〜プロジェクト東京ドールズ〜『化け物とドールの絆』 作:やさぐれショウ
翔「なぁ、最近一海達の出番無くねぇか?」
やさぐれショウ「うん。少ないね……だから、この回で登場させます。」
翔「一海達にボコされても知らねぇぞ?」
やさぐれショウ「……ボコされないことを、願うバカリデス……」
やさぐれショウ「デハ、ホンペン、ドウゾ」
季節は12月の冬……
とあるシェアハウスにて……
一海「よし、買い出しはこんなもんか?」
友香「そうですね。」
買い出しを終えた一海と友香が、シェアハウスに戻って来ていた。
一海「…まぁ、飾り付けはまだやってないんだけどな~。」(苦笑)
友香「そもそも、装飾品すら購入していないので……」(苦笑)
2人が苦笑いしながら会話をしていると……
一海「…?…手紙?」
郵便受けの中に、一通の手紙が入っていた。
友香「誰からでしょう?」
一海「…って、ドールハウスから!?」
友香「へっ!?」
一海は封筒を開け、手紙を見てみる。そこには……
『一海君、紫ちゃん、友香ちゃん、諒芽君へ
12月25日に、ドールハウスでクリスマスパーティーをやるんだけど、良かったら皆も来ない?もし来れるなら、翔君に連絡してね。待ってま~す♪
片山 愛』
と、愛直筆のメッセージが書かれていた。
一海「おいおい、マジで…?」汗
友香「す、スゴい…あのドールハウスから招待状が届くなんて……」
その時……
ガチャッ……
紫「おぉ、一海に友香、お帰……って、どうした?」汗
シェアハウスのドアが開き、紫が顔を覗かせた。
一海「なぁなぁなぁ、諒芽はどこにいる!?」
紫「諒芽なら、自室にこもって…何やら作業をしているが…?」
友香「大変なんですよ紫さん!良い意味で!!」
紫「はぁ……とりあえず、中で話そう。」
一海と友香はシェアハウスに入っていく。その後、諒芽を呼び出し、例の招待状をテーブルに広げる。
諒芽「ウェェエエエイ!?ド、ドールハウスからクリスマスパーティーの招待状が!?」
諒芽は目ん玉が飛び出るかの勢いで驚いた。
紫「しかし、本当に良いのだろうか…?あまり人数が多いと、大変なんじゃ」
諒芽「お、もしもし翔ちん?」
紫「って、諒芽!?」
いつの間にか、諒芽は電話で翔と話していた。
翔『よぉ、良かったらお前らもクリスマスパーティーに来いよ。』
諒芽「行く!!むしろ行きてぇ!!セツナさんもカナさんもいるのか!?」
翔『そりゃいるさ。ドールハウスの関係者なんだし……他の奴はどうだ?』
諒芽「んじゃ、かわるわ。ほい、紫!」
紫「なっ!?」汗
諒芽がいきなりスマホを渡したため、紫は戸惑った。
紫「翔、紫だ。」
翔『おぉ、お前も良かったら来いよ。ちなみに、人数については気にしなくても良いって、斑目さんが言ってたぜ?』
紫「しかし、本当に来ても良いのか?」
翔『仮に来て欲しくなかったら、招待状なんて送ってねぇぞ?』
紫「それもそうだな……」
紫は少し悩み……
紫「わ、私も参加して良いか?」
と、翔に尋ねる。
翔『良いぞ。』
翔は迷うことなく、了承した。
紫「ありがとう、翔。」
翔『礼なら斑目さんらに言え。俺はあくまでも伝言係だし。さて、友香と一海はどうなんだ?』
紫「あぁ、友香にかわる。」
紫は友香にスマホを渡す。
友香「お電話かわりました、友香です。」
翔『久しいな、友香。どうだ、お前もクリスマスパーティーに来いよ?』
友香「良いんですか!?では、遠慮なく♪」
友香は迷うことなく参加するようだ。
翔『決まりだな。一海はいるか?』
友香「はい、今かわりますね?」
友香は一海にスマホを渡す。
一海「翔か?一海だ。」
翔『久しぶりだな。お前もクリスマスパーティーに来いよ?ま、予定が空いていたらの話だが。』
一海「来ても良いのか?なら、行きたい!」
翔『お前も参加……全員、参加で決まりだな?』
一海「あぁ。」
翔『だそうだ、斑目さん。』
4人「「「「ウェッ?」」」」
翔の声が聞こえた後、
斑目『木場、東雲、浅井、鏡、クリスマス会の参加を承諾してくれたこと、感謝する。』
と、斑目の声が聞こえてきた。
一海「いえいえ、お礼を言うのは俺らの方ですよ!招待してくださり、ありがとうございます!」
一海は斑目にお礼を言った。
斑目『気にしないでくれ。では、当日に会えることを楽しみにしている。どうか、体調には気を付けてくれ。』
一海「ありがとうございます、所長さん。所長さんも、お身体にはお気を付けてください。」
斑目『あぁ、ありがとう。では、失礼する。』
そして、通信が切れた。
友香「参加の際は、買ってきた食材も持って行きましょうか。」
紫「そうだな、流石に手ぶらで来るのは失礼だろう。」
一海「そうだ。諒芽、お前ケーキは買ったか?」
諒芽「あ、ヤベ……」汗
紫「あれほど言ったのに…」汗
友香「あはは、では皆で買いに行きましょうか。」
4人はクリスマスケーキを買いに、スイーツ店に向かった。
その後、無事にケーキを購入できたため、シェアハウスに帰ることにした。その道中……
