〜プロジェクト東京ドールズ〜『化け物とドールの絆』 作:やさぐれショウ
この物語に登場する『仮面ライダーザモナス』と『仮面ライダーゾンジス』について……
基本的な設定は、原作とほぼ同じ。独自設定として、『平成ライダーの力が通用しない』。
では、本編へどうぞ
翔「……。」
検査入院のため、ドールハウスの医務室にいる翔は……
翔(神様、ちょっと良いか?)
テレパシーで、ヘルメスとの会話を試みる。
ヘルメス(どうした、翔?)
ヘルメスはテレパシーで翔と会話を始める。
翔(今回現れたジャドウの中で、XとYの2人が気になった…何か知ってることはねぇか?)
そして、翔はXについて…Yについてヘルメスに話した。
ヘルメス(Yが連れている5人の少女達は【インフィニット・ストラトス】のヒロイン達だ。奴は他の世界の薬を使って5人を洗脳したんだ。Xについても【五等分の花嫁】のヒロイン5人を洗脳している。)
翔(面倒なことをしてくれたな…そっちでどうにかならねぇのか?)
ヘルメス(我々もXとY、そしてZに挑んだのだが……奴らが手に入れたライダーの力が強力過ぎて敵わなかったんだ……)
翔(何…?おい、ちょっと待て…Zって誰なんだ?)
ヘルメス(奴もジャドウだ。翔、特にZには警戒しておけ。)
翔(……。)
ヘルメス(私から言えることはこのくらいだ…済まない、サポートできなくて……)
ヘルメスは申し訳なさそうに言うと、テレパシーを切って去っていった。
翔「……。」
今、医務室には翔一人しかいない。翔は紙とペンを取り出し、置き手紙を残すと、こっそり医務室を抜け出した。
翔(…こんな状況の中で、じっとしてられるかよ。)
街を歩く翔は、ハンバーガーショップでダブチ(ダブルチーズバーガー)を買えるだけ買った後、再び街を歩きだした。その時……
友香「あっ、翔さん!!」
友香が慌てた表情をしながらこちらに走ってきた。
翔「どうした!?」
友香「一海さん達が!!」
翔「何っ!?まさか…!」
翔は友香と共に現場に向かう。現場に着くと、
グリス「があっ!?」
ファム「ぐっ!?」
ギルス「ヴッ!?」
グリス、ファム、ギルスの3人が何者かに攻撃され、地面を転がっていた。
ザモナス「ふっはっはっはっは。」
ゾンジス「ククククッ……」
犯人はザモナス(X)とゾンジス(Y)だった。更に……インフィニット・ストラトスのヒロイン5人はISを展開しており、五等分の花嫁のヒロイン5人はブレード付きのマシンピストルを持っている。
翔「…ちっ。」
翔はアマゾンズドライバーの左グリップをひねり、
翔「アマゾン。」
仮面ライダーアマゾンデルタへと姿を変えた。
アマゾンδ「友香、お前も戦えるか?」
友香「行けます!」
友香は水溜まりにデッキをかざし、仮面ライダーゾルダに変身した。
ザモナス「おっ、来た来た。」
ゾンジス「謎のアマゾン、待っていたぞ!」
アマゾンδ「その女たちを解放しろ、今すぐにな。」
ザモナス「それはできないなぁ。中野5姉妹は、もうオレのモノだ。」
ゾンジス「箒達はオレのだ!手放す訳にはいかぬ!!」
アマゾンδ「コイツらを洗脳して、何になる?」
アマゾンデルタの問いかけに、
ザモナス「言っただろう?オレのモノだって…つまり、オレの思うがままに操れるのさ!」
ゾンジス「苦労した甲斐があったぜ…この薬の入手にどれだけ時間がかかったことか……」
と、悪びれることなく言うザモナスとゾンジス。ゾンジスとザモナスの手には、小瓶が握られており、そこには怪しげな色をした液体が入っている。
ザモナス「さぁ、撃て!」
ザモナスがそう言うと、中野5姉妹はマシンピストルから銃弾を乱射してきた。
アマゾンδ&ゾルダ「「っ!?」」
砂埃に包まれるアマゾンデルタとゾルダ。そんな彼らに、
ゾンジス「行けぇ!!」
インフィニット・ストラトスのヒロイン5人が襲いかかる。
ラウラ「はあっ!!」
アマゾンδ「邪魔だ!!」ドゴッ!
