〜プロジェクト東京ドールズ〜『化け物とドールの絆』   作:やさぐれショウ

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我慢できず、アバドンの変身ベルトをポチったやさぐれショウです。



翔「ポチった?」汗
やさぐれショウ「買っちゃったってこと。まぁ、届くのが2月頃なんだけどね。」
翔「アバドンも、仮面ライダーなのか?」
やさぐれショウ「そう。仮面ライダーゼロワンの映画に登場するライダーだよ。」
翔「ふーん。」

やさぐれショウ「さてと、本編行こうか。どうぞ」


第百三十九話 大統領からの贈り物

次の日……

 

この日は、ジョージ大統領がアメリカに帰る日である。

ジョージ「翔、本当にありがとう!」

翔「礼を言うのは俺のほうだ。日本人を信頼してくれて、ありがとう。」

ジョージ「それは君のおかげだ……私は君と『フレンド』になりたい。」

翔「…。」フッ…

翔は鼻で笑うと、

翔「…面白いことを言うな、大統領。」

両手を組み、小指を立てた。これは、『トモダチの証』である。

ジョージ「…それは?」

翔「手言葉で『トモダチ』って意味。つまり……フレンドだ。」

翔はジョージ大統領に言う。

翔「嬉しいぜ……大統領。」

そして、微笑んで見せた。

ジョージ「ありがとう、翔…私の、ベスト・フレンド。」

ジョージ大統領も両手を組み、『トモダチの証』を作って、翔に見せた。そして、アメリカを目指して飛び立って行った。ジョージ大統領を乗せたアメリカ行きの飛行機を、翔は見送った。

 

 

 

その日の午後、アメリカでジョージ大統領がインタビューを受けていた。

記者『大統領、日本はいかがでしたか?』

ジョージ『初めて楽しいと思えたよ!』

ジョージ大統領の表情は生き生きしていた。

記者『大統領、日本の良かったところは何でしたか?』

ジョージ『そうだな。日本の“仮面ライダー”が良かったよ。』

ジョージ大統領はそう言うと「ははは」と笑った。記者は一瞬ポカンとしたが、

ジョージ『それに、初めて日本人のフレンドができたよ。』

ジョージ大統領の言葉に、最後は「ありがとうございました。」と大統領にお礼を言った。

 

 

 

その様子を、翔は渋谷駅近くの巨大スクリーンで見ていた。

翔「……。」

翔(良かったよ…大統領が日本人を信頼してくれて。)

そう思った翔は、渋谷駅近くから去って行く。あの日以来、日本とアメリカの様々な取引が上手く行くようになっていった。

 

 

それから数日後、ドールハウスにて……

 

愛「翔くーん、いるー?」

翔「…何だ?」

愛に呼ばれ、ドールハウスの玄関に向かう翔。

ボブ「久しぶりだな、ミスター青空。」

翔「あんたは…ボブだったか?」

そこには、ボブがいた。彼の近くには、大型のトレーラーが停まっていた。

ボブ「実はだな、ジョージ大統領が君にどうしてもお礼がしたいと言っていてな、この手紙を預かった。」

翔「手紙?」

ボブから手紙を受け取った翔は、手紙を読み始める。

 

『親愛なる、翔へ

 

数日前は本当にありがとう。日本人を信頼できるようになったし、それから“仮面ライダー”にドはまりしてしまってね。

これも、みんな翔のおかげだ。だから、私は君にバイクをプレゼントする。良かったら使ってくれ。私がもう一度日本人を信頼できるきっかけをくれて、本当にありがとう。

 

By ジョージ・ヘリオス』

 

手紙には翔に対する感謝が書かれていた。

翔「…まさか……」

翔はトレーラーを見る。

ボブ「おい、あれを出してくれ。」

ボブがそう言うと、トレーラーに乗っている作業員がトレーラーから何かを出した。それは、『仮面ライダーアマゾン』に登場する『ジャングラー』にそっくりのバイクだった。

翔「…こ、これは……!」

このバイクには、見覚えがあった。

翔(間違いねぇ…『ジャングレイダー』じゃねぇか……!!)

『ジャングレイダー』……それは、『仮面ライダーアマゾンズ』に登場するバイクであり、『仮面ライダーアマゾンオメガ』の専用マシンである。

ボブ「ミスター青空、このバイク……受け取ってくれるか?」

翔「おいおい、本当に良いのか?こんな豪華なバイク…」

受け取ることを躊躇ってしまう翔だが…

ボブ「ジョージ大統領…本当に嬉しそうにしていてな、あの日以来…生き生きしているんだ。」

翔「……そうか……じゃあ、貰っても良いか?」

ジャングレイダーを受け取ることにした。ボブはニッと笑い、

ボブ「ありがとう、ミスター青空!!」

と、お礼を言った。そして、トレーラーに乗ると、去って行った。

愛「凄いじゃん翔君!大統領からプレゼントされるなんて…!」

目の前の出来事に、愛はビックリしていた。

翔「……。」

翔はジャングレイダーに歩み寄ると、

翔「これからよろしくな…ジャングレイダー。」

と、言った。

愛「ねぇ、翔君?」

翔「…?」

愛「この後、ツーリングに行かない?」

翔「ツーリング?」

愛「そう。折角、翔君のバイクがあるんだし、試運転してみるって形でさ……どうかな?」

翔をツーリングに誘う愛。

翔「…良いぞ。」

愛「やった!じゃあ、あたしも準備してくるね♪」

数分後、ライダースーツに着替えた愛が、イクサリオンを押してやって来た。

愛「お待たせ、翔君♪」

翔「待ってねぇから大丈夫だ。それで、どんなルートで行くんだ?」

愛「そうだね……翔君に任せるよ。」

翔「承知した。」

翔はジャングレイダーにまたがり、エンジンを起動する。

 

グォォオオオオンッ!!

 

轟音を立てて、ジャングレイダーは起動した。目の部分が、乳白色のライトを光らせている。

翔「じゃあ、行くか。」

ヘルメットを被った翔は、ジャングレイダーを走らせる。同じくヘルメットを被った愛もイクサリオンを走らせ、翔の後を着いていく。

都会を抜け、自然豊かな山道を走り……海沿いの道を走る。

愛『潮風が気持ちいいね、翔君♪』

翔「そうだな。」

通信機で会話を挟みながら、海沿いを行く翔と愛。そして、たどり着いたのは横須賀市にある『立石公園』だ。

翔「ここ、『夕日の名所』として知られてるんだってさ。1度来てみたかった。」

愛「そうなんだ。」

翔「沈んでいく夕日、見てみたくねぇか?」

愛「見たい見たい♪」

こうして、翔と愛は立石公園を歩いて周り、海岸近くのスポットにやって来た。西の大空に沈む夕日は、想像以上に絶景だった。辺りが暗くなった頃、翔と愛はドールハウスに帰ろうとする。その時……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「あっ、見つけた!!」

 

突然、40代ぐらいの男女が話しかけてきた。彼らは、派手な格好をしている。

翔「……っ!?」

翔には、彼らに見覚えがあった。




いかがでしたか?今回はここまでです。やっと、『ジャングレイダー』を登場させることができました~!!

※翔の『ジャングレイダー』について…基本的には『仮面ライダーアマゾンオメガ』のマシンと同じだが、目の部分のライトの色は乳白色。

あ、そうそう…



























最後に現れた男女なんですが……それは…次回、明らかになります。
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