〜プロジェクト東京ドールズ〜『化け物とドールの絆』   作:やさぐれショウ

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やさぐれショウです。



夜は危険が潜んでいる……特に、人通りの少ない場所は……ミサキの前に現れたのは……

では、本編へどうぞ


第百八十六話 襲撃

1人、泣いたミサキは漸く泣き止み……ドールハウスに戻ろうとする。その時……

 

ガサッ……

 

Z「…っ!?Dollsの、ミサキ…!!」

茂みからボロボロの服装をしたZが現れた。

ミサキ「っ!!?」ドサッ…

ミサキは驚き、尻餅をつく。

Z「…ハハッ、まさかここで会えるとはなぁ…!!」

そんなミサキに、ゆっくり近づいてくるZ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ミサキいやぁぁああああああああああ!!

 

怖がったミサキは、思わず悲鳴をあげた。その時……

 

ズギュゥウウンッ!ドカンッ!

 

Z「っ!?」

突如、Zの近くに何かが飛んできて、爆発した。

「こんな時間に、女の子を襲おうとしてんじゃねぇよ。」

ミサキが後ろを振り向くと、そこには……

 

ミサキ「き、木場さん!?」

 

ツインブレーカーを構えた一海の姿があった。

一海「大丈夫ですか、ミサキさん。」

ミサキ「え、えぇ…」

一海「さ、早く逃げて。コイツは任せてください。」

一海はそう言うと、スクラッシュドライバーを装着する。

Z「…木場 一海ィィイイイイイイイイ!!」

怒ったZはジクウドライバーを装着。

 

《ロボットジェリィー!》

 

《バールクス》

 

一海&Z「「変身!!」」

 

《ツゥブレルッ!ナガレルッ!アフルェデルッ!ロボットイィィングリスゥゥッ!ブルルルルルラァァアアアアアッ!》

 

《~♪~♪カメンライダー・バールク~ス♪》

 

一海は『仮面ライダーグリス』に、Zは『仮面ライダーバールクス』に変身し、互いに戦闘体勢に入る。そして、走りだし、互いの拳をぶつけ合う。

 

ガッ!

 

グリス「うおっ!?」

グリスは吹き飛び、バールクスはびくともしていない。近接戦は不利だと感じたグリスは、ツインブレーカーからレーザーをバールクス目掛けて乱射した。

バールクス「……。」

グリス「…き、効いてない!?」

バールクス「成る程…お前も平成ライダーか……このオレに、平成ライダーの力は無力だ……ボルティックシューター!」

バールクスはジクウドライバーから光線銃を取り出し、グリス目掛けて発砲した。

 

グリス「がああああぁぁぁぁっ!!」

 

光線の餌食になり、地面を転がるグリス。

グリス「ぐっ、くそぉ……!」

バールクス「…リボルケイン!」

ジクウドライバーから長剣を取り出したバールクスは、起き上がろうとするグリス目掛けて走り……

バールクス「やぁっ!!」ズガッ!

長剣の切っ先を突き出した。

 

グリス「ぐあああああぁぁぁぁぁっ!!」

 

グリスは変身が解けて、一海の姿に戻ってしまう。

ミサキ「木場さん!!」

一海「ミサキさん……に、逃げろ…!!」

ボロボロになった一海はミサキにそう言う。しかし、何故か逃げ出そうとしないミサキ……恐怖と絶望感に襲われ,足が動かなくなってしまっていた。

バールクス「…ッハッハッハ、弱い…弱すぎる……さぁ、ミサキ…お前はオレのモンだ……」

怪しく笑いながら、ミサキに近づくバールクス。

ミサキ「ッ!!」

しかし、その時……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ガアァァッ!!」ドゴォッ!!

 

バールクス「ぐあっ!!」ドサッ…

何者かに攻撃され、地面を転がるバールクス。ミサキは現れた人物を確認しようとするが、暗くてよく見えない。

「…ったく、こんな時間にどこをほっつき歩いてんだ…」

その人物から、聞き覚えのある声がしたため……

 

ミサキ「し…翔、さん……?」

 

現れた人物が翔であることが分かった。

一海「…翔…!」

翔「……。」

翔はボロボロになった一海に目を向けたが、すぐにバールクスの方を向くと……

 

バキッ……

 

手に持っていたゆで卵を握り割った。

 

ガブッ!…ガリッゴリッ…ジャリッ……

 

それを殻ごと食べると……

 

「…ッ!アアァァァァマアァァァァゾォォオオオオオンッ!!」

 

仮面ライダーアマゾンデルタへと、姿を変えた。

バールクス「とうとう現れたな、青空 翔!!」

バールクスは長剣を構えると、アマゾンデルタき向かって突っ込んでいく。

 

ガキィンッ!

 

アマゾンデルタは左腕のアームカッターでバールクスの長剣を受け止め、

アマゾンδ「ガァッ!!ヴゥッ!ア”ア”ァァッ!!」ドゴッ!ドゴッ!ズガァッ!

腹部に2回パンチを入れ、最後は右足でバールクスの足を蹴りあげ、転ばせた。

バールクス「ぐぅ……くっそ、コイツ……!」

アマゾンδ「ッ!!…ヴヴゥゥォォオオオオオアアアアアアアアアアア!!

