〜プロジェクト東京ドールズ〜『化け物とドールの絆』   作:やさぐれショウ

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やさぐれ・真って名乗りたいところですが、ここではやさぐれショウなので、やさぐれショウと名乗らせていただきます。どうも、やさぐれショウです。

久しぶりの任務で、池袋を巡回することになった翔達。途中、ピグマリオンを何体か倒していったが、2手に別れて行動することになる。翔はチームAの3人と行動するが、そんな彼らの元に……

では、行こうか、華麗に激しく(若本さんヴォイスで)!本編へどうぞ


第九十六話 巡回と突如現れた変な奴!?

途中、ピグマリオンとの戦闘が何度かあったが、メンバー達は問題なくピグマリオンを撃破した。だが…

翔「何体かはぶっ潰したが、まだ、モノリスは見つけられてねぇな…」

肝心のモノリスを、未だ発見できずにいた。

翔「こっから先は、2手に別れるぞ。」

翔はそう提案する。メンバー達は、彼の提案に賛成した。

レイナ「では、翔君。私たちチームBは東口方面を巡回するわ。翔君とチームAは、西口方面を。正午に西池公園で合流しましょう。」

翔「分かった、気を付けろよ。」

レイナ「心配ありがとう、翔君♪」

翔「別に、心配してねぇよ。」

翔はそう言うと、

翔「N、チームBの3人を頼む。」

チームBとの同行を、Nに頼んだ。

N「承知したわ。」

チームBは、Nと同行することになった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

???「…およ?あれ、翔ちん?」

 

 

 

チームAと共に巡回する翔は、時より辺りを見回す。

ミサキ「このあたりは蝶が少ないわね…」

翔達が歩いている所は、蝶が数匹程度の数しか飛んでいなかった。

サクラ「以前、モノリスを破壊した成果でしょうか?」

サクラはそう言うが、

シオリ「でも、池袋は広い街。どこにまたモノリスが出現するか、分かりません。」

と、シオリは言う。モノリスもピグマリオンや妖魔のように、神出鬼没……いつ、どこに現れるか、分からないのだ。

ミサキ「久々ね……腕が鳴るわ。」

ミサキはやる気を燃やし、張り切っていた。

シオリ「最近は色々ありましたから……なんだか、巡回業務は久しぶりな気がしますね。」

翔「だな……お?」

翔はサクラの顔を見るなり、

翔「サクラ、お前もなんだか上機嫌だな。」

と、言う。

サクラ「アタラクシアの探索も、きっと意味のあることだと思いますけど…私はこうして目に見える人たちを助ける方が……やりがいを感じるんです。」

翔「そうか。」

シオリ「…そうですね。街の人たちを守ること。それも私たちの大事な仕事ですから。」

シオリは、

シオリ「頑張りましょうね、サクラさん。」

と、サクラに微笑んだ。

サクラ「はい!」

サクラは眩しい笑顔を、シオリに向けた。

ミサキ「翔さん、一緒に頑張りましょう。」

翔「そうだな。」

翔もミサキの言葉を聞き、落ち着きを感じていた。その時……

「グォォオオオオオオオ!」

背後から咆哮が響いた。

翔「っ!!」

翔が振り向くと、そこには銀色の鎧に包まれた妖魔の姿があった。更に、他の妖魔達も近くにいた。

サクラ「お、妖魔(オブリ)!」

翔「来やがったか……お前ら、準備はできてるか?」

シオリ「もちろんです。」

ミサキ「いつでも。」

サクラ「はい、大丈夫です!」

翔「よし…いつも通りで良い、妖魔をぶっ潰すぞ。」

翔はそう言うと、構えを取った。チームAの3人も、それぞれの武器を構える。その時……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

???「よっと!」

何者かが、翔達の頭上を通過し……

ドガサァァッ!

???「あいってぇぇぇええええええええ!!」

頭から苗木にダイブした。翔達と妖魔達はビックリして、苗木の方に振り向く。

翔「何だてめぇは?」

翔が問い詰めると、苗木から黒髪と緑色の瞳が特徴の男が姿を現した。

諒芽「俺は『鏡 諒芽(かがみ りょうが)』だ!よろしくな♪」

『鏡 諒芽』と名乗る男。

サクラ「あの、下がっててください!危ないですから!」

サクラはそう言うが、

諒芽「大丈夫!俺には、コレがあるから!」

諒芽は下がろうとせず、とあるベルトを取り出した。

翔「それは、『マッハドライバー炎』…!?」

諒芽「へへ、さっすが翔ちん!」

翔「っ!?」

翔(コイツも、俺を知っているのか!?一体、何者だ?)