ラウラ「ぐっ!?」
アマゾンδはラウラの腹部にヤクザキックをし、
鈴「っ!!」
アマゾンδ「てめぇにはこうしてやる!!」ブゥン…パシッ!
空中にいる鈴をアマゾンウィップで捕らえ、自分の元に引き寄せると……
アマゾンδ「おらよっ!!」ドゴォッ!
鈴「かはっ…!?」
鈴の腹部にハイキックを繰り出した。
シャルロット「えいっ!!」
セシリア「それっ!!」
シャルロットとセシリアはゾルダに向かって、ライフルから銃弾を放つ。
ゾルダ「くっ!?」
銃弾の嵐に怯んだゾルダに、
箒「やぁぁあああああっ!!」
箒が斬りかかって来た。
ゾルダ「っ!?っ!!」ガキンッ!ガキンッ!
ゾルダはマグナバイザーで攻撃を受け止めるばかりだった。
アマゾンδ「ムンッ!」ドゴッ!
箒「ぐっ!?」
アマゾンδ「ヴヴォォォオオオオオオオ!!」ブゥンッ!!
バシィッ!ダシィッ!
シャルロット「いっ!?」
セシリア「ひゃっ!?」
アマゾンデルタは箒、シャルロット、セシリアを倒すと、
アマゾンδ「何やってんだ!?ボケッとしてんじゃねぇよ!!」
と、ゾルダに文句を言う。
グリス「しょ、翔…やめろ、やめてくれ……箒達を、攻撃しないでくれ…!!」
グリスがアマゾンデルタにそう訴えると……
アマゾンδ「…まさかお前ら…ただ一方的にボコられた訳じゃねぇだろうな…?」
と、アマゾンデルタは言う。
グリス「だ、だって俺…箒達とは関わりがあるんだ…攻撃なんてできねぇよ!」
ファム「私もだ…一花、二乃、三玖、四葉、五月とは友人なんだ…!」
ギルス「一海と紫と友香の大切な友人を…攻撃することなんて…俺にはできねぇよ…!!」
グリス、ファム、ギルスの言い分を聞いたアマゾンデルタは……
アマゾンδ「バカ野郎!!」
と、怒鳴りたてる。
アマゾンδ「いくら友人であったとしても、戦わなければ自分がやられるだけだ!!」
ゾルダ「…!!」
アマゾンδ「おい友香、マシンピストルを持つアイツらの足元を狙え。」
アマゾンデルタはゾルダに指示を出すも……ゾルダはマグナバイザーを構えるだけで、中々撃とうとしない。次第にイライラしてきたアマゾンデルタは、
アマゾンδ「っ!!…貸せ!!」バシッ!
ゾルダからマグナバイザーを奪い取り、中野5姉妹の足元目掛けて銃弾を乱射した。
5人「「「「「っ!?」」」」」
ゾルダ「翔さん、やめてください!!」
ゾルダはアマゾンデルタに掴みかかる。
アマゾンδ「何すんだてめぇ!!」
アマゾンデルタは乱暴にゾルダを引き剥がす。
ゾルダ「きゃっ!?」
アマゾンδ「戦う覚悟がねぇ腰抜けはそこで見てろ。」
アマゾンデルタはゾルダに冷たく言い放つ。
ザモナス「何あれ、仲間割れ?」
ゾンジス「相手が一人なら好都合だ!」
ゾンジスはヅカヅカとアマゾンデルタの方に向かう。アマゾンデルタもゾンジス目掛けて走りだし、肉弾戦を挑む。
アマゾンδ「らぁっ!!ムンッ!」
ゾンジス「っ!!ヴゥッ!!」
互いの拳や脚がぶつかり合う中、インフィニット・ストラトスのヒロイン達が起き上がった。ゾンジスが距離を取ると、
ザモナス「ふんっ。」ヒュンッ!
