〜プロジェクト東京ドールズ〜『化け物とドールの絆』   作:やさぐれショウ

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やさぐれショウです。

モノリス反応が出た現場に向かう翔達と一海達。しかし、現れたのはモノリスやピグマリオンだけではなかった……

翔と一海達の戦いがメインになります。

では、行きますか?本編へどうぞ


第九十八話 守るべき存在と、鏡の世界の戦士達

現場に着くと、上空に1つのモノリスが浮かんでいた。

一海「何だよ、あの鍵穴……?」

一海達は、モノリスを見て驚いた。モノリスが不気味な光を放つと……そこから、無数のピグマリオンがバラバラと降ってきた。

翔「モノリスをぶっ潰すぞ!チームAは近接戦だ!チームBは遠距離からチームAを援護しろ!!」

メンバー「「了解!」」

Dollsは武器を召喚し、戦いを繰り広げる。

友香「皆さん!私たちも行きましょう!」

紫「そうだな!」

友香の声を聞いた一海達は、戦おうとするが……

翔「部外者はすっこんでろ!」

と、翔に怒鳴られる。

諒芽「そんなことは関係ない!俺達も戦えるから!!」

一海「翔、俺達を信じてくれ、頼む!!」

翔「……ちっ、勝手にしろ。」

翔は一海達の説得を諦め、構えを取る。

紫「翔!これを使ってくれ!!」

紫は龍騎のデッキを取り出し、翔の方へ投げた。デッキは翔の近くに落ちる。

翔「要らねぇと言ったはずだ!!」

翔は龍騎のデッキを受け取ろうとしなかった。そこに……

シャルロッテ「伍長、見つけたデス!」

ストライカーチーム『アマンド・フォーマルハウト』の4人が、自分たちにそっくりのあの異形を引き連れて現れた。

フェイ「その化け物達に気を取られてると、この子に足をすくわれるよ、たいちょー。」

フェイの隣には、彼女そっくりの異形がいる。

翔「あの異形、アイツらの手下か!?」

翔は驚き、言葉を失った。

フェイ「手下って言うよりかは、お人形さんかな~?『ファントム』って言うんだよ。」

ノエル「エレガントではありませんが、戦わせるには都合がよろしくてよ。」

翔(コイツら…手下に戦わせて、自分たちは楽しよってのか……とんだクソ野郎共め…!)

翔は怒りの形相を浮かべる。

ターニャ「隊長1人、もう怖くはありません。」

ターニャはそう言うが……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一海「1人じゃねぇぞ!」

翔の近くに、一海、紫、友香、諒芽が並んだ。

一海「俺たちは、翔のダチだ!例え翔に拒絶されようが、それでも俺は……翔のダチだ!」

紫「私の大切な友人と一海を傷つけるなら、容赦はしない!」

友香「翔さんは今、充実に生きているんです。邪魔をしないでください!!」

諒芽「上等だてめぇ等!!俺の大事なダチに手を出したんだ、死んで詫びてもらおうか!?」ジャカッ!

一海達はストライカーに口々に言う。諒芽は怒りのあまり、バズーカを取り出した。そして、

諒芽「死ねぇ、ストライカー共ォ!」

バズーカからロケット弾をぶっぱなした。ストライカーチームは異形を盾にし、弾丸を防いだ。

紫「一海、これを!」

紫は『仮面ライダーナイト』のデッキを、一海に渡す。

一海「サンキュー、紫!」

一海はデッキを受け取り、自分の姿を反射して映す窓ガラスに向かう。他のメンバーも、そこに向かう。

諒芽「翔ちん、また協力プレイと行こうぜ!」

諒芽は翔に言う。一海、紫、友香も翔の方を向き、頷く。

翔「ちっ……しょうがねぇな!」

翔は龍騎のデッキを拾い、窓ガラスにデッキをかざす。すると、変身ベルト『Vバックル』が現れ、翔に巻き付いた。一海達も、デッキをかざし、変身ベルトを出現させる。

一海達「「「「変身!!」」」」

一海達はバックルにデッキを挿入し、仮面ライダーへと姿を変えた。一海は『仮面ライダーナイト』、紫は『仮面ライダーファム』、友香は『仮面ライダーゾルダ』、諒芽は『仮面ライダーアビス』に変身したのだ。翔も龍騎のデッキをVバックルに挿入する。

