〜プロジェクト東京ドールズ〜『化け物とドールの絆』   作:やさぐれショウ

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やさぐれショウです。



前回、ジャドウが仮面ライダーに変身したところで終わりましたね。今回は、その続きです。

では、本編へどうぞ


第百六十九話 強敵!仮面ライダーゾンジス

《ライダーターイム…カ~メ~ン~ライ~ダ~ゾンジス~♪》

 

Yが緑色のオーラに包まれ、姿が変わった。それは、バッタを思わせる生物的なデザインが特徴であり、顔は『仮面ライダーJ』、身体は『仮面ライダーシン』、足の葉脈は『仮面ライダーZO』を連想させる仮面ライダーだ。両肩から伸びる突起物は、仮面ライダーZOに登場する怪人『ドラス』を思わせる。頭部の時計の針の意匠は、少し上を向いたものになっている。ザモナスと同じく金色の歯車の意匠があり、上半身は非常に長い黒マントで覆われている。『仮面ライダーゾンジス』…Yが変身した仮面ライダーの名称である。

ゾンジス「ヌウウゥゥゥゥッ……フンッ!」

唸り声をあげるゾンジス。5人の少女達も、翔に敵意を向けている。

ゾンジス「箒、セシリア、鈴、シャル、ラウラ!ISを纏え!!アイツはオレ達の敵だぁ!!」

ゾンジスがそう言うと、5人の少女達は何やら全身装甲に覆われた。彼女達が身に纏ったのは、『IS(インフィニット・ストラトス)』と呼ばれるパワードスーツである。

翔「……。」

翔は静かにアマゾンズドライバーの左グリップを捻り、

翔「…アマゾン……!」

 

ドゴォォォォオオオオオンッ!!

 

仮面ライダーアマゾンデルタへと、姿を変えた。

少女達「「「「「ッ!」」」」」カシャッ……

少女達はライフルと思われる小銃を構えると、

 

ドパパパパパパパパパパパパパパパーーーー!!

 

アマゾンデルタ目掛けて、一斉に乱射してきた。

アマゾンδ「っ!!」ダンッ!

アマゾンデルタは地面を蹴り、弾丸の嵐を避けながら、ゾンジスへと近付いていく。

アマゾンδ「おらよっ!」ドゴッ!

ゾンジスにパンチを叩き込むも、

ゾンジス「……。」

ゾンジスはビクともしていない。

アマゾンδ「っ!!」ガシッ!

ゾンジス「ヴゥッ!!」ガシッ!

アマゾンデルタとゾンジスは掴み合い、互いにパワー勝負を仕掛ける。

 

ザザザザザザザザ……

 

アマゾンδ「ッ!!」

ゾンジス「クククク……ッ!」

しかし、パワーはゾンジスの方が上のようだ。

アマゾンδ「…くそがっ!!」

アマゾンデルタは巴投げでゾンジスを投げ飛ばした。だが、その瞬間……

箒「やぁぁあああああっ!!」

ゾンジスが洗脳したヒロインの一人『篠ノ之 箒(しののの ほうき)』が、エネルギー刃状の刀剣で斬りかかって来た。

 

ガキィンッ!

 

アマゾンデルタはアームカッターで刃を受け止めると、

アマゾンδ「邪魔だ!」ドカッ!

箒「ッ!?」

箒の腹部にヤクザキックを叩き込んだ。アマゾンデルタが箒から距離を取ると、

セシリア「くらいなさい!」ズドドドドッ!!

もう一人のヒロイン『セシリア・オルコット』がミサイルを発射してきた。

アマゾンδ「…ちぃっ!!」

バク転でミサイルを避けるアマゾンデルタ。しかし、

鈴「そぉれっ!!」ズドォンッ!

アマゾンδ「…ッ!?」

凰鈴音(ファン・リン・イン)』が放った衝撃弾を受けてしまい、地面を転がった。

アマゾンδ(何だ今のは…!?……どこから撃ってんだ!?)

アマゾンδ「ッ!?」

アマゾンデルタが顔をあげると、いつの間にか『ラウラ・ボーデヴィッヒ』と『シャルロット・デュノア』に囲まれていた。ラウラはプラズマ手刀を、シャルロットはブレードをアマゾンデルタに向けている。

ラウラ&シャルロット「「っ!!」」

アマゾンδ「っ!?」

ラウラとシャルロットは、突き技を繰り出してくる。アマゾンデルタは地面を転がり、避け続ける。そのまま地面を転がり、距離を取ってアクセレイガンから光弾を乱射した。

5人「「「「「っ!?」」」」」

5人は怯んだが……

ゾンジス「ムンッ!!」ドゴッ!

