〜プロジェクト東京ドールズ〜『化け物とドールの絆』   作:やさぐれショウ

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ヤサグレラです。いいえ、やさぐれ・真です。いや、違う……やさぐれショウだ。

何だか、新しい名乗りが段々無くなって来ちゃったな……ま、いっか。



謎の女性から貰った鍵を使い、巨大なテアトルを展開した翔。後に彼は、絶望を覆す奇跡を起こす。

行こうか、華麗に激しく!本編へどぅーぞぉ


第百十六話 最強の少女達

???「テアトルは心の檻。言い換えれば、アナタの世界。」

楽園にて、女性は言う。

???「さあ、感情を炉にくべるのよ。」

彼女の目は、デウスと同じように禍々しく光っていた。

???「少女とアナタが培ってきた全ての感情が、奇跡を動かす動力(ギア)となる。そして、イメージなさい。

 

 

 

アナタの思い描く--“最強の少女達”を。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

決戦の地では……

 

デウス「……!!」

デウスは言葉を失っていた。この場に広がる世界だけではなく…

カナ『Dollsのバイタル反転。反転どころか、急速に上昇中--!』

カナは驚き、

斑目『ああ、これだ。これこそが、私の望んだ----』

斑目は、感動しているようだ。

デウス「なぜ、なぜだ。なぜ、こんなことが----」

翔「さあ、始めるぞ……デウス。幕引きをすんのはてめぇじゃねぇ--俺たちだ!!」

翔がそう言った次の瞬間……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

戦闘不能になったDollsに光が溢れだし……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

彼女達は、無傷の状態に回復し、立ち上がったのだ。その衣装は『覚醒人形』の衣装へと変わっていた。

サクラ「翔さん……」

翔「……。」

翔が振り向くと、そこには覚醒人形の衣装に身を包んだDollsの姿があった。

サクラ「体も心も…痛くありません。これも翔さんのおかげ、なんですよね。」

翔「……さぁ、どうだろうな。」

サクラ「翔さんとみんなの思い出が、私に……私たちに力を与えてくれます。」

ミサキ「このドレスから、翔さんのイメージが伝わってきます。」

ミサキは翔の近くに歩み寄ると、

ミサキ「安心してください。どうしたって、負ける気がしませんから。」

優しい微笑みを見せた。

ヒヨ「わぁ…胸がポカポカしてくるよ…あったかいひとに、抱きしめられてるみたい…翔さんの気持ち伝わったよ!もう、ヒヨは迷ったりしないんだ!」

ヒヨは翔に言う。

ナナミ「翔さん、心配かけましたね。さっさと終わらせて、寮に帰って休みましょう。」

ナナミは翔に微笑む。

シオリ「では、その前に--ちょっと用をすませておきましょうか。返礼が必要な方が、いるようですから。」

シオリがそう言うと、全員……デウスとタロスの方へと向きを変えた。

ヤマダ「フヒヒヒ……!これぞ醍醐味。さあて、攻守交代といきますかァ!」

ヤマダは気合いを込める。

レイナ「チェックメイトよ、デウス。この想い出にかけて--全身全霊で、貴女と戦うわ!」

ユキ「悲しいもの、痛いもの、全部……わたしたちが…終わらせる!」

アヤ「翔、命令に従うわ。ずっと今までも、そうだったんだから!さあ……オーダーを!」

アヤは翔に言う。

翔「……あぁ。」

翔はニヤッと笑うと、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

翔「祭りの時間だ……お前ら、行くぞ!!」

声をあげて、Dollsに言う。

Dolls「「「了解!!」」」

翔「おい……まだ戦えるか!?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一海!紫!友香!諒芽!」

チェイサー「っ!?」

ローグ「翔、今……!」

マリカ「私達を、名前で……」

アクセル「っ!!……へへ、もちろんだ!!」

彼らは、まだまだ戦う気力は充分あった。

翔「よし……クリム・スタインベルト、俺に力を貸せぇぇえええええええええ!!!!」

クリム「分かった!スタート・ユア・エンジン!」

翔はクリム・スタインベルト(ドライブドライバー)のキーを捻る。

チェイサー「翔!!これを使ってくれ!!」

チェイサーはシフトカーを投げる。すると、そのシフトカーは翔の元へと走っていく。

翔「…。」パシッ…

翔はシフトカーをキャッチする。それは、青いボディーに白のラインが入った小さなフォーミュラーカーだ。翔はシフトカーをレバーに変え、シフトブレスに取り付けると、シフトレバーを1度降ろす。

