〜プロジェクト東京ドールズ〜『化け物とドールの絆』   作:やさぐれショウ

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やさぐれショウです。



翔「おい、本当にこれで最後なんだろうな?」
やさぐれショウ「うん、これで最後。どうよ、ゆっくりできた?」
翔「できたと思うか?」汗
やさぐれショウ「……。」汗
翔「どうなんだよ?」
やさぐれショウ「…いや、そうでもなかった、かな?」汗
翔「ったく、どうしてくれんだよ?」
やさぐれショウ「いや、俺に言われても……」汗
翔「作者はお前だろ?」
やさぐれショウ「そうだけど……」汗

翔「ま、ごちゃごちゃ言っても仕方ねぇか……本編行くぞ?」


第百三十一話 食欲?いいえ、温泉の秋です(プライベート編 その4)

最終日…翔達は一海達と合流し、共に温泉街を観光することになった。

 

 

日帰りの温泉に入ったり、湯揉みを見たり……メンバー達は楽しい一時を過ごした。

日が暮れる頃、メンバー達がやって来たのは、草津温泉のシンボルである『湯畑(ゆばたけ)』だ。この時間帯は、湯畑がライトアップされるのだ。

サクラ「わぁ~!スゴいですね!」

シオリ「ここでは、毎分4000リットルの温泉が湧き出ていますからね。」

ナナミ「湧き出でる源泉は整然と並べられた7本の木樋(もくひ)を通って、温度を下げ湯の花を恵み各旅館へと送られていく……その様が、お湯の畑・湯畑と言われる由縁なんですよね。」

ナナミが言うように…湯畑には、7本の木樋があり、湧き出る温泉がそこを流れている。

翔「……。」

愛「キレイだね、翔君♪」

翔「…そうだな。」

ライトアップされた湯畑は、古風な街並みとベストマッチしており、幻想的な風景となっていた。幻想的な風景に見とれていると……

S「おい!!」

T「やっと見つけたぞ!!」

ボロボロになったSとTが姿を現した。

翔「…お前達……性懲りも無くまた来たのか。」

2人のジャドウの登場に、翔は気だるげな顔をする。

T「そこの女(蜜璃)のせいで、オデノメタルゲラスはボドボドダァ!」

蜜璃「えぇっ!?ご、ごめん…」シュン…

翔「気にする必要はねぇよ、七草さん。」

翔は蜜璃に言う。

S「今日こそ、お前を倒してやるぞ!青空 翔!!ボクの苦しみ、思い知れ!!」

Sは足湯に向かうと、

S「そこを退け!!」

足湯に浸かるカップルを無理矢理退かし、タイガのデッキをかざす。Tも足湯にガイのデッキをかざし…

S「変身!!」

T「変身!」

仮面ライダーに変身した。

翔「……。」

翔(コイツら…本当に気に食わねぇな……)

翔は近くの店の窓に、龍騎のデッキをかざし、

翔「変身。」

仮面ライダー龍騎へと、姿を変えた。

龍騎「っあぁ~…フンッ。」

タイガ「ちっ…!」

《アドベント》

タイガはデストワイルダーを召喚する。

タイガ「おい!お前の契約モンスターも出せ!!」

ガイ「無理…」汗

タイガ「はぁっ!?何でだよ!?」

ガイ「無理なモンは無理なんだよ!察しろよ!!」

タイガ「察っせるか!!」

龍騎「…はぁ。」

揉み合っているタイガとガイを見た龍騎はため息をつくと、

《ソードベント》

ドラグバイザーでカードを読み取り、ドラグレッダーの尻尾に似た柳葉刀の姿をした剣『ドラグセイバー』を召喚した。そして、タイガとガイ目掛けて走り出し、

龍騎「ムンッ!やっ!」ガキンッ!ガキンッ!

ドラグセイバーで2人を斬りつけた。

タイガ「ぎゃっ!」

ガイ「ぐおっ!?」

龍騎「揉み合っている暇があんのか?」

龍騎はタイガとガイを見下しながら言う。

一海「翔、大丈夫か!?」

龍騎「コイツらは俺一人で充分だ!お前は人々を避難させろ!!」

龍騎は一海達に言う。一海達は翔に従い、人々を誘導し始める。

タイガ「フフッ…」

何故か急に笑い出すタイガ。不審に思った龍騎が背後を見ると、

デストワイルダー「ヴガァァアアアアアアアア!!」

デストワイルダーがDolls達に襲いかかろうとしていた。

龍騎「っ!!」

龍騎(しまった…!)

龍騎はデストワイルダーの元に向かおうとするが…

ガイ「させるかよっ!!」ガッ!

