〜プロジェクト東京ドールズ〜『化け物とドールの絆』 作:やさぐれショウ
前回、ジャドウが仮面ライダーに変身したところで終わりましたね。今回は、その続きです。
では、本編へどうぞ
《ライダーターイム…カ~メ~ン~ライ~ダ~ゾンジス~♪》
Yが緑色のオーラに包まれ、姿が変わった。それは、バッタを思わせる生物的なデザインが特徴であり、顔は『仮面ライダーJ』、身体は『仮面ライダーシン』、足の葉脈は『仮面ライダーZO』を連想させる仮面ライダーだ。両肩から伸びる突起物は、仮面ライダーZOに登場する怪人『ドラス』を思わせる。頭部の時計の針の意匠は、少し上を向いたものになっている。ザモナスと同じく金色の歯車の意匠があり、上半身は非常に長い黒マントで覆われている。『仮面ライダーゾンジス』…Yが変身した仮面ライダーの名称である。
ゾンジス「ヌウウゥゥゥゥッ……フンッ!」
唸り声をあげるゾンジス。5人の少女達も、翔に敵意を向けている。
ゾンジス「箒、セシリア、鈴、シャル、ラウラ!ISを纏え!!アイツはオレ達の敵だぁ!!」
ゾンジスがそう言うと、5人の少女達は何やら全身装甲に覆われた。彼女達が身に纏ったのは、『
翔「……。」
翔は静かにアマゾンズドライバーの左グリップを捻り、
翔「…アマゾン……!」
ドゴォォォォオオオオオンッ!!
仮面ライダーアマゾンデルタへと、姿を変えた。
少女達「「「「「ッ!」」」」」カシャッ……
少女達はライフルと思われる小銃を構えると、
ドパパパパパパパパパパパパパパパーーーー!!
アマゾンデルタ目掛けて、一斉に乱射してきた。
アマゾンδ「っ!!」ダンッ!
アマゾンデルタは地面を蹴り、弾丸の嵐を避けながら、ゾンジスへと近付いていく。
アマゾンδ「おらよっ!」ドゴッ!
ゾンジスにパンチを叩き込むも、
ゾンジス「……。」
ゾンジスはビクともしていない。
アマゾンδ「っ!!」ガシッ!
ゾンジス「ヴゥッ!!」ガシッ!
アマゾンデルタとゾンジスは掴み合い、互いにパワー勝負を仕掛ける。
ザザザザザザザザ……
アマゾンδ「ッ!!」
ゾンジス「クククク……ッ!」
しかし、パワーはゾンジスの方が上のようだ。
アマゾンδ「…くそがっ!!」
アマゾンデルタは巴投げでゾンジスを投げ飛ばした。だが、その瞬間……
箒「やぁぁあああああっ!!」
ゾンジスが洗脳したヒロインの一人『
ガキィンッ!
アマゾンデルタはアームカッターで刃を受け止めると、
アマゾンδ「邪魔だ!」ドカッ!
箒「ッ!?」
箒の腹部にヤクザキックを叩き込んだ。アマゾンデルタが箒から距離を取ると、
セシリア「くらいなさい!」ズドドドドッ!!
もう一人のヒロイン『セシリア・オルコット』がミサイルを発射してきた。
アマゾンδ「…ちぃっ!!」
バク転でミサイルを避けるアマゾンデルタ。しかし、
鈴「そぉれっ!!」ズドォンッ!
アマゾンδ「…ッ!?」
『
アマゾンδ(何だ今のは…!?……どこから撃ってんだ!?)
アマゾンδ「ッ!?」
アマゾンデルタが顔をあげると、いつの間にか『ラウラ・ボーデヴィッヒ』と『シャルロット・デュノア』に囲まれていた。ラウラはプラズマ手刀を、シャルロットはブレードをアマゾンデルタに向けている。
ラウラ&シャルロット「「っ!!」」
アマゾンδ「っ!?」
ラウラとシャルロットは、突き技を繰り出してくる。アマゾンデルタは地面を転がり、避け続ける。そのまま地面を転がり、距離を取ってアクセレイガンから光弾を乱射した。
5人「「「「「っ!?」」」」」
5人は怯んだが……
ゾンジス「ムンッ!!」ドゴッ!
アマゾンδ「があっ!?」
背後からゾンジスに攻撃され、再び地面を転がる。それだけではない……
アマゾンδ(しまった、アクセレイガンが!!)