翔「変身…!」

そして、紅の戦士『仮面ライダー龍騎』へと、姿を変えた。

龍騎「あぁ~……フンッ。」

龍騎は首を回した後、右肩を少し回した。

アビス「翔ちん、それは王蛇の?」

龍騎「どっちでも良いだろ。」

ファム「翔、そのデッキはお前の物だ。持っていてくれるか?」

龍騎「……分かったよ。」

ゾルダ「やっぱり、翔さんは主役ライダーが似合ってますね♪」

ナイト「だな!」

龍騎「笑わせるな。」

龍騎達は、モノリス、ピグマリオン、ストライカー達の方に向きを変える。

ヒヨ「ほよっ!?あれって…仮面ライダー龍騎!?」

ヤマダ「ハハッ、5人のライダーがいるのは心強いっすなぁ?」

サクラ「あれは全員、龍騎に登場するライダー達なんですよね?」

ナナミ「アビスだけは、ディケイドに登場します。」

レイナ「まるで中世の騎士のような姿ね♪」

Dollsは、龍騎達の登場に、それぞれの反応を示す。

フェイ「ふ、ふん…人形達はまだいるよ!」

フェイの背後から彼女そっくりの異形が姿を現した。

シャルロッテ「行け!」

シャルロッテが指揮棒を龍騎達に突き出すと、異形達は龍騎達へと走って行く。ナイトはダークバイザー、ファムは『羽召剣 ブランバイザー』、ゾルダは『機召銃 マグナバイザー』、アビスは『アビスバイザー』を構える。龍騎は静かに待ち構える。異形達は、何も構えていない龍騎を狙って来たが、

龍騎「っ!!」ブォオッ!

それを待っていてたかのように、龍騎は回し蹴りで襲ってきた異形達を返り討ちにした。龍騎は原作らしからぬ野性的な構えを取り、異形達目掛けて走っていく。ナイト、ファム、ゾルダ、アビスも龍騎に続く。龍騎はフェイそっくりの『ファントム・フェイ』、ナイトはターニャそっくりの『ファントム・ターニャ』、ファムはシャルロッテそっくりの『ファントム・ロッティ』、ゾルダはモニカそっくりの『ファントム・モニカ』、アビスはノエルそっくりの『ファントム・ノエル』を相手にする。

 

 

 

ナイトside……

 

Fターニャ「!!」

ナイト「くっ、一撃が重いな……」

ナイトはダークバイザーで攻撃を防ぎつつ、反撃の機会をうかがう。Fターニャの攻撃が凄まじく、ナイトは一旦距離を取る。そして、ダークバイザーにカードを読み込ませる。

《ソードベント》

そして、『ウイングランス』を召喚する。その後、別のカードを読み込ませる。

《トリックベント》

直後、ナイトが5人に増えた。分身を作り出したのだ。5人のナイトは、Fターニャをランスで素早く突く『連撃斬』で集中攻撃する。Fターニャは、身体中刺し傷だらけになる。ナイトは分身を消すと、ダークバイザーにカードを読み込ませる。

《アドベント》

すると、黒いコウモリのような巨大なモンスターが姿を現す。これは、ナイトが契約しているミラーモンスター『ダークウイング』である。ダークウイングを召喚した後、別のカードを読み込む。

《ファイナルベント》

ナイトは上空へジャンプし、ウイングランスを構える。その時、ダークウイングがランスと一体化し、まるでドリルのような姿になった。そのままナイトは、Fターニャ目掛けて突っ込んで行く。Fターニャはナイトの必殺技『飛翔斬』に貫かれ、消滅した。

 

ナイトside OFF……

 

 

 

ファムside……

 

ガキィンッ!ガキィンッ!

