〜プロジェクト東京ドールズ〜『化け物とドールの絆』   作:やさぐれショウ

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やさぐれショウです。



【アリスギアアイギス】にて、新年一発目の11連スカウトしたら……アナザーニーナが当たった!イェイッ!

ま、それはさておき……

お正月ならではのイベントと言えば……あれですよね?えっ?あれって何かって…?

それは、本編が答えです。どうぞ


第百五十四話 お正月ならではの

1月2日……この日は正月では無いが、世間はまだまだ正月ムードである。

 

 

 

この日の朝、メンバー達は正月ならではの“あれ”に向かうことになっていた。朝食を済ませた後、JMR目黒駅に向かって山手線に乗り、原宿駅で降りた。

一海「お、翔じゃねぇか。」

翔「おまっ…一海。」

偶然にも一海達と会った。

諒芽「お、翔ちんも初詣に来たのか?」

翔「そうだが?」

友香「もしかして、明治神宮に行くんですか?」

翔「その通りだ。」

紫「なら、共に行かないか?」

翔「他のメンバー達もいる。それでも良いなら、構わねぇが?」

翔がとある方向に向きを変えると、

カナ「あら、一海君達も!」

そこには、晴れ着に身を包んだドールハウスの関係者達と元ストライカー達がいた(斑目、カナ、愛、深雪、蜜璃は私服)。

斑目「奇遇だな、一海、紫、友香、諒芽。」

諒芽「へっ!?セ、セツナさん…今、俺を名前で……こ、これって……ぷ、プロポーーーーズ!!」

翔「ちげぇよ。」汗

ボケを爆発させる諒芽にツッコミを入れる翔。その後、翔達は一海達と共に、徒歩で明治神宮に向かった。神宮に着き、賽銭箱に賽銭を投げ入れ、二礼二拍手一礼をした。その後解散となり、おみくじを引いたり、ダルマや破魔矢等を購入しに行くメンバーが現れた。翔は愛と深雪と蜜璃と共に、ベビーカステラを買いにいった。だが、そこに……

 

「隊長さん、見つけました!!」

 

翔「っ!?」

翔(ちっ、こんな時にストライカーかよ…!)

ファントムを連れたストライカー達が現れ、翔を見るなり声をあげた。翔は知らんぷりしてみせるも……

椿芽「聞こえないフリをしても無駄です!」

まな「まな達の目は誤魔化せないんだよー!!」

奴らには通用しなかった。人々はファントムに怯えて、逃げ惑う。愛、深雪、蜜璃と共に残った翔はため息をつき……

翔「ここは神聖な場所だ…てめぇらのような腐った連中には相応しくねぇ場所……とっとと帰れよ。」

と、低い声でストライカー達に言う。

愛「あのさぁ、初詣に来てる人達が大勢いるんだよ?その人達にまで迷惑かける気?」

悠水「そんな事はどうでも良いんだよ!!」

蜜璃「っ!!…いい加減にしてよ!!」

深雪「あらあら、正気の沙汰ではありませんね……」

言葉で言っても、ストライカー達は「はい、分かりました」と言うわけが無い……

翔「…言葉が通じねぇなら、実力行使しかねぇようだな。」

愛「…はぁ、アイツらホントに日本人なの?」汗

蜜璃「あ、愛ちゃん……まぁ、確かにイライラしちゃうよね?」汗

深雪「周りも迷惑そうにしていますし、少し懲らしめて差し上げましょうか。」

翔は『アマゾンズドライバー』、愛は『イクサベルト』、蜜璃と深雪は『メイジのベルト』を装着し……

 

《デルタ》

 

《レ・ディ・ー》

 

《シャバドゥビタッチヘンシン!シャバドゥビタッチヘンシン!》

 

翔「…アマゾン!」

愛、蜜璃、蜜璃「「「変身!!」」」

 

《チェンジ!アマゾンデルタ!》

 

《フィ・ス・ト・オ・ン》

 

《チェンジ……ナウ》

 

仮面ライダーへと、姿を変えた。仮面ライダーアマゾンデルタが翔、仮面ライダーイクサが愛、仮面ライダーメイジ(青)は深雪、仮面ライダーメイジ(緑)は蜜璃だ。

 