二穂「止まれ!」
ストライカー達が現れた。何故か、怒りの表情を浮かべて……
紫「…何の用だ?」
ストライカー達の登場に、一気に機嫌が悪くなる4人。
依咲里「私たちはただでさえひもじい思いを、苦しい思いをしているのに…あなた達は……!!」
華賀利「クリスマス?そんなの、ぶち壊してやりますわ!!」
楓「そのケーキも、ダメにしてあげますね?」
ストライカー達の身勝手な発言に……
一海「ひもじい?苦しい?そんなの、自業自得だろうが!!」
紫「クリスマスをぶち壊してやるだと!?ふざけるのも大概にしろ!!」
友香「貴女達は、どこまで腐っているんですか!?」
諒芽「その前に!!俺たちがてめぇらをぶっ飛ばしてやるよぉ!!」
一海と紫はスクラッシュドライバー、友香はゲネシスドライバーを装着し、諒芽は両腕をクロスした後、すぐに解いた。
4人「「「「変身!!」」」」
《ツゥブレルッ!ナガレルッ!アフルェデルッ!ロボットイィィングリスゥゥッ!ブルルルルルラァァアアアアアッ!》
《ワレルッ!クワレルッ!クダケチルゥッ!クロコダイルイィィンロォォオオオグ!オォォォォルルルァァアアアアアッッ!!……キャァァアアアアア!》
《ピーチエナジーアームズ》
一海は『仮面ライダーグリス』、紫は『仮面ライダーローグ』、友香は『アーマードライダーマリカ』、諒芽は『仮面ライダーギルス』へと姿を変えた。
二穂「おおぉぉぉおおおおおりゃぁぁあああああああああああああああ!!」
二穂は大剣を大きく振りかぶって襲いかかって来る。
グリス「おっせぇんだよ、おらぁっ!」ドゴォッ!
二穂「がっ!?」
グリスは回し蹴りで、二穂を返り討ちにする。
ローグ「くらえっ!!」ズドドドドーー!!
ローグは『ネビュラスチームガン』で、楓を撃つ。
楓「しまっ!?」
楓は杖を構えて魔弾を放とうとしたが、そもそも遅すぎた。結果……ネビュラスチームガンの光弾を受け、地上に落ちた。
ローグ「話にならんな。」
依咲里「っ……はっ!」
依咲里はレーザーを放つが、マリカのソニックアローから放たれた矢に消された。そして、
マリカ「やっ!」バシュッ!
依咲里「はうっ!」
マリカは依咲里を射抜いた。
華賀利「このっ!!」
ギルス「俺が相手だ!!」
華賀利とギルスは激しく取っ組み合った後、肉弾戦を繰り広げ始める。
華賀利「ふっ!やっ!」
ギルス「ヴッ!ガァッ!」
ギルス(クリスマスをぶち壊してやるとかほざきやがって…本気出すか。)
ギルスは腕から触手のようなモノ『ギルスフィーラー』を出すと、華賀利を捕らえ……
ギルス「ヴヴォォオオオオアアアアアアアア!!」
雄叫びをあげながらハンマー投げのように回転し、最後は思い切り地面に叩き付けた。
ギルス「3人とも、今だ!!」
グリス「おぉし!!」
グリスは『ツインブレイカー』をビームスモードに切り替え、『ガトリングフルボトル』をセットする。
《シングル!》
ツインブレイカーから待機音が響き始める。ローグはネビュラスチームガンにクロコダイルクラックフルボトルをセットし、
《クロコダイル!》
待機音を響かせる。マリカもピーチエナジーロックシードをソニックアローにセットする。
《ロック、オン》
その後すぐに、ギルス以外のライダー達は必殺技を放った。
《シングルフィーニッシュ!》
《ファンキーブレイク!クロコダイル》
《ピーチエナジー!》
グリスの『シングルフィニッシュ』、ローグの『ファンキーブレイク』、マリカの『ソニックボレー』は一つの巨大なエネルギー玉になり、ストライカー達に向かって飛んで行く。
ドッガァァアアアアアンッ!!
ストライカー「「「「きゃぁぁああああああ!!(ぎゃぁぁああああああ!!)」」」」
ストライカー達はライダー達の必殺技を受け、呆気なく戦闘不能になった。
ギルス「っしゃあ!!」
グリス「楽勝だったな。」
マリカ「そうでしたね。」
ローグ「ふっ、未熟者が……」
勝利したライダー達は変身を解き、元の姿に戻った。
諒芽「よし、ケーキも無事だ。」
一海「そりゃ良かった!」
友香「紫さんの大好きなショートケーキですもの、無事で何よりですね、紫さん♪」
紫「あ、あぁ…そうだな///」
実は紫……甘い物には目が無く、ショートケーキが大好物なのである。
一海「さて、スカッとしたことだし……帰るか。」
紫「そうだな。」
友香「翔さん達とクリスマスパーティーを思いっきり楽しめるためにも、身体を休めましょうか。」
諒芽「おう!よぉし、帰るぞー!!」
こうして、一海達はシェアハウスへと帰り、ゆっくり身体を休めるのであった。
いかがでしたか?今回はここまでです。
一海「久しぶりに出たな、俺ら。」
紫「一海、メタいぞ……」汗
諒芽「てか、知らぬうちに深雪さんと蜜璃さんもライダーデビューしてたんだな?」
友香「あのぉ、ここで言うとメタ発言になるんじゃ…」汗
翔「そこまで気にしなくても良いだろ?」
やさぐれショウ「あははは…じ、次回もお楽しみに~」