Fロッティ「!!」

ファム「くっ…!!」

ファムはFロッティとぶつかり合う。Fロッティの指揮棒と、ファムのブランバイザーをぶつかり合い、火花を散らしている。ファムは一旦距離を取ると、ブランバイザーにカードを読み込ませた。

《ソードベント》

そして、金色に輝く薙刀のような武器《ウイングスラッシャー》を召喚した。

ファム「…来い。」

ファムがFロッティを挑発すると、Fロッティは数機の爆撃機を呼んだ。

ファム「…そう来るか。」

ファムはブランバイザーに別のカードを読み込ませる。

《アドベント》

すると、白鳥のような姿をした巨大生物が姿を現した。ファムが契約しているミラーモンスター『ブランウイング』だ。ブランウイングは爆撃機に向かって飛んで行く。そして、翼を羽ばたかせ、突風を発生させる。爆撃機は突風に耐えられず、墜落していった。

Fロッティ「!?」

爆撃機を墜とされ、怯むFロッティ。ファムはFロッティを攻撃し、すかさず別のカードをバイザーに読み込ませた。

《ファイナルベント》

その時、ブランウイングがFロッティの背後に移動し、翼を羽ばたかせ、ファムがいる方向へと飛ばす。ファムはウイングスラッシャーを構え、Fロッティを一刀両断した。必殺技『ミスティースラッシュ』だ。Fロッティは真っ二つに斬られ、そのまま消滅した。

 

ファムside OFF……

 

 

 

ゾルダside……

 

ゾルダはFモニカと銃撃戦を繰り広げていた。

ゾルダ「私、弓や銃の扱いには慣れてるんですよ!」ズガガガガーー!!

Fモニカ「っ!?」

ゾルダのマグナバイザーから放たれた無数の弾丸は全て、Fモニカに命中した。Fモニカが怯んだ隙に、ゾルダはカードを取り出し、バイザーに読み込ませる。

《シュートベント》

すると、ゾルダの両肩に2つの光線砲『ギガキャノン』が装着された。

ゾルダ「えいっ!」

ゾルダはギガキャノンから、光線をFモニカ目掛けて発射した。着弾時、大爆発を起こした。爆風が止んだ後、Fモニカの姿は無かった。しかし、

ゾルダ「…っ!!」

上を見ると、そこにはFモニカの姿があった。

Fモニカ「!!」ズダダダダーー!!

Fモニカはゾルダの頭上から弾丸を乱射してきた。

ゾルダ「きゃぁぁあああああ!!」

無数の弾丸の餌食になるゾルダ。

ナイト「友香!!」

ナイトが助けに行こうとする。しかし、どこからともなく現れた無数の妖魔達に邪魔をされる。

ナイト「くそっ、邪魔だ!!」

ナイトはダークバイザーで妖魔達を薙ぎ倒していくが、中々数は減らない。

ゾルダ「一海さん、私は平気です!!」

ゾルダは立ち上がり、

ゾルダ「もう許しません!!」

《アドベント》

別のカードを読み込ませた。すると、緑色が特徴のバッファロー型の巨人が姿を現す。“鋼の巨人”という異名を持ち、ゾルダと契約しているミラーモンスター『マグナギガ』である。

ゾルダ「マグナギガ、一海さんを助けて!」

マグナギガ『!!』

マグナギガは左手のガトリングガンを乱射し、ナイトを妨害する妖魔達を次々と葬っていき、全滅させた。

ナイト「おぉ、サンキューマグナギガ!」

マグナギガ『…。』コクッ

マグナギガは静かに頷く。

ゾルダ「トドメです!」

《ファイナルベント》

ゾルダはカードを読み込む。

ナイト「あ、ちょっと待て!」

ナイトはゾルダにストップをかけ、

《アドベント》

ダークウイングを召喚した。

ナイト「行け!」

ナイトはダークバイザーの切っ先をFモニカに向ける。すると、ダークウイングはFモニカを捕らえ、上空へ上昇していった。

ナイト「友香、今だ!」

ゾルダ「はい♪」

ゾルダはマグナギガの背中に、マグナバイザーを装着する。その時、マグナギガが身体中の重火器全てを展開した。ゾルダはマグナバイザーのトリガーを引く。その瞬間、マグナギガが重火器を、上空のFモニカ目掛けて一斉に砲撃した。ダークウイングはFモニカを迫り来る砲撃へと投げ、その場を離れた。Fモニカはゾルダの必殺技『エンドオブワールド』に飲み込まれ、消滅していった。

 

ゾルダside OFF……

 

 

 

アビスside……

 

Fノエル「!!」ズドォンッ!ズドォンッ!