BGM~TETRA-FANG『Individual-System』~♪

 

サトカ「ほほぅ、4人の仮面ライダーですか……ですが、こっちは沢山のファントムを連れてるですよ。」

ストライカー達はかなりのファントム達を引き連れていた。

アマゾンδ「ファントム達だぁ?んな雑魚、口ほどにもねぇよ。」

イクサ「ファントム……『亡霊』達は、あたしが成仏させてあげる!」

メイジ(青)「ひょっとして、翔君に嫌われている自覚が無いんですか?あ、無いんですよね。」

メイジ(緑)「神様が奉られてる場所で悪さをするなんて、許さないよ!!」

構えを取る4人のライダー達。

伊緒「よし、行くよ!」

伊緒が走り出すと、ファントム達も彼女に続いて走り出した。

アマゾンδ「ウガァッ!」ドグチャアッ!!

アマゾンデルタは鋭い爪で引っ掻き、ファントム達を切り裂いていく。

イクサ「ふっ!はぁっ!」ザシュッ!ザシュッ!

イクサは専用武器『イクサカリバー(カリバーモード)』で、ファントム達を斬る。

 

《グラビティ……ナウ》

 

《チェイン……ナウ》

 

メイジ(青)「はいっ!」

メイジ(緑)「それっ!」

青と緑のメイジは、それぞれの魔法を駆使して、ファントム達の動きを封じ、最後は別の魔法で撃破した。

伊緒「中々しぶといね……」

椿芽「私たちも行こう!」

おびただしい数のファントム達が急激に減り、やむを得ず自分達も戦うことになったストライカー達。しかし、日頃から訓練を怠っている彼女達は……

アマゾンδ「ガァッ!ア”ァッ!」ドゴッ!バキッ!

伊緒「ぐっ!?」

椿芽「うぅっ!!」

アマゾンデルタの荒々しい肉弾戦には敵わなかった。それどころか……

イクサ「はっ!」ズドドドドーー!!

まな「ひゃっ!?」

イクサカリバー(ガンモード)の銃撃に怯んだり……

《エクスプロージョン……ナウ》

メイジ(緑)「とっておきだよ、えいっ!」ドゴォオオンッ!

サトカ「わぁっ!?」

《スペシャル……ナウ》

メイジ(青)「はっ!」ブゥンッ!……ドゴッ!

悠水「うわぁっ!?」

メイジの多彩な魔法の餌食になったりと、『相変わらず』と言わんばかりのチームワークだった。

アマゾンδ「はぁ……もう飽きた。」

メイジ(緑)「あぁ、もう飽きちゃったか…」

メイジ(青)「翔君が飽きてきてしまったので、そろそろ決めましょうか。」

イクサ「そうだね。」

アマゾンデルタはドライバーの左グリップをひねった直後、右グリップから『アマゾンウィップ』を取り出し、

 

《バイオレント・クラッシュ》

 

アマゾンδ「ムンッ!」ブゥンッ!…ビシバシダシッ!

ストライカー「「「「「っ!?」」」」」

ストライカー達の足元を攻撃し、転ばせた。そこに、

 

《イ・ク・サ・カ・リ・バ・ー・ラ・イ・ズ・アッ・プ》

 

イクサがイクサカリバーから衝撃波を飛ばし、

 

《ホーリー……ナウ》

 