翔はそう思ったが、妖魔達の方に向きを変え、構えを取った。諒芽は『マッハドライバー炎』を装着し、何やら白い小さなバイクを取り出した。そして、ドライバーのハンドルを上げ、バイクを挿入する。

 

《シグナルバイク!》

 

音声が響いた時、ハンドルを下ろす。すると…ドライバーからは、初代仮面ライダーの変身音のような音が響く。

 

諒芽「レッツ…変身ッ!!」

 

変身待機音が響き渡る中、諒芽が変身ポーズをすると、

 

《ライダー!マッハ!》

 

諒芽の姿が変わった。それは、白と黒のメインカラーに、上半身と首のマフラーに赤いラインが目立ち、まるでバイクのヘルメットのような顔が特徴の仮面ライダーだった。

 

マッハ「追跡、撲滅、いずれも……マッハ!!仮面ライダー~~~マッハー!!」

 

その仮面ライダーの名は『仮面ライダーマッハ』……『仮面ライダードライブ』に登場した2号ライダーだ。名前を名乗った後、マッハはポーズを決めるが……

翔&チームA「「「「……。」」」」

妖魔達「「「「……。」」」」

盛大に滑った……。

マッハ「翔ちん、協力プレイと行こうぜ!!」

翔「…礼は言わねぇぞ?」

マッハ「おうよ!」

シオリ「仮面ライダーが一緒に戦ってくれるのは、心強いですね。」

翔「お前たち、雑魚は任せた。俺とマッハは鎧妖魔をぶっ潰す!!」

チームA「「「了解!」」」

マッハ「よっしゃあ!」

翔、チームAの3人、マッハは妖魔達に立ち向かう。チームAの3人は、華麗な連携プレイで、妖魔達を瞬時に撃破した。

翔「らぁっ!!」ドゴォッ!

翔は鎧妖魔相手に、肉弾戦を繰り広げる。

マッハ「ふっ!」ズドドドドーー!!

マッハは翔を援護し、専用武器『ゼンリンシューター』から弾丸を妖魔目掛けて乱射する。

マッハ「あらら、効いてない?」

翔「コイツは硬い鎧に身を包んでる!弾丸はいまひとつだ!」

マッハ「了解!それなら…!」

マッハはゼンリンシューターをギリリッと握りしめ、妖魔目掛けて走っていく。翔が妖魔から距離を取ると、

マッハ「りゃぁっ!」ドカッ!

ゼンリンシューターの車輪部分で、妖魔を殴る。車輪は高速回転し、妖魔を切り裂いていく。

マッハ「よっ!そりゃっ!」ズガッ!バキッ!

ゼンリンシューターだけではなく、キック攻撃を仕掛けるマッハ。妖魔はマッハ目掛けて腕を振り回して来たが、マッハはバク宙返りで後方に回避した。そして、妖魔目掛けて飛び上がり、

マッハ「おりゃっ!」ドカァッ!

妖魔の顔面に飛び蹴りを繰り出した。

鎧妖魔「グォォオオオオオオオ!」

妖魔は咆哮を響かせ、仲間の妖魔を呼んだ。そして、おびただしい数の妖魔達が現れる。旧式妖魔はもちろん、偵察型妖魔、そして……数体程度だが、侵略型妖魔の姿もあった。

翔「お前ら、まだ行けるか?」

サクラ「はい!」

ミサキ「まだ行けます!」

シオリ「大丈夫です♪」

マッハ「まだまだぁ!」

翔達は、疲れておらず…闘争心を燃やす。

翔「…GO!」

翔がそう言うと、メンバー達は一斉に妖魔の群れへと向かっていく。マッハはドライバーの上の方にあるスイッチ『ブーストイグナイター』を数回押す。

 

《ズーット、マッハ!》

 

そして、高速移動をし…ゼンリンシューターを振るって、おびただしい数の妖魔を次々と撃破していく。サクラはソードを振るい、ミサキはハンマーを軽々と振り回し、シオリはガンから弾丸を乱射し、妖魔達を次々と葬っていく。

アグローナ1「!!」

翔「そらよっ!」ドゴッ!

アグローナ2、3「「!!!!」」

翔「おらおらおらぁっ!」

翔はアクロバティックな肉弾戦を繰り広げ、侵略型妖魔数体程度、ものともしていない。最後は回し蹴りで、数体の侵略型妖魔をあっさりと撃破した。

翔「残るは鎧妖魔だけだ!ぜってぇぶっ潰すぞ!!」

翔はそう言うと、腰をどっしりと落とす。

マッハ「おぉし、必殺技ぶちかますぜ!!」

マッハはドライバーのハンドルを上げ、ブーストイグナイターを1回押す。

 

《ヒッサツ!》

 

音声が響いた直後、ハンドルを下ろした。

 

《フルスロットール!マッハ!》

 