アクセレイガンを落としてしまったのだ。
ゾンジス「ッ!!…ヴヴゥゥッ!!」
ゾンジスはアクセレイガンを踏み潰し、粉々にしてしまった。
アマゾンδ(くそ……6人相手は流石にキツい……!!)
アマゾンデルタが危機を感じたその時……
ズドォンッ!ズドォンッ!……ズドドドドッ!!
ゾンジス「ムッ!?」
5人「「「「「ッ!!?」」」」」
6人の目の前が爆風に包まれる。
バース1「翔君!」
バース2「私たちも一緒に戦うよ!!」
そして、アマゾンデルタの両隣に2人の『仮面ライダーバース』が降り立った。
アマゾンδ「胡蝶さんと七草さんか……助かる。」
ゾンジス「仲間が増えたところで、どのみち貴様らに勝ち目など無い。」
アマゾンδ(…どういうことだ?まぁ良い。)
アマゾンデルタはドライバーの右グリップを引き抜き、『アマゾン方天』を取り出した。バース1は『ショベルアーム』と『カッターウィング』を装着、バース2は『ドリルアーム』と『カッターウィング』を装着した。
ヘルメス(翔!奴はインフィニット・ストラトスのヒロイン5人を、他の世界の薬で洗脳している!気を付けろ!!)
アマゾンδ(今更おせぇよ!!)
アマゾンデルタはアマゾン方天を構え、低い体勢を取った。
アマゾンδ「おい!あのツインテールが撃ってくる衝撃弾には気を付けろ!!」
バース1「分かりました。」
バース2「了解!」
2人のバースは空中に浮かび上がり、5人の少女達の相手をした。アマゾンデルタはゾンジスと対峙する。
アマゾンδ「おらっ!くらえっ!!」
ゾンジス「ッ!?ヴヴッ!!」パシッ!
ゾンジスはアマゾン方天を掴み、
ゾンジス「ぬぅぅぁぁああああああッ!!」
アマゾンδ「なっ!?」
ブォンッ!…ブォンッ!
大きく振り回し、アマゾンデルタを地面に叩きつけた。
アマゾンδ「ぐっ……っ!!」
アマゾンδ(コイツ、なんて馬鹿力だ……!)
バース2「翔君っ!!…ひゃっ!?」
バース2が一瞬気をそらしたのを、セシリアがミサイルで攻撃したため、被弾するバース2。
バース1「蜜璃さん、集中してください!!」
バース1はそう言いつつ、箒、ラウラを相手していた。しかし、段々押されていく。
鈴「受けてみなさい!!」ズドォンッ!
バース1「くっ!?」
ついには、鈴の衝撃弾に被弾する。2人のバースは5人の少女達のISから放たれたレーザーに撃たれて墜落し、変身が解けてしまった。
深雪「ッ!!」
蜜璃「ううっ!!」
倒れた2人に、少女達は小銃から弾丸を乱射する。
《バリア…ナウ》
深雪と蜜璃は間一髪でバリアを張り、弾丸を防ぐと……
2人「「変身ッ!」」
《チェンジ…ナウ》
仮面ライダーメイジへと姿を変えた。メイジ(青)は、
《ホーリー…ナウ》
メイジ(青)「はっ!!」
5人の少女達目掛けて光波を放った。少女達が怯んだ時、
《ジャイアント…ナウ》
彼女達の頭上に巨大化したスクラッチネイルを落とし、地上に叩き付けた。
ゾンジス「ヴゥッ!!」ドカッ!
アマゾンδ「ぐあっ…!」
メイジ(緑)「翔君!」
《ジャイアント…ナウ》
メイジ(緑)も魔法を発動し、巨大化したスクラッチネイルでゾンジスを攻撃しようとした。しかし……
ゾンジス「フンッ!!」ドゴッ!
メイジ(緑)「ぐっ!!?」
スクラッチネイルをゾンジスに攻撃されてしまった。
メイジ(青)「別の魔法で行きましょう!」
メイジ(緑)「分かった!」
《イェス!スペシャル…アンダスタンドゥ?》
2人のメイジは、ドッジテイルを伸ばしてゾンジスを攻撃しようと試みる。だが……
ゾンジス「ぬぅぅぁぁっ!!」ドガガッ!!
メイジ(青)「そんなっ!?」
メイジ(緑)「き、効かない…っ!?」
全く効いていなかった。
アマゾンδ(何なんだコイツ…メイジの魔法が通用しない!?)
