流れ落ちる湯を見つけ、そこに向かう。

翔「何だこれ…?」

ナナミ「この流れ落ちるお湯を、肩や腰に当てて筋肉をほぐす…所謂、水圧のマッサージって感じですね。」

ナナミは翔に説明する。

翔「へぇ…ならばこうしよう。」

翔は細い滝に向かうと、滝行のように手を合わせて、流れ落ちる湯に肩を打たれる。左右に少し移動しながら、両肩の筋肉をほぐす翔。

アヤ「翔、修行でもしてるの…?」

翔「気分だよ、気分。」

シオリ「ふふっ、真面目ですね♪」

翔「けど、腕が疲れてきたから、普通にするわ。」

アヤ「www」

シオリ「ふふっ♪」

翔は楽な体勢になり、今度は腰を打たれた。

アヤ「あたしもお湯に打たれてみようかしら。」

アヤは翔の隣にある細い滝に移動し、湯に打たれる。

アヤ「あ”~効くわね~♪」

アヤはおっさんのような声を出す。

ナナミ「ちょっとアヤさん、水着のヒモがほどけないように気をつけてくださいよ~?」

アヤ「ちょっ、ナナミ!?翔がいるんだから!!」

ナナミ「だからこそですよ。」汗

アヤ「むぅ~、分かってるわよ!!」

アヤは少し頬を赤くしながらナナミに反論した。翔はそんな2人を気にすることなく、肩や腰の筋肉をほぐしていた。その後、翔は滝から離れ、広い浴槽に浸かり始める。

翔「あぁ、こりゃ良いな……」

翔は広い浴槽に癒されていた。

アヤ「翔♪」

翔「…ん?」

そこに、アヤが寄ってきた。

アヤ「気持ちいいわね♪」

翔「そうだな。」

アヤ「えへへ…♪」スッ…

アヤは翔の左隣に寄りかかった。

翔「そういや、他のメンバーもこうして寄っかかって来たんだが、疲れてんのか?」

翔はアヤに尋ねる。

アヤ「まぁ、それもあるけど…何だろうな、何か…こうしたい気分なの///」

アヤは少し頬を赤く染める。

翔「…そうか。」

翔はこれ以上、詮索はしなかった。

アヤ「ねぇ、翔?」

翔「…?」

アヤ「その腕輪、水についても大丈夫なの?」

アヤは翔の左腕にあるアマゾンズレジスターを見ながら尋ねる。

翔「大丈夫だ。」

翔はそれだけ言う。

翔(まぁ、普段風呂に入る時も、ほとんど着けてるし…身体を洗う時は外すけど…)

神様(ちなみに、その腕輪には防水機能があるから、心配しなくても大丈夫だぞ。)(^v^)d

神様はそれだけ言って、テレパシーを切った。

アヤ「翔…?」

翔「…?」

アヤ「もう少し…くっついても、良い?」

翔「…構わねぇけど?」

アヤ「けど?」

翔「右隣に移動したらどうだ?ここだと、この腕輪が邪魔だろ?」

翔はアマゾンズレジスターを見せながら言う。しかし、

アヤ「平気よ♪」

アヤは気にせず、翔にくっつき始める。そして、自分の腕を翔の左腕に絡める。

アヤ(ホントは、こうしたかったの……翔はやっと、あたし達に心を開いてくれたから、こういうスキンシップもできなかった……)

アヤ「翔は、こうされるの…嫌?」

翔「…?…俺はお前を信頼している。信頼している奴からされるのは、別に嫌じゃない。」

アヤ「…そう。」

翔の言葉を聞いて、安心したのか……アヤは翔の左肩に寄りかかった。

アヤ「…翔♪」

アヤは愛しき彼の名を呼び、頬を赤く染めていた。その表情は、今までに無い程、幸せに満ちたものだった。

 

 

 

神様(何だか、少しだけ羨ましく感じてしまうな。)

女神(どうしてですか?)

神様と女神はそんな彼らを見守りながら、会話をしていた。

神様(だって、翔……今までに無いぐらい、良い顔をしているんだからな。)

女神(ふふっ、そうですね…翔さん、本当に良い顔をしています。)

神様(私たちも、ここのプールを楽しむか?)

女神(えっ、私…水着持ってませんよ?)

神様(ここで購入できるぞ?正直、君の水着姿を見たいってのもある。)

女神(もぅ、セクハラですか?いくら神様でも怒りますよ?)

女神は神様に言う。

神様(す、すまん…今のは無かったことにしてくれ…)汗

女神(今回だけですよ?)

その後も、神様と女神は夏ならではの青春を心から味わう翔達を見守るのであった。




いかがでしたか?今回はここまでです。

この回のストーリーを考えていたら、5日もかかってしまった……

ちなみに、タピオカを「ショッカーの飲み物」と言った翔に関して、とある仮面ライダー俳優のライダージョークを取り入れてみました。
私は、タピオカドリンクをほとんど飲まないので、味に関してはさっぱりです(笑)。



次回も、お楽しみに。

ではでは~、またね~
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