〜プロジェクト東京ドールズ〜『化け物とドールの絆』 作:やさぐれショウ
今回の番外編は、翔とナナミの回ではありません。少し、気分転換のような感じで書きました。
翔は『仮面ライダー』の変身ベルトを購入し、早速遊んでみた。その時……
では、どうぞ
この物語は、サクラがDollsに加入し、翔がDollsに心を開く前の物語……
ある日、とある玩具ショップにて……
翔(うーん…どうしたもんか……)
翔はある物の前で立ち止まり、悩んでいる。彼の目の前には、『仮面ライダーメテオ』に変身するための変身ベルト『DX メテオドライバー』がある。数分悩んだ挙げ句……
翔(…買うか。)
翔は『メテオドライバー』をカートに入れ、レジに進んだ。
翔は自宅マンションに帰ってくると、早速開封する。電池を入れ、電源をオンにし、早速使ってみる。
翔「Mバース、変身認証だ。」
翔はそう言うと、スライドトリガーをエンターレバーの方にスライドさせる。
《メテオ、レディ?》
音声が響き、変身待機音が流れ始める。
翔「変身。」
翔はエンターレバーを下ろす。すると、天球儀が回転した直後に七色に発光し、変身音が流れた。
翔(すげぇ、今度は実際に装着してやってみるか。)
翔はメテオドライバーを装着する。
神様(…。)ニヤッ
パチンッ
翔は再び、スライドトリガーをエンターレバーの方にスライドさせる。
《メテオ、レディ?》
音声が響き、変身待機音が流れ始める。翔は腕を時計回りに大きく回し、変身者の『朔田 流星』の変身ポーズを披露し、
翔「変身!」
右手で、エンターレバーを弾いた。天球儀が回転し、七色に発光する。その時……青いレーザー光線のようなモノが、翔の身体を包んだ。
翔「えっ、えぇぇええええ!?」
困惑する翔。
やがて、光は消え…そこには、満天の星空のように煌めく黒地のラメスーツに、流星の尾を模した袈裟のような青い装甲、更に流れ星のような青い顔をし、マゼンダ色の瞳を輝かせた仮面ライダーが立っていた。
メテオ(翔)「な…なんじゃこりゃぁぁああああああ!!」
なんと翔は……『仮面ライダーメテオ』に変身したのだった。
その後、元の姿に戻ったが……翔は何を思ったのかメテオドライバーを持ち、マンションの屋上に向かった。
屋上につくと、メテオドライバーを装着する。そして…
《メテオ、レディ?》
翔「…変身!」
再び、仮面ライダーメテオに変身した。その後、青い球体に身を包み、空を飛んでどこかへ向かう。
東京駅付近にて……
ピグマリオンが現れ、人々を襲っていた。周りは、逃げ惑う人々や、それらを襲うピグマリオンで溢れている。そこに、1つの青い球体がピグマリオンを攻撃した。逃げ遅れた人達は、その隙に安全な場所へと逃げていった。人々を襲うピグマリオンに攻撃した青い球体は、1度空中に上がり、地上に落ちてきた。やがて、砂埃が晴れ、そこには……『仮面ライダーメテオ』が立っていた。
メテオ「化け物共…お前らの運命(さだめ)は俺が決める!」
メテオに変身した翔は、決め台詞を言うと…戦闘体勢に入る。そこに……何やらバリアのような何かが広がっていく。これは、『テアトル』と呼ばれる“心の檻”である。テアトルが展開されてすぐに、9人の少女達が舞い降りた。彼女達は『Dolls』である。
サクラ「み、皆さん!あれを!」
サクラがメテオを指差す。
シオリ「あれは…」
ミサキ「もしかして…仮面ライダー…?」
ヒヨ「ふおぉーー!“仮面ライダーメテオ”だー!」
アヤ「あの仮面ライダー…メテオって言うのね。」
ナナミ「仮面ライダーメテオとは、『仮面ライダーフォーゼ』に登場する2号ライダーで、星心大輪拳という架空の拳法の使い手です。」
ユキ「そうなんですね。」
ヤマダ「青い球体に身を包んで、空を飛ぶことも可能なライダーっすね。」
レイナ「あのボディ、満天の星空のようね♪とっても美しいわ♪」
Dollsはそう言うと、メテオの近くに移動し、ピグマリオン達の方に向き、武器を構える。
メテオ「!!」
メテオがピグマリオン達目掛けて走り出すと、Dollsも後に続く。彼女達は、それぞれの武器でピグマリオン達を次々と葬っていく。
ヤシャ「グゴォォオオオオ!!」
人間の女のロングヘアーを型どったピグマリオン『ヤシャ』は、メテオと戦う。
メテオ「ホォ~~~~…」
メテオは構える。ヤシャ髪の毛のような触手を伸ばして、メテオに攻撃するが…
メテオ「ッワチョチョチョチョチョチョチョ!!」
メテオの百裂拳によって全て弾かれ、最後は……
メテオ「ホワッチャァァアアアアア!!」
ズドォォオオオオッ!
メテオの右ストレートで、後方に勢いよく吹っ飛ばされた。
ヤシャ「キュゥ~~…」
ヤシャは気絶しており、中々立ち上がれずにいた。すかさずメテオは、『メテオスイッチ』を起動する。
《メテオ、オン、レディ?》
音声が響いた直後、メテオは天球儀を回す。
《メテオ、リミットブレイク》
メテオは助走をつけて空高くジャンプし、
メテオ「うぉぉおおおおおお!!」
必殺キック『メテオストライク』を繰り出した。
ドッゴォォオオオオンッ!
必殺キックはヤシャに命中し、ヤシャは断末魔をあげながら消滅した。Dollsも、ピグマリオンを殲滅し、戦闘は終了した。
メテオ「…。」
メテオは周囲を見渡し、ピグマリオンがいないことを確信すると、青い球体に身を包み、飛び去っていった。Dollsは、メテオを見送った後、ドールハウスへと戻っていった。
数日後……
翔「あ……」汗
翔は新聞を見て、冷や汗をかいた。何故なら……【東京目黒区上空にて、謎の飛行物体出現!!】と、新聞にデカデカと掲載されていたからだ。
これを見た神様は、クスクスと笑っていた。
いかがでしたか?今回はここまでです。
翔が『仮面ライダーメテオ』に変身する回でございました。今後も、翔が別のライダーに変身する回も書いていく予定です。お楽しみに。
ちなみに…『ヤシャ』というピグマリオンは、私のオリジナルピグマリオンです。見た目は女性のロングヘアーのような感じで、2つの目ん玉がついています。
次回こそは、翔とナナミの回を書きます!
では、またね