〜プロジェクト東京ドールズ〜『化け物とドールの絆』   作:やさぐれショウ

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やさぐれ・真です。……嘘です、やさぐれショウです。

慰労パーティーで参加することにした翔とN。楽しい一時を過ごしていたその時……新たな敵が、翔の前に立ち塞がる。更に、翔を知る謎の人物が翔の前に姿を見せる。

では、本編へ…本編へ……本編へ、どうぞどうぞ。


第九十三話 幸せな一時から、地獄へ……

シミュレーターバトルを終えたDollsは、パーティーの準備を済ませ、まだ来ていないメンバーを待っていた。

ミサキ「--遅い。」

ミサキは不機嫌な顔をする。

ミサキ「既に10分遅れよ。いつも時間厳守だと言っているのに--」

ナナミ「アヤさん主催のゆる~いパーティーですから。みなさん、いつも以上にゆるゆるなのでは?」

ナナミは言う。そうしている内に……

サクラ「遅くなって、すみません!ヒヨちゃん、見つかりました…!」

迷子になったであろうヒヨと共に、サクラがやって来る。

N「中庭でお昼寝してたのね…」汗

どうやらヒヨ、中庭で昼寝をしていたようだ。

ヒヨ「お日様いっぱい浴びて、パワーチャージ、完了だよ♪」

翔「…はは、そうか。」

翔は少し口角を上げながら言う。

シオリ「では、ユキさん。そろそろお目覚めの時間ですよ…?」

シオリは眠っているユキを起こす。

ユキ「すぅ……ん……う……」パチッ…

ユキは目を覚まし、

ユキ「あ……翔さん。おはようございます……」

翔に挨拶した。

翔「おぉ。」

翔はユキに言う。メンバー達が揃い……

アヤ「よーし、そろったわね!レイナ、音頭とってよ。」

レイナ「じゃあ、みんな。グラスを持って。」

レイナの合図で、メンバー達はグラスを持つ。

レイナ「アイドル活動に巡回、ドールハウスの防衛に、アタラクシアの攻略。このところいろいろ大変だったけれど…今日は全て忘れて、楽しみましょう!」

翔「全てじゃねぇ……ハワイアンズでの思い出は、忘れんじゃねぇぞ?」

レイナの言葉に、翔は自分の言葉を付け加えた。

レイナ「ふふ、そうだったわね。」

レイナは微笑み、

レイナ「乾杯!」

と、言う。

一同「「「カンパーイ!!」」」

翔「…。」

こうして、アヤ主催の慰労パーティーが始まった。

アヤ「んーっ、おいしーい!今日は体重気にせず、ポテチ食べちゃうもんね!」

ミサキ「私はがっつり訓練したから、粉モンでカロリーをしっかり補給するわ。」

シオリ「シミュレーターバトルは、通常のバトルよりカロリーを消費しません。食べ過ぎには気をつけてくださいね。」

ミサキ「ぐっ……分かってるわよ…!」汗

メンバー達は、テーブルに広げられた料理に舌を包みながらパーティーを楽しむ。

ヒヨ「はひっ、はひ、ふーーー!なっ、なにこのスナックーーー!?」

ヒヨはうっかり激辛スナックを食べてしまい、悶絶していた。

ヤマダ「あーあ、手をだしちまったか。禁断の激辛スナックに…」

サクラ「ヒヨちゃん、お水!早く、飲んで飲んで!」

サクラは慌てて、ヒヨに水を渡す。ヒヨは水を飲み干したが、まだ辛さはおさまっていないようだ。