アビス「うぉっと!?あぶねぇな!!」

Fノエルはアビス目掛けて長銃から弾丸を乱射する。アビスは高い身体能力を活かし、弾丸を回避する。

アビス「こんのやろぉ!!」

《アドベント》

アビスはアビスバイザーでカードを読み込む。すると、鮫型のモンスター『アビスラッシャー』と、シュモクザメ型のモンスター『アビスハンマー』が姿を現した。仮面ライダーアビスは、2体のミラーモンスターと契約しているのだ。アビスは更に、カードを読み込む。

《ストライクベント》

アビスの右腕に『アビスクロー』が装着された。

アビス「スラッシャー、ハンマー、行くぞ?」

スラッシャー&ハンマー『『…。』』コクッ

そして、

アビス「くらえ!!」

アビスはアビスクローから水流『アビススマッシュ』を放った。それと同時に、アビスラッシャーは頭部と胸部から高圧水流を、アビスハンマーは胸部の2門砲から光線を発射した。

Fノエル「!?」

Fノエルは水流で動きを止められ、アビスハンマーの光線をもろに受けた。

アビス「よっしゃあ!最後にすっげぇの、行っくぜぇ!!」

《ファイナルベント》

アビスがカードを読み込むと、アビスラッシャーとアビスハンマーが合体し、サメ型合体ミラーモンスター『アビソドン』になった。アビソドンは目を横に伸ばし、シュモクモードになる。アビスはアビソドンに乗り、サーフィンのようにFノエルへと向かって行く。アビソドンはエネルギー弾を乱射しながら、Fノエルに突っ込む。Fノエルに近づいてきた頃、

アビス「りゃあっ!!」

アビスはジャンプし、

アビス「くらいやがれ、ライダーキーック!!」

ライダーキックをFノエルに繰り出した。Fノエルを蹴った反動を利用し、後ろにジャンプした。その直後Fノエルは、ノコギリモードに変化したアビソドンに切り裂かれた。

アビス「やったぁ!大成功だぜ!!」

Fノエルは上半身と下半身がわかれ、消滅していった。

 

アビスside OFF……

 

 

 

龍騎side……

 

龍騎「ヴヴッ!おらぁっ!」

Fフェイ「っ!?っ!!」

龍騎はFフェイを転ばし、踏みつけたり蹴飛ばしたりと、乱暴な戦いを展開していく。

ノエル「ちょっと!このままじゃ殺られてしまいますわよ!?」

フェイ「もう、使えないなぁ!!」

ターニャ「こうなれば…」

シャルロッテ「ワタシ達も行くデス!」

Fフェイがやられっぱなしであり、見てられなくなったストライカー達は龍騎に向かって行く。

アビス「あ、おい!!卑怯だぞ!?」

ファム「何て奴らだ!!」

ゾルダ「私たちも!!」

ナイト「あぁ!翔、今行くぞ!」

アビス、ファム、ゾルダ、ナイトは龍騎の手助けをしようとするが……

龍騎「来んな!!」

何故か龍騎は、それを拒んだ。

龍騎「コイツらは……俺がぶっ潰すんだよ!!」

龍騎は怒鳴り声を上げ、襲いかかるストライカー達を乱暴に攻撃する。

シャルロッテ「ぐっ!?」

ターニャ「シャルロッテさん!」

ノエル「な、何なんですの!?」

フェイ「つ、強いよ~…!!」

ストライカー達は一旦距離を取り、Fフェイに戦いを任せる。しかし、

龍騎「っ!!」

Fフェイは剣を、龍騎に奪われ…

龍騎「あ”あ”あ”あ”っ!!」ザシュゥゥウウウウッ!!

