〜プロジェクト東京ドールズ〜『化け物とドールの絆』 作:やさぐれショウ
翔「バースデー再びって……まさか…」
やさぐれショウ「そのまさかだよ。」
翔「…あぁ、もうあれしかねぇな。」
やさぐれショウ「そそ、あれだよあれあれ。」
翔「何だ、あれあれ詐欺か?」
やさぐれショウ「そうそうあれあれ詐g…って、ちっげぇわ!!」
翔「冗談だ。」
やさぐれショウ「冗談キツいぜ……ま、本編行こうか。どうぞ」
季節は12月……
もうすぐ、『クリスマス』がやって来る。この日、翔は深雪と蜜璃と共に鴻上ファウンデーションに来ていた。その理由は……
涼生「ハ~ッピバ~スデ~トゥ~ユ~♪」
翔「…誰の誕生日でもねぇってのに……」汗
佐由美「これはあなた様の御約束ですので。」
幸雄「うん、お父様の御約束ですので!」
毎度涼生が『バースデーソング』を歌うのは、もはや御約束同然だ。
蜜璃「会長、もうすぐクリスマスが迫っていますので、ケーキを予約したいのですが。」
涼生「勿論OKだとも!!ドクター七草とドクター胡蝶には、感謝をしてもしきれないからね!!」
佐由美「幸雄だけだなく、私たちの病気まで治してくださったので…本当に、何とお礼をすれば。」
深雪「フフフ、お礼は既に頂いていますよ?皆さんがお元気であること、それが私たちにとって最高のお礼ですから。」
優しく微笑みながら言う深雪。
涼生「ははは、本当に頭が上がらないな。」
その後、ケーキを予約が終わった後、涼生は深雪と蜜璃にあるものをプレゼントした。
涼生「ドクター胡蝶、ドクター七草、君たちにも『バース』を使って欲しい!青空君考案の、『キックバースデー』も繰り出せる!!」
涼生はマニュアルを基に、バースの使い方を深雪と蜜璃に説明した。
蜜璃「でも、せるめだる(?)が無くなっちゃったら…」
涼生「その時はいつでも連絡してくれ!すぐに持ってくる!!」
涼生は大きな牛乳缶を蜜璃に渡す。中には、大量のセルメダルが入っていた。
深雪「こんなに沢山あるなら、すぐには無くならないと思いますが…」汗
翔「バースはセルメダルの消費が激しいんだ……使い方次第では、この数じゃあ足りなくなる。」
涼生「青空君の言うとおり…使い方次第では、セルメダルはすぐに無くなってしまう。注意して使ってくれ。」
その後、注意事項を説明した涼生は、深雪と蜜璃にバースドライバーとバースバスターを渡した。
ケーキの予約を完了した3人は、ドールハウスへと戻っていくのだが……
蜜璃(な、何か…すっごい見られてる……気がする…)汗
大量のセルメダルが入った牛乳缶を背負う蜜璃は、通り行く人々から注目の的にされていた。
翔「…大丈夫か?」
そんな蜜璃に、声をかける翔。
蜜璃「へっ!?あっ、うん!大丈夫だよ。」
深雪「流石に、人目が気になりますね……少し急ぎましょう。」
翔「あぁ。」
3人ははや歩きで、帰路を急ぎ始める。その時……
ハヅキ「そらっ!」ガキンッ!
蜜璃「ひゃあっ!?」ビクッ
翔「っ!?」ブンッ…ドカッ!
