〜プロジェクト東京ドールズ〜『化け物とドールの絆』   作:やさぐれショウ

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やさぐれショウです。



翔「おい、今度はどうしたんだよ?」
やさぐれショウ「アバドンの変身ベルトが欲しいんだけど……金銭的に痛いんだよね……」
翔「…なら、我慢するしかねぇな。」
やさぐれショウ「…………そうだね。」

翔「…?……とりあえず、本編行くか。」


第百三十八話 フェスティバルと大統領の過去

翔とジョージ大統領がやってきたのは、『仮面ライダーフェスティバル』だった。入場券を購入し、中に入ると……

???「やぁ、よく来てくれたね。」

仮面ライダーの原点で頂点の『仮面ライダー1号』が出迎えた。

翔「大統領、この方こそ、原点にして頂点『仮面ライダー1号』だ。」

ジョージ「おぉ!」

1号「大統領だって?遠いところからわざわざありがとう!」

1号はジョージ大統領と握手を交わした。

翔「1号、大統領も最近仮面ライダーに興味を持ったんだが、オススメの場所はあるか?」

1号「それなら、ショッカーコーナーはどうだろうか。」

翔「ショッカーコーナーか、分かった。行ってみる。」

1号にすすめられ、翔とジョージ大統領は早速『ショッカーコーナー』へと足を運んだ。

 

 

 

ショッカーコーナーにて……

 

ショッカーコーナーの入り口には、何やら軍人のような格好をし、黒いアイパッチを身に付けた男が立っている。

翔「あんた『ゾル大佐』か?」

ゾル大佐「いかにも…私が“ショッカー大幹部”の一人『ゾル大佐』だ!ショッカーコーナーへようこそ!」

この人物は、ショッカー大幹部の一人『ゾル大佐』である。部下に厳しく、作戦の失敗を許さないのだ。彼は改造人間であり『黄金狼男』に変身が可能……作戦中の殺人をゲームの様に楽しむ残忍な性格を持っているのだが、この世界のゾル大佐はそんな残虐な性格ではない。仮面ライダー達と協力し、客をもてなすためにいるのだ。

翔「俺は『青空 翔』って言うんだ。」

ゾル大佐「青空 翔君……良い名前だね。来てくれてありがとう!」

翔を歓迎するゾル大佐。

ジョージ「ゾル大佐、私は『ジョージ・ヘリオス』です!アメリカから来ました!!」

ゾル大佐「おぉ、遠いところからわざわざありがとう!」

ジョージ大統領とゾル大佐は、握手を交わす。

翔(こりゃあ、絵になるなぁ。)

彼らの握手を見て、翔は思った。その後、ゾル大佐の案内でショッカーコーナーを回ることになった。

ゾル大佐「ここが、かつて怪人を産み出していた手術室なんだ。」

翔「すげぇ、原作そのものだ…!」

ジョージ「こうして、怪人が産まれていったのか。」

ゾル大佐「今では、たまに開催される『死神博士の科学体験コーナー』で使われているんだよ。」

翔「今日はやらないのか?」

ゾル大佐「残念ながら、今日は無いんだな~…」汗

翔「まぁ、仕方ねぇか……そうだ、死神博士には会えねぇのか?是非、会ってみたいんだが。」

ゾル大佐「それなら、アポを取ってみるよ。」

ゾル大佐は昔ながらのダイヤル電話で、死神博士に電話する。

ジョージ「翔、死神博士も“ショッカー大幹部”なのかい?」

翔「会ってみりゃ分かるさ。」

ジョージ大統領の質問に、翔は敢えて曖昧に答えた。

ゾル大佐「翔君、ジョージさん。OKを貰えたよ!」

翔「おぉっ!!」

ジョージ「それは良かった!」

ゾル大佐「今から来てくれるそうだ!」

数分後、純白のスーツに、裏地が赤い黒のケープといった服装の男性が現れた。

死神博士「私はショッカー大幹部の一人『死神博士』、ゾル大佐から聞いているよ。ショッカーコーナーへようこそ。」

翔「俺は『青空 翔』ってんだ。」

ジョージ「アメリカから来ました、『ジョージ・ヘリオス』です。」

死神博士「青空 翔君、ジョージ・ヘリオスさん、私に会いに来てくれてありがとう。」

死神博士は、翔とジョージ大統領に優しく微笑んだ。

原作では、暗いアジトの中で下から照明を当てるなど、怪奇性を強調した演出も印象的な天才マッドサイエンティスト。スイス支部からやってきた、「怪人作りの名人」という異名を持つ改造人間製作の最高権威である。また、自身に徹底した改造を施して『怪人 イカデビル』に変身が可能……マッドサイエンティストとして心の葛藤を切り捨ててからは、無関係な女子供を殺害することも厭わない極悪非道で神経質な性格にまで変貌していったが……この世界では、心優しきおじ様である。

