〜プロジェクト東京ドールズ〜『化け物とドールの絆』 作:やさぐれショウ
さて、記念すべき第百話は、『奇跡の三大女医』が明らかになります……って言っても、深雪と蜜璃がその内の2人だと言うことが、明らかになってますがね(苦笑)。
まぁ、新しくドールハウスの専属医になった深雪と蜜璃が、翔に接していくだけですが……
低クオリティだと思いますが、本編へどうぞ
深雪と蜜璃は、ドールハウス内を案内されていた。現在、武器作成場に来ている。
カナ「こちらでは、武器やマシーンを製作、メンテナンス等をしています。」
深雪「色々な物がありますね。」
蜜璃「向こうには、大きなマシーンがある。」
蜜璃の視線の先には、メンテナンス中の『パワードイクサー』がある。そのパワードイクサーをメンテナンスしていたのは、愛と翔だった。
蜜璃「あ、翔君。」
深雪「あら、本当ですね。カナさん、彼もメンテナンス作業を…?」
カナ「そうなんですけど、主に意見を言ってくれるんです。彼の意見から、武器やマシーンの改善点が見つかるんですよ♪」
深雪「翔君も、ドールハウスにとても貢献してるんですね。」
蜜璃「良い子なんだね♪」
蜜璃がそう言うと、
カナ「そうなんです!翔君はとても良い子ですよ♪」
カナも嬉しそうに言った。その内、メンテナンスルーム内から翔が出て来た。
翔「……?」
翔は深雪と蜜璃を見たが、
翔「……。」コツッ……コツッ……
すぐに目をそらし、どこかへ行ってしまった。そこに、
愛「あ、カナちゃん、深雪ちゃん、蜜璃ちゃん、お疲れ様~♪」
愛がやって来た。
カナ「お疲れ様です、片山さん。」
深雪「愛さん、お疲れ様です。」
蜜璃「お疲れ様、愛ちゃん。」
愛「うん、お疲れ様。あ、そうだ。」
愛は何かを思い出したようだ。
愛「カナちゃん、そろそろイクサのメンテナンスをお願いできる?」
カナ「分かりました。ついでに、イクサカリバーのメンテナンスもやっちゃいますね。」
愛「はーい、お願いね~♪」
カナ「では、片山さん。胡蝶先生と七草先生の案内、よろしくお願いします。」
愛「任せて!」
深雪と蜜璃の案内を愛に任せたカナは、イクサとイクサカリバーのメンテナンスに向かった。
愛「さて、ここからはあたしが案内するね。」
深雪「ふふっ、よろしくお願いします。」
蜜璃「頼りにしてるよ、愛ちゃん♪」
ここから、愛の案内が始まる。
愛「あ、そう言えば……深雪ちゃんは刀の、蜜璃ちゃんは銃の扱いが上手いんだよね?2人の武器も作る?」
深雪「今は大丈夫です。もし、必要だと感じたらお願いします。」
蜜璃「私も、今は大丈夫。」
実は…深雪は剣道の全国大会で、蜜璃は新体操や射撃の全国大会で優勝するほどの実力を持っているのだ。そのため、戦闘力も身体能力もかなり高い。
蜜璃「あれ、そういえば翔君は?」
愛「あー……それが、あたしにも居場所は分からないんだ……でも、ドールハウスのどこかにいるのは間違いないんだけど。」
翔がどこにいるのか……それは、ドールハウスの関係者にも、元ストライカー達にも分からないことが多い。
愛「うーん……あ、もしかしたら。」
愛には、心当たりがあった。そして、深雪と蜜璃をとある場所へと案内する。
その頃、翔は……
翔「……。」
ドールハウスの屋上にある庭園で、1人……外の空気を浴びていた。そこに、
愛「あ、いたいた。」
愛がやって来る。深雪と蜜璃も一緒だ。
深雪「こんにちは、翔君♪」
蜜璃「ここにいたんだね。」
翔「……。」
翔はベンチから立ち上がり、3人の方に振り向く。
翔「…俺に何か用か?」
3人に語りかける翔。
愛「まぁ、そうだね。」
愛はそう言うと、
愛「深雪ちゃんと蜜璃ちゃんも、翔君と仲良くなりたいからさ。」
翔「……。」
愛「だから、話でもしない?」
翔「……。」
翔は深雪と蜜璃を見る。
蜜璃「私も、翔君と仲良くなりたいんだ。」
深雪「私もです。翔君、良いですか?」
翔「……良いだろう。そこで話そうか。」