ハヅキ「かはっ!?」
ハヅキが背後から蜜璃に攻撃を仕掛けてきた。しかし、それが牛乳缶に当たったため、奇襲は失敗。結果として、翔の蹴り技を受け、後方に吹っ飛ばされた。
翔「…ったく、来るなら堂々と来たらどうだ?」
蜜璃「び、びっくりしたぁ~……」汗
深雪「またストライカー達ですか……」
3人はストライカー達の方へと向きを変える。
リョウコ「何やってんのハヅキさん!!」
アコ「牛乳缶を狙ってどうするのだ!?」
ハヅキ「う、うるさい!まさかあんなに硬いとは思わなかったんだ!!」
イミナ「いやいや、あんなにメタリックな見た目をみれば硬いって予想はできるだろ!?」
ギャーギャー騒ぎ始めるストライカー達を見た翔は……
翔「…ちっ、うるせぇ鳥野郎だなぁ……?」
ゲネシスドライバーを装着した。
深雪「さて、今こそバースを使う時ですね。」
蜜璃「よし、頑張ろ!」
深雪と蜜璃はバースドライバーを装着した。
3人「「「変身!」」」
《レモンエナジーアームズ…ファイトパワー!ファイトパワー!ファイファイファイファイファファファファファイト!》
《カポーン!》
翔は『アーマードライダーデューク』に、深雪と蜜璃は『仮面ライダーバース』に変身した。
デューク「胡蝶さん、七草さん、『カッターウィング』で敵を撹乱しつつ、攻撃しろ。」
バースA(深雪)「了解です♪」
バースB(蜜璃)「分かった!」
2人のバースは、ドライバーにセルメダルを投入して『カッターウィング』を装着し、空に飛び立つ。
イミナ「くそっ、空を飛ばれたら厄介だ…!」
リョウコ「私とアコちんが相手するよ!」
リョウコとアコは、バースを相手するようだ。
デューク(よし……これで近接担当の相手と戦いやすくなった。それに、アイツらのことだ……すぐに弾切れになるだろう。)
デュークはソニックアローを手に持ち、構えを取る。そして、ストライカー達と戦いを始める。
リョウコ「っ!!」ドパパパパーー!!
アコ「っ!」ズダァンッ!ズダァンッ!
リョウコとアコはバースに向かって銃弾を撃つが、
バースA「~♪」
バースB「わわっ!?危ないっ!!」
全く命中しなかった。そしてすぐに……
リョウコ「しまっ!」カチカチッ……
アコ「た、弾切れなのだ!」カチカチッ……
銃弾が底を尽きた。それを待っていた2人のバースは、リョウコとアコをパンチであっさりと撃破した。
ハヅキ「何やってんだい!?」
デューク「てめぇが言うな…おらっ!」ドゴッ!
イミナ「くそっ!」
デューク「そらよ!」バキッ!
デュークはソニックアローで攻撃を受け止めつつ、肉弾戦でハヅキとイミナを攻める。そして、ドライバーの右レバーを2回押し込み、
《レモンエナジースパーキング!》
回し蹴りでハヅキとイミナを撃破した。
バースB「やっつけた!?」
デューク「いや、まだだ。」
デュークが後ろを振り向くと、そこには6体の侵略型妖魔の姿があった。
バースA「あれらを倒せば、任務は完了ですね?」
デューク「あぁ…行くぜ!」
デュークはソニックアローを片手に、バースAは『クレーンアーム』を装着し、バースBは『ドリルアーム』を装着し、妖魔とぶつかり合う。
デューク「オラオラオラァッ!」
バースA「はっ!えいっ!」
バースB「それそれっ!」
3人のライダー達は、妖魔を翻弄した後、トドメを刺そうと準備をする。
《レモンエナジースカッシュ!》
《セルバースト》
デュークはソニックアローから巨大な矢を、2人のバースはバースバスターから『セルバースト』を放った。6体の妖魔は3人のライダー達の必殺技を受け、消滅した。勝利したライダー達は変身を解き、元の姿に戻った。
翔「あっけねぇモンだ…」
蜜璃「翔君、さっきの怪物って……」
翔「…妖魔のことか。」
翔は妖魔について、ストライカー達の本来の役目について…深雪と蜜璃に説明した。
蜜璃「成る程……つまり、ピグマリオンと同じ敵なんだね。」
翔「まぁ、その解釈で良い。」
深雪「ストライカー達は、その妖魔を倒すことが使命なんですね。でも、それなら何故翔君に付きまとうんでしょうか…翔君に嫌われているのに。」
翔「…さぁな。」
翔はため息を着きながら言う。その後、無事にドールハウスにたどり着き、クリスマスムードのための飾り付けを行ったのであった。
いかがでしたか?今回はここまでです。
翔「メイジの次はバースか。」
蜜璃「この変身ベルト、ガシャポンマシンみたいだね。」
翔「そうだな。ま、仮面ライダーオーズのテーマが『欲望』だからな。」
深雪「欲望のガシャポンマシン…奥が深いですね。」
やさぐれショウ「ということで、深雪と蜜璃が『仮面ライダーバース』に変身する回でした~。」
やさぐれショウ「次回も、お楽しみに~」