〜プロジェクト東京ドールズ〜『化け物とドールの絆』   作:やさぐれショウ

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やさぐれショウです。って、名乗ったのすんげぇ久しぶり(笑)。

チームAは大丈夫と判断した翔とN。次に、チームBの元に向かうことにした。


第九十一話 休日(チームB)

チームAの様子を見た翔とNは、次にチームBの3人の元に向かう。

翔「…戻って来ちまったな。」

N「…そうね。」

結局、また女子寮へと戻って来た。それに……

翔「そろそろ、昼飯の時間になるが……アイツら(チームB)、どこにいるんだ?」

N「あら、もうそんな時間?」

時刻は既に、12時になろうとしていた。

 

 

 

その頃、レッスン場では……

レイナ「1、2、3!1、2、3!そこで切り返す!」

ヒヨ「いっち、にーの、さーん!いち、にーの、さーん!」

ナナミ「ぜーはー……!ぜーはー……!」

チームBはハードなレッスンをしていた。そこに、

翔「邪魔するぞ…って!?」

翔(こんな時にレッスンとか、何考えてんだ…!?)

N「ちょっと、ナナミちゃん!大丈夫!?」

翔とNが入って来た。

レイナ「ナナミ、もうやめておく?」

レイナはナナミに聞く。

ナナミ「いや、いいです。続けます。ちゃんとやりますよ。」

ナナミは続けると、レイナに告げた。

ヒヨ「ナナミちゃんがやる気だ!どーしたの?めずらしーね!」

ナナミ「部屋の中で1人でいると、色々考えて、気が滅入ってくるんで…まだレイナさんの暴力的なレッスンを受けている方がマシです。」

ヒヨ「ヒヨも体動かすのは好きだよ!みんなと一緒だったら、もっと好き!」

レイナ「フフフ……素晴らしいわ。こんな時だからこそ、私たちは美しい日常を過ごしましょう。」

レイナは続ける。

レイナ「襲いかかる非日常と戦うためには、日常の尊さを知るべきなのだから。」

そして……

レイナ「チームBの“B”は、『BE TOGETHER』の“B”!この苦境をともに乗り越えましょう!」

と、レイナは言うが…ナナミは面倒くさそうな顔をしている。

ヒヨ「おー!乗り越えるぞー!」

ヒヨは気合いを出す。

ナナミ「やれやれ……これは長くなりそうですね……」

ナナミは諦めたように言う。すると……

PPP--

通信機が鳴った。

レイナ「あら……?シオリから連絡だわ。」

相手は、シオリだそうだ。

翔(多分、あれを伝えるんだろう……)

翔は思った。

レイナ「ゴーレムの実戦データが、シミュレーターに実装されたんですって。」

ナナミ「すでにクタクタですが…すこし、のぞいてみましょうか。」

ヒヨ「レッスンと一緒で、いっぱい練習すると緊張しなくなるもんね!」

レイナ「では、参りましょう!もちろん、いつもの通り」

ナナミ「はいはい…美しく、でしょう?わかりましたから、早く行きますよ。」

チームBの3人は、シミュレーションルームへと向かって行った。

翔「……。」

N「……。」

翔「…なぁ、N。」

N「…な、何かしら?」

翔「チームBも、心配なさそうだな……」

N「…そ、そうね。」

レッスン場で途方に暮れる翔とN。

翔「そもそも、俺ら…何でここに来たんだ?」汗

N「それは…アタシにも、分からないわ。」汗

翔「N、次はチームCだ。先に行っててくれ。」

N「分かったわ。」

Nはレッスン場から出た。レッスン場に1人残った翔は、鏡を見る。

翔「…おい、いるんだろ?出て来いよ。」

その時……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

鏡が水のように歪んだ。そして、歪みがおさまると……

翔(鏡)「よっ!久しぶり!!」

鏡の世界の翔が、明るく話しかけてきた。

翔「やはりか……お前に1つ、聞き忘れたことがあってな。」

翔(鏡)「え、何々~?」

翔「そっちの世界に、『モルガナ・ジ・アビス』が現れたろ?あの日以来、そっちは平気なのか?」

一時期、翔はミラーワールドに入ってしまい……そこに現れたモルガナ・ジ・アビスを、仮面ライダージオウ(ミラーワールドver)に変身し、撃破することに成功した。奴が倒されたことで、ミラーワールドは救われた。

翔(鏡)「大丈夫だよ!ミラーワールドは平和になったよ、君のおかげでね。」

翔「…そうか。」

翔(鏡)「ん?おぉ、皆~!」

翔(鏡)がそう言うと、鏡の世界のDollsがやって来た。

レイナ(鏡)「翔君、私たちからもお礼を言わせて?私たちの世界を救ってくれて、ありがとう♪」

翔「お前らのためじゃねぇ……奴らが捨てた使命のためだ。」

翔が言う“奴ら”とは……裏切り者のストライカー達である。

サクラ(鏡)「それでも、翔さんが来てくれなかったら……どうなっていたのか、分かりませんでした。」

翔「別に、来たくて来た訳じゃねぇし…」

ユキ(鏡)「私たち、翔さんに…どんなお礼をすれば、良いでしょうか?」

翔「礼は要らねぇよ。折角平和になったんだから、その世界でこれからも生き続けろよ。それで充分だ。」

翔は鏡の世界の住人には、まだDollsに心を開く前の頃の態度を取っている。

翔(鏡)「そんな訳だ、ありがとな!それと、翔同士…お互い頑張ろうぜ!」

翔(鏡)はニッと笑う。

翔「俺はお前だ……だがお前は俺ではない。よく覚えておけ。」

翔は翔(鏡)にそう言うと、レッスン場を出た。

翔(鏡)「ま、俺は翔みたいに、戦えないからな…」

翔(鏡)は苦笑いする。

ミサキ(鏡)「でしたら、私たちと訓練しますか?」

翔(鏡)「えぇ~どうしよぉ~。」

ヒヨ(鏡)「わーい!翔さんと訓練だー!」

翔(鏡)「え?これって、俺も訓練する流れ?」

アヤ(鏡)「つべこべ言わないで、帰ったら早速訓練よ!」

翔(鏡)「お、お手柔らかに……」汗

こうして、鏡の世界の住人達は、帰っていった。

 

 

 

 

 

翔『俺はお前だ……だがお前は俺ではない。』

 

彼のこの台詞、どういう意味なのか…翔(鏡)には、分からなかった。




いかがでしたか?今回はここまでです。

最後の辺りで、鏡の世界の住人を登場させました。翔(鏡)はチラチラ出て来ていましたが、鏡の世界のDollsは、全く出番がなかったので、出してみました。

次回は、チームCの様子を書こう。

お楽しみに~。
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