切り裂かれ、あっさりと消滅した。だが、勢いをつけすぎたため、強奪した剣は折れ、使い物にならなくなってしまった。

龍騎「ちっ…こんなんじゃ、妖魔なんぞ斬れやしねぇな。」

龍騎は折れた剣を捨て、

龍騎「…来い。」

ストライカー達を挑発する。

ストライカー「「「「……。」」」」

ストライカー達は龍騎を恐れ、足がすくんでいた。

龍騎「…おいどうした、かかってこいよ?」

龍騎はそう言うも、ストライカー達は来ない。

龍騎「手下に戦いを任せた挙げ句、ビビってんのか……とんだチキン野郎だなぁ!?おい!!」

龍騎はストライカー達に怒鳴り立てる。

龍騎「そっちが来ねぇなら、こっちから来てやるよ。」

龍騎は左腕に装着されている『龍召機甲 ドラグバイザー』に、カードを挿入し、読み込む。

《アドベント》

すると、巨大な赤い龍がどこからともなく現れた。仮面ライダー龍騎が契約しているミラーモンスター『ドラグレッダー』である。すかさず龍騎は、別のカードを読み込む。

《ファイナルベント》

ドラグレッダー「グォォオオオオオオオ!!」

ドラグレッダーは咆哮を上げ、龍騎の周りを回り始める。龍騎が上空へジャンプすると、それと同時にドラグレッダーも上空へと飛び上がる。そして、

龍騎「うぉぉぉぉおおおおおおおおおおお!!」

龍騎は炎に包まれながら、ストライカー達目掛け、必殺技『ドラゴンライダーキック』を放つ。ストライカー達は爆炎に包まれ、断末魔を上げ、戦闘不能になった。少しして、燃え盛る炎の中から、龍騎が出て来た。

ナイト「翔!」

ファム「…翔!」

ゾルダ「翔さん!」

アビス「翔ちん!」

ナイト達は龍騎の元に駆け寄る。

龍騎「……。」

龍騎は少しだけ黙った後、

龍騎「……邪魔だけはすんなよ?」

と、ナイト達に告げる。

ナイト「なるべく気を付けるよ。」

ナイトは仮面の中で笑顔を浮かべながら言う。

ファム「翔、少しは私たちを頼れ。私たちはいつでも、お前の力になる。」

ファムは優しく言葉をかける。

ゾルダ「困った時は、いつでも駆け付けますよ、翔さん♪」

ゾルダも龍騎に優しく言葉をかけた。

アビス「へへっ、翔ちん。俺たちはダチだ!困った時は、お互い様だぜ?」

アビスは龍騎にサムズアップしながら言う。更に、ナイト達の契約モンスター達とドラグレッダーも、龍騎に寄り添うように近くに寄ってきた。ミラーモンスター達を警戒する龍騎だが、

ファム「安心してくれ。コイツらは皆、翔の味方だ。」

ファムは龍騎にそう言う。

龍騎「俺はお前達を信頼した訳じゃない。仕方なく、こうしたんだ。」

龍騎はそう言って、Vバックルからデッキを取り外し、翔の姿に戻った。ナイト達も変身を解き、元の姿に戻った。

その頃、DollsとNはモノリスを破壊することに成功した。

ミサキ「ふぅ……こんなところね。」

PPP--

カナ『モノリス消失、確認しました!みなさん、お疲れ様でした!』

カナは通信機からメンバー達に労いの言葉をかける。

カナ『これで池袋全体のピグマリオン出現確率は、目標想定レベルまで下がりました。』

サクラ「じゃあ、これで…」

ナナミ「ステージの準備さえ整えば、チームCのライブが開催できるってワケですね。」

カナ『浄化ライブにはまだ足りませんが、この数値なら、ライブをすることができます。』

浄化ライブをする条件は満たされていないものの、チームCのライブを開催するのには充分であった。

カナ『ライブ当日の打ち合わせをするので、チームA、チームBも、帰還してください。』

カナはメンバー達に指示を出した。

レイナ「了解したわ。」

そして、ドールハウスに戻ろうとするが、

ヒヨ「あ、ちょっと待って!」

ヒヨが何やらキョロキョロしている。

N「ヒヨちゃん、どうしたの?」

Nはヒヨに声をかける。

ヒヨ「……ほっ。」

ヒヨはホッと一息つき、

ヒヨ「さっきの松葉杖のファンのヒト、ちゃんと逃げられたみたい…」

と、安心した様子で言った。

シオリ「…それを心配していたんですね。」

カナ『安心してください。今回の巡回における被害はゼロです。』

カナの言葉に、更に安心するメンバー達。

サクラ「私たち……守っているんですよね…東京を……ここにいる、みんなを……」

ミサキ「いまさら何よ。それとも、ようやく実感した?」

レイナ「でも、誇るべきことよ。」

レイナは言う。

レイナ「ゴーレムがやって来ても、デウスがやって来ても----

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私たちのやることは1つ。東京と…そこに住む人々を守ること。」