翔はそう言うと、向かい合わせのテーブルデッキに移動した。愛、深雪、蜜璃もそこに移動する。翔の隣には愛が座り、2人の正面に深雪と蜜璃が座った。
蜜璃「何だか、緊張しちゃうね。」
蜜璃は苦笑いしながら言う。
愛「大丈夫だよ、蜜璃ちゃん。翔君もそこまで警戒してないから。」
愛は蜜璃に言う。
深雪「翔君、私たちが答えられる範囲で良ければ、何でも聞いてくださいね?」
翔「……1つ気になったんだが…あんたら、俺を知ってたのか?」
早速、深雪と蜜璃に質問を投げ掛ける翔。
蜜璃「うん。愛ちゃんからよく、翔君の話を聞いてたからね。」
翔「……そうか。」
翔は目を閉じ、ため息をつく。
愛「あぁ…何かごめん…翔君。」汗
翔「…いや。」
珍しく、翔はあまり気にしていない様子。
愛「あ、そうそう。深雪ちゃんと蜜璃ちゃんも、翔君の事情は理解してるから、あんまり気を遣わなくて大丈夫だからね。」
翔「初対面の奴には、ある程度の気は遣うだろ?」
愛「あはは、それもそうだけど。翔君は翔君らしくいてね?」
翔「それは俺が決めることだ。」
翔は愛に言う。
翔「そういや、胡蝶さんと七草さんは、片山さんの知り合いなんだろ?」
愛「うん、そうだよ。」
愛は翔に告げる。
愛「深雪ちゃん、蜜璃ちゃん、あたしの3人が『奇跡の三大女医』って呼ばれてるんだ。まぁ、元だけどね。」
奇跡の三大女医……それは、20代前半で凄腕を振るい、数多くの患者を救って来た3人の女医のこと。その3人こそ、『片山 愛』、『胡蝶 深雪』、『七草 蜜璃』である。
翔「元…?…どういうことだ?」
愛の言葉に、疑問を抱く翔。そして、チラッと深雪と蜜璃の目を見る。
翔「…いや、何でもない。さっきの言葉は忘れてくれ。」
2人の目を見た翔は、詮索するのをやめた。
翔(この2人(深雪と蜜璃)……何かありそうだな。)
翔は考え事を始める。そして、とある大病院にて……2人の凄腕女医が辞めさせられ、大ニュースになったのを思い出した。そのニュースに、深雪と蜜璃が関与していると、翔は感じた。
蜜璃「えっと、私からも翔君に質問して、良いかな?」
翔「…何だ?」
蜜璃「その、翔君は…束縛されたりしつこくされる以外で、何かされたら嫌だなって思うことはある?」
翔「……。」
翔は少し黙り、
翔「…俺は裏切られるのが、嫌だ。例えば、約束事をドタキャンされることとかな…まぁ、病気やケガとかと言ったやむを得ない理由なら、話は別だがな。」
蜜璃「ふんふん。」コクコクッ……
相槌を打ちながら翔の話をメモする蜜璃。
蜜璃「あ、ごめんね。メモしちゃって…」
翔「…構わねぇよ。」
翔は無表情で、蜜璃に言う。
深雪「私からも、翔君に質問しても良いですか?」
翔「…何だ?」
深雪「翔君は、何か好きな物とかはありますか?」
翔「…好きな物?」
翔は少し考え、
翔「…食い物に関しては、何でも食う。趣味に関しては、まぁ……仮面ライダーが好きだ。別に、なりたいとは思ってねぇけど。」
深雪「そうなんですね。」
深雪は相槌を打つ。
深雪「翔君、実は私…」
翔「…ん?」
深雪「…甘い物には、目がないんです♪特に、蜜璃さんが作るお菓子が大好きなんですよ♪」
深雪は耳打ちするかのように、翔に言う。
翔「…そうか。」
愛「翔君、蜜璃ちゃんの作るスイーツは本当に絶品なんだよ?」
蜜璃「今度、翔君にも作るね♪」
翔「…あぁ、嬉しいぜ。」
翔はそう言うも、相変わらずの真顔である。
愛「緊張してる、翔君?」
翔「…少しな。」
愛「そっか。あたし達、退散する?」
翔「…いや、俺が退散しよう。やることを思い出した。」
翔はそう言うと、ベンチから立ち上がる。そして、庭園から去って行く。
蜜璃「あ、翔君!」
蜜璃が翔を呼び止めると、翔は足を止めた。
蜜璃「一緒に話ができて、嬉しかったよ♪」
深雪「私もです。翔君、色々話してくださり、ありがとうございました♪」
蜜璃と深雪は、翔にお礼を言った。翔は何も言わず、庭園から去って行った。
庭園から去った翔は、パソコンを使い…例のニュースを調べる。
翔(あった……何々、『中目黒医療大学病院』か……ん、何だコイツ?)
