〜プロジェクト東京ドールズ〜『化け物とドールの絆』   作:やさぐれショウ

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やさぐれショウです。



出したかったライダーの1人を、前回出しました(笑)。まだまだ出したいライダーはいますが、それらは後々の物語で登場させます。

では、本編どうぞ


第百六十三話 Unknown

突如として、スカイタワーに現れた謎の球体……それは、ピグマリオンなのか…それとも、妖魔なのか…はたまた別の化け物なのか……未だ、不明な点が多い。

サクラ「あれが、ピグマリオン…?」

レイナ「ピグマリオンや妖魔以外で、あんな醜悪なモノが存在するなんて思いたくないわね…」

ヒヨ「き、気持ち…わるいよ……」

気分を悪くするメンバー達。その時……

 

PPP--

 

通信機が鳴り、

斑目『スカイタワー前の対象物は現在、解析中だ。解析結果がでるまでは『アンノウン』と呼称する。』

斑目から連絡が入った。スカイタワーに現れた謎の球体は、現在解析中であり、仮名『アンノウン』と名付けられた。

ユキ「アンノウン……」

アヤ「な、なによ!図体がデカいだけじゃない!スカイタワーにへばりついて…機動力ゼロだよ?ラクショーじゃん!」

ミサキ「…それには、同意するわ。」

翔「……。」チッ…

翔(楽勝だったら、とっくに倒せてるだろうが……)

アヤとミサキの発言に、イライラする翔。

ミサキ「翔さん、攻撃命令を。歌声を止めるために今すぐ撃滅を--」

しかし……

 

PPP--

 

カナ『いけません!みんな、離れて…!!』

 

カナから突然連絡が入ったと思ったら……

ミサキ「ッ……!?」

アンノウンが怪音波を発生させ、更には鳴き声のような音も響かせる。途端に、アンノウンの近くをおびただしい数の蝶が横切る。

ユキ「ピグマリオンが…たくさん…………!」

更に、周辺に無数のピグマリオンが出現した。

シオリ「どうして…ここにモノリス反応は、なかったはずです…!」

一海「何がどうなってんだ!?」

翔(ここにモノリス反応が無いとすると…まさか……!!)

 

PPP--

 

カナ『--解析、完了しました!』

アンノウンの解析が完了し、知らされた内容にメンバー達は驚愕する。

カナ『スカイタワーからモノリス反応!目の前のアンノウンは……モノリスです!』

翔「…マジかよッ!」

アヤ「ウソ……アレが、モノリス…?」

斑目『馬鹿な……いつの間に、こんなものが----』

ナナミ「アレがモノリスなら、自分でピグマリオンを大量に発生させて--さらにそれを、歌声で凶暴化できるってことですか…!?」

ヤマダ「実に効率的ってやつっすなぁ!ねえ、ミサキさん。」

ミサキ「化物ごときが、知恵の回ることを…虫唾が走るわ。--からくりはわかった。もう、恐れる必要もない。」

闘争心を燃やすミサキ。

ミサキ「いつも通り、塵も残さず殲滅する!」

だが、その直後……

 

ゾワァァアアアアアアアアアーー!!

 

アンノウンは怪音波を発生させた。

ヒヨ「はぐっ…!あ、うう……!!」

レイナ「翔君、このままでは周囲の市民に被害がでるわ…!」

シオリ「ミサキさんの言うとおりです。アンノウンを……破壊しましょう。」

翔「あんな高所にあるヤツを、どうやってぶっ壊すんだよ……まぁ良い、行くぜ!!」

翔、一海、Dollsはアンノウンを破壊すべく、戦闘に入った。凶暴化ピグマリオン達が彼女達に襲いかかって来る。更に……

 

W「面白そうな状況ね……アタシも混ぜてよ♪」

 

《カメンライド》

 

W「変身♪」

 

《ディ・エンド》

 

仮面ライダーディエンドまで乱入してきた。

一海「またアイツか!!」

翔「空気も読めねぇのか…!!」

翔はアマゾンズドライバーの左グリップを捻り、

翔「アマゾン!」

 

ドゴォォオオオオオオンッ!