そして、翔と同時にジャンプし、

翔「うおおおおおぉぉぉぉ!!」

マッハ「くらえぇぇええええええ!!」

必殺技『キックマッハー』を繰り出した。翔とマッハのキックは、鎧妖魔の顔面に炸裂する。鎧妖魔は断末魔を上げ、爆散した。

サクラ「やりましたね!」

ミサキ「ふぅ、まぁこんなところね。」

シオリ「皆さん、お疲れ様です。」

戦闘を終え、一息つくメンバー達。マッハはドライバーからシグナルバイクを取り出し、ドライバーを下ろした。

《オツカーレ》

そして、諒芽の姿に戻った。

翔「さて……何者だ、お前?」

翔は諒芽に問い詰める。

諒芽「えぇ、翔ちーん!俺のこと、忘れちゃったのぉ!?」

翔「質問に答えろ、お前は一体何者だ?」

諒芽「改めて…俺は『鏡 諒芽』!翔ちんの、大親友だぜ♪」

諒芽はそう言うと、ニッと笑う。

翔「ふざけるな、俺に親友なんぞいねぇよ。」

諒芽「えぇ!?そんなぁ、だってほら…昔、銭湯で語り合ったじゃん!他にも、えっと…あ、そうそう!俺のボケにツッコミ入れてくれたり!覚えてない?」

翔「知らん。」

その後も、諒芽は翔との思い出を彼に話したものの、翔からは「知らん。」の一言で切り捨てられる。そうしていく内に、諒芽は理解した……『かつての翔はもういない……翔は変わり果ててしまった』と……。

 

諒芽は一海達とも友達であり、翔の友達でもあった。翔がストライカー達の隊長になったと聞き、一海達と同様…彼を心配していた。だが、翔が隊長を辞めたと風の噂で聞き、内心ホッとしていた。だが、ある日……一海が死んだことを知り、紫と友香と協力して情報を集めていたが……時空管理局の罠にかかり、紫と友香と共に殺害された。

死後、神様と女神に出会い、『仮面ライダーギルス』に変身する力を手に入れ、紫と友香とは別行動でジャドウ達を倒して来た(変身しない時は、フライパンを片手に戦っていた)。また、彼は何をしでかすか分からない程、掴み所が無く…スコップとフライパンで熊との戦いに勝利し、その熊をペットにしたという武勇伝を持っている。更に、掃除機を改造して兵器にしたり、変な薬を作ったりするなど、開発もできるのだ。また、悪戯好きな性格だが、友人を大切に思う性格でもあり、ジャドウには勿論……他にも、ひったくり犯や強盗犯にも悪戯を仕掛け、何度も逮捕に協力し、出会った仲間達を何度も助けた。ジャドウを倒すべく、様々な世界を旅しているうちに、『仮面ライダーマッハ』、『仮面ライダーアクセル』、『仮面ライダーアビス』に変身する力を入手することに成功した。

その後、神様と女神に翔をサポートして欲しいと頼まれ、【プロジェクト東京ドールズ】の世界にやって来た。そして今…翔と再会したのだが……彼は諒芽のことを覚えておらず、更に……その時の彼は…優しく穏やかな性格ではなく、暗く冷酷な性格へと変わり果ててしまっていた。

 

諒芽「……。」

翔「そう言うことだ。」

翔は立ち去ろうとする。

サクラ「ま、待ってください、翔さん!」

だが、サクラに呼ばれ、足を止めた。

サクラ「あの、鏡さん…でしたっけ?」

諒芽「ん~、そうだよ?てか、諒芽で良いよ。」

サクラ「あ、はい。えっと、諒芽さん…良い人だと思います!」

翔「根拠は?」

サクラ「えっと、私たちを手助けしてくれました。それに、戦っている最中、私たちに危害を加えようとする意識は、感じられませんでした。」

ミサキ「私もサクラに同感ね。」

シオリ「そうですね。もし、私たちに危害を加えるとするなら、妖魔達に味方するか、もしくは変身を解かずに私たちに襲って来るか…ですが、諒芽さんはそのようなことをする気は無いみたいです。」

翔「……。」

チームAの3人は、諒芽を信頼している様子。だが、

翔「俺はコイツをまだ信用できん。」

翔だけは、諒芽を信頼していないようだ。

諒芽「むむむ…それなら、翔ちんに信頼してもらえるよう、俺も頑張るわ!!」

諒芽はそう言うも、

翔「そろそろ時間だ、行くぞ。」

翔はそそくさと行ってしまう。

諒芽「あ、ちょっ、翔ちん、待ってくれよ!」

諒芽は慌てて翔を追いかける。チームAの3人も諒芽に続いて、慌てて翔を追いかけていった。




いかがでしたか?今回はここまでです。

今回登場した新キャラは『ルオン』さんが考案してくださったキャラです。改めて、新キャラを考案し、提供してくださり、ありがとうございます!



鏡 諒芽(かがみ りょうが)…16歳、男。

容姿
モチーフは『ガンダムSEEDDESTINY』のシン・アスカ
黒髪に緑色の瞳をしている。
普段は白いフードつきのジャンパーに赤いのシャツ、黒いジーンズを着ている。



モチーフが『ガンダムSEEDESTINY』に登場した『シン・アスカ』なので、中の人は『鈴村 健一』さんかと思われます。



次回も、お楽しみに。

ではでは~。
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