ナナミ「シェ・イズミって言ったら生クリームロールって決まってますよ。他のもの買うなんて、センスないなぁ。」

ナナミは言う。

ユキ「すみません…」

ナナミ「気にしないでください。ただの愚痴ですか----こ、これは……!!」

ナナミはあるものを見て、目を丸くした。

ユキ「ロールケーキは売り切れていたので、代わりにマカロンを買ってきました。」

ナナミ「う、ウソでしょ…ゲリラ販売限定で、100個が3分で完売する、幻のレアスイーツが…!」

ナナミが驚いていたのは…赤、青、緑、黄色等、色とりどりのマカロンだった。

レイナ「ふふ、みんな食欲旺盛ねえ。」

レイナはメンバー達を見て微笑む。

レイナ「そうだわ、せっかくだし…昼の煮込みハンバーグを温めて来ようかしら--」

そして、キッチンに向かおうとする。そこに、

カナ「お邪魔します。」

翔「…ん?」

寮の玄関を見ると、カナと…

愛「やっほー♪」ヒラヒラ

ルリ「お姉ちゃん!お兄ちゃん!遊びにきたよー!」

サクラ「ルリちゃん…!」

愛とルリも来ていた。更に、

マリ「邪魔するよ?」

雪枝「こ、こんにちは。」

ほたる「隊長サン!」

モニカ「おハロー、隊長さん♪」

幸子「ど、どうもです。」

あから「やあ、隊長殿!」

元ストライカー達も来ていた。

カナ「パーティーをしてるってうかがって、差し入れを持ってきたんです。」

ルリ「ルリの好きな、アイスクリームだよ!」

ヒヨ「うわーい!ありがとう、ルリちゃん!」

愛「後、ハワイアンズで買ったお菓子も持ってきたよ♪」

サクラ「わあ、ありがとうございます!」

アヤ「みんな、そんなところで立ってないで、こっち来て!」

アヤは訪れたメンバー達を誘った。

ミサキ「まずは乾杯ね。アルコールはないけど。」

カナ「わ、私は仕事中ですから!」アセアセ

愛「あたし、お酒飲めないから!」アセアセ

ミサキの冗談に、あたふたするカナと愛。そして、部屋のすみにいる翔に鼻で笑われ、カナと愛は顔を赤くした。

ルリ「ルリ、オレンジジュースがいい♪」

ユキ「…はい、どうぞ。」

ユキはルリにオレンジジュースを渡した。

ルリ「ありがとー、お姉ちゃん!」

ルリがユキにお礼を言うと、ユキは頷いた。カナ、愛、ルリ、元ストライカー達もパーティーに加わり、更に賑やかになる。

翔「……。」

翔は楽しそうに談笑するメンバー達を、部屋の隅から見守る。

翔(こういうのも…たまには悪くねぇな。)

そして、口角を上げて微笑み、ジュースを少し飲む。そこに、カナと愛がやって来て、翔を挟むように隣に座った。

カナ「…なんだか、みなさん、変わりましたね。」

翔「…あぁ。」

カナ「胸を張ってください。この幸せな時間は、翔君が育んだんですから。」

カナは翔に微笑む。

翔「俺は何もしてねぇよ。」

愛「そんな事無いよ。ハワイアンズに行った時も、皆楽しそうにしてたよ?」

翔「あんたが企画したんだから、そりゃ楽しいだろ?」

愛「まぁ、そうなんだけど……何より、翔君と一緒に来れたことが、1番大きいよ。」

愛も翔に微笑む。

翔「…そうかよ。」

翔は素っ気ない反応をし、少しジュースを飲む。

愛「…。」

愛(素直じゃないなぁ、翔君は……まあ、そこが可愛いんだけどね♪)

