〜プロジェクト東京ドールズ〜『化け物とドールの絆』   作:やさぐれショウ

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やさぐれショウです。又の名を『やさぐれ・真』…

久しぶりに投稿します。

デウスの側についたRは、翔達に襲いかかって行く。更に、突如現れたタロスには……

では、本編行こうか?うん、行こう。どうぞ


第百十一話 デウスとRとの決戦

タロス「ウオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!」

タロスは翔達に、雄叫びを上げる。

アマゾンδ「コイツは…ゴーレムなのか…!?」

オーガ「ゴーレムとは、桁が違うぞ!?」

アマゾンδ「おい、南田さん!そっちにも見えてるか!?」

アマゾンデルタは、通信機からカナに問う。

カナ『もちろんです!スタッフ総出で解析作業中!』

そして…解析は、すぐに終わる。

カナ『生体反応解析完了!この反応は--パンドラです!』

カナの言葉に、メンバー達は驚いた。

サクラ「パンドラ!?だって、パンドラは倒したはず--」

レイナ「--いいえ、見なさい。アレの胸部を。」

レイナの言葉を聞いたサクラは、タロスの胸部に目を向ける。奴の胸のど真ん中には……マゼンダ色の怪しい光を放つ心臓らしき物が埋め込まれている。これは、パンドラの心臓である。

アヤ「なるほど…そういうことか。」

ヒヨ「ど、どういうこと!?ヒヨ、全然わかんないよ!」

未だ混乱しているヒヨに、ナナミが簡単に説明する。

ナナミ「胸にある心臓--アレがたぶん、パンドラってヤツのなんですよ…!」

ヒヨ「ふぇっ!?…ほ、ホントだ!!」

シオリ「こんなものを作るために、私たちを利用したんですね……!」

すると、デウスが口を開く。

デウス「こんなものとは失礼だね。キミたちの先輩だ。もっと尊ぶべきだよ。」

そして、口角を上げると……飛んでもないことを言い出す。

デウス「キミたち全員の心臓を移植することでタロスは完成する。」

彼女がDollsの心臓を狙う理由……それは、この“タロス”に移植し、完全体にすることである。

ヤマダ「それがアンタの目的ってことっすか。フヒヒ……面白いこと考えるっすな。」

アヤ「…冗談じゃない!あたしたちの感情はあたしたちのもの!誰にも渡したりしないんだから!」

ヤマダとアヤがそう言うも……

デウス「大いに嘆くといい。その嘆きは心臓の鮮度を保ってくれる。」

デウスは余裕なのか、終始笑顔である。

デウス「けれども----キミたちは浅い。」

キバーラ「はい、呼びましたか?」

アマゾンδ「おめぇじゃねぇよ。」

キバーラのボケにツッコミを入れるアマゾンデルタ。デウスはそんな彼らを無視して、Dollsに言う。

デウス「キミたちの驚愕も、怒りも、葛藤も……何もかもが----浅い。不安定な少女たち。安定しない感情、安定しない能力、移ろい、たゆたい、可変的で、不確定なものたち……嗚呼、弱き意思の者たちよ。せめて、強き意思の者の動力(ギア)となれ!」

そして、瓦礫からおびただしい数のゴーレムを生み出した。

カナ『さらにゴーレム反応発生!こんな時に……!タロスに動きはありませんが、生命反応は強まっています!』

斑目『急ぎゴーレムを殲滅し、行動を開始する前にタロスを破壊しろ!』

アマゾンδ「……。」

アマゾンデルタは、全く動こうとしないタロスに対し……次第に違和感を感じていく。

サイガ「くっ、またゴーレムか…!」

マッハ「これじゃあキリがないよ!!」

サイガ、マッハもゴーレムを薙ぎ倒していくが、数は一向に減らない。

アマゾンδ「弱音を吐くな!!今は戦いに集中しろ!!」

アマゾンデルタはサイガとマッハに怒鳴った。

ユキ「翔さん、戦います……わたしに……指示をください!」

アマゾンδ「あぁ。行くぞ……お前ら!」

アマゾンデルタはDollsに指示を出すと、自分も戦闘に参戦した。

グレイブ「ふっ!はぁっ!!」

グレイブはグレイブラウザーを振るいながら、オーガとキバーラに襲いかかる。キバーラがサーベルでグレイブラウザーを受け止め、

オーガ「おらよっ!」ドゴッ!

オーガが右ストレートをグレイブに繰り出す。

グレイブ「ぐあっ!」

グレイブは地面を転がるが、

グレイブ「クッフフフフフ……!」

いきなり笑いだし、地面から起き上がった。

オーガ「何がおかしい!?」

グレイブ「貴方達もこちら側にくれば、アイドルを自分の物にできるのに、どうして不利な状況を選ぶんですか?それが全く理解できないんで、つい……フフフ。」

グレイブは笑いながら言う。

キバーラ「黙りなさい!私は…一海さんを、翔さんを、紫さんを、諒芽さんを、私の大切な人達を傷つけるなら許しません!!」

オーガ「ドルオタたるもの、アイドルを自分の思うようにしてはならない!!そしてアイドルの幸せを考えるのが普通だ!!」

キバーラとオーガはグレイブに言う。

グレイブ「大切な人達を傷つけるなら許さない…アイドルの幸せを考えるのが普通、ですか。」

グレイブはクフッと笑うと、

グレイブ「フッ、良い台詞だ、感動的だな。だが無意味だ。」

と、言う。

グレイブ「見てみると良いですよ、貴方達の考えがいかに愚かなのかを。」

ルナ「お黙り!怪物に魂を売ったアンタにとやかく言われる筋合いなんて無いわよ!!」

グレイブ「それで結構です。私の言葉は、すぐに現実になるでしょう。」

グレイブはルナ・ドーパント(N)の言葉を聞き流し、

グレイブ「さぁ、行け。」

ゴーレム達を向かわせた。

ルナ「全く、しつこいわね……一海ちゃん、友香ちゃん、コイツらはアタシに任せて!あのライダーは任せるわ!!」

オーガ「お、おぉ…分かった!」

キバーラ「ありがとうございます!」

ルナ・ドーパントは自在に伸びる腕を振るい、おびただしい数のゴーレム達を次々と薙ぎ倒す。オーガとキバーラはグレイブとの戦いに集中する。

デウス「……。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

デウス「…そうだ。そのまま戦い続けろ。」

デウスは、何やら怪しげな笑みを浮かべていた。




いかがでしたか?今回はここまでにしましょうかね。

前回の物語では、OとP、愛を登場させましたが、この回では登場させませんでした。まぁ、次回か次々回辺りに登場させる予定です。

お楽しみに。
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