〜プロジェクト東京ドールズ〜『化け物とドールの絆』   作:やさぐれショウ

220 / 551
やさぐれショウです。



音波を発生している者の正体が、ここで明らかに……更に、とある仮面ライダーの映画に登場したダークライダーも!?

では、本編へどうぞ


第百六十二話 異形のウタと謎のライダー

現場に着くと、案の定……ピグマリオンの群れがいたため、すぐに戦闘に入った。

サクラ「はぁっ、はぁっ……」

異常型ピグマリオンも多く存在していたため、疲れの色が見えるサクラ。

シオリ「サクラさん、大丈夫ですか?」

サクラ「だ、大丈夫、です…まだ…戦えます…」

サクラはゼェゼェ言いながら、シオリに言う。無理をしているのは、明らかだ。

ミサキ「無理をするくらいなら、下がっていて。」

そんなサクラに、冷たく言い放つミサキ。

ミサキ「異常電波の原因----きっと一筋縄ではいかない相手のはず。」

シオリ「いいえ、ミサキさん。全員で行きましょう。誰かが欠けるなんて…もう……」

シオリがそう言うと……

ミサキ「……。」

ミサキは黙り込んだ。

翔「一人で突っ走るな、場が乱れる。」

一海「翔……」

冷たい態度の翔を宥めようとする一海。メンバー達は、スカイタワーへと向かって行く。

 

後を着けてくる者の存在を、知らず……

 

 

 

アヤ「見えてきた、スカイタワーよ!」

スカイタワーに到着して早々……

ナナミ「なっ…なんですか…『アレ』……」

ヤマダ「ウソから出たマコト……ってヤツっすかねえ…怪獣映画もビックリっす…」

何かを発見するメンバー。翔と一海も上を見上げる。彼女達が見たモノ…それは……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

スカイタワーに、黒い色に赤い筋が入った謎の球体のようなモノが貼り付いていた。目玉のような裂け目は、まるでモノリスのようだ。

ヒヨ「ひ、あ、ああ……!」

一海「おい…何だよ、アレ……」

ユキ「うごめく、球体……」

レイナ「あんな……巨大な……」

翔「ピグマリオン(化け物)、なのか……」

ミサキ「これが……ピグマリオン--」

その時……

 

サ~……

 

おびただしい数の蝶が、その球体の前を横切った。その直後、モノリスのようなコアが怪しく光り……

 

ゾワァァアアアアアアアアアーー!!

 

あの異常な音波を放ち始めた。

ミサキ「ピグマリオンが…ピグマリオンが……歌っている……!」

呆然とその球体を見上げるメンバー達。

翔「……。」

翔(コイツが、異常型化け物を産み出しているのか…!!くそっ!!)

音波を放つ球体を見上げながら、翔はそう思った。

翔(…?…誰かが、来る…!)

音波に混じって、僅かながら足音を聞き取った翔。嫌な予感を感じた翔は、アマゾンズドライバーを装着する。

翔「一海、ドライバーを装着しろ!!」

一海「えっ…?」

翔「早く!!」

一海「あ、あぁ…!」

一海も慌ててオーガドライバーを装着する。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

???「…へぇ、先手打ってDollsに接触していたんだ。」

メンバー「「「っ!?」」」

そこに、1人の青年が現れる。前髪は七三分けに、後ろ髪はウルフヘアに近く、毛先だけが外側へ跳ねている。左腕には、ジャドウの証である黒い腕輪が着いている。

???「流石はヘルメス……転生世界の産みの親。」

翔「…何者だ?」

翔が青年に問い詰めると、青年は「フッ」と鼻で笑う。

X「Quartzer(クォーツァー)が1人……『X』。」

青年の名前は『転生者 X』……彼は、2050年から来た、所謂……『未来人』である。未来では、詐欺グループとテロリストと協力し、CIAやFBI等の政府組織を欺き、大量殺人の手助けをした悪質な人物だ。だが、不慮の事故で命を落とし、とある世界に転生……そこで、原作主人公を瀕死の状態に追い詰め、ヒロインを寝とることに成功した。これに快感と優越感を覚えた彼は、幾多の転生世界を転々とし、原作主人公や他転生者を必要以上に痛め付けては、次々とヒロイン達を我が物にしてきた。そして、今度は【プロジェクト東京ドールズ】の世界のヒロイン『Dolls』に目をつけたのだ。