ナナミ「ちょっと、そこ。翔さんとなにコソコソ話してるんですか。」

ナナミはカナと愛に言う。

愛「いやぁ、ハワイアンズ楽しかったね~って話しててね♪」

カナ「ふふ、そうです♪」

翔「そういうことだ。文句あんのか?」

ナナミ「うっ、翔さんには…敵わないですね。」

ナナミはそう言うも、顔は微笑んでいた。

サクラ「こっちで、トランプしましょうよ♪」

愛「お、やるやる♪」

ユキ「神経衰弱……」

ヤマダ「この人数なら大貧民で決まりっす。」

シオリ「では、間をとってババ抜きで。カード、配りますね。」

シオリはそう言って、カードを配っていく。

翔「俺は観戦してる。やる方も楽しいが、見てる方も楽しいモンでな。」

カナ「私も、翔君と観戦してます。」

シオリ「分かりました。」

翔はカナと、ババ抜きの様子を観戦することにした。

シオリ「では、改めてカードを配ります。」

ヒヨ「はーい♪」

こうして、ババ抜きに参加するメンバー達による、戦いが始まろうとしていた。

翔「……?」

ふと、外の様子が気になった翔は、窓から外を見る。そこには、何かに怯えて逃げ惑う人々が見られた。

翔「…まさか……」

翔はジュースをテーブルに置くと、寮の玄関に向かった。

アヤ「ちょっと、どうしたの翔!?」

翔「お前らはここにいろ。絶対外に出るんじゃねぇ、良いな?」

翔はそう言って、外履に履き替え、外に向かった。そして、外に出ると……

翔「っ!?…何だよ、あれ…?」

上空に、ストライカーチーム『アマンド・フォーマルハウト』のメンバー達にそっくりの姿をした……灰色と黒い身体に、正気も表情も無い顔をした異形がいた。その異形の1人が翔の姿を見ると、身振りで「待て。」と合図を出し、ゆっくりと地上に降りてきた。

翔「妖魔か……俺が潰す!」

翔はアマゾンズドライバーの左グリップを捻り、

 

《デルタ》

 

翔「……アマゾン!」

仮面ライダーアマゾンデルタへと、姿を変えた。

???「「「「「……。」」」」」

異形達は、戦闘体勢に入る。

アマゾンδ「…来い。」

アマゾンデルタがそう言うと、フェイそっくりの異形(異形1)とターニャそっくりの異形(異形2)が襲いかかって来た。

異形1「!!」

アマゾンδ「甘い…せやっ!!」ドゴッ!

アマゾンデルタは異形1に蹴りを入れ、吹っ飛ばした。

異形2「!」

アマゾンδ「おっと。」

異形2の攻撃を、アマゾンデルタはバク転で回避していく。そして、構えを取ったが…

ズドドドドーー!!

アマゾンδ「っ!?」

モニカそっくりの異形(異形3)と、ノエルそっくりの異形(異形4)に銃撃される。幸い、アマゾンデルタには当たらなかったが、アマゾンデルタは砂埃に包まれた。

アマゾンδ「…ちっ。」

アマゾンデルタは異形達のいる方向へ走っていく。異形3と異形4はアマゾンデルタ目掛けて銃弾を飛ばして来るが、アマゾンデルタは上手に避けながら入っていく。

アマゾンδ「おらっ!そらよっ!」バキッ!ゴキャッ!

そして、異形3と異形4に攻撃し、銃をダメにした。背後から異形1、2が襲い来るも…

アマゾンδ「おらおらおらぁっ!」

カポエィラのような回転蹴りで、返り討ちにした。

アマゾンδ(コイツら、連携が取れてんのが厄介だな……だが、攻撃パターンはストライカー達と全く同じだ。)

アマゾンデルタは野性的な構えを取ると、腰をどっしりと落とした。すると、シャルロッテそっくりの異形(異形5)が、指揮棒をアマゾンデルタの前へと突き出した。

アマゾンδ「…!」

アマゾンデルタが前方の上空を見ると、まるで…上空からアマゾンデルタを嘲笑っているような模様の怪しい飛行船がゆっくりとアマゾンデルタの方へと向かって来ていた。その飛行船は、爆弾を抱えている。

アマゾンδ(マズイ!あんなの落とされたら、ひと溜まりもねぇぞ!!くそ、どうすれば!)

アマゾンデルタは必死で方法を考える。その時……

ズガガガガーー!!

どこからか銃撃音が響いた。次の瞬間……

ドッガァァァアアアアアアアンッ!