翔はとある人物の写真を見つける。
翔(……。)
翔はその写真の人物を、細かく見る。
翔(コイツ……左腕に黒い腕輪がある!…ジャドウに違いない。)
その時……
ヴーッ、ヴーッ……
翔のスマホが鳴る。相手は一海だ。
ピッ……
翔「…何だ?」
一海『あ、出た。よぉ、元気か?』
翔「用件は何だ?」
一海『あぁ、いや…元気にしてるかなって思って。』
翔「用がねぇなら切るz」
一海『ちょちょちょ待ってくれ!』アセアセ
翔「お前、一回落ち着け。丁度良い、お前に頼みがある。」
一海『おう、何だ?』
翔「中目黒医療大学病院であったニュースについて、調べてくれるか?それと、写真に写ってる人物についても調べてくれ。」
一海『了解、すぐに調べる。』
翔「じゃ、一旦切るぞ。」
一海『分かった。』
一海に用件を伝えた後、翔は電話を切った。
翔(奇跡の名医『Q』だと……何か怪しいな。)
翔は『Q』という医者を怪しいと思い込み、更に考え事をするのであった。
その頃、とある大病院では……
???「フフフフフッ……あぁ、美しい……何て美しい色をしているんだ。」
白衣を羽織り、黒髪に一本のグレーラインが特徴の髪型が特徴の男は、ビンに保管されている内蔵を見ながら喜びの顔を浮かべていた。
医師1「失礼します、Q先生。」
そこに、中年の男性医師が入って来た。
Q「何だ、私は今忙しいんだ。用があるなら手短に済ませてくれ。」
医師1「では、手短に……胡蝶と七草を追い出して、良かったんですか?」
医師1がそう言うと、
Q「アイツらの名前を出すな!!」
Qは顔を真っ赤にして怒った。
医師1「ヒッ!?も、申し訳ありません……」
Q「私はアイツらが憎くて堪らない…!!…何が『奇跡の三大女医』だ!ただただ、あの容姿で院長を誘惑しているだけだ!!名誉を貰った途端に調子に乗って、私を越える等…あり得ん!!」
何も根拠の無いことを、あれこれ言うQ。
Q「だから!!……私はアイツらに濡れ衣を着せてやったのさ!!はっはっは、院長もこの病院もチョロい…チョロくて笑えてくる。クッ、フッフッフッ……アーーッヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャァァアアアアア!!」
遂には、狂ったように笑い出す。
医師1「……。」
Q「おい、何をしている?早く出ていけ。」
Qがそう言うと、医師1は「失礼しました。」と言い、部屋を出た。
Q「…さてと。」
Qはアタッシュケースから、白いゲームソフトのようなアイテムと、黒いバックル、更に…小さなチェーンソーのような形をした紫色のアイテムを取り出した。
Q「私には、これがある……神から貰った力を駆使して、奪うことができた。これからは、私が神だ!!」
Qはチェーンソー型のアイテムを掲げながら言う。
Q「後は、胡蝶と七草を殺せば……私の計画は完璧だ。」
Qは怪しい笑みを浮かべ、バックルを装着した。その後、白衣の裏ポケットにチェーンソー型のアイテムとゲームソフト型のアイテムをしまった。
Q(胡蝶、七草……私は貴様らを許さん。必ず見つけて、この手で殺す!!)
いかがでしたか?今回はここまでです。
いやぁ、遂に百話書きました(メインストーリーはね)!最後に現れた謎の医者に関しては、いずれ正体を明かしたいと思います。いつになるかは、まだ決めてません。
次回も、お楽しみに。
では、またまたまたね~
最後に一言……
『私は神d(言わせねぇよ?)……。』