アマゾンδ「があっ!?」

背後からゾンジスに攻撃され、再び地面を転がる。それだけではない……

アマゾンδ(しまった、アクセレイガンが!!)

アクセレイガンを落としてしまったのだ。

ゾンジス「ッ!!…ヴヴゥゥッ!!」

ゾンジスはアクセレイガンを踏み潰し、粉々にしてしまった。

アマゾンδ(くそ……6人相手は流石にキツい……!!)

アマゾンデルタが危機を感じたその時……

 

ズドォンッ!ズドォンッ!……ズドドドドッ!!

 

ゾンジス「ムッ!?」

5人「「「「「ッ!!?」」」」」

6人の目の前が爆風に包まれる。

バース1「翔君!」

バース2「私たちも一緒に戦うよ!!」

そして、アマゾンデルタの両隣に2人の『仮面ライダーバース』が降り立った。

アマゾンδ「胡蝶さんと七草さんか……助かる。」

ゾンジス「仲間が増えたところで、どのみち貴様らに勝ち目など無い。」

アマゾンδ(…どういうことだ?まぁ良い。)

アマゾンデルタはドライバーの右グリップを引き抜き、『アマゾン方天』を取り出した。バース1は『ショベルアーム』と『カッターウィング』を装着、バース2は『ドリルアーム』と『カッターウィング』を装着した。

ヘルメス(翔!奴はインフィニット・ストラトスのヒロイン5人を、他の世界の薬で洗脳している!気を付けろ!!)

アマゾンδ(今更おせぇよ!!)

アマゾンデルタはアマゾン方天を構え、低い体勢を取った。

アマゾンδ「おい!あのツインテールが撃ってくる衝撃弾には気を付けろ!!」

バース1「分かりました。」

バース2「了解!」

2人のバースは空中に浮かび上がり、5人の少女達の相手をした。アマゾンデルタはゾンジスと対峙する。

アマゾンδ「おらっ!くらえっ!!」

ゾンジス「ッ!?ヴヴッ!!」パシッ!

ゾンジスはアマゾン方天を掴み、

ゾンジス「ぬぅぅぁぁああああああッ!!」

アマゾンδ「なっ!?」

 

ブォンッ!…ブォンッ!

 

大きく振り回し、アマゾンデルタを地面に叩きつけた。

アマゾンδ「ぐっ……っ!!」

アマゾンδ(コイツ、なんて馬鹿力だ……!)

バース2「翔君っ!!…ひゃっ!?」

バース2が一瞬気をそらしたのを、セシリアがミサイルで攻撃したため、被弾するバース2。

バース1「蜜璃さん、集中してください!!」

バース1はそう言いつつ、箒、ラウラを相手していた。しかし、段々押されていく。

鈴「受けてみなさい!!」ズドォンッ!

バース1「くっ!?」

ついには、鈴の衝撃弾に被弾する。2人のバースは5人の少女達のISから放たれたレーザーに撃たれて墜落し、変身が解けてしまった。

深雪「ッ!!」

蜜璃「ううっ!!」

倒れた2人に、少女達は小銃から弾丸を乱射する。

 

《バリア…ナウ》

 

深雪と蜜璃は間一髪でバリアを張り、弾丸を防ぐと……

 

2人「「変身ッ!」」

 

《チェンジ…ナウ》

 

仮面ライダーメイジへと姿を変えた。メイジ(青)は、

 

《ホーリー…ナウ》

 

メイジ(青)「はっ!!」

5人の少女達目掛けて光波を放った。少女達が怯んだ時、

 

《ジャイアント…ナウ》

 

彼女達の頭上に巨大化したスクラッチネイルを落とし、地上に叩き付けた。

ゾンジス「ヴゥッ!!」ドカッ!

アマゾンδ「ぐあっ…!」

メイジ(緑)「翔君!」

 

《ジャイアント…ナウ》

 

メイジ(緑)も魔法を発動し、巨大化したスクラッチネイルでゾンジスを攻撃しようとした。しかし……

ゾンジス「フンッ!!」ドゴッ!

メイジ(緑)「ぐっ!!?」

スクラッチネイルをゾンジスに攻撃されてしまった。

メイジ(青)「別の魔法で行きましょう!」

メイジ(緑)「分かった!」

 

《イェス!スペシャル…アンダスタンドゥ?》

 

2人のメイジは、ドッジテイルを伸ばしてゾンジスを攻撃しようと試みる。だが……

ゾンジス「ぬぅぅぁぁっ!!」ドガガッ!!