飛行船が空中で大爆発を起こした。

アマゾンδ「っ!?」

その後、背後から何者かが走って来た。

???「大丈夫か?」

1人は紫色のロングヘアーと紫色の瞳が特徴の女性で……もう1人は、黒いロングヘアーに桃色と青のオッドアイが特徴の女性だ。

アマゾンδ「…誰だ?」

アマゾンデルタは現れた2人の女性に問い詰める。

紫「『東雲 紫(しののめ ゆかり)』だ、よろしく頼む。」

紫ロングの女性は『東雲 紫』、

友香「『浅井 友香(あさい ゆか)』といいます。よろしくお願いします♪」

オッドアイの女性は『浅井 友香』である。紫は『サイガギア』を身に付け、フォンブラスターになっているサイガフォンを元に戻した。友香はゲネシスドライバーを身に付け、ピーチエナジーロックシードを取り出す。紫は『315』と打ち、エンターキーを押す。

 

《Standing By》

 

それを見た友香は、エナジーロックシードを解錠する。

 

《ピーチエナジー!》

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

紫&友香「「変身ッ!!」」

 

《Complete》

 

《ロック、オン…ソーダ……ピーチエナジーアームズ》

 

紫はギリシア文字のΨ(プサイ)のようなマスクが特徴的の仮面ライダー『仮面ライダーサイガ』に変身し、友香はピンクのカラーと乳白色の複眼が特徴で、アラビアン風の鎧武者のような姿の仮面ライダー『仮面ライダーマリカ』に変身した。

サイガ「助太刀する。」

マリカ「アマゾンライダーさん、私も戦います!」

サイガはアマゾンデルタの右隣に、マリカはアマゾンデルタの左隣に立つ。

アマゾンδ「礼は言わねぇ……だが、戦いで返す。」

アマゾンデルタは再び構えを取り、サイガは2本のトンファーエッジを、マリカはソニックアローを構える。

異形5「っ!!」

異形5は指揮棒を振るい、飛行船を2隻呼び出した。

サイガ「私に任せろ!」

サイガはフライングアタッカーを装着し、2隻の飛行船目掛けて飛んで行く。異形4がサイガを撃とうと、銃を構える。

マリカ「させません!」

しかし、マリカの放った矢に弾かれ、銃を落としてしまった。その隙に、サイガは…

 

《Exceed Charge》

 

サイガ「はぁぁあああああああああ!!」

必殺技『サイガスラッシュ』で、2隻の飛行船をあっさりと撃墜した。更に、もう一度Exceed Chargeし、

サイガ「くらえぇぇぇえええええええええ!!」

必殺キック『コバルトスマッシュ』で、異形5を葬った。

異形3「っ!」

異形3がサイガを撃とうとするが、

アマゾンδ「よそ見してんじゃねぇぞ!」ドカッ!

アマゾンデルタに頭を蹴られ、そのまま消滅した。

マリカ「はっ!やぁっ!」

マリカはソニックアローを振るい、異形1、2と戦う。そして、ゲネシスドライバーのレバーを1回押し込み、

 

《ピーチエナジースカッシュ!》

 

マリカ「はぁぁあああああああああ!!」

必殺技『ピーチエナジースカッシュ』で、2体の異形を切り裂き、葬った。

異形4「!!」

残された異形4は、マリカに銃弾を撃とうとしたが、

 

《バイオレント・スマッシュ》

 

アマゾンδ「死ね…!」ドグシャァァアアアアアッ!

