〜プロジェクト東京ドールズ〜『化け物とドールの絆』   作:やさぐれショウ

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やさぐれショウです。



バールクス達の卑怯な戦法により、変身解除に追い詰められた翔とV。翔がピンチに陥ったその時…謎のライダーが姿を現す。

では、本編へどうぞ


第百七十八話 敵か?味方か?謎の仮面ライダー

《ヒット!クラウディングホッパー!

 

 

どこから音声が響いたと思ったら、

 

ドカッ!

 

バールクス「ぐっ!?」

バールクスが何者かに攻撃され、翔から離れる。

翔「…?……!?」

意識が朦朧とする中、翔が見たのは……灰緑色のメインカラーに髑髏のような顔…更にパイプのような意匠を持つメカニカルな外見が全身に施されており、黄色い複眼を輝かせる仮面ライダーと思わしき姿だ。それぞれの個体はマフラー風のパイプ及び、右肩が固有の色となっている。1人は赤、もう1人は青だ。

翔(…何だ…コイツら……?)

その時……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

祝え!!

 

どこからか登史郎の声が響いてくる。

 

登史郎「地獄より現れ、絶望を斬り裂き、人々を未来へと導く戦士…その名は『アバドン』!!希望の光が灯った瞬間である!!

 

ゾンジス「アバドンだと?」

ザモナス「ちょっと待って。」

ザモナスが何やら調べモノを行う。そして……

ザモナス「成る程ねぇ……コイツらは量産型ライダーの一種『仮面ライダーアバドン』だ。」

『仮面ライダーアバドン』…劇場版【仮面ライダーゼロワン REAL×TIME】に登場する仮面ライダーである。赤いアバドンは『スラッシュアバドライザー』、青いアバドンは『ショットアバドライザー』を装着している。

ゾンジス「はっ、なら恐れる必要はない。」

バールクス「量産型ライダーごとき、数にならないと知れ!」

相手が量産型ライダーであることを知り、強気になるバールクス達。

 

アバドン「「…っ!!」」

2人のアバドンは、傷だらけになり、意識を失った翔の姿を見ると、拳を力強く握りしめる。そして……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アバドン(赤)「…お前達が、やったのか!?

 

と、大声でバールクス達に問い詰める。

バールクス「それがどうした!?」

悪びれることなく答えたバールクスに……

 

アバドン(赤)「っ!!…貴様らぁぁああああああ!!

アバドン(青)「よくもっ!ヨクモ翔君をォォオオオオオオオオオオオオオオ!!

 

2人のアバドンの怒りが爆発した。

 

 

BGM~J×Takanori Nishikawa 『A.I. ∴ All Imagination Type-02』~♪

 

 

アバドン(赤)はスラッシュアバドライザーを構え、アバドン(青)はショットアバドライザーを構えると、バールクス達目掛けて走り出す。五等分の花嫁のヒロイン達がマシンピストルから銃弾を放つが……

三玖「…どうして当たらないの…!?」

銃弾はアバドンを避けているかのように当たらない。マシンピストルで攻撃してきたヒロイン達を……

 

ズババババ……ブシュッ!

 

アバドン(赤)が凄まじいスピードでスラッシュアバドライザーを振るい、瞬時に撃破した。更に、反撃しようとするインフィニット・ストラトスのヒロイン5人とソードアートオンラインのヒロイン5人を、アバドン(青)が正確な射撃で撃破した。

ゾンジス「…ッ!!!!」ゴキゴキ…

マントを脱ぎ捨てたゾンジスは、アバドン(青)に向かう。アバドン(青)はショットアバドライザーをバックルに取り付けると、ゾンジスに向かって走り出す。

ゾンジス「ヴガァァアアアアア!!」

ゾンジスはパワー勝負を仕掛けたが……

 

ズザザザザザザザザザーーーー!!

 

ゾンジス「っ!?」

アバドン(青)「ヴヴゥォオオオオオオオオオオオオオオ!!

アバドン(青)は凄まじい怪力でゾンジスを押し返し、軽々と持ち上げると…

アバドン(青)「オオォリャァアアアアアアアアアア!!

ヘッドクラッシャーでゾンジスを脳天から地面に叩き付けた。

ザモナス「ちっ、生意気な!!」

ザモナスがボウガンから矢を放とうとしたが…

 

ガキィンッ!

 

アバドン(赤)にボウガンを弾き飛ばされ、

アバドン(赤)「ヤァッ!ハァッ!」ズパッ!ズパッ!

ザモナス「がっ!?ぐおっ!!」

スラッシュアバドライザーの連続攻撃の餌食になる。

アバドン(赤)「ハァァアアアアアアアアア!!

 

ズパァッ!!

 

ザモナス「ぐああああぁぁぁぁっ!!」

最後は、アッパースラッシュによって吹っ飛ばされた。

バールクス「ちっ、使えない奴らだ……ボルティックシューター!!」

バールクスはジクウドライバーから光線銃を取り出したが……

 

ズガァンッ!!ガキィンッ!

 

バールクス「っ!?」

バールクス(しまっ!?)

アバドン(青)の射撃で弾き飛ばされた。

アバドン(青)「エエェェエエエエエエエエエエエエエエイ!!

 

ボッコォォオオオオオオッ!!

