〜プロジェクト東京ドールズ〜『化け物とドールの絆』 作:やさぐれショウ
やさぐれショウ「さて、大変長らくお待たせいたしました。ここからは本格的に、『Case 1(第三章)』に入っていきます。」
翔「正月を過ごした後、任務か……ま、やってやるさ。」
やさぐれショウ「翔もやる気を出してるみたいだし……
本編へどうぞ。」
未だに夢を見る。
はじめて、“彼女”と出会った夢。
彼女の第一声は、こうだ。
『ケッ、しけた面してやがる。役人っていうのはみんなそうなのか?』
そこからはじまった日々は
私にとって、かけがえのない日々だった--
だから----
だからこそ------
--復讐を。
彼女の生き様を--彼女の功績をほしいままに独占する、『あの女』へ----
さあ、はじめよう。
これは…私の『復讐』の物語……
『Case 1(第三章)』 地区番号7 墨田区【SKY TOWER】
マキナ「さあ、目覚めなさい。英雄・『青空 翔』。
物語が……動き出す時です。」
ドールハウスにて……
翔「……。」Zzz~……
この日、翔は珍しく寝坊していた。
コンコンッ……
翔「……。」Zzz~……
コンコンコンッ……
『翔さん?翔さん?』
翔「……。」Zzz~……
部屋の外から声をかけられても、ノックをされても、翔は全く起きない。
ガチャッ……
その時、ドアが開いたと思ったら……1人の少女が翔の部屋に入ってきた。青いポニーテールが特徴だ。
翔「……?」ムニャムニャ……
ミサキ「おはようございます、翔さん。」
入ってきたのは、DollsチームAのメンバーの1人『ミサキ』だった。
翔「……ん……」モゾッ……
翔は眠気が覚めないのか、布団の中に入ってしまう。
ミサキ「やはり、先の戦いの疲れをひきずっているようですね……」
心配そうな顔をするミサキだが……
翔「…正月なんだから…別に良いじゃねぇかぁ……フゴッ…」
どうやら、正月ボケのようだった。
ミサキ「お正月はもう過ぎましたよ?」
翔「…後5分だけ、寝かしてくれ……スゥッ…」
翔は再び眠ろうとする。
ミサキ「…仕方がありません。実力行使です。可哀想ですが…布団を無理矢理、剥いで----」
ミサキが翔の掛け布団に手をかけた時、翔が布団から顔を出した。
翔「…?……??……ん!!?」
そして……
翔「うおおああああああぁぁぁぁぁ!!!!」
眠気が覚め、状況を理解した翔は絶叫し、ベッドから飛び起きた。
翔「な、なんで、ミサキが俺の部屋にいんだよ!?」
ミサキ「翔さん、起きましたか。おはようございます。」
翔「おはようございますじゃねぇよ!そもそも、何故俺の部屋にいるんだ!?」
ミサキ「斑目所長からの招集です。翔さんと連絡が取れないので、私が直接迎えに来ました。」
翔「…何?」
翔は近くの時計を確認すると……もう、8:00をまわっていた。
翔「…寝坊しちまった……すまん。」汗
ミサキに謝罪をする翔。
ミサキ「気にしないでください。先の戦いでは、あれだけの力を使ったんです。平時に静養をあてるのは、これ以上なく合理的です。」
翔「…お前は相変わらず
翔はため息をつき、
翔「……皆に、心配かけたか。」
ボソッと呟いた。
ミサキ「そう思うなら、すぐに用意してください。…みんな、待っていますから。」
翔「…わーったよ。準備すっから、部屋から出てくれ。」
ミサキ「…また寝るつもりですか?」
翔「なわけねぇだろ!?」
ミサキ「冗談です♪」
少しだけ翔に意地悪したミサキは、部屋から出ていった。
翔「…ったく。」汗
準備を済ませた翔は、自室から出ると、ミサキと共に寮に向かった。
翔「…よぉ、おはようさん。」
サクラ「あっ、翔さん!おはようございます♪」
シオリ「顔色、良くなりましたね。ふふ……よかったです。」
レイナ「今日はあまり無理しないで。もう翔君だけの身体ではないのだから。」
レイナの言葉に、翔は……
翔「生憎だが、俺の身体は『無理をしねぇことを知らねぇ』んだよ……」
と、素っ気なく言い返した。
ヒヨ「それでも、翔さんの身体はみんなのものなんだからー!」
ヒヨのこの言葉に、アヤとナナミは一瞬驚いた。そして……
ナナミ「ヒヨさん…誤解を招くような発言は控えてください。」
と、ナナミはヒヨに注意するも…ヒヨは頭にハテナを浮かべ、首を傾げていた。
アヤ「翔、おはよう♪今日は無理せず、大人しくしててね?」
アヤは翔に優しく言うが……
翔「さっきも言ったろ?俺の身体は無理をしねぇことを知らねぇ…ってな。」
翔は素直にアヤの言葉を聞かなかった。
ユキ「翔さん…無理するから……しんぱいです。」
ヤマダ「ユキさんに心配されるなんて、翔さん、半端ないっすわ。」
翔「俺の身体のことは、俺がよく知っている。心配は不要だ。」
翔(コイツらは…いつも通りと言ったとこか。)
素っ気ない態度を取る翔だが、心の中では彼女達のことを気にかけていた。
クリム「どうして彼女達の気持ちを素直に受け取らないんだ……」汗
そこに、クリム・スタインベルトがやって来た。
翔「おめぇにとやかく言われる筋合いはねぇよ。」
クリムにそう吐き捨てると、翔はそっぽを向いた。
ミサキ「まだ時間はありますから、汗を流してから、事務所へ行きましょう。」
翔「…は?」
ミサキの発言に、困惑する翔。
翔「俺、寝坊したんだろ?だったら、今から行ったほうが良いんじゃねぇのか?」
翔はメンバー達に言う。
シオリ「翔君が疲れていることを見越した斑目さんが時間を配慮してくれましたので、大丈夫です♪」
翔「……。」
翔は少し黙り込み……
翔「……何か、悪いな…」汗
メンバー達に謝罪した。
レイナ「謝らなくても良い。翔君が元気でいてくれた方が、私たちは嬉しいわ♪」
翔「…そうか。」
クリム「シミュレーションルームに行くなら、翔には『トレーラー砲』の使い方を教えよう。」
翔「使い方は知ってるよ。」
クリム「まぁ、確認だと思ってくれ。」
翔は面倒くさそうな表情をしていたものの、シミュレーションルームではトレーラー砲を使った。Dollsもシミュレーターで汗を流した。
あから「やあ、隊長殿!」
翔「…?あからか。」
そこに、訓練を終えたあからがやって来た。
翔「お前も戦闘訓練をしてたのか。」
あから「いつでも戦えるようにしておかないとね。」
翔「他のメンバー達も、こうして訓練してるのか?」
あから「もちろん!」
翔「そうか。」
翔(妖魔がいる限り……
翔はそう思い、汗を拭った。その後、汗を洗い流したDollsと共に、事務所に向かった。
いかがでしたか?今回はここまでです。
やさぐれショウ「今年に入って、この機能をある程度使えるように、なたよ?」
翔「…今更すぎねぇか?」汗
やさぐれショウ「しょうがないぢゃん……」
翔「しょうがねぇで済ませんなよな。」汗
やさぐれショウ「ここからは、ハーメルンの機能を生かして、この小説をパワーアップ(?)させていくよ。」
やさぐれショウ「次回も、お楽しみに~」