ザモナスがボウガンから矢を放ってきた。
ズガッ!
アマゾンδ「があっ!!」
更に、中野5姉妹がマシンピストルから銃弾を乱射してきた。
アマゾンδ「ぐっ!?」
怯んだアマゾンデルタに、インフィニット・ストラトスのヒロイン達が近接武器で攻撃を仕掛けてくる。
アマゾンδ「ちっ…おらっ!はっ!そらよっ!」ガッ!ドゴッ!バキッ!
肉弾戦で応戦するアマゾンデルタ。
グリス「やめろ、翔!!」
グリスは起き上がると、アマゾンデルタに掴みかかった。
アマゾンδ「邪魔だっつってんだろぉ!!」ドゴォッ!
グリス「ぐあっ!」
そんなグリスを蹴飛ばすアマゾンデルタは、
アマゾンδ「ぬぅぉぉおおおああああああっ!!」ドガガガガッ!!
回し蹴りで5人を吹っ飛ばした。そして、ゾルダから奪ったマグナバイザーの銃口を、中野5姉妹に向ける。その時……
ファム「やっ!」
ガキンッ!
ファムがブランバイザーで斬りかかって来たが、アマゾンデルタは左腕のアームカッターで受け止めた。更に……
シュルッ…パシッ!
ギルスが腕から『ギルスフィーラー』を伸ばし、アマゾンデルタの右手を掴んだ。
ギルス「やめろよ翔ちん!!」
アマゾンδ「てぇぇええええめぇぇえええええええらぁぁぁぁあああああああああ!!!!」
攻撃の邪魔をされ、怒り狂ったアマゾンデルタは……
アマゾンδ「退けぇっ!!」ドゴォッ!
ファム「がっ!?」
左足でファムを蹴り飛ばし、
アマゾンδ「てめぇにはこうだぁ!!」バシッ!
ギルスフィーラーを掴むと、ハンマー投げのように振り回す。
ギルス「うわぁぁあああああああああああ!!」ブゥンッ…ブゥンッ!!
アマゾンデルタはギルスを振り回しながら、
アマゾンδ「くたばれぇぇえええええええ!!」ドガガガガッ!!
5人「「「「「きゃぁぁああああああ!!」」」」」
中野5姉妹を倒した。
ザモナス「おぉ怖い怖い。さて、そろそろ撤退しようか。」
ゾンジス「はぁっ!?またかよ、ふざけるな!!」
ザモナスの言葉に抗議するゾンジス。
ザモナス「良いじゃん、奴らは仲間割れしてるし…それに……推しのヒロインを失うのは、嫌でしょ?」
ザモナスの言葉に何も反論できなかったゾンジスは、
ゾンジス「…ちっ。」
舌打ちし、ヒロイン達と撤収していった。ザモナスも中野5姉妹を連れて撤収した。
ザモナスとゾンジスが撤収した後……
翔「おいお前ら、何故邪魔をした!?」
翔は一海達に抗議していた。
一海「だから言ったろ!?俺達はアイツらと関わりがあるって!!」
翔「んなこたぁ関係ねぇんだよ!!あのまま戦わなかったら死んでたかもしれねぇんだぞ!?」
一海「でも、俺は……!!」
翔「なら、てめぇはどうしてぇんだよ!?アイツらをどうしてぇんだ、答えろ!!」
強い口調で一海に怒鳴りたてる翔。
一海「俺は、アイツらを元に戻してぇだけだ!!」
一海の反論に対して、翔は……
翔「なら、何故戦わなかった!?」
と、一海に問い詰める。
一海「俺は、アイツらと戦わねぇやり方でアイツらを元に戻してぇんだ!!それの何が悪い!?」
翔「…何だと?」
紫「私もだ!一花達を傷付けないやり方で元に戻したい!いや、戻すんだ!!」
友香「それは私も同じです!!」
諒芽「俺もだ!!きっと方法があるはずだ、ぜってぇ見つける!!」
一海達の言葉を聞いた翔は少し間を開け……
翔「戦わずしてアイツらを元に戻す……?