メイジ(青)「そんなっ!?」

メイジ(緑)「き、効かない…っ!?」

全く効いていなかった。

アマゾンδ(何なんだコイツ…メイジの魔法が通用しない!?)

ゾンジス「貴様らにオレたちQuartzerを倒すことはできない。」

ゾンジスは余裕そうに言う。

ゾンジス「…?…箒達がやられたか。」

5人の少女達がやられたことに気付いたゾンジスは、少女達の近くに移動し、

ゾンジス「今回だけは見逃してやる……次は無いと思え!」

持っていた謎の玉を地面に打ち付けた。すると、瞬時に煙が発生した。煙が晴れた時には、ゾンジス達の姿は無かった。

アマゾンδ「……逃げられ、たか…っ!!」ガッ!

アマゾンデルタは悔しそうに地面を殴る。その直後、変身が解け、翔の姿に戻った。2人のメイジも変身を解き、元の姿に戻った。

蜜璃「大丈夫、翔君!?」

深雪「ケガをしてますね…今、手当てしますね。」

翔「……腹が…ヘッタ……何か…クエル、モノヲ…!!」

蜜璃「お腹空いた!?えっと、えっと……っ!!」

蜜璃は辺りを見渡すと、ハンバーガーショップを見つけ、そこに駆け込んだ。

深雪「翔君、蜜璃さんが何か食べ物を買って来ますので、もう少し頑張ってくださいね。」

翔「…ワ、ワガッダ……ッ!!」

苦しそうに表情を歪ます翔……彼の目が、段々赤く濁って行く。

蜜璃「翔君!ハンバーガー買ってきたよ!!」

そこに、ハンバーガーを購入した蜜璃が慌てて駆け寄ってきた。蜜璃からハンバーガーを受け取った翔は……

翔「…ッ!!」ガブッ!

貪るようにハンバーガーを食べ始めた。

蜜璃「翔君…目が……」

深雪「これは一体……」

心配そうに翔を見守る蜜璃と深雪。翔がハンバーガーを完食した時には、彼の目は元の色に戻っていた。

翔「…ふぅっ……済まなかったな、胡蝶さん、七草さん。」

蜜璃「ううん、気にしないで。」

深雪「私たちは、医者ですから。」

翔に微笑む蜜璃と深雪。

 

PPP--

 

カナ『胡蝶先生、七草先生、応答願います!』

深雪「はい。」

蜜璃「カナさん、翔君を助けることに成功したよ!」

翔「助かったぜ…」

カナ『良かった……翔君、ケガはありませんか!?』

翔「ドジしちまったが、大したことはねぇよ。」

カナ『1度、ドールハウスに』

翔「いや、現場に向かう。」

翔は深雪と蜜璃に支えられつつ、アマゾン方天を拾いに行く。そして、ドライバーにしまうと……ジャングレイダーの方に向かう。

深雪「カナさん、念のため私と蜜璃さんも翔君に同行したいと思います。よろしいですか?」

カナ『了解しました。翔君と一緒にスカイタワー駅前に向かってください。』

カナから許可がおりたため、深雪と蜜璃も翔に同行することになった。

蜜璃「だったらバースで。」

蜜璃はバースドライバーを取り出すが……バースドライバーはボロボロの状態だった。

蜜璃「しまった…さっきの光線で……」

深雪「ベルトさんに来て貰いましょう。」

深雪はスマホを操作し、クリム・スタインベルトを呼んだ。数分後……赤いボディに、4つ白いラインが入ったレーシングカーのような車がやって来た。

翔「…これは、『トライドロン』か…?」

クリム「その通りだ。」

やって来た車『トライドロン』からクリムが降りてきた。まるで、二足歩行する小さなロボットのような姿だった。

クリム「ドクター胡蝶、ドクター七草、乗るんだ。」

深雪「ありがとうございます。」

蜜璃「じゃあ、遠慮なく…」

深雪と蜜璃、クリムがトライドロンに乗車したのを確認した翔は、

翔「…そんじゃ、行くぜ。」

 

グォオオンッ!!グォオオンッ!!…グォォオオオオオオオンッ!!

 

ジャングレイダーを唸らせ、スカイタワー駅前に向かう。トライドロンはジャングレイダーの後を追う形で、スカイタワー駅前へと向かって行った。




いかがでしたか?今回はここまでです。



このハーメルンで、ザモナスとゾンジスが登場する作品が、中々見つからなかったんですよね。なので、ここで登場させました。

※…作者は【インフィニット・ストラトス】を全く知りません。アニメを少し見た程度なので、知識が致命的であります。原作と異なる部分があったり、説明が足りない部分がありますので、温かい目で見守っていただけると幸いです。

次回も、お楽しみに
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