一海「Quartzer、だと……!?」

翔「気を付けろ、来るぞ!」

翔と一海は身構える。Xは金と青の時計のようなアイテム『ライドウォッチ』を、ライダーの顔にし、ボタンを押す。

《ザモナス》

口角を上げると、ライドウォッチをジクウドライバーに装着し、ロック解除ボタンをチョップするように押す。

 

X「…変身。」

 

Xはそう呟くと、ジクウドライバーを回転させた。

 

《ライダーターイム》

すると、Xの身体が炎に包まれる。

《カ~メ~ン~ライ~ダ~ザモナス~♪》

音声が響き渡り、Xの姿が変わった。それは、背びれのような頭部に鱗状のアンダースーツなど全体的に魚類のような姿をしており、右肩からは翼のような形状のマントを纏った仮面ライダーだった。複眼は金色で「ライダー」と描かれており、額には『12時00分』を刺しているような時計の針の意匠がある。更に、ボディには金色の歯車の意匠がある。ジクウドライバーのウィンドウは『0000』と表示されている。

サクラ「か、仮面ライダー…!?」

アヤ「何なの、あの仮面ライダーは…!?」

ナナミ「あれは…『仮面ライダーザモナス』…!」

Xが変身した仮面ライダーの名は、『仮面ライダーザモナス』……【劇場版 仮面ライダージオウ Over Quartzer】に登場する敵の仮面ライダーの1人であり、モチーフが【仮面ライダーアマゾンズ】に登場するライダー達である。

ザモナス「クックックックックッ……」

怪しく笑うザモナス。一海はオーガフォンで『000』と打った後、エンターキーを押し、翔はアマゾンズドライバーの左グリップを捻る。

《Standing By》

《デルタ》

翔「アマゾン…!」

一海「変身。」

 

ドゴォォオオオオオオンッ!

《Complete》

 

翔は『仮面ライダーアマゾンデルタ』に、一海は『仮面ライダーオーガ』へと姿を変えた。

ザモナス「仮面ライダーオーガは分かるけど、隣の仮面ライダーは分かんないや……ま、いっか。」

ザモナスはアマゾンデルタとオーガに襲いかかって来る。

アマゾンδ「ムンッ!」

ザモナス「フンッ。」

ザモナスはアマゾンデルタのパンチを受け止め、

オーガ「おぉっ!!」

ザモナス「ほらっ。」ドカッ!

オーガ「がっ!?」

走ってきたオーガを返り討ちにする。アマゾンデルタとオーガが囲もうモノなら、

ザモナス「オラオラオラァッ!」ドカカカッ!

ブレイクダンスのような回転蹴りで翻弄する。

アマゾンδ「ちっ…!」

オーガ「くそっ、何てすばしっこい奴だ!!」

距離を取るアマゾンデルタとオーガに……

ザモナス「離れても意味無いよ。」ヒュンッ!ヒュンッ!

ザモナスはボウガンから矢を放った。

アマゾンδ「ぐっ!?」

オーガ「どわっ!!」

レイナ「翔君!一海!」

地面を転がったアマゾンデルタとオーガを見たザモナスは、

ザモナス「今日はここまでかなぁ?また来るよ。」

と、言い残し、ジャンプして姿を消した。

アマゾンδ「逃げられたか、チッキショォ…!」ガッ!

悔しそうに地面を殴るアマゾンデルタ。突如現れた謎のライダー『ザモナス』……彼は一体何者なのか……『Quartzer』とは、何なのか……




いかがでしたか?今回はここまでにします。



ジャドウの数も少なくなって来たので、『仮面ライダーザモナス』は絶対に登場させたかったです(俺のこだわり)。この回で初登場した『仮面ライダーザモナス』の設定は、いずれ書きます……うん、いずれね?



気が付いたら、お気に入り件数が100を越えていたことに驚きました。ありがとうございます!



次回も、お楽しみに~
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。