翔「変身!!」

《ドライブ!タイプ・フォーミュラー!》

翔が変身した姿は……白と青のツートンカラーが特徴の装甲、随所には今まで登場したタイヤ交換シフトカーの名称がスポンサーロゴの如くちりばめられている。

頭部は黄色いメット、胸部はフロントウイングやカウルで覆われている。タイヤは小型のものが左右の腕部フェアリングアームガードに腕輪状に装備されており、まるでレーシングカーのような姿だ。

サクラ「あれは…!」

ヒヨ「仮面ライダードライブ タイプ・フォーミュラーだー!!」

レイナ「まるでレーシングカーのような美しいフォルムだわ♪」

ヤマダ「っはは、ますます負ける気がしなくなってきましたなぁ。」

『仮面ライダードライブ タイプ・フォーミュラー』……翔が変身したドライブのパワーアップ形態である。

ドライブ「っあぁ~…!」

ドライブは首を回す。

アクセル「翔ちん、それは王蛇のアクションじゃ…?」

ドライブ「別に良いだろ?」

チェイサー「翔、お前……」

ドライブ「話は後だ。今は、祭りを楽しもうじゃねぇか。」

ローグ「ふっ、翔らしいな。」

マリカ「はい、思いっきり楽しみましょう♪」

アクセル、チェイサー、ローグ、マリカもドライブとDollsの近くに歩み寄り、戦闘態勢に入る。

デウス「なっ……変身ベルトは、破壊されたはずじゃ…!?」

ドライブ「あれだけじゃねぇんだよ、俺のベルトは…」

動揺を隠せずにいるデウスに、

ドライブ「さて、デウス…タロス……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ひとっ走り付き合え!!」

と、ドライブは怒鳴った。

デウス「っ!!」

デウスはゴーレムを召喚する。

チェイサー「雑魚は俺たちに任せろ!翔とDollsはあの化け物とデウスを!」

ドライブ「言われなくたって、そうするさ!!」

ドライブは超スピードでデウス目掛けて走りだす。Dollsはタロスと、チェイサー達はゴーレム達とぶつかり合う。

愛「…翔君、みんな…頑張って!」

愛はNの手当てをしながら、彼らの勝利を願った。

N(あぁ、やっぱり翔君は…素敵……貴方に、斬られたかった……)

Nはそう思うと、ぐったりと目を閉じた。

 

 

 

ドライブside……

 

 

デウス「っ!?」

ドライブ「おらっ!っらよ!!」ドカッ!バキッ!

ドライブはデウスに蹴りを入れたり、拳をぶつけたりと、乱暴な戦いを繰り広げる。

ドライブ「っはは、やっぱりてめぇは弱ぇなぁ?」

デウス「…な、何?」

ドライブ「だってそうだろ?戦いを家来に任せて、自分だけ安全地帯にいんだから……そういう奴のほとんどは、どうしようもねぇ雑魚なんだよぉ!!」

ドライブは超加速で、デウスの周りをグルグルと回る。

デウス「っ!?っ!?」

目にも止まらないスピードに、デウスは着いていけず、戸惑うばかりだった。その隙に、

ドライブ「うおおぉぉぉぉりゃぁぁぁぁああああああああああああああ!!」

ドライブはデウスの正面から、ハイキックを繰り出す。

ドゴォッ!

