〜プロジェクト東京ドールズ〜『化け物とドールの絆』   作:やさぐれショウ

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やさぐれショウです。【プロジェクト東京ドールズ】と【アリス・ギア・アイギス】がコラボすることが決定しましたね。



翔「何だ?またコラボか?」
やさぐれショウ「そうなんだけど、他の作者様とコラボするって訳じゃないんだ。」
翔「…そうなのか?」
やさぐれショウ「そう。アプリ【プロジェクト東京ドールズ】と【アリス・ギア・アイギス】がコラボすることが分かったんだ。」
翔「…ほぅ?」
やさぐれショウ「という訳で、アリス・ギア・アイギスの世界の住人達にも、ちょっとだけここにお邪魔するから。」

やさぐれショウ「では、本編へどうぞ~」


第百四十一話 夢?それとも、現実?

ある日、朝のドールハウスにて……

 

翔「……。」スヤスヤ…Zzz…

いつもは早く起きる翔だが、この日はまだ自室で眠っていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

翔「……?」パチッ…

漸く翔は、目を覚ましたのだが……

翔「…???」

辺りには、見慣れない景色が広がっていた。一見、東京の街並みのようだが……新幹線や在来線の路線が無い。代わりに、宇宙船と思われる飛行物体が飛んでいる。

翔「……ここは、どこだ?」

見慣れない景色に戸惑っていると……

 

???「あ、隊長!!」

 

背後から声が聞こえてきた。振り返ると、そこには肩辺りまで伸びた桜色の髪の少女の姿があった。

翔「…?」

途端に、周りをキョロキョロと見回す翔。

翔(隊長だと、どこにいんだ?)

???「どうかしましたか、隊長?」

少女は明らかに翔を見ていた。つまり隊長は……翔のことらしい。

翔「その隊長とやらはどこにいんだよ?」

???「えっ?いやいやいやいや、隊長は貴方ですよ!?」

少女は翔に言う。

翔「はぁっ!?んな訳ねぇだろ?俺は気が付いたらここにいたんだぞ?」

翔は必死に説明するも、少女は不思議そうに首を傾げるだけだった。

翔「そもそも、お前誰だよ?」

???「えぇっ!?私のこと、忘れてるんすか!?」

翔「質問を質問で返すな。もう一度聞くぞ…お前は誰だ?」

翔は少女に聞く。

夜露「改めて自己紹介させていただきます。私は『比良坂 夜露(ひらさか よつゆ)』です!『成子坂製作所』所属の、新人アクトレスです!!」

元気よく自己紹介したこの少女の名前は『比良坂 夜露』である。

翔「お前の名前は分かった……だが、俺はお前に聞きてぇことが山程あるんだよ。」

夜露「はい!何なりと聞いてください!!」

翔(コイツ…何なんだ?)汗

翔は夜露に『成子坂製作所』、『アクトレス』について聞いてみる。

彼女曰く……この世界は、『ヴァイス』と言う機械生命体によって脅かされている。そのヴァイスに対抗するために産み出されたのが『アリスギア』と呼ばれる兵器だ。これらの主な材料は、ヴァイスの破片である。成子坂製作所も、アリスギアを製作するための会社である。『アクトレス』とは、アリスギアを身に纏って戦う少女達のことである。