 

仮面ライダーアマゾンデルタに変身し、ディエンドを迎え撃つ。

ディエンド「それなら……」

 

《カメンライド……ナイト、サソード、サガ》

 

ディエンドはネオディエンドライバーから、『仮面ライダーナイト』、『仮面ライダーサソード』、『仮面ライダーサガ』を召喚し、

ディエンド「行ってらっしゃい♪」

アマゾンデルタに向かわせた。

ナイト「はっ!」

サソード「せやっ!」

サガ「ふっ!」

ナイト、サソード、サガは武器を振るって襲いかかって来る。

アマゾンδ「ぐっ!?があっ!!…くそがっ!!」

一海「おい、卑怯だぞ!!」

一海はマッハドライバー炎を装着し、

 

《ライダー!チェイサー!》

 

仮面ライダーチェイサーに変身……ブレイクガンナーを乱射し、アマゾンデルタを助けた。

チェイサー「翔、大丈夫か!?」

アマゾンδ「…ゼェ……ゼェ……ッ!!」

チェイサー「お、おい!どうしたんだ!?」

何故か、過呼吸を起こすアマゾンデルタに、戸惑うチェイサー。

ディエンド「あれあれ?アマゾンのお兄さん、もう終わりぃ?」

ネオディエンドライバーをクルクル回しながら、余裕そうに言うディエンド。

アマゾンδ「……ヴヴッ…何だよ、これ……ッ!!」ドクンッ…ドクンッ…

チェイサー「おい、翔!!大丈夫か、おい!?」

アマゾンδ「ヴゥッ……ヴアァッ……ア”ア”ァァァァッ!!」ドクッ、ドクッ、ドクッ、ドクッ……

胸をおさえ、苦しむアマゾンデルタ。

ディエンド「苦しんでるなら、チャンスだよね!」

 

《ファイナルアタックライド…ディディディディエンド》

 

ディエンドはライダーカードを装填し、銃口をチェイサーとアマゾンデルタに向ける。

ミサキ「はぁっ!!…っ!?翔さん!!」

アヤ「翔っ!!」

レイナ「翔君っ!!」

チェイサー「ッ!!」

チェイサー(くそっ、どうすれば…!!)

ディエンド「終わりだね。」

トリガーに人差し指を添えながら呟くディエンド。だが、次の瞬間……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ブォンッ!…………ブシュゥゥウウウウウウウウッ!!

 

 

 

ディエンド「……が、は……ッ!!」

ディエンドは声にならない声を上げ、脇腹をおさえると、うつ伏せに倒れた。そして、変身が解けてWの姿に戻ったのだが……彼女の右脇腹から、出血していた。

チェイサー「……えっ?」

アマゾンδ「……。」

Wの背後には、右腕のアームカッターを伸ばしたアマゾンデルタが、低い体勢で立っていた。

チェイサー「…し、翔…お前……」

アマゾンδ「……。」

アマゾンデルタは何も言わない。ディエンドこと、Wが敗れても…アンノウンの音波は止む気配がない。

ユキ「歌声が…やまない……」

 

PPP--

 

カナ『翔君、応答願います!戦況を報告してください!』

アマゾンδ「……。」

カナ『翔君?…翔君!?聞こえますか、翔君!?』

中々返事が無いため、カナは慌て始める。

チェイサー「カナさん、木場 一海です!なんとかしのいでいますが----!」

チェイサー(一海)は、アマゾンデルタ(翔)の代わりに戦況をカナに伝える。

アヤ「さすがにキツいわね……あの凶暴型…しつこいっての!」

ヒヨ「たおしてもたおしても…キリがなくて…!」

凶暴型ピグマリオンは、倒しても倒しても次々と湧いてくる。アンノウンの音波は更に大きくなっていく……

シオリ「あ、ああ…!また……!」

ミサキ「みんな、しっかりしなさい!」

メンバー達を鼓舞するミサキ。

ミサキ「凶暴型を食い止めて、なんとかあのアンノウンを……!」

ヤマダ「んなこと、やれるもんならとっくにやってるっすよぉおおッ!」

アンノウンを中々破壊できず、次第にイライラしてくるヤマダ。そんな彼女達を嘲笑うかのように…おびただしい数の蝶が通過し、更にはどこからともなくピグマリオンが姿を現す。