満月の光に照らされたアマゾンデルタは、夜空に向かって咆哮をあげる。

ミサキ「…ッ!?」

一海「…あの時と、同じだ…!」

シレーヌが球体の姿だった時にも、アマゾンデルタに変身した翔は今のようになっていた。

 

アマゾンδ「ヴァァアアアアアアアアア!!

 

喉が張り裂ける勢いで雄叫びをあげるアマゾンデルタ。そして、アマゾンズドライバーの右グリップを引き抜き、アマゾンウィップを取り出した。

 

《バイオレント・クラッシュ》

 

アマゾンδ「ヴヴヴァァアアアアアアアア!!」ブゥンッ!ブゥンッ!

アマゾンデルタは力任せに、アマゾンウィップを振り回す。

 

ビシッ!

 

バールクス「ぐっ!?」

 

バシィッ!

 

バールクス「がぁっ!!」

鞭に打たれ、のたうち回るバールクス。

バールクス「ッ!!…ボルティックシューター!」

そして、ジクウドライバーから光線銃を取り出す。しかし……

アマゾンδ「ヴガアアァァッ!!」

 

ダシィッ!

 

バールクス「っ!?…しまった!」

アマゾンデルタの鞭で弾き飛ばされた。

アマゾンδ「ヴヴゥゥウウウウウッ!!」ヒュンッ!

 

パシィッ!

 

バールクス「ッ!?」

アマゾンデルタのアマゾンウィップは、バールクスの右腕を捕らえる。

アマゾンδ「ッ!!ッ!!!!」

バールクス「ヴッ!?ぐっ!!……何て、力だ……ッ!!」

アマゾンδ「ア”ア”ア”ア”ア”ア”ッ!!」

アマゾンデルタが咆哮と共に、アマゾンウィップを自分の元に引っ張った。そして、バールクスの両足が地面を離れ、宙を舞う。

 

アマゾンδ「ヴガァァアアアアアアアッ!!」

 

ズザザザ…ザザザザッ…ガリガリガリガリッ!!

 

バールクス「ぐおぉぉっ…ああぁぁっ!…がぁあああっ!!」

アマゾンデルタに地面を引きずられたり、転がされたりするバールクスは、中々この呪縛から逃れられない。

アマゾンδ「ッ!!」グイッ!

バールクス「むおっ!?」

アマゾンデルタはバールクスの身体を宙に浮かせると……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アマゾンδ「ヴアアアアァァッ!!」ドグシャァァアアアアアアアッ!!

 

強烈な後ろ回し蹴りで…いや、フットカッターでバールクスを切り裂いた。

 

バールクス「ぐあああああぁぁぁぁぁ!!があっ!がはっ!!」ドサッ!ドカカッ……

地面を転がったバールクスは変身が解けて、Zの姿に戻り、戦闘不能になった。

Z「がっ……ぐっ、あぁっ……っ!!」

アマゾンδ「ヴヴゥゥゥゥ……!!」

アマゾンデルタは唸り声をあげ、Zをジッと睨み付けていた。

Z「っ!!…次は、こうは行かないぞ!!覚えてろ!!」

Zはそう捨て台詞を吐くと、その場から走り去って行った。

アマゾンδ「ゼェ……ゼェ……」カチャッ……

アマゾンデルタはアマゾンズドライバーを外し、翔の姿に戻った。

ミサキ「……。」

一海「……。」

翔はミサキの元に向かうと、

 

翔「こんな時間に出歩くなよ……」

 

と、文句を言った。

ミサキ「…も、申し訳ありません……」

一海「おい、翔…そこまで言わなくても」

翔「黙れっ!!」

一海の話を遮る翔。

 

翔「こんな時間帯に人通りの少ねぇとこを(わけ)ぇ女が1人で歩いてみろ…不審者に狙われんだろうが。オメェはそんな事も分かんねぇのか?」

 

一海「な、何だと…!?」

翔「時間を稼いだことには感謝する……おい、戻るぞ。」

翔はそう言うと、ドールハウスに向かって歩き出す。

ミサキ「……。」

一海「……。」

ミサキ「…あ、あの……先程は助けてくださり、ありがとうございました……」

ミサキは一海にお礼を言うと、翔の後を追った。

一海「……。」

 

一海(翔……お前、本当に……どうしちまったんだよ……!?)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コツッ…コツッ…コツッ…コツッ…

 

ミサキ「……。」

翔「……。」

特に会話を挟むことなく、2人はドールハウスに戻って行く。

ミサキ「…あの…翔、さん?」

翔「…あ?」

ミサキ「…木場さんたちとは…あまり、仲がよくないみたいですが……」

翔「お前には関係ねぇよ……別に、気にする必要はねぇ……ただの喧嘩だ。」

そこで会話が終わり、気が付けば……もう既にドールハウス前にいた。

翔「シミュレーターは使えるそうだ……」

ミサキ「……そう、ですか……」

翔「…とりあえず、今日はゆっくり休め……」

翔はそう言うと、ドールハウスに入って行った。ミサキもドールハウスに入り、寮に戻って行った。

ミサキ「……。」

 

ミサキ(シミュレーターが使えるのが救いね……でも、それはあくまでも実戦を想定した訓練に過ぎない……いつかは……)




いかがでしたか?今回はここまでです。



購入した商品が届くまで、後少し!楽しみだなぁ…!

あっ……じ、次回もお楽しみに
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