〜プロジェクト東京ドールズ〜『化け物とドールの絆』 作:やさぐれショウ
やさぐれショウ「今回は、鴻上 涼生の自宅にお邪魔することになった翔と愛。」
翔「欲望の家って……お前、タイトルのセンス下がって来たのか?」
やさぐれショウ「…い、いやぁ……そ、そんな事は…無いっすけど…?」
翔「まぁ良いけどさ…」
やさぐれショウ「とりあえず、本編行こか……どうぞ。」
やがて、リムジンはギリシャ風の神殿のような場所にたどり着いた。
翔「……何だ…ここは……?」汗
翔が戸惑っていると…
涼生「鴻上家へようこそ!!」
涼生は門を開くと、
涼生「さぁ、どうぞ上がってくれ!」
翔と愛を招き入れる。愛は躊躇うことなく入っていくが、翔は警戒心を剥き出しにしながらも、入っていく。
執事「お帰りなさいませ、旦那様。」
入ってすぐ、男性執事が涼生を出迎えた。
涼生「うむ、ただいま。」
涼生は執事に言う。
涼生「今日はお客様が2人来ている、ドクター片山と用心棒の青空 翔君だ!手厚く歓迎して欲しい!!」
涼生は愛と翔を紹介する。
執事「ようこそおいでくださいました。さぁ、どうぞ御上がりください。」
愛「ありがとうございます♪」
翔「……邪魔するぞ。」
愛と翔は涼生の豪邸へと入っていく。
涼生「ただいまぁ、幸雄ぉ!佐由美ぃ!」
男の子「あ、お父様!お帰りなさい!!」
女性「お帰りなさい、あなた様。」
玄関には、幼い男の子と腰辺りまで伸びた長い黒髪が特徴の女性が立っていた。男の子が『鴻上 幸雄(こうがみ ゆきお)』、女性は『鴻上 佐由美(こうがみ さゆみ)』である。
幸雄「あ、片山せんせぇ♪」
愛「幸雄君、久しぶり~♪元気にしてた?」
幸雄「うん!僕は元気だよ!!」
愛「良かった♪」
佐由美「片山先生も、お元気そうで何よりです。」
愛「ありがとうございます、佐由美さん♪」
幸雄と佐由美と楽しそうに会話をする愛。そんなやり取りを見ているうちに、次第に警戒心が消えていく翔。
涼生「紹介しよう!私の愛しき妻子、佐由美と幸雄だ!!佐由美と幸雄にも紹介しよう!私の用心棒をしてくれている『青空 翔』君だ!!」
涼生は幸雄と佐由美に、翔を紹介する。
翔「…今日から、鴻上さんの用心棒をすることになった…『青空 翔』だ……」
翔は簡単に自己紹介する。
佐由美「初めまして、妻の『鴻上 佐由美』です。」
翔「…っ!?」
佐由美が近付いてきたため、思わず後退りする翔。
佐由美「あ…驚かせてしまい、申し訳ありません。」
佐由美は丁寧にお辞儀して、翔に謝罪する。
翔「…い、いや……」
幸雄「翔お兄ちゃん!僕は『鴻上 幸雄』です!!」
翔「あ、あぁ…よろしく。」
戸惑いつつも、翔は佐由美と幸雄に挨拶した。
涼生「さぁ、ディナーにしようか!」
佐由美「あなた様がお客様を連れて来られるとのことで……私、いつも以上に張り切っちゃいました。」
こうして、翔と愛は鴻上家で夕食をご馳走になることになったのだが……
翔「……?」
ふと、翔は外に何かの気配を感じ取った。耳をすませてみると……微かだが話し声が聞こえてくる。
「二穂様、隊長様はこちらの豪邸に入られました。」
「よし、だが…問題はどのようにして翔を捕らえるかだ……」
「人質を取りますか?」
「それか、この家主に交渉してみるか……」
翔「……。」
翔(…こんなところにまで、来やがったか。)
その声は、ストライカー達の声だった。
愛「…?…どうしたの、翔君?」
翔「…また急用を思い出した、少し抜ける。」
翔はそう言うと、外に出ようとする。
幸雄「翔お兄ちゃん。」
翔「…心配すんな、すぐ戻るから。」
幸雄「うん!約束だよ?」
翔「あぁ、約束だ。」
幸雄を安心させ、今度こそ外に出た。
二穂「おい、出てきたぞ!」
ストライカー達は翔の前に立つ。
翔「…ちっ。」
翔(性懲りもなくまた来やがって……)
舌打ちをする翔。
二穂「なっ!?しょ、翔!!何故舌打ちをするんだ!?」
華賀利「た、隊長様……お願いです、こんなに苦しい生活はもう嫌ですわ!!」
依咲里「家事も料理も何もかも大変ですわ!」
楓「お願いします、戻ってくてくださ」
次の瞬間……
ブォンッ!
ストライカー達の身体は宙を舞い、豪邸の外へと消えていった。
翔「…ったく、こんな夜にギャーギャー騒ぎやがって……迷惑なんだよ、クソが…」
翔は回し蹴り一振りでストライカー達をぶっ飛ばし、涼生の豪邸へと戻って行った。
幸雄「あ、翔お兄ちゃん!!」
涼生「お帰り、青空君!!」
佐由美「お帰りなさいませ、翔さん。」
愛「お帰り、翔君♪」
翔を出迎えたのは、全員だった。
翔「……お、おぉ…」汗
その後、佐由美のディナーをご馳走になり、空腹を満たしたのであった。
いかがでしたか?今回はここまでです。今回登場した新キャラの1人『鴻上 佐由美』について……
モチーフは『アリスギア・アイギス』に登場する『籠目 深沙希』。
CV…『ルゥ ティン』さん。
次回も、お楽しみに。