カナ『だ、第二陣--来ます!迎撃準備をしてください!』

ミサキ「私は……私は……最強のドール!こんなところで…負けられないのよ!」

ミサキは武器を握りしめ、構えを取った。

チェイサー「カナさん!何だか、翔の様子がおかしいんです!!」

カナ『翔君に、何かあったんですか!?』

チェイサー「急に呻き声を出したと思ったら、現れた乱入者を斬りつけて……それに、俺やDollsの皆が声をかけても、反応しないんですよ!!」

カナ『そ、そんな……一般人に危害を…!?』

チェイサー「乱入者は一般人じゃありません!まぁ、その……ヤクザみたいなモンですよ!」

カナ『と、とにかく…一海さんにはDollsの指揮をお願いします!後、翔君に変化があったら、できるだけ早く伝えてください!』

チェイサー「了解です!」

Dollsの指揮権が、翔から一海に切り替わった。

レイナ「一海!」

チェイサー「皆、俺も戦う…もう少しだけ、持ちこたえよう!!」

チェイサーはシンゴウアックスを握り、Dollsを指揮する。

ナナミ「来ます!!」

メンバー達に襲いかかるピグマリオンの群れ。その時……

アマゾンδ「ッ!!!!」ブォンッ!

アマゾンデルタがアマゾンズドライバーからアマゾンウィップを引き抜き、勢いよく振り回した。

 

グシャアアアアァァァァッ……

 

その直後、ピグマリオン達の身体が真っ二つに割れ、消滅した。

アマゾンδ「ヴアアアアアアァァァァァァァッ!!

喉が張り裂けるような大声で発狂するかの如く、吠えるアマゾンデルタ。アマゾンウィップを捨てると、凶暴型ピグマリオンの群れ目掛けて走り出す。襲いかかって来るピグマリオンに蹴りを入れ、近くにいたピグマリオンに股がり、思い切り引っ掻く。背後から襲い来るピグマリオンを殴り付け、もう一体のピグマリオンの足を掴み、無理矢理地面に転ばせる。その後……

アマゾンδ「ヴヴゥゥッ、ヴアアァァァッ!!ブチブチブチィィイイイイッ!!

ピグマリオンの足を力任せに引きちぎった。再び背後から襲いかかって来たピグマリオンに対して……

アマゾンδ「ヴゥゥオオアアアアァァァァッ!!グシャアアァァァァッ……ドグシャアアァァッ!!

右ストレートで身体を貫き、アームカッターで斬り裂いた。

サクラ「す、すごい……」

ヒヨ「ね、ねぇ一海さん……翔さん、なんだよね…?」

チェイサー「あぁ、アレは…紛れもなく、翔だ…………」

チェイサー(だけど……翔であって…翔じゃないみたいだ……)

乱暴な戦い方を繰り広げるアマゾンデルタに、メンバー達は唖然とするばかりだった。

アマゾンδ「ヴゥッ……ヴゥッ……ヴヴゥゥゥゥゥオオォォォアアアアァァァァァァァッ!!」

今のアマゾンデルタは、まるで餓えた獣の如く……凶暴である。

アマゾンδ「ヴアアアアアアァァァァァァァッ!!

アマゾンデルタは発狂し、落ちているアマゾンウィップを拾うと……

 

《バイオレント・クラッシュ》

 

凶暴型ピグマリオンの最後の1匹を捕らえ、自分の元に引き寄せ……

 

ザクウウウウゥゥゥゥッ!!

 

右腕のアームカッターで斬り裂いた。アマゾンデルタに斬られた凶暴型ピグマリオンは消滅していった。

アマゾンδ「…ゼェ……ゼェ……」

荒い呼吸をするアマゾンデルタ。

メンバー達「「「……。」」」

アマゾンデルタが第二陣の軍勢を全滅させたため、Dollsとチェイサーに出番は無かった。アンノウンを破壊するより、突如凶暴化したアマゾンデルタから目を離さずにはいられなかった。

アマゾンδ「……ッ!?」

その時、アマゾンデルタが胸元をおさえ、苦しみ始める。

チェイサー「翔!!」

Dolls「翔さん!」「翔君!」「翔!」

そんなアマゾンデルタに駆け寄るチェイサーとDolls。アマゾンデルタはうつ伏せに倒れると、変身が解けて翔の姿に戻った。

チェイサー「翔!!おい、しっかりしろ!!」

そこに、紫達がやって来る。

紫「市民の避難が完了しt……っ!?」

友香「しょ、翔さん!!」

諒芽「おい、どうしたんだよ!?翔ちん!!」

紫達は翔に慌てて駆け寄る。この時……翔は意識を失っているのか、目を開くことは無かった。




いかがでしたか?今回はここまでです。



一体、翔の身に何が起きたのか……

次回も、お楽しみに……
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