アマゾンデルタのフットカッターで、首を跳ねられ、消滅した。敵が全滅し、サイガとマリカは変身を解いた。アマゾンデルタもアマゾンズドライバーを外し、変身を解いた。

紫&友香「「っ!?」」

アマゾンデルタの正体を見た紫と友香は驚き、言葉を失った。

翔「……はぁ。」

その姿は……かつての友、青空 翔だったからだ。

紫「し、翔……翔なんだな!?」

友香「しょ、翔さん…無事で良かったです~!!」

紫と友香は翔との再会を喜ぶが……

翔「誰だてめぇら?」

翔は2人を警戒していた。

紫「なっ!?…翔、覚えていないのか?私だ、『東雲 紫』だ。」

友香「翔さん、私『浅井 友香』です!ほら、えーっと…一海さんの恋人の!」

翔「木場の……ちょっと待ってろ。」

翔はスマホを取り出し、一海に連絡する。

一海『おぉ、翔!』

翔「木場、今すぐドールハウス前に来い。」

一海『何だ、何かあったのか?』

翔「早くしろ!」

一海『お、おぉ…分かった分かった!すぐ行く!』

そして、電話が切れた。

翔「…てめぇら、東雲と浅井って言ったな?何故俺を知っている?」

友香「翔さん、あの…本当に私たちのこと、覚えていないんですか?」

翔「質問に答えろ。何故俺を知っている?」

友香「そ、そんな…」

紫「本当に、覚えていない…のか……」

友香と紫は、暗く冷酷な性格に変わり果てた翔を目の当たりにし、ショックを受けた。

 

紫と友香は、実は一海の恋人であり……彼と同様、翔を大切な友達だと思っている。一海と同じ、銭湯で翔と出会い、仮面ライダーを知っているということで意気投合し、よく語り合う仲になった。その時の翔は、優しく穏やかな性格だったが……ある日…彼がストライカーの隊長になったと知り、彼らはショックを受け、友香は卒倒しかけた……だが、風の噂で……翔がストライカー達の隊長を辞めたと知り、内心ホッとしていた。その数日後…恋人の一海が死んだことを知り、ショックを受け、友香は泣きじゃくった。そして、真相を確かめるべく、友香と…翔を大切に思うもう1人の友人と協力し、色々と調べるも……時空管理局の罠にかかり、殺害された。

死後、神様と女神に出会い、別の世界で好き勝手暴れまわるジャドウ達を倒して来た。その後、女神から翔のサポートを依頼され、『仮面ライダー龍騎』と『仮面ライダーリュウガ』、『仮面ライダーナイト』のデッキを託された。紫は龍騎とリュウガのデッキを翔に、ナイトのデッキを一海に渡す使命を持った。そして、友香と共に【プロジェクト東京ドールズ】の世界に転生し、たった今……翔と再会した。しかし、彼女達が見たのは…かつての優しく穏やかな翔ではなく……暗く冷酷な翔だった。

 