サクラ「……。」

レイナの話に、黙って耳を傾けるサクラ。

レイナ「色々あった今だからこそ、こうやって初心に戻らなきゃね。」

N「そうね……そのためにも----」

サクラ「戻りましょう。ドールハウスへ!」

N「アタシが言おうとしたことを言ってくれてありがとう、サクラちゃん。」

Nの言葉に、笑いが生まれた。

翔「おい、斑目さんはいるか?」

翔は通信機に話しかける。

斑目『どうした、青空?』

翔「ドールハウスに連れて来たい奴が、4人いる。連れて来ても良いか?」

斑目『4人も…?…構わないが。』

翔「それだけ聞けりゃ充分だ。」

翔は一海達の方に振り向き、

翔「お前達、1度ドールハウスに来い。」

と、言う。

一海「お、おぉ…分かった。」

一海は困惑しながらも、了承した。

翔「お前達も、あの化け物達が見えてんだろ?」

紫「あの化け物達……ストライカーに似たアイツらのことか?」

翔「違う。」

友香「もしかして…あの鍵穴と、そこから出て来た怪物のことですか?」

翔「そうだ。」

友香の言葉に、「そっちか。」と言う紫。

翔「奴らの姿を見ることが出来る以上、お前達には1度ドールハウスに来てもらう。」

諒芽「えっ、俺たちどうなんの、翔ちん?」

翔「知らねぇな。」

翔はDollsとNの元に移動する。

サクラ「あ、翔さん。」

翔「お前達、少し先に行っててくれ。Nは残れ。」

サクラ「へっ?あ、はい。」

レイナ「分かったわ、翔君。」

レイナはメンバー達と先にドールハウスへ向かう。

N「どうしたの、翔君?」

一海「えっ?お前、ジャドウか?」

一海はNを見て困惑する。

翔「正しくは、元ジャドウだ。」

紫「元ジャドウ……一体どういうことだ?」

翔「コイツは自分の意思で、更正したんだ。もう、悪さをすることはねぇ。」

諒芽「えっ、マジ?」

翔「マジ。」

N「初めまして、アタシはN。翔君の言うとおり、アタシは元ジャドウよ。アタシが更正できたのは、翔君のおかげなの。」

Nは一君達に自己紹介する。

友香「そうなんですか!私は『浅井 友香』、一海さんの恋人です♪」

紫「私は『東雲 紫』、友香と同じく一海の恋人だ。」

一海「俺は『木場 一海』、翔のダチだ。」

諒芽「俺『鏡 諒芽』、翔ちんの大大大親友だぜ!」

一海達もNに自己紹介する。

N「翔君のお友達なの!?」

翔「違う、俺の友人を自称してるだけだ。」

翔はすぐさま否定する。

一海「あははは…まぁ、どう解釈するかは、お前に任せる。」

一海は苦笑いしながらNに言う。

翔「自己紹介はすんだようだな、着いてこい。」

翔は一海達に背を向け、ドールハウスを目指して歩きだす。一海達とNは翔の後を着いていく。

紫(ジャドウを更正させるほどとは……その優しさ、本当に変わって無いな。)

一海(ビックリだなぁ。悪質転生者を更正させるなんて。)

友香(翔さんは、本当に好い人です。)

諒芽(ジャドウって、どうしようもねぇバカの集まりって、思ってたが……Nだけは違うな。)

そう思いつつ、翔とNに着いていく一海達であった。




いかがでしたか?今回はここまでです。

紫から龍騎のデッキを受け取った翔は、新たに『仮面ライダー龍騎』に変身できるようになった。この回では、荒々しい戦い方をしましたけどね。

ファントム達に関して……いちいち『ファントム』って書くのが面倒くさいので、『F』と表現してます。



次回も、お楽しみにぃ~










~ねたま、はではで
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