翔「会えて嬉しいよ、死神博士。」

死神博士「私もだよ、翔君。」

翔と死神博士は、握手をした。ジョージ大統領も自己紹介し、死神博士と握手をした。その後、ゾル大佐と死神博士会話をし、ショッカーコーナーにあるレストランに行った。空腹を満たした後、翔はジョージ大統領と会話をする。

翔「なぁ、大統領。」

ジョージ「何かな?」

翔「…あんたは何故、日本人を嫌っていたんだ?」

ジョージ「……。」

翔「答えたくなければ、答えなくて良い……」

ジョージ「…翔、君には話しておく。ただ、誰にも言わないで欲しい。」

翔「……分かったよ。」

そして、ジョージ大統領は語り始める。

 

 

 

昔、ジョージ大統領には3~4歳ぐらいの幼い娘がいた。ある日、珍しく休みが取れて、家族と遊びに行ったのだが……ふと、目を離した隙に、娘がどこかへ行ってしまった。慌てて探している中、何やら交差点の方で騒ぎが起こっていた。そこに向かうと……車に跳ねられたのか、道路に娘が倒れているのが見つかった。救急車で病院に運ばれたものの……不幸なことに、娘は死んでしまったのだ。犯人は逮捕されたのだが……飲酒運転をしていた日本人の若い男性だったのだ。取り調べに対し、犯人は……

 

犯人『俺は何も悪くない!!飛び出してきたあの小娘が悪い!!』

 

……と、自分のことを棚にあげ、容疑を否認したのだ。犯人の態度を見たジョージ大統領とその奥さんは、犯人を殴るかの勢いで襲い掛かる程怒り狂った。その後、犯人は他にもいくつかの余罪が出て来て、結局無期懲役になった(アメリカでは、死刑が無いから)。

 

翔「……。」

ジョージ「…と言うことが、あったんだ……」

口角を下げるジョージ大統領。

翔「…大切な存在を失っちまったら…そりゃ、信用できなくなるよな……」

翔も口角を下げる。

翔(かつては、あのストライカー達も『大切な存在』だった……ソイツらに裏切られた時は、そりゃあショックだった……もう、アイツらは信用できん……)

翔「…悪い、辛いことを思い出させて……」

ジョージ「…良いんだ。」

ジョージは語る。

ジョージ「今まで私は…日本人を信用できなかった……でも、それは今日で終わった。」

翔「…どういうことだ?」

ジョージ「それは、翔…君のおかげだ。君が命をかけてまで私を、犯人から、謎の少女達と怪物から守ってくれたんだ。そのおかげで、私は再び日本人を信用できるようになった。」

翔「……そうか。」

その後、『地獄大使』と『ショッカー首領』と会い、後から来たゾル大佐と死神博士と共に、集合写真とツーショット写真を撮った。最後に、お土産コーナーに向かい、翔はショッカーのロゴが入ったバスタオルやゾル大佐のアイパッチを購入、ジョージ大統領はゾル大佐の帽子、仮面ライダー1号の変身ベルトをモチーフにしたカジュアルベルトを購入した。

 

 

 

その後、羽田空港に戻ったのだが……

 

ピーター「ジョージ大統領!!」

ボブ「お怪我はありませんか!?」

SP達「大統領!」「どこへ行ってたのですか!?」

SP達に心配された。

ジョージ「いやぁ、済まなかった……でも、翔が居てくれたおかげで、私は元気さ!!」

ジョージ大統領がそう言うと、SP達はホッと一息着く。

翔(まぁ、こうなるよな…)汗

その後、近くのホテルに宿泊し、1日を終えた一同であった。




いかがでしたか?今回はここまでです。

※…仮面ライダーフェスティバルにいる悪者達は、ライダー達と共に客をおもてなしする存在です。



やさぐれショウ「…やれやれ。」
翔「…何だよ、急に?」
やさぐれショウ「第二話辺りで、仮面ライダーフェスティバルのことをチラッと書いてたんだけど、この回でやっと書けてさ。」(笑)
翔「…そ、そうかい。」汗

やさぐれショウ「次回も、お楽しみ~」
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