更に、2人のメイジが光波を飛ばした。ストライカー達は爆発に包まれ……砂埃が晴れた頃には、戦闘不能になっていた。

アマゾンδ「ったく、何で新年早々コイツらと戦わなきゃならねぇんだよ……」

アマゾンデルタは不機嫌そうに言うと、変身を解き、翔の姿に戻った。

イクサ「ホントに懲りないよね…少しイライラするなぁ……」

イクサも不機嫌そうに言い、愛の姿に戻る。

メイジ(青)「執念深い人達ですね…しつこく追い回すから翔君に嫌われるんですよ。」

メイジ(緑)「沢山の人に迷惑までかけても、何とも思ってないのかな?」

メイジ(青)とメイジ(緑)は呆れた口調で言って、変身を解いた。

翔「……。」

翔がベビーカステラの屋台の方を向くと、そこには誰もいなかった。

翔「…結局、ベビーカステラは買えなかったか……」

翔は残念そうに言うと、立ち去ろうとする。その時……

店員「あのっ!!」

1人の店員が走ってきた。

店員「今、作りますので……お代は結構です!」

翔「…何?」

店員「ここの神社を、大勢の人達を守ってくれたお礼です。」

翔「…別にベビーカステラが欲しくてやった訳じゃねぇよ。代金は払う。」

翔は財布からお金を取り出すが……

店員「お願いします!お礼をさせてください!!」

店員が頭を下げてまで頼むため、困惑していた。

愛「翔君、ここはお言葉に甘えとこ…♪」

愛にそう促され、翔は財布にお金をしまった。その後、店員からベビーカステラを沢山作って貰った。

 

 

 

蜜璃「結構作ってもらっちゃった…何だか、悪いような……」

翔「とか言いながら、結構摘まんでんじゃねぇか。」

蜜璃「えへへへ。」(苦笑)

翔のツッコミに、苦笑いを浮かべる蜜璃。

深雪「ストライカー達をやっつけて、賑わいが戻ったようですね。」

翔「…だな。」

愛「翔君、今年もベビーカステラ食べれて良かったね♪」

翔「……まぁな。」

翔はベビーカステラを1つ、口の中に運んでいく。その後、一海達と合流した。

一海「おいおい、その大量のベビーカステラ…どうしたんだ?」

翔「それはな…」

翔が彼らに事情を話すと……

一海「気でも狂ってんのか…いや、元から狂ってるか。どこまでクズなんだよ…!!」

紫「アイツら……思い出すだけで腸が煮えくり返る…!!」

友香「翔さんが充実しているのに……また邪魔をしに来るなんて…!!」

諒芽「だぁぁああああ、あのストライカー共!!マジで腹立つ!!」

一海達はストライカー達の行動に怒っていた。

翔「ま、俺らがぶっ潰して来たから怒るな…お前らも食うか?」

沢山のベビーカステラを食べきる自信がなかった翔は、一海達にも分けた。

一海「あ、うめぇ。」

翔「そりゃそうだろ。」

紫「うむ、美味い。」

友香「あっふ(あっつ)…!」

翔「焼きたてだから気を付けな?」

諒芽「あちゃっ!?……うまっ。」

翔「だから焼きたてだって言ったろ?」汗

一海達とやり取りする翔を、3人の医師達は優しく見守っていた。

 

 

 

あの後、明治神宮入口でメンバー達と合流し、原宿駅に向かった。

一海「翔。」

翔「…?」

一海「俺達、相変わらずこんなだけど…今年もよろしくな。」

紫「これからも、迷惑をかけるかも知れない…それでも、私たちは翔を手助けしていく。だから、よろしく頼む。」

友香「今年も、翔さんと素敵な思い出が作れたら良いですね♪」

諒芽「翔ちん、今年もよろしくな!機会があれば、どっか遊びに行こーぜ!」

一海、紫、友香、諒芽は翔に新年の挨拶をした。すると、翔は……

翔「……1度しか言わねぇから、よく聞いとけ……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

……よろしくな。」

 

と、言い、顔をそらした。

一海「…おうっ!」

紫「あぁ、よろしく!」

友香「はいっ、よろしくお願いします♪」

諒芽「へへっ!」

一海達は、笑顔を見せ……2021年も、翔との友情を切らせまいと、密かに誓ったのであった。




いかがでしたか? 今回はここまでです。



翔「なぁ、正月ならではのイベントって……結局何だったんだ?」
やさぐれショウ「えっ、分かんなかった?」
翔「ベビーカステラを摘まむことか?」
やさぐれショウ「違う違う。」
諒芽「初詣だろ?」
やさぐれショウ「正解。」
紫「初詣に関する記述が少ない気がするが……」汗
やさぐれショウ「そこは、まぁ……雰囲気で察しておくれ。」
友香「それはちょっと無茶苦茶なのでは…」汗
一海「もう少し詳しく書くことだな。」
やさぐれショウ「……はい。」汗

やさぐれショウ「えっと、私もこんなですけど…2021年も、よろしくお願いします。

では、次回もお楽しみに~」
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