デウス「グッハァァアアアアアアア!」

キックは彼女の腹部に命中し、彼女は後方に吹っ飛ばされ、瓦礫の山に激突した。

 

 

ドライブside OFF……

 

 

 

 

チェイサーらside……

 

 

チェイサー達は、無数のゴーレム達との戦いを繰り広げていた。

チェイサー「おらっ!そらっ!」

チェイサーは専用武器『シンゴウアックス』を軽々と振るい、ゴーレムを薙ぎ倒していく。

ローグ「はっ!やぁっ!」

ローグはスチームブレードで、ゴーレム達を次々と叩き斬る。

マリカ「やっ!はいっ!」

マリカはソニックアローから矢を放ったり、斬撃を繰り出したりと、多彩な攻撃でゴーレム達を翻弄する。

アクセル「せぇいっ!おりゃぁっ!」

アクセルはエンジンブレードを振り回し、ゴーレム達を凪ぎ払う。そして、あっという間にゴーレム達は全滅した。

 

 

チェイサーらside OFF……

 

 

 

Dolls side……

 

 

Dollsは見事な連携プレイで、タロスを翻弄していた。

タロス「っ!!」

タロスは巨大な腕を振り下ろすが…

ミサキ「その攻撃は、もう読んだわ!」

ミサキにヒラリと交わされ、

ミサキ「でやぁぁあああああ!!」

カウンターをくらった。

アヤ「くらえぇっ!!」ズガガガガーー!!

アヤを初めとするガン担当のメンバーは、銃撃でタロスを怯ませる。その隙に、近接担当のメンバーがタロスに攻撃を仕掛けていく。

タロス「っ!?」

タロスは終始、混乱していた。何故なら……指揮官であるデウスがダウンしており、指示が飛んで来ないからだ。意思を持たず、主の指示に従うモノは……指揮官である主からの指示がなければ、もはや使い物にならない。

 

 

Dolls side OFF……

 

 

 

ドライブ side……

 

 

デウス「ぐっ……うぅっ……かはっ!」ビシャッ…

デウスはうつ伏せで地面に倒れており、吐血した。

ドライブ「どうした?俺を眠らせるんじゃなかったのか?」

まだまだ余裕のドライブは、デウスを煽る。

ドライブ「ま、てめぇじゃ俺を殺すことなんざ、できやしねぇよ。この状況が証拠だ。」

デウス「……っ!!」

デウスは立ち上がろうとするが、

ドライブ「そらよ。」ドゴッ!

デウス「ヴッ!?」

ドライブに踵を降ろされ、再び地面に突っ伏す。

ドライブ「ふんっ。」ドカッ!

デウス「があっ!」

更に、ドライブに蹴られ、地面を転がった。その時、デウスから僅かなフィールが漏れ、それがドライブの腕に集まっていった。

ドライブ「…。」

それを見たドライブは、デウスの首を掴み…

ドライブ「どのみちてめぇは俺たちには勝てない。てめぇのフィール、俺が全部奪い取ってやる!!」

デウス「ぐっ!ぐぁぁぁあああああああああああ!!」

彼女からフィールを吸い取り始める。ある程度吸い取ったところで……

天音「やぁぁああああああああ!!」

天音が攻撃を仕掛けてきた。しかし、

ドライブ「ちっ……邪魔だぁ!!」ドカァッ!

ドライブはデウスから手を離し、天音に回し蹴りを繰り出した。

天音「がっ!?」

そして、吹っ飛ばされた天音の胸ぐらを掴み…

ドライブ「祭りに水をさしてくれたなぁ!?」

彼女を別の瓦礫の山に投げた。天音は背中から瓦礫にぶつかり、戦闘不能になった。

真野「天音!!」

ドライブ「…。」

真野が声をあげたため、ドライブは残りのストライカー達の方に振り向くと、ドライバーのキーを捻り、シフトレバーを3回降ろす。

《フォーミュラフォーミュフォーミュラー!》

その直後、ドライブは超加速し、残りのストライカー達を瞬時に撃破した。

ドライブ「さて、後は……」

邪魔者を排除したドライブは、タロスの方を振り向く。今の彼らは、何者にも負ける気がしなかった。




いかがでしたか?今回はここまでです。



アマゾンズドライバーが破壊された翔に、クリム・スタインベルトが力を貸した。更に、一海がこっそり開発した『シフトフォーミュラ』を使い、『仮面ライダードライブ タイプ・フォーミュラー』となったのだ。

変身した際、「っあぁ~…!」って言いましたが、これは『仮面ライダー王蛇』のアクションです。あのアクション、個人的に好きなんですよね(笑)。



次回か次々回のどちらかで、デウスとタロスと決着を着けます。

お楽しみに。
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