 

バールクス「ごっはぁぁああああああ…!!」

アバドン(青)の右ストレートを腹に受け、勢いよく吹っ飛ばされるバールクス。

バールクス「ぐぅっ……リボルケイン!」

バールクスはジクウドライバーから長剣を取り出した。しかし、

 

ズガガガガガガガーー!!

 

バールクス「っ!?」

アバドン(赤)がスラッシュアバドライザーで高速攻撃を繰り出してきた。バールクスは反撃できず……

 

ガキィンッ!

 

剣を弾き飛ばされてしまった。

アバドン(赤)「翔君が受けた痛み……思い知れェェエエエエエエエエエ!!

アバドン(赤)はスラッシュアバドライザーの切っ先を突き出し、バールクスを突いた。

 

ズガァァアアアアアアアッ!!

 

バールクス「ぐっはああああああぁぁぁぁ!!」

アバドン(赤)に突かれたバールクスは、壁に激突し…うつ伏せで地面に倒れる。

V「…っ!!」

V(つ、強い…!!)

圧倒的な強さでバールクス達を追い詰める2人のアバドンに、言葉を失うV。

ザモナス「ぐっ…!!」

ゾンジス「ヴッ…ぐぅぅぅ……!!」

バールクス「くっ、くそぉっ……!」

中々立ち上がれないバールクス達から一旦距離を取る2人のアバドン。

 

アバドン「「…。」」スッ…

 

そして、意識を失った翔の右手を優しく包み……

 

アバドン(赤)「翔君、もう大丈夫ですからね。」

アバドン(青)「私たちが、来たから…ゆっくり休んでてね。」

 

と、翔に優しく声をかけた。そして、すかさずプログライズキーのボタンを押す。

 

《ヒット!》

 

その直後、アバドン(赤)はスラッシュアバドライザーから無数の衝撃波を放ち、アバドン(青)のショットアバドライザーから放たれた弾丸は無数に分裂してバールクス達に向かって飛んでいく。

 

《クラウディング・エナジー!》

 

《クラウディング・バースト!》

 

ドガガガガガガガガガガーー!!

 

敵ライダー「「「ぐぉぉあああああああああ!!」」」

敵ヒロイン「「「きゃぁぁああああああああ!!」」」

バールクス達と攻撃してきたヒロイン達は大爆発に包まれた。砂埃が晴れると、戦闘不能になった敵ヒロイン達と、変身が解けて戦闘不能になったX、Y、Zの姿があった。

Z「…っ!!…退けぇぇえええええ!!」

Z達は戦闘不能になって倒れたヒロイン達を見捨て、自分達だけ逃げていった。アバドン(青)がショットアバドライザーから銃弾を発射するが、逃げられてしまった。

V「……お…お兄、さん…!」

Vは意識を失った翔の元に向かおうと、地面を貼っていく。

アバドン「「……。」」

翔の近くに来たVを見つめる2人のアバドン。

V「私は、V……お兄さんを、護衛してるの…お兄さんに、助けられて…どうしても……どうしても、お礼がしたくて…!!」

アバドン「「……。」」

V「……お願い…信じて…!!」

Vは2人のアバドンにそう言うと、意識を手放した。

 

アバドン(赤)「……。」コクッ

アバドン(青)「……。」コクッ

 

バールクス達との戦いに勝利した2人のアバドンは、翔とVを抱え……その場から去って行った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

登史郎「アイツら…本当に救いようのないクズ野郎共だ!!」

見捨てられたヒロイン達を近くの廃ビルに運ぶ登史郎。

珠美「やはり、彼らは自分達のことしか頭に無いようですね…」

珠美はヒロイン達に薬を注射しながら言う。すると……

箒「…っ!!」ガバッ!

箒が起き上がった。

箒「…ここは、どこだ…?…な、何なんだ貴様ら…!?」

登史郎「お前、珠美様に」

珠美「登史郎、止めなさい。」

登史郎「すみません、珠美様!!」

登史郎を落ち着かせ、珠美は箒に言う。

珠美「私は『珠美』と申します。こちらは『登史郎』です。」

箒「…皆に何を射ったんだ!?」

箒は珠美が持っている注射器に入っている赤い液体を見ながら言う。

珠美「これは洗脳を解くための特殊な薬です。貴女方はX、Y、Zの3人によって操られていたのです。」

珠美は箒に説明するが、箒は半信半疑でいた。

登史郎「これがその薬だ。後、珠美様の言うことは絶対だからな。」

登史郎は小瓶に入ったおどろおどろしい液体を見せる。これこそ、Z達が持っていた相手を洗脳する薬である。

箒「……。」

箒は登史郎と珠美を信用し、

箒「…申し訳ない、失礼な態度を取って……」

2人に謝罪した。

珠美「大丈夫ですよ。」

珠美は笑顔を見せる。その後、洗脳が解けたヒロイン達が次々と目を覚まし、珠美と登史郎の隠れ家で療養されることになった。




いかがでしたか?今回はここまでです。



仮面ライダーアバドンが、やっと登場したぞぉぉおおおお!!これで、登場させたいライダーが一先ず揃いました。それと、登史郎君にはウォズ風に祝って貰いました(笑)。

ちなみに、俺は【仮面ライダーゼロワン REAL×TIME】をまだ見てません。なので、アバドライザーの音声は想像で書いてます。

次回も、お楽しみに
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