翔「……。」

夜露「こんな感じなんですけど…何か分からないことはありますか?」

翔「……もういい。」

現状を全く飲み込めず、翔は精神的に疲れていた。

???「お、夜露ちゃん。どしたの?」

???「夜露さんに隊長、どうしました?」

すると、夜露の後ろから長い茶髪に小麦色の肌が特徴の少女と、青い長髪が特徴の眼鏡をかけた少女がやって来た。

夜露「シタラさんに文嘉さん…隊長が変なんですよ。」

夜露は2人の少女に言う。

文嘉「夜露さん…いくらなんでも失礼よ。」汗

シタラ「どこも変なとこは無いと思うけど…?」

夜露「いやいや、自分らを覚えてないんですって!」

翔「覚えてねぇっつっても…初対面だろうが。」汗

翔のこの言葉に、シタラと文嘉は驚いた。

シタラ「ならなら、改めて自己紹介するね。成子坂製作所所属『兼志谷(かねしや) シタラ』だよ~、よろしく~。」

文嘉「同じく成子坂製作所所属『百科 文嘉(ももしな ふみか)』です。」

茶髪の少女は『兼志谷 シタラ』、眼鏡をかけた少女は『百科 文嘉』である。

翔「……一応名乗っておく…『青空 翔』だ。俺はお前達の隊長になった覚えは無い。」

一応翔も自己紹介し、夜露達の隊長ではないと主張する。

文嘉「えっ…?た、隊長…?」汗

翔「だから隊長じゃねぇって…」

シタラ「ちょっ、隊長……変な物でも食べたの?」

翔「隊長じゃねぇっての…後、俺は至って普通だ。」

あくまでも、自分の考えを曲げない翔に、文嘉もシタラも困惑していた。その時……

 

ビーッ!ビーッ!

 

警報が響き渡った。

夜露「こんな時に、ヴァイス!!」

シタラ「タイミング悪~……」汗

文嘉「隊長、早く中へ!!」

3人はギアを装着し、待ち構える。

翔「……。」

上空を見ると、右手に剣を、左手に銃を装備したロボットがゆっくりと地上に降りてきた。更に、右手に大きな盾を、左手に銃を装備したロボット、右手に巨大な槌を、左手に銃を装備したロボットまでも……

翔「…コイツらがヴァイスか……」

翔はアマゾンズドライバーを装着する。

夜露「た、隊長!?」

シタラ「へっ!?それって、変身ベルト!?」

文嘉「…まさか…!」

3人を無視して、翔はドライバーの左グリップを捻る。

《デルタ》

ドライバーから音声が響くと、翔の顔に涙のようなモールドが浮かび上がる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

翔「……アマゾン。」

次の瞬間……

 

ドゴォォオオオオオオオオンッ!!

 

3人「「「っ!!?」」」

爆風と共に、翔の身体が黄色い炎に包まれた。夜露達と近くにいたヴァイス達も、爆風に吹き飛ばされた。

文嘉「……な、何…あれ…?」

夜露「隊長…その、姿……」

夜露達が見たのは……金と銀の体色に、顔以外の所々に青い傷口のような模様があり、青い瞳を輝かせる戦士だ。

シタラ「うはーっ!か、仮面ライダーだー!!」

シタラだけは目を輝かせていた。

夜露「えぇっ!?隊長が、仮面ライダー!?」

文嘉「空想の存在だと思っていたけど……まさか、本当にいたなんて……」

翔が変身した姿が仮面ライダーであることを知った夜露と文嘉は更に驚いた。

ヴァイス「「…!!」」

ヴァイス達は近接武器を構える。

アマゾンδ「…来い。」

アマゾンデルタはヴァイス達を挑発する。すると、ヴァイス達は銃を構え、アマゾンデルタに光弾を放って来た。

夜露「隊長、危ない!!」

アマゾンδ「っ!!」

 

ガキンッ!ガキンッ!バチッ!バチィッ!!

 

ヴァイス達が放って来た光弾を、アマゾンデルタはアームカッターやフットカッター、手足を使って弾いていく。ヴァイス達は剣を構え、アマゾンデルタに向かってきた。

アマゾンδ「ムンッ!!」ドゴォッ!!

向かって一体にタックルし、もう一体を捕らえ、ハンマー投げのように振り回し、他のヴァイスと激突させ、次々とヴァイス達を撃破していく。

文嘉「夜露さん、シタラ、隊長に続いて!!」

シタラ「アイアイサー!!」

夜露「分かりました!!」

3人のアクトレス達も武器を構え、上空に飛び上がっていく。そして、おびただしい数のヴァイス達と空中戦を繰り広げる。

アマゾンδ「ムンッ!!やっ!!」ドゴッ!ドゴッ!