そうこうしている内に、

一海「おーい!」

一海がやって来た。

一海「わりぃわりぃ、遅れちまっ…………え?」

一海は紫と友香の姿を見るなり、その場で固まった。

一海「ゆ、紫…友香……!」

紫「か、一海…一海なんだな…?」

友香「か、一海…さん……!」

一海「紫ぃ!友香ぁ!!」

紫「一海!!」

友香「一海さん!!」

一海、紫、友香は互いに抱き合った。

紫「一海、ここにいたんだな…!!」ポロポロ

友香「うっ、うぅ…一海さん、逢いたかったですぅ!!」ポロポロ

一海「紫、友香……ごめん、ごめんな…!」ポロポロ

一海、紫、友香は互いに、再会を喜んだ。

一海「うぅぅぅ、翔……ありがとう、こころのともよぉぉおおおお!!」ボロボロ

一海は顔を涙と鼻水でグシャグシャにしながらも、翔に心からお礼を言った。

紫「翔、本当に…ありがとう…!!」

友香「うぅ、翔さぁん…一海さんと再会できたのは、貴方のおかげです!!」

紫と友香の目からは、涙が止まらずに流れていた。それでも、2人は翔に心から感謝をした。

翔「……おい木場、コイツらはお前の知り合いか?」

翔は一海に問う。一海は涙を拭き、鼻をかむと、

一海「こっちは『東雲 紫』で、こっちは『浅井 友香』、俺の恋人だ。そして、翔…お前の友達だぜ?」

一海は翔に簡単に説明する。

翔「言ったはずだ、俺に友達はいねぇ。」

翔はきっぱりと言う。

紫&友香「「……。」」

一海「紫、友香……翔は俺達を覚えていないみたいだ。でも、俺はもう一度…翔の友達になろうと思う。」

一海がそう言うと、

紫「そうか…なら、私も……もう一度、翔の友人になってみせる。」

友香「私もです!翔さんともう一度、仲良くしたいです!!」

紫と友香も、再び翔の友人になるべく、奮闘することを決意した。

翔「……。」

紫「あ、そうだ…翔、これを。」

紫は龍騎とリュウガのデッキを、翔に渡す。

翔「…何だこれ。」

紫「龍騎とリュウガのデッキだ。翔に渡すよう、女神様から依頼されていてな……どうか、受け取って欲しい。」

紫は翔に説明する。しかし、

翔「そんなモン必要ねぇ。」

翔は紫からデッキを受け取らなかった。

翔「俺には、これがある。」

そして、アマゾンズドライバーを見せた。

翔「俺にだってドライバーはあんだ、だから要らん。」

紫「…そうか、分かった。」

紫は龍騎とリュウガのデッキをしまった。

アヤ「翔~、どうしたの~?」

そこに、Dollsがやって来る。

シオリ「あら、そちらの方々は…?」

翔「俺の友人を自称する奴らだ。」

翔はDollsに説明する。

愛「どうしたの……って、一海君じゃん!後、そちらの美人さん2人は?」

一海「どうもです。2人は俺の恋人です。」

愛「えぇーそうなのー!?あたしは『片山 愛』、よろしくね~♪」

紫「は、はぁ…えっと、『東雲 紫』です。」汗

友香「お、同じく『浅井 友香』です。」汗

紫と友香は困惑しながらも、愛に自己紹介した。

一海「って、Dolls!?ウソ、まじで…本物ぉ!?」

その時、一海はDolls全員の姿を見て、驚いた。

一海「俺、Dollsのファンです!いつもライブ見てます!!」

レイナ「フフッ、ありがとう♪」

レイナは一海にお礼を言う。

一海「翔、お前…Dollsと知り合いだったのか!?」

翔「さぁな。」

翔は曖昧に答えると、一海達に背を向け…ドールハウスへと入って行ってしまった。

アヤ「あ、ちょっ…翔!えっと、なんか…ごめんね。」汗

アヤは一海達に謝罪したが、彼らは全く気にしていなかった。

愛「うーん、紫ちゃんも友香ちゃんも良い子なのにな~…」

愛は口角を下げる。

紫「あの、片山さん。」

愛「ん~?愛で良いよ。」

紫「私たちは、これから翔の手助けをしていきます。その、何度かお会いするかと思います。よ、よろしくお願いします!」

愛「うん!こちらこそ、よろしくね♪」

愛は紫と握手した。それを見たDollsは、少しだけだが…一海と紫と友香を信頼するようになった。




いかがでしたか?今回はここまでです。

新キャラ『東雲 紫』と『浅井 友香』……こちらも、『ルオン』さん考案のキャラです。
ルオンさん、ありがとうございます。



東雲 紫(しののめ ゆかり)…16歳、女。

容姿
モチーフは『Fate Grand Order』のスカサハ(ランサー)
髪は紫をロングにした紫の瞳
紫のジャケットに白いシャツ、青いジーンズを着ている
スリーサイズはB98・W60・H72

CV…恐らく『能登 麻美子』さんかと。



浅井 友香(あさい ゆか)…16歳、女。

容姿
モチーフは『境界線上のホライゾン』の浅間 智
黒いロングに桃色と青のオッドアイ
普段は桃色のカーディガンに白いシャツ、水色のスカートを着ている。
スリーサイズはB102・W63・H79

CV…恐らく『小清水 亜美』さんかと思われる。



次回も、お楽しみに~。

では、またね~ぃ。
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