ゾンジス「貴様らにオレたちQuartzerを倒すことはできない。」
ゾンジスは余裕そうに言う。
ゾンジス「…?…箒達がやられたか。」
5人の少女達がやられたことに気付いたゾンジスは、少女達の近くに移動し、
ゾンジス「今回だけは見逃してやる……次は無いと思え!」
持っていた謎の玉を地面に打ち付けた。すると、瞬時に煙が発生した。煙が晴れた時には、ゾンジス達の姿は無かった。
アマゾンδ「……逃げられ、たか…っ!!」ガッ!
アマゾンデルタは悔しそうに地面を殴る。その直後、変身が解け、翔の姿に戻った。2人のメイジも変身を解き、元の姿に戻った。
蜜璃「大丈夫、翔君!?」
深雪「ケガをしてますね…今、手当てしますね。」
翔「……腹が…ヘッタ……何か…クエル、モノヲ…!!」
蜜璃「お腹空いた!?えっと、えっと……っ!!」
蜜璃は辺りを見渡すと、ハンバーガーショップを見つけ、そこに駆け込んだ。
深雪「翔君、蜜璃さんが何か食べ物を買って来ますので、もう少し頑張ってくださいね。」
翔「…ワ、ワガッダ……ッ!!」
苦しそうに表情を歪ます翔……彼の目が、段々赤く濁って行く。
蜜璃「翔君!ハンバーガー買ってきたよ!!」
そこに、ハンバーガーを購入した蜜璃が慌てて駆け寄ってきた。蜜璃からハンバーガーを受け取った翔は……
翔「…ッ!!」ガブッ!
貪るようにハンバーガーを食べ始めた。
蜜璃「翔君…目が……」
深雪「これは一体……」
心配そうに翔を見守る蜜璃と深雪。翔がハンバーガーを完食した時には、彼の目は元の色に戻っていた。
翔「…ふぅっ……済まなかったな、胡蝶さん、七草さん。」
蜜璃「ううん、気にしないで。」
深雪「私たちは、医者ですから。」
翔に微笑む蜜璃と深雪。
PPP--
カナ『胡蝶先生、七草先生、応答願います!』
深雪「はい。」
蜜璃「カナさん、翔君を助けることに成功したよ!」
翔「助かったぜ…」
カナ『良かった……翔君、ケガはありませんか!?』
翔「ドジしちまったが、大したことはねぇよ。」
カナ『1度、ドールハウスに』
翔「いや、現場に向かう。」
翔は深雪と蜜璃に支えられつつ、アマゾン方天を拾いに行く。そして、ドライバーにしまうと……ジャングレイダーの方に向かう。
深雪「カナさん、念のため私と蜜璃さんも翔君に同行したいと思います。よろしいですか?」
カナ『了解しました。翔君と一緒にスカイタワー駅前に向かってください。』
カナから許可がおりたため、深雪と蜜璃も翔に同行することになった。
蜜璃「だったらバースで。」
蜜璃はバースドライバーを取り出すが……バースドライバーはボロボロの状態だった。
蜜璃「しまった…さっきの光線で……」
深雪「ベルトさんに来て貰いましょう。」
深雪はスマホを操作し、クリム・スタインベルトを呼んだ。数分後……赤いボディに、4つ白いラインが入ったレーシングカーのような車がやって来た。
翔「…これは、『トライドロン』か…?」
クリム「その通りだ。」
やって来た車『トライドロン』からクリムが降りてきた。まるで、二足歩行する小さなロボットのような姿だった。
クリム「ドクター胡蝶、ドクター七草、乗るんだ。」
深雪「ありがとうございます。」
蜜璃「じゃあ、遠慮なく…」
深雪と蜜璃、クリムがトライドロンに乗車したのを確認した翔は、
翔「…そんじゃ、行くぜ。」
グォオオンッ!!グォオオンッ!!…グォォオオオオオオオンッ!!
ジャングレイダーを唸らせ、スカイタワー駅前に向かう。トライドロンはジャングレイダーの後を追う形で、スカイタワー駅前へと向かって行った。
いかがでしたか?今回はここまでです。
このハーメルンで、ザモナスとゾンジスが登場する作品が、中々見つからなかったんですよね。なので、ここで登場させました。
※…作者は【インフィニット・ストラトス】を全く知りません。アニメを少し見た程度なので、知識が致命的であります。原作と異なる部分があったり、説明が足りない部分がありますので、温かい目で見守っていただけると幸いです。
次回も、お楽しみに