アマゾンデルタは残るヴァイス『VWシールド』と戦う。肉弾戦を挑むが、相手は全くびくともしていない。

VWシールド「!!」ブゥンッ!

VWシールドはシールドを使って攻撃してきた。

 

ドゴッ!

 

アマゾンδ「があっ!!」

攻撃を防げず、地面を転がるアマゾンデルタ。VWシールドは銃を構え、アマゾンデルタ目掛けて光弾を撃って来た。

アマゾンδ「っ!?」

アマゾンデルタは爆風に包まれる。

夜露「隊長!!」

文嘉「夜露さん、集中して!!」

アマゾンデルタが苦戦する中、アクトレス達の連携も次第に乱れてきていた。

シタラ「っ!!……お、おぉーっ!!」

シタラが下を見ると、砂埃からアマゾンデルタの姿が見えた。野性的な構えを取り、腰をどっしりと落とした低い体勢であった。

シタラ「夜露ちゃん、ライダーは負けてないよ!!」

夜露「ホントっすか!?良かった…!」

文嘉「私達も負けてられないわ!!」

アクトレス達は反撃を開始する。連携も取れるようになり、ヴァイス達の数を減らしていった。

アマゾンδ「…肉弾戦が効かねぇならっ!!」ダンッ!

アマゾンデルタはVWシールドに素早く近付き、

アマゾンδ「これはどうだっ!!」

背負い投げを繰り出し、VWシールドを投げ飛ばした。こちら側の攻撃が通らないと判断し、投げ技だ攻めようと考えたのだ。アマゾンデルタはVWシールドの左腕を離すことなく、もう一度投げ飛ばす。更にもう一度……続いてもう一度……

VWシールド「!!??」バチバチ……

VWシールドの身体からは電気が走り出していた。アマゾンデルタはVWシールドの背中を掴むと、ゆっくりと持ち上げ……

アマゾンδ「ウガァァアアアアアアアアッ!!」ドゴォォオオオンッ!!

ヘッドクラッシャーでVWシールドを脳天から地面に思い切り叩き付けた。

 

バチバチバチバチバチバチバチバチーー!!

 

VWシールドに走る電気が次第に強くなって来た所で、アマゾンデルタは距離を取った。その直後……

 

ドカァァアアアアアアンッ!!

 

VWシールドは大爆発を起こし、壊れていった。アマゾンデルタが勝利した所で、3人のアクトレス達もヴァイスとの空中戦に勝利した。

夜露「よし、ざっとこんな感じですね。」

シタラ「は~勝った~…さ、帰ろ帰ろ。」

文嘉「二人とも、お疲れ様。」

アクトレス達は地上に降りた。その直後……

 

ドサッ……

 

アマゾンデルタは仰向けに倒れ、翔の姿に戻った。

夜露「た、隊長!!」

シタラ「ちょっ、隊長!?大丈夫!?」

文嘉「しっかりしてください、隊長!!」

夜露、シタラ、文嘉が声をかける中……翔は意識を手放した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

翔「…っ!?」ガバッ!

目が覚めると、そこは翔の自室だった。

翔「……。」

翔(何だったんだ、さっきのは……ただの夢なのか…それとも、何かの前兆か……?)

彼が見たのは、夢か……それとも、現実か……妙な胸騒ぎを感じる翔であった。




いかがでしたか?今回はここまでです。



翔「…あの3人のアクトレス達、何故俺を知ってるんだ?」
やさぐれショウ「分からんな……神様の悪戯かな?」
ヘルメス「いや、私は何もしてないぞ?」
やさぐれショウ「え?」
翔「…は?」
ヘルメス「ら?」
翔「誰だよそれ…」汗

やさぐれショウ「プロジェクト東京ドールズとアリス・ギア・アイギスとのコラボ、楽しみだなぁ。

次回も、お楽しみに~。」
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