笑わせんじゃねぇよ!!」
目を大きく見開いて、ブチキレた。
翔「戦わねぇ方法で洗脳された奴らを元に戻す…そんな都合の良い話、あるわけねぇだろうが!!」
一海「け、けど」
翔「なら奴らに『元に戻してくれ』って懇願しに行くのか、なぁ!?」
諒芽「はぁ!?そんなわけねぇだろ!?」
翔「じゃあどぉすんだよ!?お前らは何もせず、誰かが元に戻してくれんのをただ待ってるだけか!?」
一海「そうじゃねぇって!!」
翔「ならどぉすんだって聞いてんだよ!!」
物凄い剣幕で怒鳴る翔に、次第に反論できなくなってくる一海達。
翔「アイツらを元に戻してぇって言ってるお前ら自身が死んだら意味ねぇだろ!?戦う以外道はねぇよ!!」
一海達「「「「……。」」」」
翔「それと、自分の力でやったらどうだ?戦わねぇで操り人形を元に戻す方法なんて、ありゃしねぇんだよ。甘ったれたことほざいてんじゃねぇぞ!」
紫「ならば…」
紫は漸く、翔に反論する。
紫「今まで関わってきたドールハウスの人達が洗脳された時…翔、お前は躊躇うことなく戦えるのか!?」
しかし……
翔「戦えるからお前らにこう言ってんだ、思い上がってんじゃねぇよ。」
紫の反論を翔はバッサリと切り捨てた。翔は去り際に……
翔「…俺の邪魔をするな。邪魔をする野郎が誰であろうと、容赦しねぇぞ?」
と、一海達に警告し、立ち去っていった。
一海「……っ!!」ガッ!
思わず一海は、地面に拳を強く打ち付けた。
諒芽「…くそっ、どうすりゃ良いんだよ!?」
紫「…っ!!」
友香「……。」
???「何、仲間割れだと…?」
X「そうそう、いやぁ…もう可笑しくて腹がよじれそうだwww」
???「…フンッ、転生者同士で潰しあってくれるのは都合が良い。Dollsを手に入れやすくなる。」
Xが謎の人物と話をしている。Xは『ウォズ』の未来服のようなコート&フードストールに身を包んでいた。もう1人の謎の人物は、赤いコート&フードストールに身を包んでいる。
Y「おいZ、誰か回復技が使える奴はいねぇのか?」
Z「ちょっと待ってろ…『アスナ』、『リーファ』、またYのヒロインが怪我をしたようだ。手当てしてやれ。」
アスナ「えぇ。」
リーファ「うん、分かった。」
『転生者 Z』の言葉に、アスナとリーファはインフィニット・ストラトスのヒロイン達の手当てに向かう。
Z「木場 一海、東雲 紫、浅井 友香、鏡 諒芽は手応えの無い奴らだが……青空 翔、奴だけは違うな。」
スッ……
玉座から立ち上がるZ。
Z「面白くなりそうだなぁ…?」ニヤッ…
Zの手には、金と黒の2色のライドウォッチが握られていた。そこには『0000』と表記されていた。
いかがでしたか?今回ここまでです。
転生者 Z……仮面ライダーの力を悪用し、数々の転生世界を壊して来た悪質な転生者。
【ソードアートオンライン】の世界では、他の世界の薬を使って5人のヒロインを洗脳し、自分のモノにした。更に、幾多の転生世界では他転生者や原作主人公のみならず、権力者達までも殺害し、転生世界を崩壊・支配してきた。
以上、Zの紹介でした。
次回も、お楽しみに。