ガイに捕らえられた。

龍騎「はぁぁあなぁぁあせぇぇえええええええ!!!!」

激しく抵抗する龍騎だが、ガイは中々離そうとしない。抵抗しても無駄だと思った龍騎は、ジャンプすると自分の全体重をかけて、仰向けに倒れた。

ガイ「んぶっ!?」

そして、ガイを押し潰したのだ。そのお陰で、ガイが手を離したため、デストワイルダーの方へ走るが……デストワイルダーは彼女達のすぐ近くまで来ていた。

《フリーズベント》

タイガ「おらぁっ!!」

龍騎「っ!?」

更に、タイガがフリーズベントを発動し、龍騎の足元を凍らせた。

Dolls「「っ!?」」

ザッ…

彼女達の前に、蜜璃が立ち塞がった。

デストワイルダー「ヴガァァアアアアアアアア!!」

デストワイルダーは蜜璃目掛けて腕を振り下ろして来た。しかし……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

蜜璃「おりゃぁぁあああああああああ!!」ブオォッ!!

デストワイルダーは蜜璃に簡単に投げ飛ばされた。投げ飛ばされたデストワイルダーは……

バッチャァァアアアアアンッ!!

デストワイルダー「ウギャァァアアアアアアア!!」バシャバシャッ!!

湯畑に落下し、熱々の温泉に浸かってもがいていた。

蜜璃「……あ。」汗

深雪「蜜璃さん、気にしなくても大丈夫です。これは仕方ないことです、はい。」

唖然とする蜜璃に、深雪はそう声をかけた。

龍騎「ぐぅぅううおおぉぉおおおおおおお!!」ピシピシッ…パリィィイイインッ!

龍騎は気合いで、足元の氷を割り、動けるようになった。

龍騎「ヴヴゥゥ……ッ!!」

龍騎はドラグセイバーを投げ捨て、ドラグバイザーにカードを読み取る。

《ストライクベント》

右腕にドラグレッダーの頭部にそっくりな武器『ドラグクロー』を召喚した。その直後、ドラグレッダーが現れる。龍騎は右腕に力を込め、思い切り前に突きだした。すると、ドラグレッダーがドラグクローを着けた龍騎の動きに合わせて、口から高熱火球「ドラグブレス」を放った。龍騎の必殺技『昇竜突破(ドラグクローファイヤー)』だ。それは、タイガに向かって真っ直ぐ飛んでいく。

タイガ「くっ!!」

《フリーズベント》

タイガはフリーズベントで龍騎の必殺技を防ごうとしたが、温泉の熱によって温度が上がった龍騎の必殺技によって蒸発させられ、使い物にならなかった。

ドゴォォオオオオオオンッ!!

タイガ「んぎゃぁぁあああああああああ!!」

結局、タイガは龍騎の必殺技の餌食となり、Sの姿に戻り、戦闘不能になった。

龍騎「ドラグレッダー、まだ行けるか?」

ドラグレッダー「グォオオオオ(まだ行ける)!!」

龍騎「よし。」

龍騎はドラグバイザーにカードを読み取る。

《ファイナルベント》

音声が響いた直後、ドラグレッダーと共に上空にジャンプし、必殺技『ドラゴンライダーキック』をガイに向かって放った。

ドッガァァアアアアアンッ!!

ガイ「ぐわぁぁああああああああああ!!」

龍騎のキックはガイに命中し、ガイはTの姿に戻ると、戦闘不能になった。

 

 

 

あの後、SとTは警察に身柄を確保され、パトカーに乗せられ、連行された。

翔「…ふぅ。」

戦いを終えた翔は、草津温泉から帰る前に、足湯に浸かってゆっくりしていた。

紫「翔、疲れてないか?」

翔「平気だ。」

翔は足湯から出ると、タオルで足を拭き、帰り支度を始めた。

翔「…ったく、ジャドウ共のせいで、全然ゆっくりできなかったよ。」

少し不機嫌そうに言う翔。

紫「まぁ…次に来た時は、ゆっくりできると良いな。」

翔「…あぁ。」

愛「翔くーん!そろそろ行こー!」

愛に呼ばれ、翔と紫はメンバー達と共に、長野原草津口駅に向かった。その後、特急列車に乗車し、上野へと向かった。

紫には疲れていないと言った翔だったが、本当は疲れており……指定席に座ってすぐ、眠りに着いていた。終点の上野駅につくまで、彼は眠っていたのであった。




いかがでしたか?今回はここまでです。



翔「…やっと、ジャドウを潰せたよ……んで、奴らはどうなったんだ?」
ヘルメス「私が地獄に送っておいた。」
翔「了解。」
やさぐれショウ「翔、お疲れさん。」
翔「…あぁ、次に俺らが出かける機会があったら……今度こそ、ゆっくりさせてくれよな?」
やさぐれショウ「…お、おう、分かった。」



やさぐれショウ「次回も、お楽しみに。んじゃ…またね!」
ヘルメス「去らばだ!」
翔「…またな。」
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